走れ、あの丘へ向かって

November 23 [Thu], 2017, 10:43
陽が沈むころの気温は氷点下。
晩秋から初冬へと迎えようとしている北海道。
もうすぐ師走。
さすがに単車の姿は消えた。
単車で沖縄から走って北海道へ上陸していたときは青森ー函館か、八戸ー苫小牧のフェリー。あるいは大洗ー苫小牧か新潟ー小樽のロングで乗る場合もあった。
フェリーでの北海道のメインの玄関口は苫小牧。
名古屋までゆく航路もあり、かつて名古屋で乗り換えれば那覇までゆけた。その話は2014年10月の日記に書いた。
苫小牧へ到着するとコースは主に4択となる。
国道36号線にぶつかると左折し国道へ入る。あとはひたすら国道走れば函館へ向かう時計回りルート。
国道36号線を右折して入ると北上し札幌、または旭川や稚内へとゆく北上ルート。
国道235号線に入り海岸線を南下して襟裳岬へ目指す反時計回りルート。
北海道東部へゆく最短コースの国道274号線をゆく峠越えルート。
高速道路もあるが新しく伸ばしているところは追い抜き出来ない片側一車線ばかり。使い勝手は微妙。時間帯と時期によれば国道走ったほうがいい場合もアリ。
ところで不思議なのはなぜいまだ高速道路は伸び続けているのか。
そもそも道路公団民営化した理由は赤字だったはず。しかも道路公団は赤字なのに公団出資100%の子会社は黒字だったという、明らかにおかしい不正の温床だったはず。公団に群がった天下り役人や政治家関連企業が甘い汁を吸った結果の赤字。その問題もいまやいずこへ。
道東方面へゆく単車の多くが目指すであろう場所がある。
開陽台。
330度地平線が見えることを売りにしてる。
根釧台地が一望出来て、知床半島や国後島まで見える。
格子状の防風林がはっきりとわかる。
この格子状防風林を見るといつも思い出す言葉がある。
アイヌの長老をエカシという。そのエカシから聞いたと友人が言った言葉を。
「昔は全部原生林だった」
大規模開拓は戦後からなのでわずか数十年でのこと。
製紙会社が弟子屈町にある原生林を所有している。パルプにする原料のためだったけれども、輸入材の方が安くて原生林は手付かず。結果的に原生林を保護する形になっている。
そんなこともチラリと思いながら、シーズンオフになった開陽台へゆく。
展望台にある売店は10月末で終了。展望台は常時開放している。
現在の二階建て展望台になったのは1995年。
旧展望台はカメハウスと旅人から呼ばれ愛されていた。
その一方で旅人たちが半ば不法占拠のような状態に。
しかし、ここで野営したくなる気持ちはわかる。
見晴らしよく、夜には満天の星空が現れる。
デートで訪れるのもいい。
もうすぐ開陽台で待ち合わせした女性がやってくる……、
というそんな約束はしていなかった。

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