STORY1-5 

2007年01月04日(木) 13時45分
「それより暁、資料はできたのか?今日の総会議のなんだろ?」
「あぁ、ギリギリな。」
そしてわざと目線をそらしていたロナを睨んだ。

暁はいかにも生徒会長…などという雰囲気ではなかった。
右耳にピアスが2個、左は1個。
しかもユキアより色素の薄い(笑)髪は肩に十分かかるくらいだ。
もし自分が夜道で声をかけられたら真っ先に逃げ出すような男だった。

「あの〜暁さん〜?」
ロナがおずおずと声をかけた。
「わ、悪かったと思ってます。。。ごめんなさい…」
「ま、いつもの事だし、後できっちり代償は払ってもらうけどなぁ?」
暁は唇の先を少しあげて笑った。
「ぅえっまじかよ…。」
「当たり前だょーーー。」
「当たり前だろ。」
と、ユキアと曖音からダブル攻撃。

「にしても遅いな。他のやつらと途中で会わなかったのか?」
「んー会わなかったよ?でもまだ総会議まで時間ちょっとあるし♪」
「あー俺は先行っとくわ。あとこれ片付けとけよ、主にロナ!!!」
「おぅ;」
「はいはーい♪」
「また後で。」

TO⇒花音♡
久しぶりに更新してみたww
ちょっとずつでもまた更新してこぉぜ↑↑

STORY1-4 

2006年11月06日(月) 13時26分
生徒会室をあけ、3人の目に映ったのはプリントの散乱された机の上で
眉をよせてねている暁だった。


「・・・汚い」

不快感をあらわにする曖音。

「暁ちゃん眠いのかなー?」

どうも視点がずれているユキア。

「・・にしても、なんでこんなに書類が散らかってるんだよ・・・」

「暁ちゃんロナと違って几帳面なのにね?」

「ユキア、比べたら暁に失礼だろ?」

「そうだね〜(笑)」

「・・・やっべ・・・」


そんな会話が耳に入らないのか、ぼそっとつぶやいたロナの声が2人の耳に入る。


「なに、ロナあんたまたやらかしたの?」

「ロナがやらかさない日なんてユキアしらない〜♪」

「それもそうだな(笑)」

「なんでそこはいつも俺に毒をはくんですかー!?」

「「毒じゃないよ」」

「・・・」

「で?ロナなにしたの?」

「や・・・暁に昨日書類作成するから残れ・・・って言われてたかもなぁ・・・みたいな?」

「みたいな、じゃなくて言ったんだけどなぁ」


「「「暁(ちゃん)!!」」」


「うっせーなぁ・・・こっちは徹夜明けの生徒会長様なんだ、いたわれよ(笑)」

「徹夜明けなの?暁ちゃん!?」

「ホラ見てみろ!僕のオトコマエの顔にクマできてるだろ?」

「「「自分で言うなよ!」」」

STORY1−3 

2006年08月03日(木) 17時28分
さて、さっきからこの3人が口にしている総会議とは一体何か?

それはEET校舎の生徒全員と普通校舎のクラス代表のみが出席を許される、

いわば「近況報告会」みたいなもので、正式名称は

学院総合生徒会議。(長っ

そして生徒会長…すなわち暁(あきら)と

副会長のロナは準備に追われているというわけだ。


3人は校舎に入ると階段を上らずに、渡り廊下を過ぎて別館の3階へと向かった。

そこは生徒会室がある館だった。

「そういやユキア
DクラスとEクラスの授業内容変更のやつもう提出したか?」

「もっち。それなら昨日の放課後裕未(ゆうみ)ちゃんに出したよー」

「(相変わらずやることが早いな…)そうか、ありがとな」

「それにひきかえ…」

曖音(カタカナから変更しましたぁ笑)はチラッとロナの方を見た。

「な、なんだよ。俺だってこーして早く来て…」

「ハイハイ、今月14回聞いた。」

とクールな曖音。

「ユキアは16回ー♪」

本日2回目の毒舌、ユキア。

「…」

いつものことながら今日もたじたじなロナだった。

STORY1 -2 

2006年08月02日(水) 9時21分

「おはよう、ロナ。」


アイネは認めた者にしか心を開かない。

ロナは、アイネがこの学院で初めて認めた者だった。


「今日も相変わらずはえーなアイネは(笑)」


「そっちこそ、今日は学院総会議の準備でも忘れて早くきたんじゃないの?」


「するどいな・・・(笑)」


「ま、ね。」


2人は他の生徒に紛れて2つの大きな校舎の前までやってきた。

そこで大抵の人は左へ進む。

しかしアイネとロナは違った。


左は一般の試験を受けて入学し、一定の成績を保っている生徒の普通校舎。

右へ進んで入れる校舎は特別塔となっていて、

ある程度の優秀な生徒だけが入れるEET校舎だった。


EETとはEXTRA ELEMENT TARANTの略。


アイネはクラスで2位3位を争うくらいの能力の持ち主だった。


しかし、アイネはいつも思うのだ。

(この力が・・・戦争をうむのに・・・)


「お〜い、アイネ?」


「・・・ん?」


「あんま、いろいろかんがえんなよ?」


「(ロナ・・・)あぁ、わかってるさ」


「ま〜今日は総会議だしな♪ちょっとがんばらねーと!」


「はりきりすぎて失敗すんじゃねーぞ」



「でました毒舌!笑」


「「え?」」


ひょっこり後ろから歩いてきたのは色素の薄い髪の色が目立つ背の低い少女、ユキア。


「おはよ、ユキア(笑)

朝からあたしが毒舌なんてとばすわけないっしょ?」

「そうだったっけ?」

「・・・」

悪気のない毒舌をとばすのがユキアなのだ。

STORY1 

2006年08月02日(水) 9時18分
懐かしい匂いがした。

野の花と青臭い草原の匂い。

目の前には、黄色い蝶がヒラヒラと舞っていた。

あたしはソレを手を伸ばしてつかもうとしたけど、どうやっても捕まえられなかった。


逃げてくばっかりで。


走って追いかけたら、いつの間にか辿り着いた所は戦場で。

蝶は、一瞬で灰になってしまって、風とともに消えていった。


そしたら目が覚めた。


朝の日の光に、アイネは慣れていない。

体を起こすのがせいいっぱいで、目をゆっくりを細めながら明けると、そこはいつもの部屋だった。


「夢か・・・」


そうつぶやくと、ベットに腰をかけてから自分の両手を見つめた。

手は何の変哲もなく、ただの白く細い指先と手のひらがあるだけだった。

しかし実際にはその手は何人もの人を殺してきた、血に染まった手。

アイネは着ていた白いTシャツとジャージを脱いでいつもの制服に着替えた。

洗い立ての白いYシャツ腕を通すと、

クローゼットの中から紺色地に白いラインがサイドにはいっているボックススカートを取り出した。

上着を羽織ると何も口にせず、アイネは部屋から出て行った。


「よぉアイネ!」


そう言って肩をバシリと叩いてきた男はロナ。

彼はドイツと日本人のハーフで、正式名はロナルーマン。

ここ、未空(みくう)学院では苗字を名乗ることを許されない。


未空学院・・・すなわち、戦争に参加できる特殊な能力を持った12歳以上の者が入学し、


戦争に役立てられる「エレメント」を作る場所だ。

そしてロナはアイネの1年後に入ってきた17歳の男子生徒だった。

第一弾♪ 

2006年08月01日(火) 23時14分
─時は未来
誰もが自由と輝かしい文明を望んでいた
栄えてゆく都市、豊かになる生活。
しかし、その中に「幸せ」という大切なものがかけていた─

恵まれた環境の裏には、弱い人々の死があった
それを知らされず生きる勝戦国・・・
憎しみと悲しみの中で生きる敗戦国・・・
そんな対立する2つの間に1人の少女が生きていた
彼女は、勝戦国の父と敗戦国の母をもち、
少女は2人からたくさんの愛情を受けて、あの日まで、生きていた
しかし、今の彼女にあの時の面影はない・・・
一部の人間がおこした、戦争、という名の恐ろしいもののせいで―。

2007年01月
« 前の月  |  次の月 »
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31
最新コメント
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:kanonryo6
読者になる
Yapme!一覧
読者になる