第26回 ゼロから何をするか? 

2013年01月09日(水) 23時49分
学校の国語の授業で…

「今から作文を書いてください。すべて自由です。作文の内容で評価します。」

と、言われたらどうしますか?昨日の出来事でも書きますか?自分の夢でも書きますか?

その前に、テーマとか、大体の枚数とか、期限とか、何を評価するのか、ちょっと確認したくありませんか?


同様に、ある日突然、この会社を良くしてくれ!と言われたとします。さて、どうすれば良いでしょうか?

良くするってなんでしょうか?
いつまでに良くなればいいのでしょうか?
 


 コンサルの仕事は毎日こんな感じだと思います。なんとなく、課題があります。なんとなく、良くないことがあります。そんなところから、じゃぁ、いつくらいまでに解決が必要か?この課題の解決=ゴールはこの辺だろうか?そのゴールのためにやるべきこと、調べることはこれ。ということは、さらにこの課題があって、こっちはいついつまでにやって…、と徐々にストーリーらしきものが見えてきます。パズルのように、仮説、課題設定、ゴール、TODOが決まってくるのです。

 で、それを、ラフイメージにまとめて、上司やお客様とディスカッションし、それを何度か繰り返すことで、ゴールや課題が固まってきます。そして、それを実現すれば、達成となります。

 いかがでしょうか?

 大学受験までは、目の前にある問題を解くだけでした。ともすれば、会社に入っても、上司から課題を与えられて、それをこなすだけで済む場合もあるかもしれません。目の前の課題を効率よくこなすタイプの方もいると思います。

 コンサルタントは、課題を見つけたり、何をすればお客様が満足するか?を常に考え続けて、生み出さなければなりません。みんな、紙に殴り書きをしたり、ホワイトボードにラフを書いたり、とにかく手を動かして考えています。

 前にも書きましたが、大学の先輩に言われたことで、「大学は教えてもらう場ではなくて、課題を見つけて、それをどう解決するかを考えて達成するところだ」、と。

 研究室に入れば、高度で最先端の研究ができると思っていましたが、ひよこみたいに口を開けて待っていても何も出てこないんです。いわんや、ビジネスの世界をや。

 私は、ゼロからイチを生み出すのと、イチをいかに早く100にするかを考えるとしたら、断然後者が得意です。でも、会社に頼らないで、自分で食べていける強みを身につけるためにも、苦手なゼロから考えることを、繰り返しコンサルの世界でやっていきたいと思います。

 ベンチャーを立ち上げる人たちも、ゼロからイチを作っているのだと思います。

第25回 結局、コンサルタントになって何がしたいのか? 

2013年01月08日(火) 23時53分
 25回目です。第一回目で、いきなりコンサルって本当に金になるか?、から話をして、間を空けて、25回目にして、結局、なりたいのはコンサルなのか?それとも、それ以外なのか?という問いです。違う質問をすると、コンサルタントになって、どうしたいのか?、何を実現したいのか?、それは、コンサルタントでなければダメなのか?

 さて、この質問、新卒の学生の方は、比較的時間がある中で、じっくり考える必要があると思います。一方、転職によってコンサルを目指す方は、現在おかれている状況の中で、常に問題意識を持って、目指すべき方向を考える必要があります。

 正直なことを申し上げると、実は、私は依然悩んでいます。35歳になったらどうなるんだろう。40歳だったら、パートナーを窺うレベルなのか、それとも、ドロップアウトするかどうかの決断を迫られているのか、あるいは、本当に自分がやりたかったこと、やるべきこと、天命みたいなものを授かって、そこに向かって進んでいるのか…。答えもなく迷っています。そして、今現在目の前にやるべきことがたくさんありまして、今はとにかくそれをこなそうと思って、必死にやっています。

 これだ!と思えるものを早い段階で見つけられた方は、強いし、成長も早いです。

 このブログでも何度か書いてまいりましたが、結局、これだ!っというものを見つけられるまで、何度も自問自答するしかありません。

 その自問自答こそが、面接でそっくりそのまま聞かれることになります。正直に素直に、答えてみてください。水が好きなところに流れていくように、なぜコンサルなのか?から、素直に自分の心に聞いてみましょう。


 でも、あなた(筆者)は迷っているのに、よくコンサルになれましたね?

 はい。

 私の場合は、経営コンサルのプロになる、これで食べていけるようになりたい、と答えただけで、その結果として10年後、コンサルなのか、経営者なのか、なんなのかはこれから考えたいと正直に答えました。

 で、その答えが見つかるまでは、貪欲に学習し、成果を出し、会社に貢献することが、第一歩と答えました。


 そういえば、昨年末、内定しましたと言う方と、くだけた場でちょろっと話をしました。

 試しに、何をしたいんですか?と聞いてみました。

 そしたら、結局、何がしたいのかあまりよく分かりませんでした。壮大なのか細かすぎたのかもイマイチピンと来なかったのですが、ただ、教科書みたいな語り口で、丁寧にやりたい理由をそらんじていたので、大したものだと思いました。とても努力されていると感じました。

 私のように、何も考えず、何も準備せず、形式ばった就活本も一切読まず、そのくせ、個性重視と言う言葉に盲従し、その意味を正しく理解もせず、これが個性だと、好き勝手なことを面接で話していました。

 それで、後から、もっとちゃんとやっとけば・・・とはならないように、とにかく、良く考えてみて下さい。

 ということで、次回からは、コンサルって実際どんなことやってるの?の話を少しづつしていこうと思います。

 第一章完みたいな感じです。

プロジェクトを終えて 

2013年01月06日(日) 18時00分
 来週再開すると宣言して年を越してしまいました。あけましておめでとうございます。

 さて、ちょっとここで、横道なんですが、ブログを休止してから、かなり仕事が大変でした。いろんなことがあり、いろんな経験をさせてもらいました。そして、プロジェクトを一サイクル回すことができました。で、この24回まで、就職・転職の心得みたいなところを中心に議論を展開していましたが、これからは、コンサルタントは結局何やってんの?という話にシフトしようかと思います。

 というのも、いまいち、コンサルタントがやっていることっていうのが中々見えてこないわけです。コンサルタントの本もいくつか出ていますが、それでも、ピンと来ないことが多いようです。

 ここでの、投稿が何かの役に立てばありがたいです。

 ちなみに、本日から、メールによる意見募集もいたしますので、お気軽に投稿願います。就活・転職などなど、についてご意見いただければ回答をできる範囲でしたいと思います。一緒に考えて見たいと思います。

 da35472[アット・マーク]pf6.so-net.ne.jp

再開します 

2012年12月07日(金) 20時52分
 来週ぐらいから再開します。

 コンサルタントになってから、2個目のプロジェクトが終わりました。ちょうど、今月から2014年の就職活動も始まっていて、リクルートスーツの学生が出入りしているようです。

 そんなわけで、一段落ということで、来週から再開したいと思います。

小休止 

2012年09月11日(火) 22時49分
えー24回まで更新して参りましたが、プロジェクトが忙しくなってきました。10時帰宅当たり前です。今日は早いほうです。なので、ちょっと休止です。情報をためてまた発信して参ります。

第24回 なぜなぜを鍛える方法 

2012年09月03日(月) 0時40分
 今日は、休暇でデパートに行っていました。その時、横にいた女子高生かそのちょっと上くらいの女の子達が、ショーウインドーのケーキを見て、これやばくない?まじやばい!やばいよねー、やばいやばい、と言っていました。

 ここで、思うことです。やばいって言葉の使い方も意味不明です。やばい以外になんか言えないのか!と突っ込みたくなりますよね。バカだなーって笑い話になるかと思います。

 ですが、実は、笑えないんです。なぜなら、自分達も同じレベルの可能性があるからです。

 まずは、彼女達は何ができていないかを分析してみましょう。

 彼女達は、(1)自分が感じたこと、心や脳に受けた刺激について、なぜ、そういう刺激を受けているのか理解できていない、(2)受けた刺激を説明する能力が無い、の2点です。

 (1)は、ヤバイ!→何がヤバイ?、ケーキがおいしそうだからヤバイ、見た目がきれいだからヤバイ→なぜ、おいしそうなのか?、実はケーキに乗っているイチゴが大好物だった→なぜ、イチゴがすきなのか?、子供のころに食べたときの甘い味のイチゴの感動が忘れられない→なぜか?バナナじゃだめなのか?、イチゴの味と甘さが好き!→なるほど、あなたはイチゴが大好きなので、ショーウインドーのイチゴが乗ったケーキに惹かれ、そして、ヤバイ!と思ったわけですね。

 ・・・・と、こんな流れになります。

 (2)は(1)でやったような深堀をした結果、自分の何がどうなって、これがヤバイのかを説明できないと言うことです。説明する言葉も思い浮かばないし、それを構造化することもできない、ということです。

 結局、女子高生たちは、しゃべる訓練ができていないので、すべてヤバイ!で話を進めてしまうわけです。聞いている友達も、一体何がやばいのか分かりませんが、とりあえず、ヤバイ!と一緒に言っているだけです。

 さて、ここまできて、また、志望動機の話です。なぜ、この会社を志望するのでしょうか?なぜ、その業界なのでしょうか?

 さすがに、ヤバイから、まじぱねぇから、この会社好きなんで、などとは答えないと思いますが、御社の〜〜が魅力的です、などとちょっと言葉をまともにしただけで、言っているレベルは変わっていないかも知れません。

 では、最後に、なぜなぜを鍛える方法は、(1)に示したことをひたすらやることです。普段、食事をしていて、おいしい!と思ったら、なぜそれがおいしいのでしょうか?、面白い映画、なぜ面白いのでしょうか?身近なところでふとおもったことについて、常に、なんで?と考えて見ましょう。

 二人や三人で食事したり、映画を見たりしたら、議論もできます。なぜ、いいのか?なぜ悪いのか?聞いたり、答えたりしましょう。自分は何が好きで、何が好みじゃなくてということが、段々分かってくるはずです。

 そして、自分がどんな会社に行きたくて、あるいは行きたい会社で何がしたくて、ということが見えてくるはずです。

第23回 ディスカッション初日! 

2012年08月30日(木) 23時12分
 今日は、お客様とのディスカッションでした。これから、2ヶ月ほどディスカッションを断続的に進めていきます。今日が、本格的なディスカッションの初日とも言える日でした。

 それで、出来はと言うと60点です。ギリギリなんとか、最後まで持っていくことができました。

 ですが、想定していたストーリーから大きく逸れ、新たなタスクが発生しました。

 さらに、お客様からの期待に対して、答えられていない点がややありました。そのため、納得感や信頼感に少々の疑問符がつきました。お客様の気持ちは、コンサルさんは一生懸命調べてまとめてくれたけど、なんとなく分かりづらいところもあるし、答えありきで進んでいるところがあるから、なんだか納得できないなぁ、っと言ったところです。

 そんなわけで、これから、軌道修正や、理解されていない重要なポイントを再度説明するなど、丁寧な対応が必要だと思います。明日も、その作戦会議となります。

 さて、今回のディスカッションで、やっぱりと思った教訓があります。

 それは、人が納得するには、言い方で変わる、と言うことです。それは下記です。

 1.定量的な話でしか納得しない人
 2.定性的な話で納得する人
 3.情熱がないと納得しない人

 1は簡単です。1000円かかるところ、900円です。他は950円ですなどと言えば、安いねと感じたり、なっとくかんが得られます。私も、理系だし、前の会社は数字で語れ!と言うような会社だったので、これがすべてです。基本的には、多くの人がこれで納得します。数字を作る側も簡単です。 定量的に話すと言うのは一番簡単であり、客観的で、具体的です。

 2はどうでしょうか。コンサルでは○○感と言う言葉を多用します。それっぽい感じ、方向性は大体あっているなど、もやっとするとか、ふわっと決めるとかも良く使います。お客様に対しても、「大体こんなイメージ、こんな規模感、レベル感で話をしています。今日は、方向性を決めます」というような話し方になります。ちなみに、なぜ、こんな軽い感じなのかというと、1に入りだすと、時間も人も話のネタもたりなくなって、進まなくなるからです。全体的な、粗いイメージで素早く先のことを考えていかなければなりません。そんなわけで、素早く結論を出すため、方向を決めるため、といった前置きをして話す定性的な話は、それだけで納得感が出ます。

 3は、かなり言い方で変わる、ということです。よくある話があります。ある案件、難しいと思ったとします。できるかわかりませんが、やれるための方法を考えてみます。と答えるのと、ちょっと厳しいですね、と答えるのでは、天と地ほどの差があります。こういった意気込みを求められているお客様もいます。このようなお客様は、いったんへそを曲げるとやっかいです。どんなに、定量的に数値を示しても、定性的に全体的な説明をしても、あいつはダメだ!で納得しません。

 逆に、いくら定量的に話しても、数字ばっかりで分からん、というお客様もいれば、ごちゃごちゃ前口上はいいから、結局、いくらがいくらになったの?○か×なのか?などと、定量的な話しか聞かないお客様、いろんなお客様がいます。

 こういったお客様の特性を把握しつつ、何度もディスカッションをしていくうちに、信頼が醸成されていくと思います。慣れてくれば、ツーカーで話せるでしょう。

 そうなってくると、最初の印象でかなり影響を受ける、というのは本当です。あいつはダメだ!と最初に思われると、それを覆すのはかなり難しいです。信頼できそう、と最初にイメージを持ってもらえれば、その後のディスカッションで、それぞれのお客様の考え方や納得するポイントが分かってきて、軌道修正していくことができます。そして、なんとか、お客様とツーカーまでたどり着けます。

第22回 仮説思考? 

2012年08月28日(火) 22時28分
 コンサルタントの世界では、仮説思考が必須スキルとなっています。

 では、仮説思考とはなんでしょうか。仮説思考は、誰もが普段から日常的に使っている作業です。今日は雨が降りそうだとか、今日はイベントがあるから電車が込みそうだ、渋滞しそうだとかなどなど、枚挙に暇がありません。

 しかしながら、仕事となると、どうでしょうか?おそらくこうだろう、と思って仕事を進めているとは思います。ですが、例えば、前の製造業の会社では、そういう仮説をなんら検証しないまま、上司に話してみると、なんだ、思いつきで言っているのか!と一蹴されてしまいます。ですので、現場を調べに行ったり、ネットを漁ったりと、一日調べて、やっぱりこれこれこうだと思います!と、報告すると、ふーん、ごくろーさん、で闇に消えることがしばしばありました。こんな繰り返しでは、何か、あれ、こうなんじゃない?と思ったせっかくのアイデア、気づきがなんら検証されないまま、下手をしたら無駄に時間を消費して、消えてしまうわけです。そして、みんな、意見を言わなくなってしまうわけです。

 では、コンサルタントはどうでしょうか。ひらめきに対して、全体のレベル感、網羅性などをさっと考えます。そして、それらを、周りの方たち、役職の近い方からマネージャーまで、幅広く意見を求めると、快く議論に乗ってくれます。その見通しは甘いかな、とか、レベル感が一段低いかな、つまり、細かいとか、そんな議論を進めます。

 そうするうちに、この思いつきやひらめきは、いつしか、仮説思考にレベルアップしていきます。徐々に精度が上がっていきます。そして、無駄な調査、現場でのヒアリングなどせずとももっともらしい答えに近づいていきます。もちろん、闇に葬られるはずがなく、採用されなかったとしても、網羅性を持たす一つの可能性として残っていくわけです。また、状況が変われば、その案が日の目を見ることも当然あります。

 出来上がった仮説思考を元に、前に話を出した先輩はさらさら〜っとホワイトボードに資料の構成を書き出していくわけです。みんな仮説思考で一旦、おもいつきで最後の答えまで見通してしまいます。

 これも、訓練ですね。経験と議論で精度が上がっていきます。

 私自身、仮説思考に懐疑的でした。ただの思いつきじゃんって。ですが、考え方をちょっと下記の本で学びました。まず、思いついたとき、それに対して、全体でのレベル感をチェックし、網羅性を考えてみます。そうして、構造化して形にしたら、割といい答えか、的外れか、ぐらいは区別できるようになりました。人に話すときも、この考えをそのまま持っていけば、レベル感がずれているとか、網羅精を出すための切り口が違うとか、そんな指摘が得られるわけです。それを、何度か繰り返すと、アラ不思議、この時点で一番もっともらしい答えが浮かび上がってきます。

 就活のグループディスカッションでも使えるかと思います。お題が出たら、まず、結論まで仮説思考でさっと決めてしまいます。で、じゃぁ、そういう話のストーリーとなるようにあとは中身のフェルミ推定とか前提条件とか決めましょうとかと行けば、早いと思います。周りの人が納得するか分かりませんが。


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第21回 コンサルタントとしてのステップアップ(スキル編) 

2012年08月27日(月) 22時02分
 今日は、お客様の主力工場がある地方某市に伺いました。そして、50人以上の工場長〜課長クラスを相手に、今後のプロジェクトの進め方を説明する日でした。

 ですが、マネージャーが体を壊してダウン。かといって、延期するわけにも行きません。投げたボールは落ちるしかありません。ということで、腹をくくりました。

 今までマネージャーが、様々な点において、フォローをしていてくれたので我々も安心していられたのですが、今日はいないし、しかも、かなり大きなプレゼンということで、それなりに心構えが必要でした。

 確かに、いつまでもおんぶに抱っこでは成長できません。自分がすべてのプロジェクトの責任を持つ!という気概でやっていかなければ成長しませんし、自分のレベルアップは見込めません。近い将来、マネージャーとなって、後進のフォローをする側に回るわけですから。

 そんなわけで、先輩とも協力し、無事終了しました。お客様も想定よりもかなり大人しかったので、作業はスムーズでした。かなりの大舞台でしたが、自分の担当部分も卒がなく話すことができました。

 さて、ここで、こんな式をふと考えました。

 資料作り<プレゼン<質疑応答

 私の中で、思う難しさ順です。資料作りが簡単で、質疑応答が一番難しいです。なぜ難しいかと言うと、時間で考えれば分かりやすいかと思います。 資料作りは、いくらでも時間をかけて完成度を高めることができます。プレゼンも準備はできますが、プレゼンと言う行為自体は、瞬間芸で、その場その場での判断が必要なりますし、言いたいことを飛ばしたり、余計なことを言ってしまったり、難しいところがあります。最も難しいのは質疑応答です。相手の言ったことを理解して、それに対して、これまで積み重ねてきた引き出しから、的確な答えを出し、そして、矛盾なく、一貫性を持たせます。さらに、論理的に筋も通っている、ということを、一瞬で出さなければなりません。

 質疑応答で、全体的に一貫性があり、そして、納得感を出せるコンサルタントはかなりスキルが高いと言えます。

 そして、いつもこう思います。スキルの高いコンサルタントが、話していると、うんうん、そうそう、俺もそう思う、と心の中で思います。ですが、いざ、はい、あなたはどう思う?と聞かれると、うっと詰まってしまうことがあります。で、結局他の人が答えると、やっぱり、うんうん、そうそうと横で聞いていて思います。理解したようで理解していないとはまさにこのことで、自分の中にインプットしたものをうまくアウトプットできて一人前だと思います。そして、そのアウトプットが最も簡単なのは資料作りで、最も難しいのは質疑応答です。

 で、ここまできて、思います。就活の面接もそうですね。エントリーシートは時間さえかければいいものができてきます。ですが、面接で自己紹介して、志望動機を話して、そして、最後は丁々発止の質疑応答と、その順序でスキルを試されているわけです。

 では、質疑応答力を身につけるには?

 数をこなすしかありません。あるテーマについて考えながら話し続けていくと、その考え方が身についてくるということが実感できます。

 すると、余計なことは言わずに、肝心なところは的を絞ってしゃべられるようになります。みなさん練習しましょう!

第20回 コンサルタントはスピードが命 

2012年08月23日(木) 21時46分
 さて、ついに20回目です。そろそろネタも尽きてきましたが、もう少し書いていこうと思います。

 今日の話は、スピードです。Quickly!Fast!Early!などと言います。ここでは全部の意味をこめて「早い」と書かせていただきます。

 正直言うと、入社当時、そんなに早く出来るか!ということと、質はどうなの?という二つの疑問、不満がありました。

 一つ目ですが、みんな早いです。できています。なので、負けられないですよね。まずは、エクセル、パワポ作りから、もちろんショートカットなんかも比較的覚えている方でしたが、量を増やしました。

 そして、中身も早いです。最初の先輩はホワイトボードにさーっと書いていきます。変だったり、つながりが悪いと、さっと消して、また、さーっと書いていきます。そして、それらしいものができてきます。あとは、それをパワポにするだけです。

 あるいは、パワポにする前に、○○さ〜ん、ちょっとすいません、おしえて下さい、などと声をかけて、ホワイトボードを前に、議論を吹っかけます。もうちょっと偉い人だと、どうですか?と聞いて、その場でOKをもらってしまいます。

 で、もう資料が完成してしまうわけです。ものの1〜2時間。


 二つ目も、質は最初は低くて問題なし、です。先ほどの先輩は、ホワイトボードにかなり粗く、ストーリーをおいていきます。で、先ほど話したように、いろんな人に議論を吹っかけて、肉付けして、骨組みをちょっと変えて、で、アラ不思議、なんとなく形になっているわけです。一日、うーんと考えるより、さら〜っと30点の資料を書いて、みんなにもんでもらって、形にして、夕方には報告といったペースです。

 本当に早いです。私はついていけるか心配でした。今もまだ難しいかなと思っています。


 お客様にとっては、時間と人さえあればできるはずと思っていること、考えることをお金を払ってお願いしているわけです。なので、ちんたらちんたら、やられたらたまったもんじゃないです。なぜなら、コンサルタントに対してとんでもない額の代金を支払っているわけですから。驚くような早さ、もうできちゃったの?というような資料が、毎日ポンポン出てくるくらいが、当たり前です。

 で、お客様としても、早くに資料が出てくれば、これ違うなぁとか、こうしてくれとか、じゃぁこれも、とどんどん前に進むわけです。

 そして、当然ながら、競争に勝つための施策を考え、実施していくのです。

 そもそもコンサルタント会社も、競争に勝つために、スピードの勝負と、もう一つはナレッジの豊富さで勝負します。ナレッジについてはまた別の話と言うことで。
P R
プロフィール
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2006年:国立大学院(理系)を卒業
同年   :某建設機械メーカに就職
2011年:結婚
2012年:コンサルタント会社
      A社に転職
■イメージソング■
    「ARIA」オリジナルサウンドトラック
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 最近気づいたのですが、アフィリエイトを作って、自分で買っても、数%キャッシュバックがあります。本当にごくわずかですが。
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