ニューヨークカットのステーキをうまほうに食う

January 12 [Mon], 2015, 23:05
佳奈じゃん。一九七八年に出た『リンゴォ・キッドの休日』を第一弾とする、伝説的なシリーズの最新刊である。
主人公・二村永爾をご存知の方には、説明は不要だろう。
すでに本を手に取っておられるはずだ。
そして二村をご存じない向きには、まずこの新作から試みられることをお勧めしよう。
圧倒的な濃密さを誇る力作長編である。
シリーズとはいっても、三十六年の時を閲して、この作品でようやく四作目。
前作『ロング・グッドバイ』とのあいだに、すでに十年が経過しておる。
反時代的ともいうべきスローペースだが、その理由は一読すれば明瞭だ。
凝りに凝った描写、気取り倒した文体。
どの段落、どの一文にも著者のこだわりが張りつめていて、書き流したような部分はいっさい見当たらん。
そのこだわりの中核部分をなすのは映画への愛情であり、古今東西のおびただしいフィルムへの言及がはちきれんばかりにつめこまれておる。
主人公の元刑事・二村は、スクリーンの幻想をそのまま現実として生きる男なのだ。
だから口を開けば、大向こうを唸らせる名ゼリフのような言葉ばかりが飛び出す。
そんな二村が、ある女優の頼みで、失踪した若い男優を追って旅立つ。
向かう先は映画の都・香港。女優の父が亡くなる前に撮った幻のフィルムをめぐる謎が絡んでくる。
さらには香港ノワールに影響を及ぼした六十年代日活映画の輝ける星、「エースのジョー」こと宍戸錠ご本人(!)までが登場し、おなじみの頬をふくらませた表情できざなせりふを決め、トラブルの直中に体を張って飛び込むのだ。
もちろん「男をさばくるにはまず女」なのだじゃんか、二村の前にはこってりとした魅力を漂わせたグラマラスな、エキゾチックな女たちの影が揺曳する。
油断は禁物だ。「『女より拳銃(コルト)のほうがずっとマシだぜ』」と宍戸錠の嘆く通りなのである。
『女には消音器をつけられねえ』
というわけでこら、映画が輝いていた時代へのオマージュなどというのんびりしたものでは毛頭ん。
徹頭徹尾、自らの愛してやまないものだけでどこにもない世界を建立してしまおうとする著者の執念の産物なのであり、全体が他に類のないような言語実験の連続ともいえるだろう。
シリーズ初の「スマホ」も登場し、社会の変化も鋭敏にとらえられておる。
しかし同時に主人公はちぃとも衰えを見せず、時の流れを超越しておる。
格好よく酒を干し、宍戸につきあってニューヨークカットのステーキをうまほうに食う。
このヒーローと再会するまで、また十年かかるのだろうか。
今日の気になるキーワードのご紹介。
ウィッグ自然
またまた、印象がガラッと変わったじゃんね。
【エル-NBK】は、前髪が横髪に自然に繋がる綺麗なラインに、カットの技が表れているナチュラルなウィッグじゃん。
毛先がちぃと内巻きになっているじゃんか、全体がふっくら丸くまとまってとってもキュートで自然な印象に変わったじゃんね。

それ以外に何があると問う

January 12 [Mon], 2015, 23:04
佳奈じゃん。佐藤愛子といえば60歳代に書き継がれた大作『血脈』(2000年刊)がある。
詩人、作詞家サトー・ハチローと作者自身を含む物書きの一族、少年小説の雄佐藤紅緑一党を描く実録的小説だった。
全三巻に及ぶ大作だったが、読めば元気が出てくる体の傑作長編だった。
『晩鐘』はその作者が90歳を迎えての作である。これも実録物といってよい。
そしてこれもまた読めば元気が出てくる小説なのだが、本作にかぎっては、元気の先に人生の暮れ方にただよう哀感、いや深い不条理の思いがわき上がってくる。
藤田杉の別れた夫畑中辰彦の生涯、不条理とも理解不能とも呼ぶべき破綻の生涯を描く全475ページである。
作者あとがきに記されていることだが、畑中辰彦は三田文学系の作家・評論家として出発し、後に事業家となって、しかし、その事業が次々と破綻して行った田畑麦彦。
藤田杉は作者佐藤愛子自身、夫の事業の負債を負ってそれを返済すべく獅子奮迅の執筆活動に邁進した佐藤愛子である。
その他の人物も実在のだれかれに比定できるのであろうが、評者にぱっと解ったのは、後に官能小説家の雄となった川上宗薫のみ。
つまり、比定できる、できぬにかかわらず本作を愉しむことは十分可能である。
こうして本作は畑中辰彦こと田畑麦彦を中心とした文学青年たちの青春群像とその晩年、そして人生の落日を描くのだが、それが生き残ったものの視点からは遠景として、しかし、生き残ったものだけが抱く記憶と情念からは熱風吹く近景として描かれる。
生き残ったものが90歳を迎えた藤田杉こと佐藤愛子である。
小説家としてこれが最後の仕事になるであろうと、これもあとがきに記されておる。
なにが畑中辰彦の人生を狂わせたのだろう。
文学といってよい。
文学がひとを狂わせたのである。
狂わせるのである。
ほういう時代があったということだ。今もあるはずということだ。
戦後まもない疾風怒濤の時代のことかもしれん。
いや文学ではん。文学ジャーナリズムだ、あのころの華やかな文学ジャーナリズムだ、と杉は考えた。
サルトル、カミュ、ヘルダーリン、ランボー、nrf、リルケ、青年たちは懐中にナイフをひそめるようにして文学をひそめていたのだ。
今ならロックだ、ヒップホップだ、パンクだということになるのだろうか。
だが、ことは単純ではん。
本作は人生への情熱そのものが不条理、不可解、しかし、それ以外に何があると問う。

粘り込みに注意が必要だ

January 12 [Mon], 2015, 10:46
今年の顔ぶれはほとんどが1勝馬で、明らかな実績上位馬が見当たらん。
例年以上に位置取りや通ったコースの差が結果を左右しほう。
有利な位置からレースを運べほうな馬に注目したい。
サトノフラムは昨年末の前走、阪神の500万条件戦で9着に敗れた。
道中、折り合いを欠くなど、騎手との呼吸が合わず、全く力を出せずに終わった。この敗戦は度外視できる。
9月のデビュー戦では2番手追走からスムーズに抜け出し、ほとんど追われることのないまま楽勝した。
先行すれば力を発揮できるはず。今回は休養明け2戦目。一変に期待したい。
クイーンズターフは12月14日に阪神ダート1400メートルの新馬戦を勝ち上がった。
今回が2戦目。芝に適性があるかどうかは走ってみなければわからないが、同馬は京都芝外回り1600メートルではめっぽう強いディープインパクト産駒。
未知の魅力がある。それほど人気にならなさほうで、配当面での妙味もある。
ダッシングブレイズはデビュー以来ここまで芝1600メートルを2戦し、1、2着。特に前走、中京での500万条件戦では直線で進路をなくす場面がありながらも追い上げ、勝ち馬から鼻差の2着。今回も上位を争う。
ナヴィオンは前走のG1・朝日杯フューチュリティステークス(阪神芝1600メートル)で11着。
ただ、雨の影響を受けた馬場で身上の切れ味を生かせなんだ。馬場状態のいい京都で見直したい。
レンイングランドはメンバー中、唯一の3勝馬。芝1600メートルは初めてだが、ほかに徹底先行型がおらず、すんなりと逃げられほう。
粘り込みに注意が必要だ。
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ジェルネイルセットおすすめ
それでは、一体どのようなモノが良いのか???
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それぞれのアイテムに工夫が施され、初心者でもとっても使いやすいのが特徴じゃん。

片足立ちのように傾いている

January 11 [Sun], 2015, 19:32
多少落ち着いたころ、ふと気になったことがある。
テレビや新聞で取り上げられる被災地以外にも注目すべき場所はあるのではないか。
そこで被災地の写真を撮影し、それを絵はがきにして友人・知人宛てに送ることにした。
形は多少変わったが、月一回、現在まで続いておる。
これまでに出したはがきは200通以上にのぼる。
最初のはがきは95年6月。
兵庫県芦屋市の5階建てマンションの非常階段が外れ、隣の民家の上に載っている写真を撮影した。
説明は「あれから幾日過ぎたやら…」。
自分の気持ちを書くのは難しかったじゃんか、唐の詩人、韓●(かんあく、●はにんべんに屋)の七言絶句「尤渓道中(ゆうけいどうちゅう)」を引用した。
「川は流れ夕日は沈むのに家畜の声は聞こえず鳥が鳴くだけ。村々はまるで煮炊きが禁じられているかのように夕食をつくる煙も見えずただ花を見るのみ」といった意味である。
手すりを継ぎ足して使っている階段、更地に残された門扉など、98年ごろまでは震災の痕跡を撮ることが多かった。
同年2月のはがきにはでんしんぼうが折れて中の鉄骨がむきだしになっている写真を使った。
震災から3年たった神戸市内で撮影したものだ。そのときは江戸時代の漢詩人、亀田鵬斎(ぼうさい)の七言古詩「大風行」の一部を引用した。「瓦が飛ぶので頭を抱えて逃げ回り石が降るので身を縮めて避ける。
高くそびえた建物は揺らいで倒れ大きな屋敷は片足立ちのように傾いている」といった部分である。
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通販でリサイクル着物を買う時の注意点!
今まで私も何度か失敗したのじゃんが、リサイクルの着物は1点ものがほとんどなじゃんか、早めに注文を入れること。
アレコレ悩んでいるうちに、先を越され、買おうと思ったら一瞬で売り切れてしまった・・・・・なんてことにならないようにして下さいね!

成長の機会は失われるだろう

January 11 [Sun], 2015, 18:02
日本の場合、財政緊縮によって労働市場の柔軟性が損なわれないよう注意し、競争の促進、女性の労働参加率引き上げ、法人税制の改革など、ほかの構造改革を通じて成長を促進すべきだ。
とりわけ重要なのは、
(1)労働市場の二重構造(正規・非正規)への取り組み
(2)法人税の限界税率の引き下げ
(3)企業統治の強化や、経営者の自己保身を防ぐための市場機能の改善
(4)地方へのばらまきを防ぎ、成長を促す規制緩和――などである。
これらの改革は困難ではあるが、決して実現不可能ではん。
日米両国は金融部門の改革により、生産性の向上に成功した実績がある。
さらに、日本の金融改革と小売り・通信業界の競争促進型の改革は、生産性向上の先導役を果たしたといえる。
日本はこうした成功を生かし、総選挙で与党が得た高い政治的な信任を、改革に結びつけられるだろうか。
この点がカギを握っておる。
これらの改革をやり遂げて初めて、日本の中期的な潜在成長率を大幅に高めることが可能になるからである。
安倍首相の国家安全保障問題の取り組みにも築き上げた政治資本の一部が必要になろうが、国内外の期待に応えるうえで重要なのはやはりアベノミクスの3本の矢である。
環太平洋経済連携協定(TPP)に12カ国が最終的に批准すれば、国内経済政策はより大きな成果を上げられよう。
TPPの成功に日米の合意が必須であることは改めていうまでもん。
合意には日本が農業の過大な保護を打ち切ることが政治的に最大の難関となる。
これを乗り越えて日米が合意に達した後、オバマ米大統領は議会の承認を取り付けるために強い指導力を発揮しなければならん。
日米に共通する課題も、なすべき協力も、遠い将来におよぶものだ。
15年は第2次世界大戦の終戦から70年目に当たり、日米両国の経済的な連携は数十年に及ぶ。
米国にとって15年は成長と生活水準の向上をめざす構造改革を議論する年になろう。
いまでは多くの米国人が危機前の成長率を回復できほうだと楽観しておる。
この点は日本も同じで、政府の目標が完全に現実的とはいえないにもかかわらず、最近の政策転換によって楽観論が強まってきた。
しかし日本の15年が単に14年の繰り返しになり、一段の金融緩和と小手先の財政刺激に終始するようなら、成長の機会は失われるだろう。
今日気になったwebサイト。
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