身代わり伯爵10 

October 12 [Mon], 2009, 23:44
ビーズ文庫「身代わり伯爵シリーズ」第2巻「身代わり伯爵の告白」のレビューです。
感想にはストーリーなどネタバレ含みます。注意。


発売されてすぐにゲット
このシリーズ、1年に3冊くらいのペースで発刊されていてうれしい♪
前巻が、短編で、本編は半年ぶり??
で、前がとってもいい雰囲気だっただけに、今回かなり期待は高かったのですが
読んだ感想ははっきりいって期待はずれ。。。。。。

というか、おいしい面白いところは次回にお預けされた感があります。
物語りも架橋に入り、ここが一番のねばりどころなんでしょうが、
見せ場もなく、盛り上がりもなく、あまりにも話が進まないので読んでいるのが苦痛・・・。
いつもよりも若干時間がかかってしまいました。
そんな自分にも残念(-_-;)

一番面白かったのが、巻の冒頭でリヒャルトにキレまくってるミレーユのお父さん。
ミレーユのことを完全に男だと思って苦悩の日々を送るジャックも面白いけど
あんだけしつこいと最後の方はなんかさすがに飽きてきて(^_^;)
副長のクールなイゼルスにひそかに期待していたんだけど、それも
普通な反応で面白みはなく・・・・・・・

まぁ、言ってしまえば、だいたいが、主役二人の
いちゃいちゃ度が足りないのが不満!!!
なんですけどね。
気持ちはここ一番、二人とも想いが高まってるのにずっと離れ離れで
おなじみのこっちが恥ずかしくなるようなやりとりがない(>_<)
本当、物足りない・・。欲求不満。

しかも、あの最後は何よ(>_<)!!!!!!!
こんだけ、読者にお預け食らわせた後に、
やっと自分の気持ちに気づいた超鈍感ミレーユが暗示にかけられるなんて。
もう、やってらんねー。
ここまでだって長かったじゃないか。
どんだけ読者は待たされればいいんだ。
おもしろくもなんともない(キレ気味)
ほんと、今回は、読んでるだけでかなりフラストレーションばかりがたまってしまいました。

次巻、どんでん返しを起こして、シリーズ最高のおもしろさになることに期待!
いちゃいちゃ全開でお願いします(>_<)!!!!

GOEMON 

May 02 [Sat], 2009, 1:43
映画「GOEMON」のネタバレ感想です。
まだご覧になっていない方、ご注意ください。

映画が1000円の日だったので、たまたま「ごえもん」を観に行きました。
監督は、キリヤさん。宇多田のもとだんなっていう認識で、
映画なんかつくれんの??と
全く期待していなかっただけに、超よかってびっくり!!!!!!
めっちゃよかった。特に脚本が!!!!!!!
楽しかった〜
久々に、すっごく面白い映画をみました。☆4つ!!

〜お話の基本情報〜
現代風アレンジ時代劇。エンターテイメント。
お話の基本は、義賊の石川ごえもん(江口さん)が戦国武将達の世であばれまくるお話で、日本史に登場する人物達の流れにごえもんの運命を絡ませてる感じ。(もちろん作り話)
だけど、いろんな設定が人間関係を複雑にしていて、ありえないんだけど本当にあったら面白いのに・・と思うような物語。だけど、映像とか、セリフとか、衣装なんて、バリバリ現代風で誰もちょんまげしてないし(笑)時代劇とは180度違う世界。ただ、歴史上の人物(織田信長・明智光秀・豊臣秀吉・石田三成・徳川家康・茶々・利休)の名前を借りました的なお話。日本人向けよりも、世界を意識した映画かなー。
もちろん、歴史好きの日本人でも「こんなんおかしい」とツッコミまくりながら見て、そこをマイナスしたとしても、でも楽しい。全く、別物なんで。ロックな時代劇?
今の時代の人が見る、新しい時代劇の形。
五右衛門像も、ルパンみたいなタダの大泥棒じゃなくて、この映画の設定ではむちゃくそ強いスーパーヒーローって設定だしね。
どっちかというと、日本版のマスクオブ・ゾロみたいな♪
世の中を立て直す義賊。基本、一匹狼だけども、五右衛門だけじゃなくて、ごえもんの友達がこの映画はすごくいいのよ〜。
映像は、監督が映像家だけあって、CGがすごくお金かかかってる感じ。
だけど、脚本があってこその映像だから、映像がただすごい映画でおわらないところがよかった。

〜ネタバレ感想〜
主役のヒーロー二人がかっこいい。この映画のごえもんはヒーローの中のヒーロー映画でした。
とにかくですね、江口洋介さん(五右衛門)と大沢たかおさん(才蔵)の二人のヒーローがめちゃくちゃかっこよくて、しびれまくりました。江口さんて、あんなアクション俳優みたいな役もできんのね!すごい!
二人とも忍者でめちゃめちゃ強くて、アクションもいいし、信頼関係がぐぐぐっと涙を誘います。(別に泣かないけど)
二人の過去とか、ちゃんと出てくるし、その辺が思いっきり、私のツボをとらえられてました(笑)
二人の15年前(青年時代)をやってた役者さんも、イケメンでかっこよかったし♪
ヒーロー二人のキャラ設定がよくできています。人間味がちゃんとあって、めちゃくちゃ人間くさい。男っぽいところに色気を感じてしまう。私は五右衛門も才蔵もどっちのキャラも好き。どっちも惚れてしまうぐらいかっこいい。

五右衛門と、才蔵が織田信長の下で、服部半蔵に育てられて隠密になったっていう設定が物語の核心なんですけど、どうりで二人は幼馴染でライバルで友達で、お互いのことをよくわかってるわけだ。
15年後、再会してからの二人も、それぞれ道が違うんだけどかわってなくて、友情関係が私的にツボでしたね。言わなくてもわかるような、以心伝心ってのがやっぱかっこいい。
たとえが微妙で申し訳ないんですが、信用しあえる同士で銀魂の昔の銀さんと、桂みたいな。カウボーイビバップのスパイクとビシャスみたいな・・。過去一緒に同じ組織でトップ1・2だった二人なんですよ。
お互い認め合う才能があって、二人とも強かった。

それだけに、才蔵の最後はすっごく悔しい。二人の信頼関係が深いだけに、泣けてきそうでした。
人質をとられ、卑怯な相手の前になんで才蔵は死ななければならないんだろうか。
死に際、敵の思い通りにはならない意思の強さが、忍者らしかったし、「俺がごえもんだ!」といって、旧友のことも全部被って一人で死んでしまう才蔵は男気があって素晴らしかったです。
寡黙な男である才蔵が、最後に自分の思いを吐き出して、かっこいいのなんの。
映画もここが一番の盛り上がりです。この先、ごえもんが関が原の戦いで才蔵の仇をうちに行くのですがそれは惰性のおまけ的なシーン。
五右衛門が、ちゃんと五右衛門風呂で死んだことになってるのもうまい設定だな〜って感じ。
最後の関が原の合戦にもつれこますのも、歴史上、五右衛門がいてもいなくても、かわらないような、うまい展開でした。しっかり、才蔵の仇もごえもんが討ったし。一石二鳥。
石田三成を五右衛門が討ったって話になると、歴史と食い違ってくるしね。そういう意味ではわざと徳川家康を敵にしなかったって感じ。
でも、やっぱ最後はごえもんまで死んじゃうのが寂しかった・・・。わかっていたとはいえ、ヒーロー二人が死んで終わる映画ってなかなかない・・。
クライマックスまで前半もテンポがよく、あきささず、悪役もわかりやすくてよかった。

脇を固めるキャストもなかなかよかったですよ!
敵の、要潤(石田三成)なんて、悪役ぴったり!長髪スタイルが「るろうに剣心」に出てくる十本刀の一人みたい(笑)似合いまくりなの!玉鉄は、見た目かっこいいのに雑魚すぎる役で活躍はなく、少し残念。
広末涼子も、なんで出てるの?って感じでしたが、ありがちな無理やりなラブシーンはなく、ごえもんはあくまでみんなのヒーローで終わったのでよかった♪

ありえないお話、ありえない設定、ありえない世界観なんだけど、脚本がよく考えられていて二人のヒーローの友情と、悲劇の映画(?)として、面白く、深みのある映画でした。

彩雲国物語18−1 

April 30 [Thu], 2009, 23:00
ビーンンズ文庫彩雲国物語第18巻「黄梁の夢」のレビューです。
ネタバレ感想です。まだ読まれていない方はご注意ください。



発売日の2日も早く手に入って、ラッキー♪祝日さまさまです(*^_^*)
発売日になったので、ネタバレ書きます!
インターネットの予告で、表紙画像をみてからどんだけ発売を待ちわびたことか!!
だって、表紙は私の好きな燕青がアップ!!!!
しかも秀麗をお膝だっこ!!!!
壁紙にして毎日眺めたいほど、ツボでした。(笑)

今回は番外編3本だてなので、ひとつづつ。
3本とも読み応えたっぷりで、満足の1冊でした。

**「鈴蘭の咲くころに」************************

静蘭が第二公子として、まだ宮廷で過ごしていた頃のお話。
当時、静蘭は10歳、劉輝は3歳。
静蘭が王宮から流罪に会って、燕青と知り合うのが13歳なので、
10〜13までのお話ということになるのかな。

静蘭が第二公子という話は、本編の1巻でわかっていたことだけど、いまさらながらにその当時のいきさつが語られるのはうれしいし、実際読んでもおもしろかった。
劉輝はとても幼く、寂しがりやで泣いてばかり。しかし、その原因は母親の虐待。
そして静蘭は10歳にしてはやはり落ち着きがあって、かしこすぎ。生きるすべを10歳にしてわきまえている感じ。静蘭の父から言わせれば、中途半端にかしこいガキなんですよね。

静蘭は一番王に近いが、王には向かない。プライドが高く、自分で自分を守るために頭脳を使って殻を作っているため、敵も味方も増えすぎる。ある意味冷たいところがあるというか、敵はつくるだけつくりまくるが、味方に巻き込もうとか自分を曲げる気があまりないので、まとまんない。誰も信用しない人は王になれない。
ここらへん、すごく納得。かといって、バカでも人はついてこないだろうし、そもそもバカだと自分で身が守れないからすぐに殺されかねないし。王の器ってなかなか難しい。
まずびっくりしたのは、静蘭の父である、センカ王が、公子達をしっかり見極めていたところ。静蘭のことをよく見て、切り捨てたというのがよくわかりました。

んで、一番の衝撃は、静蘭を落としめた犯人が、実母の鈴蘭であったこと!!
用意周到な彼を欺き、御史台にもその所業をばらされることのなかった巧妙な手口。
王に愛されたいがため、王を振り向かせるため、静蘭を巻き込んだ捨て身の行動。
女として愛されたいという気持ちはわかるけれど、正直ショックですよね。
静蘭にしても劉輝にしても、母からは愛されず、当の母親は夫の寵愛を請うことだけに自分の人生を生きているような。一番悪いのはどう考えても王です。
臣下にしろ、姫からにしろ、そこまで惹きつけるまで“センカ王“に魅力があったことがこの話でよくわかります。この話、静蘭の過去話にみせてその実、裏の主役は間違いなくセンカ王

センカ王が、公子のことをよく見てるってのは意外でした。大好きな(?)“黒狼“に影響され「子供達は、幼いから子供なんだと」認め、自分の子供達の命を一度は助けてるって。
そのおかげで静蘭自身のツメの甘さで死罪に追い詰められた静蘭は流罪に。劉輝のおてだまにかけられていた呪殺は自分がかぶり、そのために命をけずることになるなんて。もっと、冷酷非道なヤツだとおもっていただけに、ちょっとだけ株はあがりましたが、そもそも鈴蘭を放置して静蘭をあんな性格にさせたのも、劉輝の母をあんなにしたのも王の愛情のなさゆえの所業なので、やっぱりゆるしてやんない
子供は育った環境に大きく左右されるのに、育ったものだけで判断するなんて。
おまえが子育てに非協力的なのが一番まずいんじゃい!(笑)

興味深いのは楸瑛と静蘭の絡み。結局、王に見切りをつけられるのが、運の悪いことに楸瑛に見せた静蘭の迂闊な振る舞い。蘭家のボンボンとして少年らしい楸瑛に、つられてしまったのが第2公子の人生の分かれ目だったなんて、楸瑛は気づいているのだろうか。静蘭は薄々そこのところわかっているんだろうけど楸瑛と普通にお話できる静蘭には、もう過去のしがらみはないのかな。

なんの因果か、本編でこの二人は今職務がつねに一緒なんですよねー。楸瑛は静蘭のおつきだから。第二公子に楸瑛が仕えることはなかったけれど、最終的には一緒にいる二人・・不思議なもんです。

ところで、誰にも心を許さない、センカ王が唯一愛した人って、邵可の師匠だった、女性の黒狼なんですよね。なんで、センカ王は彼女に”黒狼“やらせていたんだろう・・・。
気になる伏線がまた一つ。いつか番外編で二人の話をかいてくれるんじゃないかなと期待。
キャラ多いし、伏線多いし、どこまでも収集つかない作品だから、本編終わっても番外編でしばらくもつんじゃなかろうか(笑)

彩雲国物語17巻 

April 24 [Fri], 2009, 0:06
小説彩雲国物語シリーズ17冊目。「黒蝶は檻にとらわれる」のレビューです。
ネタバレ注意。感想には大きくネタバレを含みます。




いや〜、彩雲国の本編、17巻、面白いです。
いよいよクライマックスか?って感じですね。キャラも増えて、本当、にぎやかなかんじ。
大好きな燕青や、黎深も出ているし♪

前半は、絳攸にはわるいけど、ほんとギャグ。
秀麗の上司、皇毅が死んだと勝手に思い込んで、爆走する秀麗と、それをひややかに
受け止める皇毅がおもしろい。私、結構皇毅さん嫌いじゃないんだけど(かっこいいし)
設定上、秀麗のお父さんの邵可と同世代なんだなー。
おじさんが好きってわけじゃないのに(>_<)。

黎深がクビになり、絳攸の立場も、かなり下がって、本当ならば、暗い雰囲気である
はずなのにその後の楸瑛と静蘭と絳攸が、王の前で、「自分さえしっかりしていれば!」
とあたふたするあたりの会話がすごく楽しかった。
はっきりいって、静蘭はもともと公子だからといって、権限ないし、いまや楸瑛と絳攸は
何の権力もない貴族のボンボン。
それでも王の傍にこの3人がいるってのはとても和みます。権限ないけど。
これからは、否が応でも影が薄くなるな、楸瑛と絳攸(^_^;)

中盤、清雅がずっと出てくるんだけど、かっこいいのはやっぱり燕青!
(清雅にゃ悪いけど、この人しか目に入りません(笑))
姫さんになにかと絡んでくる清雅に、お灸を添えるというか、釘をさすっていうか、とにかく、ビシッ!
っといってやるところが最高!言うことはいって、話の内容も清雅と同レベルで話をするわけでなく、一枚も二枚も上手。
出ていきざまに、清雅の頭をぐしゃぐしゃっとなでていくあたり、清雅なんて眼中なしのガキ扱いだし、まだまだ青い清雅なんて、敵にもなりません。
やっぱりいいなぁ、燕青
燕青はこのあとも、姫さんのために1を聞いて10働いてくれるし、いつでも味方でいてくれるし、超たのもしい限り。
秀麗は燕青のありがたみをちっとはわかっているのか?
こんなにそばで尽くしてくれるのに、全力で守ってくれるのに、燕青の気持ちなんて考えず、
官吏をやめて後宮に入ってしまうことになっちゃったし、そこが一番燕青ファンとして、残念・・・・・・。
燕青と一緒にいるのもあと少しの間しかないのかな・・・。
燕青の大活躍するお話が読みたいです。

そして、後半。
邵可が黎深をつれて、紅州に帰るシーンも好き♪
お兄ちゃんと一緒にいるときの、ふてくされてるけど、実はおにいちゃん大好きな黎深がかわゆい!(笑)
邵可も、どこで黎深の育て方を間違えたんだろう・・・とかいいながらも、黎深のことをちゃんとわかってるし。ついついいじめちゃうんだけど(笑)そこが楽しい(*^。^*)
最高なのは、
「猿なんかよりも、弟の私の方がかわいいですよ!」って、あんた、いい大人の男のいうことか?(笑)邵可の前だけ、黎深がこんなになっちゃう(笑)
でもね、ダメダメな、黎深にもちゃんといいところが書かれてて、やっぱし頭の回転が早いところ。かっこいい。邵可の能力と、黎深の天才的な頭があれば、紅一族って、その気になればなかなかすごいんじゃなかろうか。いまは紅家は、敵の罠にはまりまくりでけちょんけちょんだけども(^_^;)
このあと、全力で巻き返しをはかってくれることを期待しています。
そろそろ、黎深も、あんだけコケにされたんだから、その底意地の悪さで、大どんでん返しをやってくれないかな〜。ファンとしては黎深の手腕がキレまくるところがみてみたんだけど。
でも、当主でもないし、出番はなかなかないだろう、期待したような展開にはなんないだろうな・・・。
ちっ、おもしろくない(ボソ)

次巻はさらわれた秀麗を邵可がまた、バラ姫の時のように助けに行くんだろうなー。
秀麗は、もう体がやばそうだから一度は死にそうだ。バラ姫と邵可の再会とかあるのかな・・・。
個人的には、邵可には悪いのだけど、おとなしく、当主としてひっこんでもらって(笑)
燕青とか黎深とかが大活躍する話が読みたいです。
燕青とか、命張って姫さんを助けてくれそう
次巻がとっても気になる終わり方ですね。

スレイヤーズ2リナと怪しい魔導士たち 

April 17 [Fri], 2009, 23:12
角川つばさ文庫「スレイヤーズ2リナと怪しい魔導士たち」のレビューです。
感想にはネタバレを含みます。

「スレイヤーズ」の児童書リメイク版、第2弾!
「スレイヤーズ2リナと怪しい魔導士たち」が早くも発売されました。すげー(笑)
今回も、読み応えがないようで、あり、とっても面白かったです〜。
30分くらいで読めちゃいます。

まず、表紙。
ガウリイが、リナちゃんを肩車してる!本当リナ、ガキだな〜。
シルフィールがその仲のいい様子をみて妬いているんだけど、
年齢設定上無理があるよね(^_^;)
リナとガウリイは、兄弟って感じだもん。
(ガウリイも女性としてリナをみてるわけではないでしょ)
で、題名。
「リナと怪しい魔導士たち」
これをみて、怪しいのは絶対リナ達一行だ!と思ったのは私だけではないはず!!(笑)
ナーガ・シルフィール・リナって、どう考えても一緒に旅していることがすでに不思議だもん。

とまぁ、話の内容以前に突っ込むところ満載なのですが、
やはり予想通り、原作第2巻「アトラスの魔導士」が児童書化されていました。
おおすじはあの通り。黒幕も一緒。
しかし、原作と違うのがつばさ文庫の面白いところ!!
出てるメンバーが違うってのが醍醐味!
ナーガやシルフィールの絡みが多い!しかもギャグメインで読みやすい(笑)
女の子ばっかりのスレイヤーズって、なんか新鮮。
ナーガはあいかわらずだし、シルフィールは毒舌だし、本当おいしいとこどり。
違うのは原作よりもナーガは正義感が強くって、シルフィールは巫女として役に立ちまくること。
(あんた、こんなに強かったっけ?)
ナーガは特に役に立たないし、かわいそうなおねえちゃん的な位置(笑)
ガウリイのボケボケは、ちょっとやりすぎかな・・・何度も同じこと聞いたり、間違えたり・・。
なんていうか、子供が混乱しそうです。アニメ以上にひどい症状でてますよ。
面白かったのは、気を失ったリナに人工呼吸(?)を施すガウリイ(笑)
さすがに児童書だから、キスシーンじゃないけどね。
最後、かっこいいのが「つぐなうんなら生きてつぐなえ。死ぬのは逃げだぜ。」
という決めセリフ!見せ場があってよかったね!

それはそうと、私としてはやっぱりゼルがでてくれないとな〜
挿絵にちょっとでてるのに(1巻の使いまわし)今回は出番なし。まぁ原作でもでてきてないもんね。
注目すべきなのは、やはり次巻!
仲間が増えたら、絶対楽しい♪リナ・ガウ・シル・ナーガに、アメとゼル?
アメリアとナーガ姉妹だから、ナーガ消えるかな?それか、赤の他人の設定で行くか・・・。
それにしてもすごい豪華キャストでいまからわくわくします。にぎやかになるだろうな〜
キャラいっぱい出てるほうが絶対楽しい。

遥かなる時空の中で4(那岐ルート) 

April 03 [Fri], 2009, 13:48
PS2「遙かなる時空の中で4」那岐ルートのレビューです。感想であり、攻略法ではありません。
ストーリーのネタバレ注意(那岐ルートをクリアされた方のみどうぞ)

風早のエンディング1を見た後、急遽(?)全員のエンディングを見ないといけなくなり
時間を見つけてゲームに取りかかっております^_^;
現段階で、風早(ED1)→布都彦→サザキ→忍人(ED1・2)→柊→遠夜→アシュヴィンのエンディングを見ました。
だけど、やった感想からいえば、全員のエンディングを見るのなら那岐のエンディングは早めに
(1番か2番)迎えておくべきだったと思います。
(那岐が使えないとアシュヴィンエンディングを見るのに苦労します)
かなりネタバレを含めた感想を書きますので、まだクリアされていない方、ご注意下さい。

〜那岐ルート〜
もともと人と付き合うのが苦手で、人が集まるところや、にぎやかなところを避けようとする那岐。
人とかかわりたくないせいか、めんどくさいことを引き受けるのが嫌で、二の姫(千尋)の行動にも那岐からしてみれば、ややあきれるところがある。
仲間ともつるむのが苦手なため、おせっかいに世話を焼いてくる、風早やサザキに那岐の性格上かわいくないことを言ってしまうこともしばしば。
姫のために一緒に行動しているだけだと言ってはいるが、仲間と一緒に過ごすことも本当は嫌いなのではないんじゃないか?と周りには思われている。

朱雀の力を借りるとき、朱雀は那岐に「優しさとは何か」と問いかけるが、那岐には答えが見出せない。
那岐は自分の心の中の一部分がどこか、かけたような、大切なものをなくしているような感覚を持っている。しかしその大切なものが何なのかは、まだ本人も分かっていない。

那岐は、もともと捨て子だった。川に流されているところを久那のおじさん(?)に拾われ、そのおじさんに育てられる。那岐が師匠と呼ぶ、その育ての親は、那岐にいろんなことを教え、立派な鬼道使いに育て上げるが、戦争にかりだされ、亡くなってしまう。自分を善意でここまで育ててくれた育ての親を失い、そんな境遇から、「自分の周りにいるやつはロクな目にあわないんだ」と一人、負い目を感じ、できるだけ誰も好きにならないように、関わる人間は最小限になるような生き方をしていたのだった。

那岐の鬼道使いとしての力は、豊葦原に戻ってから、どんどん覚醒していく。
常世の国の”穢れ”禍日神とも、互角に戦う那岐だったが、本気になった禍日神の力の前に、姫と共に倒れてしまう。仲間がかけより意識を確認すると、二人の息はもうなかった。
そして目覚めた二人がいたのは黄泉の国。どうしても二人で元の豊葦原に戻りたいという姫に対して、那岐は「オレには未練がない」と消極的。姫が戻りたいというのなら、としぶしぶ戻ることに決める。
豊葦原に帰る決意をした二人は、那岐の、幼い頃から身につけていた勾玉の力によって蘇りを果たす。

熊野にたどり着いた一行は狭井君の口から、「蘇りが果たせるのは王の血を引き継ぐものだけ」また、那岐が持つ勾玉は、王族に代々受け継がれてきた宝の一つだったことが告げられる。
那岐は、二の姫と同じ、王族の血を受け継ぐ一人だったのだ。

王になる者は、二人もいらない。
那岐はこれ以上、姫のそばにいて、周りに迷惑をかけるより、自分はもとより、子供の頃、一度捨てられた身。姫の変わりに軍を率いて玉砕しようと、姫から王の証の”玉”を無理やり取り上げ、自ら王を買ってでて、仲間たちを遠ざけようとする。
那岐のあまりにも不審な行動の一部始終を見て、彼の意図に気づいた仲間たちは、那岐一人に重責を押し付けるわけにはいかないと、全力でとめにかかる。

「誰も好きにならない」虚勢を張ってきた那岐だったが、禍日神との激戦のなか、姫のおかげで、欠けていた「優しさ」を取り戻すもだった。(Fin)


*感想
那岐は、ツンツンキャラで、かわいくないな〜と正直苦手に思っておりました。
だけど朱雀戦にしろ、禍日神戦にしろ、鬼道使いとしてかっこいいシーンが出てくるんですよね。
王族だったってのもびっくり。
そういえば、姫と同じ金髪だもんね。他のキャラのイベントとかみってもね、彼の素性は本当全然、謎だったんですよ。捨て子だったってエピソードすら、彼のイベントのみでしか語られていないし。
始めから出てるけど、あんたいったい「どこの誰なの?」って思ってたもんね。鬼道使いもめずらしいし。
それが、王族の関係者なのですか。納得です。
本人の意思うんぬんより、男の王族が見つかったのなら、中つ国の王にされてしまいそうなんだけど・・
最期、バレたらおおごとなことなのにえらい普通だったのは、「やっぱり王族じゃなかった」とかにしたのだろうか。
もし、姫とくっつくとして、今後一緒になれることはあるのかな?
従兄弟ぐらいだったら結婚できるけど、腹違いの兄弟とかだったら結婚できないじゃんね。
そこらへん、あいまいだけど、どうするつもりなんだろう。
恋愛ゲームとしては、これからの方が波乱万丈なような気がするんですが、どうでしょう。

しかし、一回は死なないといけなの?このゲームは・・。殺しすぎ・・。
「遥か3」はね、一周目が必須で、みんな死んじゃいますがね、「遥か4」ではその必要あんまないはずなのに、ストーリーの途中で死んじゃう展開が多いのはなぜ??
まぁ、あの八葉二人は”運命的に決められていた”から、死んでもいいとして、那岐は他に、王族としての確かめようがないわけ??勾玉見せて、間違いないですね、でいいじゃん。
黄泉の国でお師匠さんに合わせなきゃいけなかったからかな?

那岐が人を遠ざけてたのって、「大切なものをまた自分のせいで失うのが怖いから」ってわかるんだけど、みていて、本当に投げやりというか、台詞がかわいくないからね、「子供だな」ってダメでした(^_^;)
むしろね、那岐ルートで光ってたのがサザキ!
めっちゃいい人です。本当。最期、禍日神との決戦で風早と共に駆けつけてくれた二人は超かっこよかった!!那岐には悪いけど(笑)
ただ、同じ朱雀の八葉で、セットにされてるんだけど、やんちゃなサザキが、那岐と一緒にいることでやっぱし大人なんだな〜ってまともに見えてきました(笑)
風早と、サザキがかっこいい!
那岐ファンもとられちゃうんじゃない?

遥かなる時空の中で4(アシュヴィンルート) 

March 29 [Sun], 2009, 23:44
PS2「遙かなる時空の中で4」アシュヴィンルートのレビューです。感想であり、攻略法ではありません。
ストーリーのネタバレ注意(アシュヴィンルートをクリアされた方のみどうぞ)

風早のエンディング1を見た後、急遽(?)全員のエンディングを見ないといけなくなり
時間を見つけてゲームに取りかかっております^_^;
現段階で、風早(ED1)→布都彦→サザキ→忍人(ED1・2)→柊→遠夜のエンディングを見ました。
アシュヴィンは、1章の戦闘で10ターン以内で勝たないと心の天秤が動かせないため、
風早と那岐のレベルを上げておく必要があるんじゃないでしょうか。
また、柊・遠夜が強ければ主人公との4人技が便利です。
かなりネタバレを含めた感想を書きますので、まだクリアされていない方、ご注意下さい。

〜アシュヴィンルート〜
常世の国の第二皇子であるアシュヴインとは、立場上敵同士。
しかし、あからさまな敵視をされるわけでなく(むしろ敵として眼中になし?)アシュヴィンの方は中つ国の姫に対して初対面のころから興味深々。
お互いけん制しつつも、弱い者に優しく、部下からの人望も厚い、意外と気さくでおおらかな”お兄ちゃん”ぶりを見て、二の姫(千尋)も親近感を覚えていく。

アシュヴィンは皇子とはいえ、いまの皇(ラージャ)のもと常世の国が”穢れ”によって、荒廃していくのを快く思っておらず、平和で、美しい国づくりを望んでおり、その点で中つ国の姫が目指すところと思惑が一致。途中から常世の国を捨て、姫側につくことになる。

中つ国の側へついたとて、軍の中からはまだまだ信用が置けない、本当に味方なのかと疑う声もあがる中、狭井君の提案でアシュヴィンと姫の政略結婚話が持ち上がる。
それは姫と正式に結婚するということで、味方からの信頼が高まり、また常世の国でアシュヴィンに肩を持つ部下をも味方に付けることができるという思惑であった。
突然のことで、寝耳に水で戸惑う姫だったが、アシュヴィンも狭井君も、姫の気持ちなどお構いなしに、淡々と結婚話を進めていく。自分の結婚が中つ国の姫として大事な駒だと頭でわかっていたとしても、急遽決まった自分の結婚にあまりのことで心に整理をつけるまもなく、常世の国に嫁ぐ日が来てしまう・・・。計略結婚だとしても、そもそも「こういう場合の計算もあった」とすんなり受け入れたアシュヴィンには、”中つ国の姫””戦いに勝つための戦略”としてしかこの結婚に意味を持っていないのかと不安にもなる。
姫が嫁いでからも政治に夢中なアシュヴィンの自由勝手な行動は変わらず、考えを姫にも伝えない、教えない、自分をないがしろにしている態度にだんだん不満を募らせていく。

ある日、城から姿を消してしまったアシュヴィンを探しに行くが、入れ違いとなってしまい、城に戻ると当の本人はそ知らぬそぶり。ついにたまった不満をアシュヴィンにぶつけて、「私もあなたの力になりたい」と訴える姫をみてはじめてアシュヴィンは妻としての”姫の存在”を意識することとなる。
結婚後の戦局は、善戦むなしく、中つ国にとって最悪な状況が続く。
思いつめたアシュヴィンは、このままむざむざ姫をなにもない常世の国で死なせてしまうわけにいかないと、結婚を解消して中つ国に帰るよう、姫を説得する。
しかし、「たとえ状況がどんなに不利でもあなたの側にいたい」という姫のけなげさに胸を打たれる。
最終戦、黒龍に体を乗っ取られた父を前にして、苦戦を強いられるが、姫を思い、また常世の国のために、父を討ち果たしついに勝利を収める。

戦いも終わり、平和を取り戻した常世の国。
アシュヴィンと姫は”政略結婚”でなく、本当の愛を誓い合うため改めて、二人だけの結婚式をあげる。(Fin)

*感想
アシュヴィンのエンディング、スチルがめっちゃ幸せなので、ぜひぜひご覧あれ。
もともと、風早派なもんで、同じ木属性の彼はほとんど使うことなく、経験値も人並みはずれて
低かったんで、最後、怒涛のような決戦続きに死ぬかと思いましたが(笑)
なんとか、まわりのキャラが強くて助かりました。
そもそも1章の必須イベントはクリアがむずいので、案外彼のエンディングは5・6番目ぐらいに見るのが正解かも^_^;
アシュヴィンルートで、結婚!?ときいて、当初、浮き足立つんですが、あくまで”政略”ですから、アシュヴィンの態度はそっけなく、姫のほうも戸惑うばかりで、ちっともラブラブじゃないです。
ちょっとぐらいあまあまでもいいのに、姫も全然うれしそうじゃないし、本当に二人が”仲間意識”のみで”好き未満”なのがずごく残念。正直、もっとなりそめとはいえ、結婚生活に期待してたのに・・。

だけど、その分、エンディングは文句なく両想いの二人が味わえるのでOKです♪
ぜんぜん恋愛感情が見えないところから、二人の気持ちがだんだん高まっていって、お互いの気持ちが一つになるからエンディング見てて「よかったね〜」と思えるわけですよ。最後は納得のエンディング。
なんでそこでそうなるの?って消化不良なのも多いから、「愛してる」ってセリフが自然に入ってくる時点で、合格ですよ。アシュヴィンに関しては、恋愛エンディングになるようにストーリー書いてるってのがわかる脚本で、ぜんぜん最後の顛末に違和感がなかったもん。ファンが多いのもうなずけました。

男らしいキャラではあるんだけど、ちょっと鈍すぎかな〜。
最後はいいんですよ?
姫から言わないと、意識してもらえないあたり、乙女的には残念(笑)
偽りだとしても、いちおう名目上は結婚なんだから、もう少し女の子の扱い方なんかわかっててもいいのにねー。姫の前に、国が大事ってのはよくわかりますが、もうちょっと、姫に夢中になってくれたり
「誰にも手放したくない」って強引さが、こと恋愛に対して意識が低いんですよ。
普段はあんだけ傍若無人なのに。
姫の前では裏目裏目で、かっこよさ半減だったかな・・。

しかし、遥かシリーズでは、無口で悟りを開いたようなキャラばっかしの石田さんが、あんだけしゃべりまくってるのは新鮮でした(笑)落ち着いたキャラが多いというか、いままで人間じゃなかったもんね
それが、人間らしく、喜怒哀楽がちゃんとあって、たまに子供っぽかったり、全然違うもん。早口な感じもする。そういう意味では聞きなれた声も新鮮になって、「遥か4」って面白いなとつくづく思います。

遥かなる時空の中で4(遠夜ルート) 

March 28 [Sat], 2009, 23:16
PS2「遙かなる時空の中で4」遠夜ルートのレビューです。感想であり、攻略法ではありません。
ストーリーのネタバレ注意(遠夜ルートをクリアされた方のみどうぞ)

風早のエンディング1を見た後、急遽(?)全員のエンディングを見ないといけなくなり
時間を見つけてゲームに取りかかっております^_^;
現段階で、風早(ED1)→布都彦→サザキ→忍人(ED1・2)→柊のエンディングを見ました。
柊と遠夜のイベントは同時にすすめ、7章で柊の必須イベントをあえて外すことで、
遠夜の章に入れます。
かなりネタバレを含めた感想を書きますので、まだクリアされていない方、ご注意下さい。


〜遠夜ルート〜
中つ国の人々からは、嫌われ・避けられている”土蜘蛛”と呼ばれる一族の遠夜は、
主人公以外の仲間には話をしても声が聞こえない。さらに、人間には見えないあやかし(妖怪)
などが見えるよう。二の姫のことを、当初から「ワギモ」と呼び、力になりたいと仲間に入るが、土蜘蛛には謎な部分が多く、仲間にも受け入れに難色を示すキャラがいたりする・・。
”棺”と呼ばれる衣服で身を隠しているのが”土蜘蛛”の習慣だが、二の姫(千尋)の提案で途中から顔を出すようになる。(それまではかなり不気味・・)

遠夜のストーリーが大きく動くのは6章。
遠夜が「誰かが呼んでいる」と、海の近くの遺跡を発見。
海宮の中には巨大な壁画が書かれていて、古代文字を読む限り、そこには
中つ国を救った、1番初めの神子の伝承がそこに描かれているようだった。
(全てのエンディングで1番初めに出てくる絵)
海宮に入ってまもなく、千尋は気分が悪くなり、倒れて遠夜に助けてもらうが、
神子の体には負担になるとして、後日改めて訪れることに。
千尋が海宮で倒れる時、不意に千尋の脳裏にどこか懐かしいような映像が
フラッシュバックする。しかし、自分が何を見たのかまではその時はまだよくわからなかった。

千尋が倒れてから、数日後。
ずっと介抱を続けていてくれた遠夜とともに、千尋はまた遺跡に向かうことに。
海宮の中で、千尋は、以前よりもはっきりと記憶を思い出す・・。
それは、自分と、遠夜にそっくりな男女二人の面影。
”前世”の千尋と遠夜であった。

それは月読(つきよみ)の一族であった月読みの君(前世の遠夜と)、一代目の竜神の神子若妹(ワギモ)(千尋の前世)二人の、別れのシーン。
若妹が息絶える寸前、恋人であった月読みの君が、若妹を腕に抱き、
「なぜ、自分が生き残り、若妹が息絶えてしまうのか」と泣き叫ぶが、祈りもむなしく
助けられないまま恋人である若妹が「これで、いいのです・・」と息を引き取ってしまう。
死んでいく定めの者には、命の水である”変若水”も無意味だった。
生き別れてしまう二人だったが、月読みの君は、後世、若妹を守ると誓う。

前世の記憶を思い出した千尋は、遠夜のちょっとした変化に気付く。
それは遠夜の”声”。いままで千尋にしか届かなかった遠夜の声が、他の人にも
聞こえるようになったのだ。
これも「神子の力か?」と驚く遠夜だったが、このことを皮切りに、土蜘蛛であったはずの
遠夜がどんどん人間に近い存在となっていく。

ある日、遠夜には、いままで見たり話したりすることのできた”兎”というあやかしが
近くで見えなくなっていることに気付く。”兎”が語るには、それは遠夜が
人間に近づいている証拠で、今後完全な人間になってしまうのだという。
その代償として、遠夜は完璧に土蜘蛛の力を失い、いままで見ることの出来た
あやかしも見れなくなってしまうというのだった。

最後の決戦、ワギモを守りたい一心で全力を尽くすが、完全に土蜘蛛の力を
失ってしまった遠夜は黒龍の前に今一歩及ばない。
ここまでか、と思ったとき、黒龍の勢いを止めたのはなんと、”小さな神々”
以前、遠夜と戯れていた、あやかしたちの存在だった。

土蜘蛛としての力を失った遠夜は、「俺には何の力もない。役に立たない」と落ち込むが、千尋は「遠夜が人間になってよかった」と同じ人間になれたことを歓迎するのだった。
これからはずっと千尋を守り側にいること、以前の若妹の時のように千尋を手放したりは
しないと、改めて心に誓う。(Fin)

*感想
いや〜びっくり、前世ものですか!
そうくるとはおもわなんだ・・。
前世から結ばれる運命だった二人なら、はっきりいってこんなにおいしいことはない。
他の八葉さんの入る隙もありゃしない。
でも、やっぱ、前世ものは大好き〜。運命の二人!って感じがします。
二人の共通の過去があるなてドキドキします。
しかし、なんでか、設定はいいのに、生かしきれない、中途半端なお話し・・・と思うのは私だけ??
忍人しかり。設定はいいのに、なんでこんなに盛り上げ方がヘタなの!!!

前世のお話、せっかくいいのでもっと作りこんでほしかったなぁ。
なんで二人が知り合ったの?どうして、神子とそんな親密になったの?
そもそもなんで神子が死ぬわけ??
あとからあとから謎が。。消化不良のまま残るんですが・・・ここには触れるなと?

最終戦、遠夜が忍人に「悪いが、力をお借りしたい」って頼むところ、とてもよかった。
仲間といても、遠夜ってずっと周囲から浮いてるような感じだからね、最後に
仲間を頼って、仲間も遠夜を助けて・・・って感動
遠夜が忍人を指名するのは、同じ玄武だからだよね?
別に忍人を使わなくてもいいようで、強制じゃないようだったけど、
ここで使わずにはいられない!(笑)
たまたまエンディングみてたから忍人レベル上げててよかった
でも、クライマックスのシーンで、遠夜と、忍人は別取りだったのかな。
二人のセリフに温度差を感じてしまい違和感があったのが残念。
いまいち土蜘蛛はつかめなくて、謎はいっぱい残るけど(笑)見て損はない展開でした。
二人の世界に、他のキャラがかすんじゃいます。




身代わり伯爵2 

March 27 [Fri], 2009, 17:48
ビーズ文庫「身代わり伯爵シリーズ」第2巻「身代わり伯爵の結婚」のレビューです。
感想にはストーリーなどネタバレ含みます。注意。


1巻がなかなか予想外に(失礼!)面白かったので、
2巻・3巻まとめて買っちゃいました〜
1巻の終わり方が終わり方なだけに2巻が気になるのよね〜。
読んだ感想としては3巻よりも2巻が面白かった!

2巻、プロローグから面白いんですよ!もう、しょっぱなから掴みはバッチリ(笑)
フレッドの「僕が誰か特定の女の人と結婚すれば女性達の涙で世に大洪水を起こす」
ってさすがだわっ。自己陶酔もここまでくると立派。さすがフレッド。
会話している当事者二人の温度差も最高でした(笑)

あと、おかしな方向へ向かってるのがミレーユのお父さん。
娘に対する過剰な反応が、どんどん彼を神出鬼没に、変な方向に向かわせている・・。
でもちょっとおもしろいかも。

一度地元に戻ったミレーユが、たった3ヶ月で王宮に呼び戻されることになり
話が始まるわけですが、呼び戻した張本人、ジークも健在です。
いいキャラですよね〜
呼びつけておいて、わざわざ目の前で、婚約者とのラブラブをみせつけて、何かと
思えば嫉妬させようと思ったのね。こっちも一緒になってムカついたんですけど。
でもミレーユにちょいちょいちょっかい出してくるジークが私は好きだったりします。
からかってるってのがわかるからな?ウザイって気はしない。
でも本気でミレーユを落とす気もないっていうか。かわいいからちょっかい出してる感じ。
リヒャルトもジークを見習って(?)もう少し押しが強くてもいいのに・・。

さて、この巻の主役はコンフィールド公国の姫君、シルフレイア。
この人のキャラがまたお姫様っぽくなくていいんだな。心霊現象マニアだし。
そして、フレッド・リヒャルトの所属する「白百合騎士団」の副長、カイン・ゼルフィート子爵。
カインも守護霊が見えるし、いつも猫を連れていて、完璧夜型人間でちょっと
普通じゃなんだけど、カッコいいんですよ〜。
私のタイプ(また(笑))
顔はイケメンで(設定上ね。挿絵はよくない)強いし、ぶっきらぼうな感じなのに
実は優しいし。リヒャルトとはまた違った落ち着いた感じが副長ステキです。

どうでもいいんですけどね、この作者って、スレイヤーズが好きだったん
じゃないかなって私は勝手に決め付けております。
同じ角川だから読んでたって不思議じゃないと思うんですけど。
1巻からね読んでいて、ドタバタ・ハチャメチャな感じとテンポのよさと、
文章の量に比べ、会話が多かったり、ギャグやツッコミ満載でなんか
スレイヤーズ読んでるような気がちょっとしてたんですよね。
で、シルフレイアとゼルフィートですよ!
キャラのネーミングがシルフィールとゼルじゃんって(笑)
まぁ、作者がスレイヤーズファンかどうかはおいといて、私がますます
親近感を持てるようになったのはいうまでもなく。
ゼルもシルフィールもこの二人とは全然違うんだけどね。
この持論があたってたらちょっとうれしいんだけども、同じように感じてる人いないかな?

あと、面白かったのは白百合騎士団が、ミレーユのパンに苦しまれれている(?)
ところをリヒャトルが救うところ。「パンは僕の為だけに焼いてください、僕が全部食べます」
って、普通にみたら愛の告白のところを、周りの男達の反応は「勇者だ!」って(笑)
さすが、「伯爵シリーズ」発想が一味違います。爆笑ですよ。

ミレーユとリヒャトルといえば、たいして発展はないんですが(爆)
幽霊話とあって、自然に手をつないだりするシーンが多くていい感じでした。
お姫様だっことか。かけひきも、いつもいいとこまで行くのに・・!!!
でもキスシーンはおあずけ・・・。どこまでひっぱるんだろう。

かっこいいイケメンがたくさん出揃って、誰がいいとか決めるのがだんだん難しくて・・
私は、副長カインさん、これからに期待!かな。
ゼルっていう名前からもう気になりまくりなんですが(笑)雰囲気が好きかも。
もちろんリヒャトルもジークも好きなんですが、リヒャトルは彼には悪いんだけど
ヘタレなとこが目立っちゃって^_^;、ジークは奥さんいるし、ハーレムにはさすがに
ついていけないし・・。
カインは多少変だけど、ネコ連れてるのは意味わかんないけど、ちゃんとやる時はやる
ってのがかっこいいですね。サブキャラだし、見せ場は控えめなんだけど。
これから出番はあるんかな?ちょっと期待

身代わり伯爵1 

March 27 [Fri], 2009, 0:08
ビーズ文庫「身代わり伯爵シリーズ」第1巻「身代わり伯爵の冒険」のレビューです。
ネタバレ注意


ここ最近、ビーンズ文庫にはまりまくりです(笑)
本屋に行ってはビーンズ文庫のコーナーで面白そうなもの捜索中。
「身代わり伯爵シリーズ」はたいて、どこの本屋でも平積みになってるんですけど
なんか絵がね〜なんて思って、気になってはいましたがなかなか手が出せずにいました。
だけど!!
さすが、「読者支持率1位!」ってうたってるだけあって、いうほどのことはあります。
すっごく読みやすくって、(私が手を出したビーンズ文庫の中では一番)
しかもテンポがよく、面白いから1冊2時間で読めちゃいました。
これはすぐ読めたって感じるぐらい、早い。
大抵、彩雲国にしても、アラバーナにしても3〜4時間はかかるもんなぁ。

〜ネタバレ注意〜

まずね、主人公がいい。いままでのどの主人公よりも感情移入できるというか、
同情できるかも。女の子の主人公って、
「無鉄砲・向こう見ず・さわがしい・行動が読めない」ってのがセオリーなのか、
たまにイライラしながら読むことがあるんですけど、それがなくて、
性格もサバサバしてて、ストレートに怒ったり、泣いたりできるところが、
読んでてすがすがしい。とてもわかりやすいのがいいと思う。

設定も、よくある入れ替わりね・・・と思いきや、それだけでは終わらないところが
いままでになかった展開で、「やられた〜」って感じがしました。

だいたい、入れ替わることになった、ミレーユの双子のお兄さん、
フレッドは、ただ者じゃないです(笑)
性格も飛びぬけてだし、事件の元凶のようなものだから、腹が立つんだけど、なぜだか憎めない。それは、なんだかんだ言って妹のことやら、家族のことやら、ひいては国のことやらを計算に入れて動いてるっていのがあとでわかるから。
ただのトラブルを撒き散らす、はた迷惑なヤツだとしたら、読んでるだけで不快ですが、
ちゃんと計算あってのことだと後でわかるので(手段はかなり強引で大胆だけど)そうまで怒り散らすほどどもないんですよね・・。なぜか人望があるし。

そして、ヒーロー(?)役のリヒャトル、彼もなかなかステキです。
小説の中では、イケメンって設定なのに、挿絵が全然イケてないのが残念・・・。
タレ目で優しそうだけど、ぬぼ〜っとしてませんか?全然イケメンじゃないじゃん。
読んでるイメージはもっとキリッとしてて、かっこいいキャラに脳内で変換しながら読んでいます。(笑)
リヒャトルは(なんて言いにくい名前だ)優しいし、唯一常識的なまとも人間
なので好感が持てるというか、結構タイプです
ただ、もう少し、なんというか頼りがいが欲しいな〜と。
なかなか本気を見せないからかな?見せ場が少なく、ここぞという時に遅れて登場したり、いまいちパッとしないんだけど、本気になった時の彼はきっとかっこいいと思う。素材はとてもいいから、あとは磨くだけなんだろうなぁ。
モテそうなのに、誠実で、ミレーユの面倒をちゃんと見てくれるところがいい♪
いま一歩押しは弱いけど、ちゃんとそういう空気読めてるし(たまに鈍いけど)、
ミレーユを大切にしてちゃんと他の男から守ってくれるので
早くくっつけばたのしいのに。なんて(笑)
今後にかなり期待!

んで、もう一人のイケメン、ジーク!!
この人が一番大穴でした。(笑)まさか正体がアレだとは。本当にびっくり。
ただね、イケメンなはずなのに絵が・・・(また絵かよ)だって、本当、よくないの^_^;
初めはちょっと・・・変体なんじゃ・・っておもいっきりひいちゃいましたが(笑)
わかっててのあの行動だったんですね。
もう、そっからですよ、この人いい!ナイス!最高!って思ったのは。
言ってることがどこまで本気かわからいけど、皇太子に迫られるのもすごい話。
私、押しが強い人に弱いかも(笑)
頭もいいし、イケメンだし、皇太子だし、三拍子そろって言うことないんだけど、
ミレーユにとってはあの「女たらし」な行動に問題アリまくりなんだろうなー。
まだね、女には誰でもあーなのかとか、それともミレーユだからなのかとか、
本気なのか、からかって遊んでるだけなのかってのがイマイチよくわかんないから
つかめないんですけども。
いい男なのに、ミレーユを本気で口説いてたら私、やられます(笑)
面白いんで、そっち希望!だけど、しょぱなからお姫様迎えちゃって、ショック・・・。いい男なのに(笑)

個性のよく出揃ったイケメン(フレッド・リヒャトル・ジーク)と、性格が単純明快な主人公。
主人公にとっては大人の政治に振り回され、おとりにされ、かなり気の毒な話なんだけど、
周りが全部知っててお膳立てをしているところも意外性があって面白かった。
(おおがかりなドッキリにはめられている感じ)
この物語のストーリー展開が、ことごとくいい意味で読者の予想を裏切るのね。
え、この人が?みたいな感じとか、キャラクターも予想の範疇を越えた行動してますから(笑)
話のテンポがすごくよくて、最後まであきずに読めたのがよかった。
恋のゆくへもいいかんじになってただけに気になるし、終わり方も次が読みたくなるような
最後だったので2巻が楽しみです(*^_^*)
P R
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  • アイコン画像 誕生日:10月5日
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    ・テレビ-アニメは彩雲国物語、スレイヤーズ、レジェンズが好き。ドラマはあぶ刑事や三匹が斬る!好きです(*^_^*)
    ・音楽-エレクトーンやってます。ピアノもたまに弾きます。カラオケはよく行きます。大黒摩季がオハコ。アニソンでは林原めぐみ・奥井雅美。福山雅治・B’zも好き。
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1415−115−215−31718−1
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()
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・2
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*富士見ファンタジア
・スレイヤーズ(完結)
・オーフェン(完結)

〜マンガ〜
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・NANA
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〜ゲーム〜
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布都彦サザキ忍人遠夜アシュヴィン那岐
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