大谷の情報収集 

September 11 [Tue], 2007, 13:36
(学園パロ小説です)




ちわっす。俺、私立無双学園に通ってる2年A組の大谷吉継と言います。
今、色々と情報をかき集めてるんだが、中々人が捕まらない。特に三成は逃げる逃げる。アイツには困ったものだ。

お、あそこに座ってるのは直江先生だ。
直江先生は今年入ってきた保険医で、不登校だった三成が珍しく学園に来たときに入って来たんだが、その時に一目ぼれしてしつこく保健室を付け回って、やっと恋仲にしてもらったんだとか。でも先生は昔アイツ似の恋人、『倖さん』と付き合っていたらしい・・・・。7年前だっけか。
まぁ、いい。またいい情報が聞けたらいいのだが・・・・
「セーンセ。何やってんの?」
「あ、大谷か。石田かと思った」
「・・・・・・・・・・・すみませんね、三成じゃなくて」
「い、いや・・・・・別に良いんだけどね。石田にコレ見られたらちょっとまずいからさ」
「・・・・・・それ、何ですか?アルバム・・・・・・・・?」
「うん。アルバム。」
「(ふーん・・・・・・・・・・学生時代のアルバムか)」
「これ昨日見つけてさ、ついつい学園に持ってきちゃった」
「(笑顔が眩しいな相変わらず・・・)で、何で見られたらまずいんですか?」
「ん、ちょっと、ね」
「(これは・・・・・・・・教えてもらえそうに無いな。)そうですか・・・・・・・・じゃ、俺失礼します。」
「うん。またね。」

・・・直江先生の学生時代のアルバムは三成には見せられない・・・・っと。
ふぅ。あんまり情報集まらないなー・・・・今日は調子悪いのかな。後で保健室行くか。

「あっ、大谷君〜!丁度いい所に居た!」

嫌な予感がする。バイト許可書を餌にして俺を色々と働かせるあの人。
ここは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・逃げよう。

「ちょっと!!何で逃げるの??待ちなよ!!!」

ガシッと肩を掴まれて無理矢理振り向かされた。
そう。この人は無双学園の学園長兼理事長、上杉景勝様。兼続には子猫のような甘ったるい声を出す癖に、俺や、気に食わない先生、生徒には低い声で対応してくる。早く言えば敵に回したくないタイプだ。(何故か三成は気に入られている。)
こんな人が理事長やってて良いのか・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?と常々思う。誰だょ選んだの!
でも、いつもニコニコしてるし、礼儀はしっかりしてるから女子には人気があるらしいが(超裏情報だけど)
「・・・・・・・・・・・で、なんですか?」
「あのさ、兼続知らない?少し見て欲しいのがあってね、探してるんだけど見つからないんだよね」
「あー・・・・・・・直江先生は今日は見てないですね。」
「・・・・嘘ついたって分かるんだからね?」
「嘘じゃないですよ!(嘘だけど)脅さないで下さいょ・・・」
「あ。そう・・・・・・じゃあいいよ(チッ」
ほら出た。目当ての人が見つからないと不機嫌そうにそっぽを向く。そして舌打ちがしたのは気のせいか・・・。
「会議までには見て欲しかったんだけど・・・・・・・・仕方ないよね」
「そんなに見て欲しいなら俺が見ますよ」
「・・・・・大谷君じゃ良い意見聞けそうに無いからやめとく」
「そ、そうですか(なんなんだ」
「じゃ、会議始まるから。」
「あー、はい。頑張ってくださいね」

やっっと開放された・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
しかし、見て欲しいのってなんだったんだ??何か重大なものだったのか?
まあ良いや。

まだ俺の情報収集は続けるつもりだ。
これからも情報宜しく頼む。

**********************
あとがき

学園パロ小説を書いてみました。大谷さんですよ、大谷さん。
ウチの大谷さんは情報集めとデジカメが好きです(笑)
今のところ二人しか情報書けなかったんですがこれからも続けていこうかなと。

なんだこれ! 

August 08 [Wed], 2007, 2:43
日記で何気に書いちゃった兼三+左近小話・・・のつもりなんですが、左近×兼続だよねこれ(ぁ

三成脚本。

微妙にシモ入っちゃってる


てゆか何 書 い て ん だ

 
この先変な文章あります(笑)



(短いですが)変な話に付き合ってくれる方はどうぞ(笑

管理人を広い目で見てやってください・・・


『…左近殿』
『何ですか?』
『この、事は…』
『…分かっています。殿には内緒、でしょう』
『うん…』
『怖い、左近殿』
『大丈夫、怖くなんてありません。こんなの、すぐに終わってしまいます。』
『そう、か?』
『それでは参りますよ、兼続殿』

…プッ

「カァァァァット!!!何故ここで笑うのだ兼続!!ここは『あぁ、待って…!左近・・・っ!』だろう!!」
「三成…何故こんなのとこんなラブコメみたいなのをしなきゃいけないのだ…気持ち悪い。それになんだ。『殿には内緒、でしょう?』って…何が内緒だっ!不義!不義!!あぁ、鳥肌が立ってきた」
「こんなのじゃないでしょう、この男前になんてことをいうんですか。それより気持ち悪いってなんですか!失礼ですよ!というか失礼すぎ!」
「俺の脚本に狂いは無いのだ…!左近と兼続は実は…みたいな話があってもいいだろう!」
「良くない!というか私が下なのが納得いかないのだが…」
「うむ、兼続は体型は細身だし顔も何気に受け顔だろう、だから下にしたのだが…」
「ちょ、ちょっと…綺麗な顔して下とか受け顔とか言わないで下さいよ・・・」
「悪いな、こういう風に生まれてしまった私を憎んでくれ…三成…!」
「兼続…、いいのだ。俺がっ、俺がお前を下のポジションにしてしまったばっかりにお前に不満を抱かせてしまって…!」
「…(また始まった…)」
「元はといえば左近がごついから悪いのだ!」
「そうだそうだ、三成に群がる変態め!」
「とばっちりはやめてくださいよ!それより、兼続殿、変態は聞き捨てなりませぬな(ゴキゴキ」
「ふん、左近殿など、この護符で一撃だ」
「お、俺の為に喧嘩はやめてくれっ!
とにかく、この左近×兼続は何が何でも完成させるのだっ」
「「ええええええー!!」」

「いいなぁ、楽しそうで…」←幸村

続く!(エウレカ風



ごめんなさい、続き ま す!(笑


左兼好きの原点になった小説・・・・・・・・・・・・・・ではないでしょうか…。

忘れないで 

August 08 [Wed], 2007, 2:26
ここには皐乃柏様とメールで合作した兼三小説があります。ゲロ甘…だと思うので、苦手な方は観覧しないで下さい。

見て分かると思いますがいつまでも三成視点なのが管理人で、ちゃんと文章になってるのが皐乃さんです。
わぁ、分かりやすい〜(笑)


『だから、何でそうなんだっ!ここはこうだろう!』


兼続は俺が言い終わったのと同時にため息を付いて


『…分かった。三成の好きにすればいい』
なんて言われた。


俺の所為で、兼続と喧嘩してしまったようだ・・・。


俺は左近に相談しようと左近の部屋に向かった。


『左近、居るか?』
『おや、どうしました?』
『…ちょっと相談が、ある。聞いてくれ』

・・・・


『相変わらず、下らない喧嘩してますねぇ、くくくっ・・・・おっと、失礼しました。』
『・・・・・・どうやら俺は相談する相手を間違えたな。それじゃ…』
『あぁ、待ってください、殿!!!ちゃんと相談に乗りますから〜』


・・・フン、あてにはしないがアドバイスを貰うことにしよう。


そうしていつものように俺は左近に兼続との喧嘩の事を話した。






何をするにも、私は三成に対して口答えばかり・・・。
分かっている。三成がどんな思いで、あの作戦を練ったのか。


分かっている…だが・・・…。


三成。総大将のお前を、あんな危険な目に合わせる訳にはいかんだろうが…。


『兼続殿』
『・・・・・・幸村?どうしたのだ、いつになく真剣な顔つきで。』


気が付けば幸村が目の前に居た。
顔にはほのかに苦笑を浮かべている。


『兼続殿のほうが、真剣な顔つきですよ。…それより、また三成殿と喧嘩なさったのですか?』
『喧嘩なのか・・・。まぁ、ちょっと、三成と色々あったが・・・。しかし、何故それを?』


無理矢理俺は笑顔を浮かべたが、幸村には痛々しい顔に見えた。
幸村は、やはり・・・と呟くと、兼続にこう言った。


『先程三成殿が左近殿のところへ参られて。三成殿は、兼続殿と喧嘩するたび、左近殿に相談に行く癖が付いております故、もしやと思いまして・・・。』


知らなかった・・・。


私はやはりまだ青いのであろう。


『幸村…やはりお前にはかなわないな。』
『兼続殿…』


ふと、俺の足は、自然と三成へと向かった。

分かっていたんだ。すべてを。この気持ちも。

お前がもし死んだら…

何ていう恐怖も。
この気持ち全てをお前に……


伝えたい……。






『しかし、殿…それは兼続も殿の為に懸命に考えて、言っているのではないですか?』
『・・・・・・・そう、なのか?しかし…戦の話のときはいつも俺の言うことは拒否し続けるのだ!それが俺の事を思ってくれてるというのか?』


俺は少し泣きそうになっていた。
何故、俺の言うことには厳しく言ってくるのだ・・


『もしかして、俺の事…』

嫌いになった?


そう考えていたらしまいには泣いてしまった。

情けない…。泣くことなんて滅多にないのに。


『…殿!!!?何で急に泣きだすんですかっ!?』
『う、煩い…
『(少しは兼続の気持ちが分かってきたのでしょうか…?)ほら、泣かないで下さい。綺麗な顔が台無しですよ』


左近が慰めてくれている時に、何やら廊下から足音が聞こえてきて、聞き覚えのある声が聞こえてきた。


『・・・三成、居るか?』
…兼続?何でここに…?
『・・・・・・・・・居ない。』
『・・・左近、三成は居るのだろう?』
『ええ、居ますよ。しかも泣いていらっしゃる。』
『・・・・・・。』
『・・・・・・。』


暫く沈黙が続いた後、


『入るぞ。』
と言い、襖が静かに開いた。


人の好みはそれぞれで…。 

May 21 [Mon], 2007, 22:23
某月某日
直江家。

今日は兼続が料理をご馳走するぞ!と意気込んでいたので、左近と幸村と三成は兼続の家に遊びに来ていた。

「三成、ちょっとこの皿を運んでくれないか?」
「んー。」
三成は兼続が差し出した皿を「よいしょ、」と重たそうに持ち、向こう側の部屋に持って行った。
「兼続、俺は持っていくものはありますか?」
「…左近はなぁ…。そうだ、箸と湯のみを持っていってくれ」
「そこにある料理は誰が持っていくんですか?」
「それは私が持っていくよ」
「あのー、私は何を持っていけば…」
「そうだな、幸村はあの皿を持っていってくれ」
「はい!」
「(俺だけ力仕事じゃねぇっ…!!!)・・・・・・・兼続、あの皿俺が持っていきますよ」
「・・・左近はその湯のみと箸でいいぞ?」
「いいから!持って行きますからね!」
左近はぐいっと箸と湯のみを兼続に渡した。
「・・・・・・?ああ」
何に対して怒ってるのかさっぱり分からなかった兼続はぽつんと立っていた。

「おぃ、左近。お前は湯のみと箸担当だろ!何で皿持って行ってんだ」
「べ、別にいいじゃないですか。俺だって皿を運びたいですよ!」
「・・・・そんなにお皿が運びたかったのですか?皿が好きなんですね!」
「・・・・・・・・・・・ま、そういうことにしといてくれ。」
「あ、そうそう。皿と箸と湯のみは兼続とお揃いの奴があるからそれ持ってきてくれよ?」
「(はぁ?お揃い…?)何処のバカップルなんですか」
「煩い!俺と兼続はもう愛を誓い合った仲なのだからお揃いがあってもおかしくないだろう!!」
「良いですねぇ、新婚さんみたいで」
「そ、そんな…///ば、ばか!幸村・・・・新婚とか言うなって//////」
バシバシと照れながら三成は幸村の肩を叩いた。その後に横の左近が耳打ちで「駄目ですよ煽っちゃ…調子に乗るから」とボソリと言った。
「そうだ、殿と兼続がお揃いなら、いっその事皆でやればいいじゃないですか。4人でお揃いの皿、お揃いの湯のみ、お揃いの箸と。」
「はぁっ!!!???」
「良いですね〜やりましょうよ三成殿!」
「そうですよ、殿。皆でお揃いにしましょうよー。ね?(ニヤリ」
「・・・・・っ!!!駄目だっ!!!!!!」
バンッと机を叩くと同時に兼続が皿と湯のみと箸を持って部屋に入ってきた。
「・・・・・・どうした?三成・・・・具合でも悪いのか?」
「い、いや…」
「あ、すいません、兼続…。気が利かなくて」
「いや、小皿と箸と湯のみだけだから良い。それより…」
すっ、っと畳に座り、湯のみと皿をお盆から丁寧に下ろす。
「ちょっと騒がしかったが、何かあったのか?」
「いえ、殿が「皆でお揃いの茶碗と箸は嫌だっ!」と聞かなくて・・・」
「・・・お揃い?ああ、あのセットか。」
「皆でお揃いにすれば楽しいと思うのですが…」
「・・・・・・・・・・・・・・・。」
チラッと三成を見ると少し涙目で「嫌だ」と訴えていた。それに気づいた兼続はよしよし、と三成の頭を撫でた。
「そうだな…すまない。これは買い物に行った時に三成が一生懸命選んだセットらしいんだ。だから皆でお揃いは諦めてくれないか」

しーん。

「・・・・・・・・・・。分かりました。今日はお揃いは諦めて、また今度にしましょう、幸村」
「そ、そうですね。また今度が楽しみですねー」
「(あ、諦めろよそこ…)ハァ…とりあえず、食べようか」
「そうですねv」
「私、兼続殿の料理初めてです〜おいしそうです!」
幸村と左近は並べられてる料理を見ながら目を輝かせていた。
「ははは…。それぞれ合わないかも知れないが、まぁ食べてくれ。景勝様が少し手伝ってくれたから味が違うかもしれぬが…」
「いいですよ!そんなの。兼続の料理が食べられるだけで幸せなんですからv」
「そうですよ〜」
「クスっ…。そんなに幸せになるほどの料理じゃないぞ。さあ、食べるぞ。」
兼続はきちんと手を合わせて「いただきます」と言った後、3人も続けて「いただきます」と続けた。
「フン、お前達…味わって食べろよ!」
「三成殿はいつも兼続殿の料理食べてるんですよね〜」
羨ましいです〜と言いながら幸村は煮物をひょいっと取った。
「まぁ…ほぼ一緒に暮らしてるもんだからなv」
「・・・殿が勝手に兼続の家に押しかけてるだけでしょーが。それより兼続、これなんですか?」
「それは治部煮だよ。景勝様が作ってくれたのだ」
「へえ〜そうなんですかv」
パクパク食べて「美味しいですね」とにこりと笑う。三成は、先程言った左近の言葉が気に食わないのか、少し睨みながら左近に
「おぃ、左近・・・・先程何か言ったろ」
「え?ひゃんでふか?もぐもぐ」
「(・・・・チッ誤魔化しやがって・・・)兼続が作ったのはどれだ?景勝が作ったのはあまり食べたくないのだが」
「コラ、三成。呼び捨ては駄目だろ。・・・・・・そうだな、この前と違う味噌汁と野菜炒めを作ってみたのだが…」
「あ、これ兼続が作ったんですか?早速いただきますねv」
「あっ!!!俺が先に食べようと思ったのに・・・!!」
横から髪の毛を引っ張って来る三成を気にせず、左近は兼続が作ったと言う野菜炒めを数量自分の皿に乗せた。
「いただきまーすv」

ぱくっ

もぐもぐ・・・・。

「・・・・・・・・・・・・・(ん?)」
「・・・・・・・どうだ?左近」
「・・・・・・・・・(うっすいぞこれ。。)」
「・・・おい、何か言えよ左近!俺より食べてるんだから」
「・・・・・非常に言いがたいのですが、兼続、薄味好きですか?」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

小説練習、してます。 

May 07 [Mon], 2007, 1:25
これから突発に暇つぶしに小説もどきみたいなのを描いていこうかなーと思って
前の日記を利用しようと思ってます(笑)
ヘボ小説なんで…すぐやめる、かも…。
表現下手な上に、日本語おかしい所がありますがそこは見逃してください…lllorz

これから書いていきたいなーと思ってる物(予定)

今から君に会いに行こう(続き)/意外と敵は沢山いる?(続き)
働く君。/王様ゲーム
君にキスを/キツク愛してよ
人の好みはそれぞれで…/愛のコトバ
指輪

下辺りから好きな歌の題名とかから抜擢…(オィオィ)す、好きなんだーーーー!!

まだまだ増えるかも知れません。と言うか↑を無視して違うのかいてるかもしれないです(笑)
感想とか、もらえると嬉しいです。何処が悪いのか、いいのかも分かりますし…。
後、「○○でコレ書いて!」とか、もしありましたらお気楽にどうぞ(※答えられない場合があるかもしれません…その時はゴメンなさい;)

これを兼三、三兼、左兼、その他カプで書いていきたいと考え中でございます…。

意外と敵は沢山居る?(未完) 

March 30 [Fri], 2007, 22:49
【意外と敵は沢山いる?】 CP:左→兼+慶次

「・・・・・・殿は、どうやって兼続を落としたんですか?」
「・・・・・・・・・・・・・・はぇっ?」

唐突な質問に思わず三成は変な声を出してしまった。

「・・・・・ねぇ?どうやったんですか?ねぇ、ねえ」
左近はぐいぐいと仕事中の三成の着物のすそを引っ張りながらどうやって落としたのかを聞いていた。
「・・・しつこいぞ左近…。…落としたと言うか、俺が頑張って…振り向かせたと言うか…///」
言っているうちに恥ずかしくなった三成は左近の背中をバシバシと叩いて「もーーーっ、かっこいいんだよアイツ!!!!」と真っ赤にしながら叫んだ。
「・・・・・・・・・へぇー。」
しつこく聞いた割にはそっけなく返事した左近が気に食わなかったのか、三成は左近のモミアゲを引っ張った。
「あだっ!!!!!!・・・・何するんですか!!!殿っ;;ガキですかっ!!」
「お前、しつこく聞いといてそれなら聞くなよ!!」
「・・・・だって、『落とした』んじゃなくて『振り向かせた』んなら俺にも出来るなーと思いましてね。」
にやっと含み笑いをしながら三成に引っ張られたモミアゲを元に戻した。
意味が分からなかった三成は「はぁ?」と顔をしていた。

「……。お前、まさか俺から兼続を取ろうとか思ってるのか?」
何も分かってない顔から急にキッと目つきが変わって、左近を睨んだ。
勘が鋭い三成は、左近の企みが分かってしまったらしい。
「ふっ…さすがですね。殿…でも、違いますよ。俺は今遊郭に居る美人を狙ってるんです」
「・・・・・・・・・・・ふーん?」
「それに、殿の恋人でしょう、そんな事はしません、よ」
「(・・・・多分ね。)」
後から付け加えて左近は三成に聞こえないようにボソリと呟いた。
「(堂々と言いたい所ですが、殿は怒りっぽいですからね…。)」
「…そうか。それじゃその女と一緒になれるといいな。」
「そうですね。殿、応援していてください。俺…絶対手に入れますから」
「…?あ、あぁ・・」
少し違和感を感じた三成だったが、気にせずに左近の応援をする事にした。

三成に、どうやって兼続を落としたのかを聞いた後の帰りに、左近は兼続の事を考えていた。
「…あの義とか友とか煩い兼続が、「兼続からじゃなくて殿から振り向かせた」なんて信じられない話だよな。まぁ、あれだけ美人で優しかったら、惚れますよね。」
ふふんとご機嫌そうに歩いていたら、ドンッと人にぶつかってしまった。
「あ、すまな・・・・」
「いえ、こちらこそ・・・・て、左近?」
噂をすれば…というタイミングで現れた人物に左近も吃驚した。
「ど、どうしたんですか?こんな所に…」
「お前も何でそんな嬉しそうに歩いてたんだ?何か良い事あったのか?」
「……ま、まぁ。今も嬉しい事があったんですけど。兼続は俺に会いに来たんですか?」
「…違う。私は今から頼まれた物を買いに行くんだ。で、その後三成の所に顔を出しに行こうかなーと考えている。」
「(俺には顔を出しに来ないんですね・・・。)」
「ん。何か言ったか?」
「・・・・いえ?それより、左近もその頼まれ物の買い物に付き合っていいですかね?どうせ殿の所まで向かうのでしょう?」
「あぁ・・・そうだな。じゃあ少し道案内も兼ねて、買い物に付き合ってくれ」
兼続はニコリと笑って、メモを取り出した。
「はぃ、仰せのままに。道案内しますよ。」

*************

「ここに・・・酒を買いに行きたいのだが、この店はどこにあるんだ?」
「お、ここは酒が美味い店じゃないですか。謙信公が買って来いと言ったのですか?」
「いや、これは私が上杉の者から情報を貰ってな、是非手に入れたいと思って買いに来たんだ。」
「ふーん・・・・」
「で、この店はどこに・・・っつ!!」
メモを見ながら歩いていたために、またもや兼続は誰かにぶつかってしまった。
「・・・あ、すまな・・・」
「こっちこそワリィ!・・・・って、兼続じゃねぇか!」
「慶次・・・!!!久しぶりだな!!元気にしていたか?」
「あぁ、おかげさまで元気だよ。」
慶次は兼続に抱きついて頭をグシャグシャに撫でた。
一人取り残された左近は
「・・・・・・・・(何だあのデカイ奴は・・)」
とイライラしていた。
暫くすると慶次の撫で回しもエスカレートしてきたらしく、少し困ったような声も聞こえてきた。
「んん、ちょ…、慶次、そろそろ行かなくては駄目なのだ。だから離してくれ」
「ヤダね。久しぶりに会ったんだ。もう少し楽しませてくれよ、兼続」

(ちょ、危ない展開じゃないですか!!!!)

「ちょっと、前田殿…ここ町の中ですよ。それにそれ以上兼続に触らないで貰いますか?」
「おー、左近も居たのか。すまん、全く気づかなかったぜ!」
「(嘘付け!!)」
スマンスマン、と言いながら兼続を離し、撫で撫でから開放した。
「慶次、すまなかったな・・・。今度私がお前の所に遊びに行くよ」
「本当かい?それは楽しみだねぇー」
「(心配だ・・・)」
「その時は美味しい茶菓子を持っていくから」
「・・・・・・・・・や、茶菓子は良い。兼続さえ来てくれれば・・・・・・・・・・・・・・。」
「え?」
「いや、なんでもない!!じゃ、俺ぁやる事があるからこの辺でな!」
「あぁ、また今度な!」
ガシッガシッと何か二人のやり取りをした後、慶次はひらひらと手を振り、人ごみに消えていった。

「ふぅ。久々に慶次に会ったなぁ。。お陰で髪型がぐしゃぐしゃだ。左近、少し座る所で結び直して良いか?」
兼続は、ぐしゃぐしゃになった髪から赤い紐を解いた。サラッと綺麗な髪が靡く。
「別にそのままでいいんじゃないんですか?」
「いゃ、三成に会いに行くんだ。身だしなみをきちんとしないと失礼だろう。」
「あー・・・・。殿も一応一国の主ですからね・・・。」
「一応って・・・・お前・・・・。」
「しかし、勿体無いです。結んでるときも良いですが左近と居るときは髪を結わないでそのままで居てくれませんか?」

今から君に逢いに行こう(未完) 

March 22 [Thu], 2007, 18:25
兼三(予定)
「今から君に会いに行こう(仮)」

…戦は過ぎ、平和になった世界。私と三成はそれぞれ自分の住んでいる所で時を過ごしている。

「はぁ…。」

前より、三成と会えなくなってしまって私は最近ため息ばかり付いているような気がする。そんなときにいつも遊びに来ている左近に

「ため息ばかり付いていると、幸せが逃げてしまいますよ」

と言われてしまう。

「煩い。…左近、いつも思うが何でお前三成を連れてこないんだ?」
私は書いていた書をぐしゃっと丸め、左近に投げつける。
「……連れて行くと殿が『帰りたくない』って言って聞かないと思うので連れてこないんです。それに、ココに来てる理由は殿には違う事を言ってるんだよ」
理由なんてつけてるのか…。興味を持った私はその理由を聞いてみた。
「……例えば?」
「今日の理由付けは『兼続が病で倒れてしまったらしいので俺が見てきます』と言いました。」
「・・・・・・・それで、三成は」
「『・・・・・っ!!!!兼続がっ…!!!?お、俺も行く…っ!!!!!』と予想通りの慌て様でした。」
「…三成で遊ぶなよ…;あー、お前の所為で絶対今心配してるんだろうな…。」
「そうですねー…ちょっと泣き出しそうな顔してましたから、きっと心配してますよ。そうだ、左近と一緒に今夜、佐和山の方に帰りませんか?」

ふと言われて、一瞬固まってしまった。今夜?

「いきなり言われてもな…。何も準備していない」
「何も準備しなくても、着物とかは俺のを貸してあげますよ。」
左近はニコリと笑い、手を差し出して私の髪の毛に触れた。
「それに、もっと兼続と過ごしていたいですから…。」
先程にこりと笑っていた顔はすっと真剣な顔に変わる。思わずドキッとしてしまった…。
「・・・・・・お前の着物はお前が着たと思うと寒気がする…。自分のを用意するから良い」
私は赤くなった顔を隠すために後ろを向いて左近から視線を反らす。
何て分かりやすい反応をしてるんだ…。

「おや、酷いですねー。本当に風邪引いてるんじゃないですか?」
と(多分)ニヤニヤしながら笑っている。
・・・・ホントに腹が立つ奴だ。コイツは。

「で、どうするんです?今から行くと夜明けになってしまいますが」

そう。今はもう日も暮れて夜の9時になる前になっていた。
左近の『ま、俺の馬で行けば、今日中に間に合うんですけどねvV』と言う発言を無視し、
私は悩んで悩んでやっと決断した。

「そうだな…。三成にも会いたいし、お前と共に佐和山に行こう。」
「じゃあ決定ですね。それなら今から準備してください。俺は外で待っていますから」
そう言ってにこっと笑いひらひらと手を振りながら左近は外へと出て行った。

その頃佐和山では。
三成は夕食を済ませ、風呂に入っている所だった。

「・・・・・・ふぅ・・・・。兼続、大丈夫か、な」

左近が(兼続に会いに行く言い訳で)言った『兼続が病で倒れてしまった』と言う言葉が、今日一日中頭に回っていた。
その所為で、今日やりたいことが終わらず、一日過ぎてしまったのだった。

「・・・・やっぱり俺も行けばよかった。」

今から後悔しても遅いか。とボソリと言いながら三成は風呂から上がった。
自室に戻り、布団にすぐにごろりと寝転がった後、数日前に来た兼続からの手紙をふと思い出す。

「あの手紙には『私は元気にしているぞ!』と書いていたのにな…。やはり東北は寒いから風邪を引きやすいのだろうか…。それにしても左近は遅いな…。そんなに酷いのか・・・・?」

うー、と枕に顔を埋めながら独り言を言っていたら、一日中悩んでいた所為か、三成は眠くなってきて眠りについてしまった。

そして数時間後。

外から何やら馬の鳴き声らしき物が聞こえてきて、三成はガバッと起き上がった。
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