平清盛【第10回】NHK大河ドラマ

March 15 [Thu], 2012, 20:42
義清散る 

「出家する。院が私をお許しになったのは、いまだ、待賢門院様を、愛しく思うておるゆえだ。愛しいゆえ…、突き放すのだ…。王家の乱れの種は、人が、人を愛しく思う気持ち…。手に入れたい…。手に入らぬなら、奪いたい…。奪えぬなら、殺したい…。そんなどす黒い、醜い思いが渦巻いて、そこに人…、やがては、国を巻き込んでいくのだ。矢は、的の中央に当たるが最も美しく、歌は、そこにふさわしき言葉が選ばれ、見事に組み合わされたときこそ、最も美しい。いかなる世においても、美しく生きることが、私の志だ。私には、醜くさにまみれて生きていく覚悟はない。清盛…、お前さんは、私の、たった1人の友だ。それゆえ、お前さんに、見届けてほしい。佐藤義清、一世一代の、わがままを…。『身を捨つる 人はまことに 捨つるかは 捨てぬ人こそ 捨つるなりけれ』今は…、これまで…」by佐藤義清(藤木直人)。

えっと、佐藤義清出家祭りでございました。えっと…。「平清盛」ですよね、今年の大河は…。サブタイトルも「義清散る」ですし、主人公であるはずの清盛(松山ケンイチ)なんていてもいなくてもどっちでもいいようなお話でした。実際義清が出家するときに清盛が立ち会ってなどいないんでしょうし。万が一立ち会っていたとしても、義清の詠んだ歌の意味などきっとわかっていないはずです。少なくともこの「平清盛」のアホンダラ清盛は…。
っていうか、義清って清盛のこと「お前さん」なんて呼んでいたんでしたっけ??なんかものすごく違和感があったわ。なんていうか、義清いきなり渡世人??なんて思っちゃいました。←勝手なイメージです。

いやもうホントはピックアップセリフも鳥羽院(三上博史)の「咎めねばならぬことなど、なにひとつ起きてはおらぬ。そなたが誰となにをしようと、もはや私の心にはさざ波ひとつ立たぬゆえ」にしようと思ったんですが、もはやこれでは主人公清盛が蚊帳の外すぎてあまりにも哀れなのでやめておきました。あくまでもこのドラマは「平清盛」ですから、ギリギリドラマの中だけであっても、清盛に関係するセリフでいきたいので…。
でもそれもできなくなっちゃいそうだわ…。だって、清盛関係のエピソードがおもしろくないんですもの…。まさかこんなにも清盛まわりのエピソードが退屈だとは思ってもみませんでした。今回の義清出家の巻〜でも、清盛を取ってつけたように出演させてみました〜な感じでしたし…。なんなんだか…。

で、なによ、義清はミイラ取りがミイラになっちゃったってことでいいんでしょうかね。空気読めない天然璋子さま(壇れい)に人を愛おしく思う気持ちを持ってもらうため、それで璋子さまを救えるんだと信じて、不義密通なんてもう畏れ多いことをしでかしちゃったわけですが、璋子さま云々ではなく、義清の方が璋子さまにハマっちゃったってことなんですね。っていうか…、なにやってんの義清…。
そもそもさ、璋子さまを救うってのもさ、崇徳帝(井浦新)を守るためってことが始まりだったわけでしょう。もはや崇徳帝のことなんか義清の頭にないのがなんとも…。璋子との恋が叶わないからって、崇徳帝のことなんてすっかり忘れ去って出家しちゃうなんてさ、そんなこと崇徳帝が聞いたら、早くも怨霊になる準備万端ってなもんですよ。もはや生霊飛ばしているんじゃないかって雰囲気なんですけど、義清は璋子さまに夢中で全く気付かなかったってことでしょうか…。あぁもうますます崇徳帝が気の毒だわ…。
だってさ、得子(松雪泰子)と鳥羽院(三上博史)の間に生まれた躰仁親王を子供のいなかった崇徳帝と中宮聖子(大谷英子)の養子として、生後わずか3か月だっていうのに、次の帝にってことになっちゃってるんですもの。でも崇徳帝にもちゃんと息子が産まれるはずよね。だから保元の乱が起こるんでしょうし…。
このドラマでは、躰仁親王を次の帝にしたいってのは得子だけの思惑だってことにしたいみたいですね…。鳥羽院は躰仁親王を次の帝にすることを渋っていましたし、得子が躍起になっていただけですから…。

いやはや今回も、朝廷絵巻はドロドロです。雅仁親王(松田翔太)は元服してもやってることは厨二病そのものですし、得子との舌戦も相変わらず激しかったですし、璋子さまも乱入してのにらみ合いもありましたし、挙句鳥羽院までもがツンデレ発言(←なのか??)…。そうです、朝廷は相変わらず絶賛昼ドラ展開中です。
いやね、清盛まわりのエピソードが詰まらないから昼ドラ朝廷シーン増やしちゃうよ〜ってのはわかるんですが、それにしたって主人公清盛が蚊帳の外すぎます。清盛まわりのエピソードより、朝廷絵巻ドロドロ昼ドラ風味の方が視聴率取れるんじゃないかっていう大人の事情が垣間見えちゃっている気がして、なんだかなぁって感じです。朝廷絵巻ドロドロ昼ドラ風味はおもしろいっちゃぁおもしろいんですが、だったら「平清盛」なんていうタイトルにしないで、「平安絵巻」(←ベタすぎて絶対つまらなそうなタイトルだけど…)とかなんとかってんで、主人公を特に決めずにこの時代をまんべんなくやっちゃった方がしっくりきます。「平清盛」ってタイトルだから、朝廷絵巻を見ていておもしろいとは思いつつも、全体的に見るとモニョっちゃうんですよねぇ…。

さて、今回の主人公佐藤義清が突然出家したわけですが、なんだろな、唐突すぎるというか、そりゃ以前「美しく生きることが私の志」みたいなことを言っていたわけですが、堀河局(りょう)と関係を持っていたにもかかわらず、そもそも崇徳帝をお救いするとかなんとか言っていたのに、璋子さまにのめり込んじゃったみたいで、璋子さまが振り向いてくれないからって璋子さまの首を絞めるとか、もうホントに唐突すぎて面食らっちゃってます。「人を愛おしく思う気持ちを知らなかったのは私だ」なんて言っていたけれど、妻子もいたわけで、ホント義清一体なんなの??って感じですよ。
おまけになにを思ったか、いきなりホントいきなり娘を足蹴にしちゃてさぁ…。桜の花びらがきれいよってんで娘から桜の花びら手渡されて「美しい……まこと…美しい……ていやっ!!!」って娘に蹴り入れるってなによマジで…。なになに義清マジどうかしちゃったの??ってな感じです。義清が出家するときに娘を足蹴にしたってのは有名な話ですが、このドラマを見ているだけでは、義清が気でも狂ったとしか思えません…。どうしちゃったの義清…。
でもって、いくら義清が桜が好きだったからって、桜散らせすぎでしょうよ…。桜吹雪すぎでしょうよ…。遠山の金さんも真っ青な桜吹雪っぷりだわよ。サブタイトルを「桜散る」にした方がいいんじゃないかってくらいの散りっぷりでしたわよ。←もはやそれじゃなんのドラマなんだかさっぱりだし、時期的にタイトルだけで傷つく人もいるだろうからまず間違いなく却下。

いやはや、ホントにこのドラマなに??ってくらい主人公清盛の影が薄いんですけど…。今回なんてまんま、「佐藤義清出家物語」でしたから。西行としてまたいつか登場してくれるのかしら。どうなんでしょうね。世を捨てた坊主にしゃしゃり出られてもまいっちゃうので、とりあえず用はないんですけど。

ところで、正論をぶちかましても鳥羽院を始め誰もかれもが全く打っても響かないわけで、藤原頼長(山本耕史)は相当イライラしているでしょうねぇ…。まともに話ができるのは高階通憲(阿部サダヲ)くらいしかいないと思っていることでしょう。そりゃハモって論語読んじゃうってもんです。
そんな頼長が源為義(小日向文世)から献上された白いオウムを大事に飼っているみたいで、なんだかほんわかした気持ちになっちゃいました。ったく頼長ったらぁ、なんだかんだ言って動物にもちゃんと優しいのよね、うん。←妄想スイッチ入りました。

あぁでもマジで、清盛まわりの話をおもしろくしてくださいっての…。




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