隠れ糖尿病ってなあに? 

June 19 [Thu], 2008, 22:00
隠れ糖尿病」ってご存知ですか?

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≪その前に、糖尿病についておさらい≫

食事をした後、炭水化物が体内で消化・吸収されて、ブドウ糖が
血液の中に増えてきます。ここで、すい臓から出される、体内で唯一
血糖値を下げるホルモンである「インスリン」が活躍します。

インスリンが働いてくれることによって、体の各細胞にブドウ糖が
運ばれ、エネルギー源として使われるわけですが、この
インスリンの働きが悪くなったり、不足すると、血液の中の血糖値が
なかなか減らず、「高血糖」となります。

この状態が継続することを、「糖尿病」と呼びます。

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さて、糖尿病の診断基準として、「空腹時の血糖値を測る」のは
ご存知だと思います。
空腹時にブドウ糖の入ったジュースなどを飲み、30分後、2時間後と
時間をずらして血液検査をすることで、血液中の血糖の上がり具合を
測ります。あるいは、ヘモグロビンA1Cという値を見る方法もあります。

空腹時血糖値が、「126mg/dl」以上なら糖尿病であると疑われます。
しかし!ここで問題が。

実は、空腹時血糖値が「126mg/dl」以下でも糖尿病である人が
かなりの確立で潜んでいるんです!
それが、「隠れ糖尿病」です。


通常、正常な人は食後に血糖値をはかっても、時間が経つと血糖値は
下がりますが、隠れ糖尿病の方は時間が経っても上昇したまま!

食後の血糖値を測り、2時間後の血糖値が「200mg/dl」以上の場合、
隠れ糖尿病です。「140mg/dl」以上であれば、隠れ糖尿病予備軍です。

隠れ糖尿病の検査について 

June 20 [Fri], 2008, 15:02
隠れ糖尿病の検査は、前述したように「空腹時血糖値」ではなく、
「食後血糖値」の値をはかります。
病院では、内科に行くと検査を受けることが出来ます。

検査内容は、ブドウ糖を含んだジュースや炭酸水を飲み、
その2時間後に血糖値を調べます。

この値が「200mg/dl」を超えていると隠れ糖尿病、
「140mg/dl」を超えていると、隠れ糖尿病の予備軍です。


また、自宅で測りたい場合には、「血糖値測定器」というものが
市販で販売されています。指先などから少量の血液をとり、
血糖値を測定する機械です。

また、もっと簡単に尿で検査できる「尿試験紙」というものも
売られています。

しかし初めの検査は病院で受けることをおすすめします。

隠れ糖尿病の症状とは? 

June 22 [Sun], 2008, 16:24
隠れ糖尿病、その症状はどういったものなのでしょうか?

糖尿病には、やっかいなことに初めのうち自覚症状がありません。
症状としては、「のどが渇く・だるい・足がつる・尿がよく出る」などが
ありますが、これらの症状は病が進んで血糖値が高い状態が
続くようになってから、やっと出てくると言われています。


そしてこれらの症状を「体調不良」として見過ごし、症状が進むと
三大合併症と呼ばれる「網膜症(視力低下や、目が疲れやすいなど)」
「腎症(尿からたんぱくが出る、むくむ)」「神経障害(顔の神経麻痺や
手足のしびれ、痛みなど)」といった障害がでたり、動脈硬化が進んだり
、心筋梗塞を起こしやすくなったりとさまざまな血管障害がおこります。

こうなってくると、かなり糖尿病は進行している状態です。
自覚症状が出てくる頃には病が進んでいるため、空腹時血糖値では
見逃してしまいがちな「隠れ糖尿病」の方は油断してしまいがちで、
特に注意が必要なのです。


会社で健康診断などをされている方でも注意が必要ですが、
自営業や定年退職者、主婦など、自ら健康チェックを必要とする方々は
後回しにしたり、忘れてしまいがちです。
市販の検査薬・測定器などでチェックしてみて、気になるようであれば
病院で血液検査を受けましょう。

隠れ糖尿病の予防・対策法 

June 22 [Sun], 2008, 16:47
隠れ糖尿病は予防できるのでしょうか?
その対策・予防法をここでご紹介します。

食後の血糖値が上がりやすい隠れ糖尿病の方は、
インスリンが働きやすい環境を整える事が大事です。

血液中に糖が入ってきてからそれをインスリンで抑えるまでに、
隠れ糖尿病の方は時間がかかってしまい、その間に血糖値が
上がってしまうからです。


≪隠れ糖尿病の対策・予防法≫

運動と食事制限が大切です。
内臓脂肪があるとインスリンが働きにくい環境になるため、太り気味の方は
内臓脂肪を減らす必要があります。また、運動をすることでブドウ糖を
エネルギー源として使うので、インスリンの負担を減らすことが出来ます。

◎ 運動は、激しいことをする必要は無く、ウォーキングで十分です。

・食後1時間後、軽い30分程度のウォーキング


◎ 食事は、血糖値を急上昇させない食事を心がけます。
そのためにも、食品の「GI値」を知るのが有効です。

GI値とは、炭水化物の食後の血糖値の上昇程度を数値化したものです。
数値が低い食品のほうが、血糖値の上昇がゆるやかで、
吸収も遅いと言われています。

これを利用した「低インシュリンダイエット」というダイエット法がありますが、
GI値が低くてもたくさん食べてしまえば意味がないので要注意!)



たとえば、白米84に対し、玄米は56。うどんよりそば、大福餅よりも
プリンのほうが、GI値は低い食品です。
普段ヘルシーだと思って食べていても、意外とGI値が高い食品が
たくさんあります。

一番良いのは、食事の後に血糖値を測ってみて自分なりの血糖値を
上げる・下げる食事表を作ってみることですね。


また、食事はGI値の高いものを避けるのではなく、低い食品や
血糖値を上げにくい食品と合わせて工夫して食べる事で、GI値が高くても
楽しむことができます。

食物繊維の多いもの(皮付きの季節の野菜、果物、とうもろこしや
きのこ類、海藻類など)や牛乳などは、血糖値が上がりにくい食品です。
上手に組み合わせて、血糖値を測りながら季節のレシピを考えてみるのも
楽しいですよ。


また、食事の際に飲むお茶で、血糖値を抑制するという補助的な方法も
あります。食物繊維やポリフェノールが豊富なお茶は、食後の血糖値の急上昇を
抑えることができ、トクホでもさまざまなお茶が発売されていますので、
食事のお供として楽しまれるのもいいですね。

【隠れ糖尿病の予防 参考サイト】 血糖値を下げるお茶を集めました
P R
プロフィール
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隠れ糖尿病の父を持つ30代。
父の体調を知るべく、糖尿病について
いろいろと調べています。
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