無色という名の色・空色という名の空間 

2005年11月23日(水) 9時36分
その日、空から水が降ってきた。
とても小さな水だったがその量は次第に増え

水 は

赤黒い雲に針を通す細い矢のように

劣悪な空気に風穴を開ける槍のように

死者を大地へ還す優しい掌のように

地上のものを等しく転生へ導く雨。

川は新たな生へと向かう賛歌に満たされ大河となり
新たな命を待ち望む者達の血肉を一纏めにした。

雨は一時も止むことなく降り続け

やがて地上の血肉を総て一つにした。

雨に内包され一纏めとなった血肉は

星の7割を覆い  

全ての物が全ての者の母となった     <完>

朝食 

2005年11月20日(日) 23時36分
東の空に明るいお日様
ニコリと微笑む少年が一人

彼の名前はマスタード
みんなからはピグと呼ばれている

彼の左手には
キラリと光るフォークが一本

「お皿の上にはベーコンが7枚
僕が3枚、あいつに3枚・・・
あと一枚は、こっそり食べておこう」

静かにベーコンを食べるマスタード

誰もいない部屋
ロックも掛かっていない

なぜかニヤけるマスタード
「もう1枚・・・2枚食っちゃえ!」

すると・・・ゆっくり扉が開き
物音を立てずに、誰かが歩む

マスタードは、食事に夢中
後ろに誰か居るとも知らずに


「俺を甘く見たな、ぼうや!」

そこに居たのは、白い歯を見せるジョウン
手には鈍く光るフォークが一本

マスタードが、ビクリと飛び跳ねるや否や
ジョウンはベーコンに飛び掛った

テーブルは崩れ落ち
一定の間隔で、ベーコンが散らばった


何も知らない二人の少年
全てが消えた四人の大人

太平洋に浮かぶ船
ゆらりゆらりと西へゆく

おわり

謎の肉 

2005年11月20日(日) 22時59分
奇妙な事件が起きてても
調理場は普段と変わらない
忙しく働くコックたち
大声で怒鳴る料理長

そこへ現る死の商人
大きな肉を5つ持ち
少しニヤけてこう言った

「上等な肉を持ってきた
こいつはなかなか手に入らない
どうだ、こいつを買わないか?」

「正体不明の肉なんか
料理する気も起こらねぇ
そいつは一体何なんだ?」

少し戸惑う商人バル

「・・・お前ホントにコックかよ?
冗談言うのはよしてくれ」

「何の肉だか教えろよ
ホントに、何だかわからないんだ」

「七面鳥だバカヤロウ!」

交渉 

2005年11月12日(土) 18時57分
「これは参った、どうしよう
殺人現場を見ちゃったよ!」

思わず叫んだスペリアル
バルはビクッと飛び跳ねた

「ちょっとこっちに来てくれる?
何を見たのか聞かせてよ」

「そういうアンタがこっちに来い
金を積むなら話を聞くぜ」

「それはちょっとできないな
なんなら君を売り飛ばそうか?」

お日様がついに顔を出し
早朝のベルが鳴り響く

死の商人 

2005年11月12日(土) 18時40分
ご機嫌のマックスウェルは
鼻歌交じりで葬儀の準備に取り掛かる

「今日はなんていい日なんだ!」

そんなご機嫌マックスウェルに
突然不幸が降りかかる

ドス!ドス!ドス!

「ごめんね兄さん、さようなら」

マックスウェルは背後から
義弟のバルに殴られた

「今日は全部で4体か
誰が最初に売れるかな?」


笑う者 

2005年11月12日(土) 11時47分
こんなに悲しい朝なのに
ウキウキしている者がいた

そいつの名前はマックスウェル
彼の仕事は葬儀屋さん

「今日のラッキーナンバーは
占いどおりに3だった♪」

早速遺体の背を測り
スーツを2つにドレスを一つ
棺おけ3つを用意した

逮捕 

2005年11月12日(土) 11時00分
まだ日も昇らぬ夜明け前
殺人犯は捕まった

逮捕に喜ぶペッパーに
ほっとしているレイディー・ルー
涙を流す未亡人

Dr. ロバート何かに気づき
男に向かってこう言った

「お前はもしやリチャードか?」

ああ、そうだよ、と男は答え
ニコリと笑って連れられた

「あいつは先生のお知り合い?」

「あいつは昔の親友さ」

その時、一つの銃声が
廊下のほうから鳴り響く

「今日は、なんて酷い日なんだ!」

ロバート廊下へ駆けつける
そこにいたのはマスタード
真っ赤に染まって、倒れてた

夫の仇を討ったパン
今度は銃を自身に向け
哀れな夫のもとへ行く

Darknessmoon-3 

2005年11月10日(木) 20時48分
町の外に出て狩る。
ハチやウサギやマンドラゴラを
ひたすら狩りまくる。

そして売る。店に。

後で知ったが店で売ると
相手の言い値で売ることになるので大変損をする。

競売所で売ればその値段(特にクリスタル)
は一気に跳ね上がる。

なぜなら店はこちらの売るものを欲しない。
競売所は売って欲しい相手とのそこはかとない
駆け引きがあったりなかったり。

そんなこんなで1000ギル程
貯まったところでレッツ天の塔。

相変わらずちっこいタルから「わーるどぱす」を買う。

基本的に人は生まれる場所を選べないが
地獄の沙汰は金次第。

ヴァナ・ディールに地獄があるかは分からないが
転生する他人を意図的に自分の世界へと手招くことができる。

金次第で。

それが「わーるどぱす」だ。

天の塔で石床に腰を下ろす。
待ち長くてすこし他所へ気をやってると
いつの間にか傍にヒュームの男が立っていた。

それに気付かず座っていると男は暗号を口にした。

「カコカコキキ」

もう一つのヴァナ・ディール
平行世界カーバンカルから来た男、Giovanniだった

Darknessmonn-2 

2005年11月10日(木) 20時24分
町へ出ると一人のミスラに出会った。
流されるまま喋ってると横からただでさえちっこいタルの
さらにちっこい子供のタルがやって来て

さっきのミスラは泥棒ミスラで有名とか
自分は正義のスターオニオンズ団だとか
わけわからんことを言いたいだけ言って去った。

地図の開き方もわからずフラフラしていると
妙な家に入った。

カン、カン、カン

その中には妙な格好のミスラが数人。
骨棍棒をもってウロウロしてるのやら

カン、カン、カン

みのでリズム良く大骨を削ってるミスラやら。
一番えらそうなミスラに話しかけると

「ここは骨細工ギルドだ。ギルドに所属するのか?」

「え・・・・・」

はい
いいえ

「は・・・」

カン、カン、カン

「・・・・・・・」

「やっぱいいっす。」

Dr. ロバート 

2005年11月10日(木) 1時33分
トン、トン、トン
(誰かがドアを叩いてる)

トン、トン、トン
(誰でもいいから早く来て)

ガチャっと開いたそのドアの
前にいるのはDr. ロバート

彼はルーの精神科医
いつも酔ってる変人だ

「調子はどうだい、レイディー・ルー」

「調子はいいけど、問題が・・・」

「また手を出したの、ドラッグに?」

「持ってるけれど、使ってないわ」

その時、何かが飛び出した
クローゼットの扉から

その正体は、マスタード
何故だか、彼はラリってた