アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉 

February 18 [Sat], 2017, 12:01
 市井コンサルタントとして社会人生活を積んでこられた小倉氏が、
 平易な言葉使いやシンプルな意味解釈により、
 私たちを照らす灯になるようにと執筆された本。

 小倉氏は、30歳で課長になったものの、チームをまとめることが
 できずに、うつ病を発症。「上司としていかにあるべきか」
 「人間としていかに生きるべきかと常に模索し続けていたそうです。

 この本に書かれていることは、岸見一郎先生の本と重複していますが、
 そんな小倉氏が抽出した部分や、付け加えたエピソードの部分は、
 アドラーが提唱していることを、滑らかに腑に落とすための潤滑剤に
 なっています。

 ◆ 他者に認められるために行動すべきではない
 私だけではなく、誰もが、良い行動をした時は、それを認めてもらいたい、
 と思っているのではないでしょうか?しかし、アドラーは、他者に
 認められるために行動するべきではない、と言っているそうです。

 確かに、認められることが目的になってしまうと、
 他者が見ているところでは、良い行動をし、見ていないところでは、
 良い行動をしないということになってしまうかも(・・?

 ◆ありのままの子供を認める
 「子供は、勉強で一番になれない、と思った時、運動で一番になろう。
 ダメならば、芸術で、それでもダメならば……。最後は非行で注目を
 集めようとする。人は正しいことをして注目されないと、時に
 『負の注目』を集めようとする。」

 世間の価値観が一元化し、流れに乗れない子供や人が負の注目を
 集めようとするならば、世の中はどんどん荒んでしまいますよね。
 皆が子供に人にそのような傾向があることを知る必要があるのでは
 ないでしょうか?

 ◆現実を受け入れ、そこにポジティブな意味を見つけていく。
  それはだれにでもできることなのです。

 岸見先生の本では、「大切なことは何が与えられているかではなく、
 与えられているものをどう使うかである」と書かれていることだと
 思うのですけれども、自分が持っているスキルを徹底的に
 使い倒すことで、道が拓けるのかもしれませんね。

 ◆原因論ではなく、目的論
 アドラーは「すべての行動には(本人も無自覚な)目的がある」
 そして「感情が人を突き動かす」のではなく、人は目的のために
 「感情を使用する」と言ったそうです。
 私は、激情に駆られることが少なくないので、典型的な「目的のために
 感情を利用する人」なのだと思います。カッコ悪いです。

 ◆本当に自信がある人はそれを誇示する必要がありません
 私は、自分の努力を他者に認めてもらおうという気持ちからなのか、
 何かとアクションがオーバーになりがちでした。これからは、
 誰も認めてくれなくても、自分が良いと思うことは影日向なく
 行動したいと思います。

 平穏に暮らしている時は、心に響かないかもしれませんが、
 著者の小倉広さんがそうであったように、「答えの出にくい問題」が
 壁として立ち塞がった時、きっと私たちに示唆を与えてくれるのが、
 アドラー心理学なのだと思います。

 私は、岸見一郎先生の『嫌われる勇気』『アドラー心理学入門』
 『アドラー心理学実践入門』『人生を変える勇気』を読み進めてきた
 ことによって、徐々に自分自身を客観的に観察する力が芽生え、
 悩みの原因も少しずつ明確になってきたような気がしているので、
 更に視点を変え課題に真正面から立ち向かう勇気を得るために、
 ここに書かれている言葉を心と体に刻み込みたいと思います。


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幸せになる勇気 

February 18 [Sat], 2017, 11:58
 読み進めるに従って「哲人の言葉に自尊心を抉られ、罵声を浴びせることで応戦しようとする青年の姿が、徐々に自分自身と重なってくる」という苦しさを感じました。

 私は、未だ20代だった頃、岸田秀さんと伊丹十三さんの対談『哺育器の中の大人』を読むことによって、岸田秀さんの精神分析に出会いました。岸田秀先生は、独学でフロイトの精神分析を学び、『哺育器の中の大人』では、伊丹十三さんの巧みな質問に促され、分かりやすい解説を繰り広げてくれました。

 私は、『幸せになる勇気』を読むことによって、『哺育器の中の大人』を読んだ40年も前になろうとするときに感じたような、真の自分を客観的に見ることの辛さを再び感じました。それを直視することは、『嫌われる勇気』を振り絞ることよりも勇気のいることでした。しかし、そのプロセスを経ず、自分を信頼できるようになることはありませんし、自分を信頼できない者は、他者を信頼して「私たち」を主語に愛の課題に踏み出すことも出来ないのです。

 この本を読むと、否が応でも、58歳にもなった自分の中に、まだ自立しきれていない幼児が隠れている(たぶん他の人からは丸見え@_@;)ことを思い知らされます。表面的には自分より恵まれているように見える人に嫉妬し、持っている宝物の輝きに気がつかない自分がいます。先ず、その宝物の汚れを拭わないと…

 些細な部分を指摘する方もいますが、この本が与えてくれる果実を得るためには、この本を道具として使い、真の自分と対峙することが必要なのだと思いますので、価値を感じられた人は、『真の自分と対峙する勇気』を持てた人、些細な部分が気になった人は、『真の自分と対峙する勇気』を持てなかった人なのではないでしょうか?

 自己中心性を捨て「わたし」から「わたしたち」へ主語を変換せよ。という提言は、今までの岸見先生の書籍に見つけられなかった新しい導きですね。「愛とはお互い見つめあうことではなく、共に同じ方向を見つめることである」というアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの言葉にも通じる概念であると思いました。

 些細な部分を指摘する方もいますが、この本が与えてくれる果実を得るためには、この本を道具として使い、真の自分と対峙することが必要なのだと思いますので、価値を感じられた人は、『真の自分と対峙する勇気』を持てた人、些細な部分が気になった人は、『真の自分と対峙する勇気』を持てなかった人なのではないでしょうか?

 自己中心性を捨て「わたし」から「わたしたち」へ主語を変換せよ。という提言は、今までの岸見先生の書籍に見つけられなかった新しい導きですね。「愛とはお互い見つめあうことではなく、共に同じ方向を見つめることである」というアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの言葉にも通じる概念であると思いました。


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アドラー心理学入門 

February 18 [Sat], 2017, 11:51
 私たちは民主主義が自殺することがないように絶えず気を配り、誰かに強制されたり与えられたものを正しいものとして無条件に受け入れるということなく、自分で正しい判断をしていかなければなりません

 岸見先生からのメッセージ「私たちは民主主義が自殺することがないように絶えず気を配り、誰かに強制されたり与えられたものを正しいものとして無条件に受け入れるということなく、自分で正しい判断をしていかなければなりません。私たちのしていることは何らかの形で全体に繋がっていきます。

 私たちに何ができるのかを考えて生きていくと少しは何かが変わるかもしれません。一人の力は意外に大きい、と考えて自分ができることから何か始めて欲しいのです。アドラーが提唱しているような生き方を選んで実践していけば、私たちの人生は変わります。」

 岸見先生が『嫌われる勇気』で書かれている「課題の分離」の部分を読むと、スティーブン・R・コヴィー博士が『7つの習慣』の「真の自立を達成することによって、効果的な相互依存の状態ができあがる」という部分を、「相手の課題に関与する前に、先ず自分自身が真の自立を達成せよ!」と言われているようにも理解できる。

 民主主義の目的は、私たち人間が存続し成長するための活動を統治することではないでしょうか?そのためには、個々も短期的な欲望に突き動かされるのではなく、長期的に何を目的に活動してゆけば良いのか理解しておかなければなりません。

 どのような状態が自分にとって快適な状態なのか、自分が引き継ぎ子孫に引き継いでもらわなければならない社会は、どのようになって行けば良いのか、時々立ち止まって真剣に考える機会が必要でしょう。そしてそのような環境をつくるために、需要のある人を目指すことが大事なのだと思います。


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嫌われる勇気 

February 18 [Sat], 2017, 11:38
 わたしたちの力は計り知れないほど大きく、わたしたちが変われば世界が変わってしまいます。世界とは、ただ、わたしたちによってしか変わりえないのです。

 人は誰しも、客観的な世界に住んでいるのではなく、自らが意味づけをほどこした主観的な世界に住んでおり、自分の主観から逃れることはとても難しいことなのです。しかし、われわれが自分自身や世界の見方を変えれば、今までは八方塞の暗闇のように感じられた世界だって、光に溢れ希望に満ちた世界に変えることができます。

 人は変われます。のみならず、幸福になることもできます。わたしたちの力は計り知れないほど大きく、わたしたちが変われば世界が変わってしまいます。世界とは、ただ、わたしたちによってしか変わりえないのです。

 確かに、わたしたちが暮らしている世界を認識しているのは、わたしたちそれぞれの意識なのですから、人それぞれの認識の仕方によって、世界を変えることができるのだと思います。そして世界を変えるためには、わたしたちそれぞれが置かれている境遇を受入れ、与えられていないものに目を向けるのではなく、与えられているものに注目し、それを最大限に活用することを考えなければならないのです。

 2015年1月2日追記
 自分の人生が閉ざされているように見えるのは、自分の視点に原因があるのであって、自分のアクションを変えるのではなく、自分の視点を変えることによって、結果的に世の中の感じ方や、自分のアクションを変えることができると書いているような気がしました。


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日常の小さなイライラから解放される「箱」の法則 

February 18 [Sat], 2017, 11:32
 相手に良く思われようと考えてる時、私は相手より自分に関心がある…自分が相手からどう見えるかではなく、相手に関心を寄せ求めている結果を得るために貢献することが相手との関係を良くする方法なのだと思います。

 おわりにより「どんなことが起きても、箱には入らないで、それらと向き合えたらと思います。それが、一番、自分を楽にさせる方法だと信じています。自分が変われば相手も変わるものです」確かに、変わって欲しい様な相手に対しても、尊敬する人とか、自分の人生にとてもいい影響を与えてくれた人に接する様にすると、相手との関係が変わる様な気がします。しかしこれは「相手が変わった」と言うよりも、自分が「箱」から出られた瞬間なのだと思います。先ず自分から変わるということではなく、自分が変わることによって世界の見え方が変わるのです。 

 自分にとって都合の悪い問題が起こった時、人のせいにして心を乱していると、何時まで経っても負のスパイラルから逃れることはできませんよね。スティーブン・R・コヴィー博士の『7つの習慣』に書かれている「関心の輪」ではなく「影響の輪」に働きかけることも、まさに「箱」から出る(自ら変わる)ことなのではないかと思いました。

 自分が箱に入って(いる状態で)接していると思う人が経験しているだろうと思われる障害、重荷、苦痛を考えてみる。自分が(その人に)加えたと思われる障害、重荷、苦痛を書き出す。大きい小さいにかかわらず、その人を不正に扱ったり、見下してみたことはないか…これらのことを踏まえて、(自分が)その人にすべき(いますぐにでもできる簡単な)ことは何か…実は、自分が受けていると思っている障害、重荷、苦痛は、自分が相手の障害、重荷、苦痛を理解しないことによって生じているわけですね。

 「自分が感じたことをするか、裏切るか」例えば、駅などの公共の場所に手袋が落ちていた時、拾って駅員さんに預ければ、落とした人が取りに来るかもしれない…そんな小さなことができないと、「落としたことを気づかない人に非があるんだ。」というように、誰かに責任を押し付けなければならなくなります。それってちょっと悲しいですよね。


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自分の小さな「箱」から脱出する方法 

February 18 [Sat], 2017, 11:29
 あなたは自分自身について、もっと知りたいですか?そして自分自身の能力を活かしたいと思いますか?もしそうだとしたら、この本を読むことをお薦めします。
◆人間は、相手が自分のことをどう感じているか察知して、それに対して反応する。つまり人間は、相手が自分をどう思っているのかを感じることができる。
◆自分が相手に関心を持っていることをわからせようとしているとき、自分は相手より自分に関心がある。
◆対人関係では不器用であっても、他の人間を献身的な気持ちにさせたり、仕事に積極的に関わろうという気持ちを起こさせたりさせられる人間が存在する。

 本文より…対人関係では不器用であっても、他の人間を献身的な気持ちにさせたり、仕事に説教的に関わろうという気持ちを起こさせたりできる人間が、存在する。彼らは、ものを作り出す。そしてそれだけでなく「ものを作り出すよう」周りの人を励ますことができる。
 あなたの周囲に起こる問題を、あなたが解決できないとき、あなたは『自分の小さな「箱」に入っている』可能性がある。

 目先の利益を得るために、自分自身の信念や原理原則を欺いてしまったことが無い人はいないと思います。しかし、自分自身の信念や原理原則を欺くことは、自分自身の心を必ず蝕んでしまいます。蝕まれた心のままでは、清々しく生きることはできないし、人生の最後に自分を褒めてあげることが出来なくなってしまうのではないか?と思うのです。

 私は、この本を読んで大きな衝撃を受けました。まさに自分が小さな「箱」に入っている。と思ったからです。ほとんどの人は、自分の利益のために、自分の本心を欺いて生きています。でも、そうしてしまうと、自分の心を蝕んでしまうという、最も自分にとって不利益な状況になってしまうのです。

私は、他人に対して誠実になる前に、自分自身に対して誠実に生きないと、決して幸せになれないのだと、この本を読むことで気づくことができました。その人が嘘つきかどうか?ということは、意外と周囲にわかってしまいます。自分自身の気持ちに素直に生きているかどうかは生き様そのものだと思いますが、それは自分自身にしかわかりません。「自分自身に誠実に生きること」それは極めて難しいことですが、1mmでも近づこうと努力することが大切だと思います。

 私も、そしてあなたも、間違いなく自分の小さな「箱」に入っています。その自分の小さな「箱」とは、いったい何なのか? 自分がその、小さな「箱」に入ってしまっているとしたら、どうしたら脱出できるのか? それを知りたい人は書店に急いでください。

 2017年02月11日(再読)
 この物語の舞台であるザグラム社がそうであるように、トップが、「箱」に入っている場合には、社員は「箱」に入らざるを得なくなるでしょう。「箱」に入っているトップは、管理職にも「箱」に入るように促し、部下たちやサプライヤーを追い詰めていくという構造になってしまいます。
 そして商品やサービスには魂が入らなってしまいます。しかし、顧客は節穴ではありません。モノを買いサービスを受ける時、どの企業の「箱」が最も軟らかいかを嗅ぎ分けているに違いありません。組織の「箱」が硬いか軟らかいかは、入っている者には見えなくても、外からは丸見えだからです。

 丁度6年前、この本に出合った時も、非常に大きな衝撃を受け、ブログやツイッターに書評をアップしたことを思い出します。あれから少しだけ成長しているはずの自分が行き詰り、ルー、バド、トムと同じように、自分を正当化するための手段を講じています。
 しかし、その結果は、仕事に集中できなくなるような混乱を招くだけ…やはり先ず自ら「箱」から脱出することが(極めて難しいのですけれども)先決なのかもしれませんね。

 再読時の感想・レビューをアップするのは、あまり好きではないのですけれども。今回『2日で人生が変わる「箱」の法則』と『自分の小さな「箱」から脱出する方法』を最初に読んだときよりも丁寧に読んだので、迷わず投稿しました。前回の感想を忘れてしまったのか、自分が成長したからなのか、「箱」は違って見えました。

 この本があまり話題にならないのは、自己啓発書を読もうとする人の目的意識とタイトルがアンマッチだからでしょうか?また、最近は最初に結論がある書籍が多い中で、徐々に確信に近づいて行くという構成が読了を阻むためでしょうか?しかし、もう10年以上も前の本なのに、再読しても色あせた感じがしない『自分の小さな「箱」から脱出する方法』です。

 幸せになるということはもちろん、成功するためにも、「自分だけが良ければいい」という姿勢は、得策ではないんですよね。自分のところに幸運を呼び寄せるためには、家族なら信頼が、仕事なら信用が大事です。無償の愛、約束を守ること…挙げればきりがありませんが、とにかく先ず「箱」をできるだけ軟らかくすること、できれば「箱」からでることが大事ですね。

 岸見一郎先生のアドラー心理学関係の本を読んだ後、「箱」の法則、脱出する方法の順で再読したのですが、自分の心の平穏を妨げていたのは、自分自身の自己欺瞞であるという結論です。幸せになるためには、相手を信用・信頼し、私たちを主語で語ることが必要です。
 
 アドラー心理学を学んで!?いる時にも感じたことですが、私が「箱」に入る(自己欺瞞に陥る)時は、「嫉妬」に苛まれている時です。もちろん、女性をめぐっての嫉妬ではなく、他人の才能や能力、与えられている(獲得した)立場や権限に対する嫉妬です。私はそれを克服するために、読書をして得た知識を元に「優越の箱」に入るのです(^^;


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2日で人生が変わる「箱」の法則 

February 12 [Sun], 2017, 9:05
 『自分の小さな「箱」から脱出する方法』に続くアービンジャー・インスティチュート著 第二弾!?前作も素晴らしかったけど、これも前作を超える素晴らしさでした。前作は、ビジネスシーンで起こりがちな問題がテーマでしたが、こちらは、家族がテーマです。

 今はどんなに幸せな家族でも、それぞれが自分の役割を追求し、子供が成長する過程で、いつ危機が訪れるかわかりません。その危機が訪れる前に是非、読んでおきたい一冊です。私たちは自分が大切であるからこそ、自分と一緒に人生を過ごしてくれる家族や、同じ目的に向かって力を合わせる仕事仲間が大切です。

 家族や仕事仲間を自分と同じ人間だと認識し、相手の気持ちを理解しようとする。そうすることで、家族や仕事仲間との関係の中で、幸せになれるのです。

 2017年02月10日(再読)
 6年前に読んだ時は家族がテーマだと思ったのですが、再読した「箱」の法則は、少し前に読んだ岸見一郎先生によるアドラー心理学の本との相乗効果で、私たちが入ってしまいがちな「箱」の存在を明確に意識させてくれる内容でした。

 6年前には、自分は「箱」に入っていないような気がしていましたが、一見上手く行っているように見える家庭や職場でも、誰かが「箱」に入っていると、周囲の人も「箱」に入らざるを得なくなって、そこに対立構造ができてしまいます。先ず自分が「箱」から出ることは、勇気が要ることですけれども、すべの改善は、そこから始まるのです。

 「箱」の法則は、家族や職場に平穏をもたらすだけではなく、延いては民族や宗教の違いを越え、人類に平和をもたらす可能性を持つ概念です。あなたが対立している相手にも、あなたと同じように家族がいて、妻子を守るために命がけで戦っているのです。

 本来であれば家族を大切にしている人ほど、対立している相手が大切にしている妻子への気持ちが理解できるはずです。相手への感情を高ぶらせる前に、相手も同じ人間であることを思い出し、戦う以外の方法がないか考えてたいものですね。

 私の症状は「劣等感×嫉妬心=優越の箱」だと思いました。自分には許していることを人には認めない。いわゆる人に厳しく自分に甘い態度は、まさに「箱」に入っている状態で、ジョハリの窓的に言うと、自分は知らないが他人は知っている自分の領域が肥大しているのだと思いました。私は「箱」を軟らかくすることができるのでしょうか!?

 もしかしたら私たちは、生きる目的を見失っているのかもしれませんね。家族とともに幸せになるために、経済的に豊かになろうとすることは、場合によっては、家族や同僚とのかけがえのない時間を粗末にすることに繋がっているのかもしれません。家族や同僚との関係を豊かにすることの方が、求めていることへの近道なのだと思いました。

 三つの宗教の聖地と言われるエルサレムを奪い合う戦いや、既得権益を覆そうする戦いも、人類が「箱」から出ることができれば、終止符が打てるかもしれません。人類は、もはや言い伝えられる規範よりも、自ら規範を生み出せなければない段階に入っているのだと思います。それは科学技術の進歩よりも重要です。

 『2日で人生が変わる「箱」の法則』を再読した後、『自分の小さな「箱」から脱出する方法』も再読しています。“箱の法則”が“脱出”よりも過去の話なのは、「“箱の法則”を読んだ後に“脱出”を復習してもらいたい。」という気持ちが込められているのかもしれません。


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"アンガーマネジメント 怒らない伝え方" 

November 27 [Sun], 2016, 7:49

 2016年11月27日;7:00〜7:30に放送された、

 「健康カプセル!ゲンキの時間」によると…

 怒りっぽい人の心筋梗塞のリスクは5倍!?とのこと…

 「寿命を縮める『怒り』との付き合い方」とは…

 そんな私が読みたい本…


アンガーマネジメント 怒らない伝え方
アンガーマネジメント 怒らない伝え方
かんき出版

 ◆ 内容紹介(Amazon)

 「どうしていつもキミは報告が遅いかな。だいたいね……(ガミガミ)」

 「帰りが遅くなるなら、どうして連絡くれないの!

  こっちはご飯つくって待ってるじゃない(怒!!)」




 怒ったほうは、「なんで毎回おんなじこと、言わせるかな、まったく!」、

 言われたほうも「なんであんな言い方しかできないかな、まったく!」、

 注意された内容は忘れて、ガミガミ言われた事実にむしゃくしゃ。




 「怒り」は、人間にとって、自然な感情です。無理に抑えたり、

 感じないようにするのは、かえって不自然な行為。

 怒る必要があることは怒ってもいいのです。

 大切なのは、相手に伝わるように言い方を工夫すること。




 とはいえ私たちは、怒りという感情の扱いについて、

 教育を受けてきませんでした。

 だからどう怒りという感情を表現していいかわかっていません。

 いつも感じたまま怒りにまかせて相手にぶつけたり、

 人によっては気持ちを自分のなかに押し込んでしまったり……。




 本書では、アメリカで生まれた「アンガーマネジメント」という、

 怒りと上手に付き合う理論をべースに、

 怒りという感情の扱い方、相手に伝わる言い方を、

 仕事やプライベート、いろんなシーンに分けて、

 状況別のセリフ、会話を紹介して、○と×で明快に解説しています。




 怒りの根底に潜んでいる悲しみや悔しさ、不安、困惑、さびしさ、恥ずかしさ、

 驚き、罪の意識、恐怖、嫉妬、自責などの表現しづらい感情、思いや気持ちを、

 相手との関係を壊すことなく伝える言い方を身につければ―




 □ムダな怒りがなくなる  □生きるのがラクになる 

 □イライラしなくなる   □怒っている自分を責めなくなる 

 □職場の雰囲気がよくなる □仕事の生産性が上がる

 こんな効果が得られるようになるのです。

 さて、冒頭のシーン、あなたならどのように相手に伝えますか?

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人生を変える勇気 

November 26 [Sat], 2016, 16:41
 この本では「すべての悩みは対人関係の悩みであり、神経症も心の問題ではなく、対人関係の問題だと考えます。」として、対人関係の改善に努めることを提案しています。
 
 人は、生きるために働いているのであって、働くために生きているのではありません。働くことは人生の課題の一つではあっても、働くことだけが人生ではありません…他の人がどう思おうと、一番大切なことは、自分の人生を生きること…自分が仕事で貢献していると思えたら、上司や同僚から認めてほしいという意味での承認欲求は消えます。依存していれば、他者のに認められようとするために生きることになりますから、自分の人生を生きられないことになってしまいます。自分の仕事の価値はいかなる評価、承認に先行して、まずは自分で認めるものです。

 「本物の芸術家であれば、他者の評価で一喜一憂するようなことはありませんし、誰かに認められるために、絵を描いたり、作曲したしたりはしません。たとえ誰からも認められなくても、自分の作品に価値があることを知っているはずです。他者からの商品は、必要ではないということです」他の仕事でもきっと同じです。
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アドラー心理学 実践入門---「生」「老」「病」「死」との向き合い方 

November 20 [Sun], 2016, 8:01
 紙が薄いのか、インクが染み込みやすい質なのか、蛍光ペンで線を引くと、裏写りしてしまうので、赤と青の色鉛筆で線を引きました(^^;そうしたら真っ赤になりました(^^;

 この本のタイトルには、“入門”という言葉があり易しい文章で書かれていますが、アドラー心理学について理解したいと思っている初心者にとってはレベルが高く、少なくとも事前に『嫌われる勇気』だけは読んでおきたい、願わくば岸見一郎先生のご専門である哲学の入門書も幾つか読んでおいた方が良いのではないでしょうか(・・?。しかしながら、何度も繰り返される贅肉をそぎ落とした内容は、すべてに蛍光ペンで線を引きたくなるほど磨き抜かれたもので、永遠に悩み続けるオジサンにとっては、まさに聖書と言っても言い過ぎではないと思いました。

 「本当に好きなことであれば、時を忘れて打ち込める」もしかしたら、「楽になる」ということは、少しずつ「好きなこと」「時を忘れて打ち込める」ことを増やすことによって、「自分が他者に貢献できること」を増やし、延いては「自信をつける」ということなのかもしれませんね。

 「本当に優れている人は、自分が優れていることを誇示する必要も、証明する必要もありません。」う〜ん、そんな人になりたいなって、優れたいのか!?
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