明日は「とくダネ!」出演〜「金沢まいもん寿司 たまプラーザ店」のランチセット〜

2010年12月12日(日) 11時07分
といったわけで、「そして神戸編」の途中であり、さらに「魚卸回転寿司 ダイマル水産」のレポートの途中ではありますが、またまた緊急告知ということでご容赦ください。

えー、明日、13日の「とくダネ!」(フジテレビ系)で回転寿司特集が放映されます。
グルメ系では「金沢まいもん寿司」、100円寿司大手チェーンでは「無添くら寿司」を取り上げ、それぞれがどのような企業努力をしているか、どのようなシステムなのか、などに触れており、なかなか興味深い内容となるようです。

私も回転寿司業界の現状と未来日本回転寿司協会の展望などについて語らせていただいております。
よろしかったらご覧ください。
9時過ぎくらいからの放送となるそうです。

と、お知らせはこのくらいにして、インタビューのロケが行われた「金沢まいもん寿司 たまプラーザ店」で食事をすることに。



たまプラーザ店8周年記念の特別ランチセットがあったので、いただいてみることにしよう。



日本海波の花ランチ」(1500円)
握り7貫(赤身・ぶり・数の子・このしろ・蟹身軍艦・白身・かぶ千枚漬け)
冬のまいもん八寸(ぶり照焼、金時草おひたし、獅子唐南蛮漬け・帆立山椒煮、信濃田巻、・焼き麩。里芋、きんとん)


さらに
豆腐蒸しきのこ餡掛け
青のり汁
がつくといった内容だ。

そうか、たまプラの「まいもん」ももう8年か。
この店が出現したときにの衝撃は昨日のことのように思い出される。



回転寿司王国の金沢から加賀百万石の城をモチーフにした回転寿司店が殴り込んできた、
いやはや、ものすんごい店ができたものだと。

当時、回転寿司では高級回転寿司がブームとなっており、東京駅にはオテル・ド・ミクニの三國シェフがプロデュースいた「三九二寿司」、池袋には日本クレセントの直営店「海幸の街」、銀座には「KAZU」などが次々とオープンしていた。

中でもまいもんは別格とも言える存在感を放っており、高級回転寿司の極めつけ、といった感じであった。
いま残っているのもまいもんだけである。

ま、昔話はこれくらいにして、食事の続き。
新作寿司に気になる一皿を発見。
たこ焼き風いなり」(160円)



ふむふむ、マヨと青のり、鰹節で、たこ焼きと言うよりはもんじゃに近いイメージか。
どーーーーーも回転寿司ではいなり寿司の地位が低いので、こういった新作いなりでいなりのイメージを変えていただきたいものである。

〆には「玉子焼き



自家製玉子焼きの中にシャリが入っているという一品。
久しぶりに玉で〆てみましたゴチでした。

では、明日の「とくダネ!」をお楽しみに!


金沢まいもん寿司 たまプラーザ店
ジャンル 高級志向
神奈川県横浜市青葉区美しが丘2丁目19-3
0120-106-195
月〜金:11:00〜15:00
    17:00〜22:00 (L.O.21:45)
土日祝:11:00〜22:00

金沢まいもん寿司 たまプラーザ店〜夏の寿司、野菜、つまみを食い尽くせ!〜

2010年08月08日(日) 10時25分
さて、お盆シーズン第一弾の週末。
人気回転寿司店はかなりの行列を作っているようだ。
1年で最も忙しい時期のひとつだけに獅子てんや・わんや…といったところでしょうか。
そんな行列を尻目に携帯電話で順番待ちを予約できる「金沢まいもん寿司 たまプラーザ店」へと訪れた。(携帯予約についてはこちらでどぞ)



いつ来てもこの豪奢な内装には圧倒される。



本日のまいもん」のみなさんも北陸夏仕様へとなっている。



こう暑いとなんなんでまずはビールに「日替わりおつまみ三種盛り」(440円)



うなぎ肝有馬煮、旬魚骨せんべい、どじょうの蒲焼きといった面々。
ちょっと回転寿司離れしている、THE酒飲みのためのつまみ、といった感じである。
ムシャムシャ。

ビールのお供には「富山の白えび唐揚げ」(560円)



繊細な白エビはサックサク。

職人「粂川」考案の「クメさん春巻きぷりぷり海老とすり蓮根」(840円)なる新メニューがあったのでこれもいただこう。



かなり巨大な春巻きがやってきた…
これで腹一杯になりそうで、寿司を食べに来たのに(私の場合、飲みに来たのに…だが)ちょっとどうかと思うくらいのサイズである。
とはいえ、確かに海老のプリプリした味わいはいける!
職人・粂川さんって誰だろう?」と皆、思いながら食べているんでしょうか?

レーンを流れていた「夏野菜の炊き合わせ」(220円)を手に取ってみる。



焼き茄子、ピーマン、加賀太キュウリ、赤唐辛子、ホワイトアスパラといった夏野菜たちだ。
ひかれたのは加賀太キュウリ
1つの重量は1sにもなるという巨大キュウリで、果肉がやわらかいのが特徴だ。
金沢の近江市場をぶらぶらしていた時に見かけて、一度食べてみたいと思っていたのだが、まさかここで出会えるとは思わなかった。

冷酒に切り替え「さざえの壺焼き」(660円)



いやはやこれがなんとも大きな切り身でサザエ感が満喫でき、なんともいえぬほど美味!
回転寿司店でこんなにイケてる壺焼きに出会えるとは。

握りは「盛夏五貫盛り」(1200円)から。



太刀魚、車海老、ハモ棒寿司、飛騨牛タタキ、いかいしる炙りというちょいシブな面々が並ぶ。
見た目に派手さはない……が、寿司は旨い……金箔の皿が浮いて見えてしまうので、盛りつけにも工夫が欲しいなと思いながらいただいた。
ちなみにいしる(魚汁)とは魚醤のこと。
能登では外浦(輪島方面)ではイワシ、内浦(七尾、氷見方面)ではイカのいしるがよく使われている。
イカはイカのいしるで炙れ!といいたくなるほどイカの香りが鮮烈な寿司である。

穴子食べ比べ」(330円)



濃厚なタレとサッパリ塩の2タイプ。
夏の穴子はサッパリの方が好みです。

〆には新作の巻物をいただこう。
極上のりDEセルフ巻 ねぎとろ」(440円)
まずこういった状態で提供される。



それをこのように自分で巻いて食べるという趣向だ。



海苔の味わいを満喫できる食べ方で、海苔になみなみならぬ自信があると言うことだろう。
ゴチでした。

回転寿司としては最高級とも言える豪華さとそれに劣らぬ一品料理や寿司が味わえる。
お値段も最高級だが、それだけの満足感は十分にあるのではないかと思う。
ちょっとした寿司店だとそれなりに張り詰めて食べなければならないが、回転寿司という開放感ある場所であれば子供連れでも気楽に飲み食いできる
やっぱり回転寿司は素晴らしいなと思った次第です。


「金沢まいもん寿司」 たまプラーザ店
ジャンル:高級志向
神奈川県横浜市青葉区美しが丘2- 19-3
0120-106-195
月〜木/11:00〜15:00 17:00〜22:00
金〜日/11:00〜15:00 17:00〜22:30
土日祝/11:00〜22:30
無休

皿の数 8皿
今日の一番皿 さざえの壺焼き
今日のがっかりさん ナシ

回転寿司 寿司鷹 エルミロード店 〜江戸っ子の粋と初夏の味〜

2010年07月24日(土) 11時00分
いよいよ夏休みの到来だ!
回転寿司業界ではこれからの季節が最も忙しい!!
といったわけで、どの回転寿司店も夏休み戦線は目一杯力が入るわけで、特に人気店ではこれからお盆過ぎまでは「戦場」という言葉がピッタリくるほどてんやわんやの大騒ぎである。

夏は魚が今ひとつ、といわれるが、やはり暑い日にはこってり系よりもさっぱり系の寿司に人気が集まるってことなんでしょうね。

といったわけで、さっぱりとした涼を取りに向かったのは新百合ヶ丘にある「回転寿司 寿司鷹 エルミロード店」へと。



こちらは本格江戸前寿司が味わえる、いぶし銀の回転寿司店だ。



通好みの品揃えに仕事がきっちりとした寿司の数々。
有名店ではないものの、熱狂的なファンを持つ、まさにいぶし銀の存在のなのである。

本日のおすすめもずらりと揃っている。



青森県下北半島産「天然ひらめ」鹿児島県出水産「天然ぶり」宮城県女川産「岩牡蠣」など魅惑的な魚が並んでいる。
この品揃え……首都圏随一ともいえる内容である。

中から北海道厚岸産「新さんま」(330円)をば。



サンマも「夏刀魚」と表現した方がしっくりとくるくらい夏魚のイメージが定着してきた。
で、脂ノリがサッパリとしているので、秋のものよりも寿司として食べる分にはこの時期の方が好みだ。
今年の初サンマである。

お次はおよそ回転寿司らしくないネタと価格の愛知県伊良湖産「新子」(780円)



新子といえば毎年、7月の初旬くらいに寿司屋にお目見えする江戸前には欠かせないネタ。
コハダの稚魚なのだが、これが出始めの頃はべらぼうに高い
どのくらい高いかというとキロ単価5万円以上という恐ろしさ……
一貫1500円以上は当たり前!という
といったわけで、高級寿司店御用達といってもいいくらいのネタなわけだが、それが回転寿司店で味わえるというのは凄い!
昔の江戸っ子は競って初物に走る傾向があったので、女房を質に入れても食う!みたいな気質があったが、今の時代、そこまで粋に走る人も少なくなってきているだろう。
出始めよりは安くなっているものの、回転寿司で新子をこの価格で出す、というのも立派な店の「」だと思う。

神奈川県逗子産「釣りあじ」(240円)



地元の釣りネタが味わえるというのもいとうれし。
回転寿司では「夏はアジを食え!」といわれるくらい、外さないネタである。

おっ、活生とり貝(川之江産)がある!」と喜んでみたものの、「」とのことで、「活赤貝(ヒモ付き三貫)」(520円)で〆てみる。


(一貫食べてしまいました……)
夏に貝食うバカなどと昔は言ったものだが、いまは流通の発達や気候変動などで、事情も変わってきているだろう。
ゴチでした。

ネタも職人も本格派という首都圏でも屈指の実力店。
通をも唸らせる寿司がここには廻っている。


回転寿司 寿司鷹 エルミロード店
ジャンル 高級志向
神奈川県川崎市麻生区上麻生1-4-1 エルミロード5F
044-965-3064
11:00〜22:00
無休

皿の数 4皿
今日の一番皿 新子
今日のがっかりさん ナシ

金沢まいもん寿司 たまプラーザ店 〜北陸の酒宴〜

2010年04月01日(木) 17時34分
春うらら、今年の春は例年より寒い。
ここ数年、東京では今頃はもう桜が散っているが、今年はこの週末が見頃といったところだろうか。
こんな時には回転寿司店で暖を取るに限る!といったわけで、「金沢まいもん寿司 たまプラーザ店」へとやってきた。



しかし、いつ来ても豪華なことです。



目の保養、ともいうべき、豪華な内観だ。

さて、今日は北陸の豪快一品料理とお酒をメインに楽しんでみたい。

まずはビールに「ぶり大根」「旬野菜天麩羅」をいただく。



店も回転寿司離れしているが、一品料理もとことん本格的。
雰囲気に見合った料理の質に酒がすすむことといったら、もう!

白海老の唐揚げ」と「白子の唐揚げ



白子のふわっとした具合がなんともいい。
冬の白子といえば回転寿司でも軍艦の定番となりつつあるネタ。
天ぷらでいただけるのはなんとも幸せだ。

極上の一品には冷酒が合う!
というわけで、「北陸地酒飲み比べ



加賀鶴 しぼりたて、天狗舞 吟醸生酒、加賀鳶 あらばしりの三酒。
いずれも北陸の銘酒だ。
くいっくい飲んでいるので、この頃、結構酔ってます。

のど黒一夜干し」(540円)



いつもは寿司でいただいているが、焼き物にするとこれがもーーってくらい口腔内に幸せな脂が広がっていく……
うーん、旨い!

そして解禁になった「生ホタルイカ」!!



うーーーん、これはたまらん……
ボイルものと違って、歯ごたえが抜群!
プチッと噛みきると旨みがジュワーっと広がっていく感じだ。

北陸といえば「白海老」「赤西貝」「梅貝」の三貫も忘れちゃならない。



まいもんに来たときには必ずといっていいほど頼む、定番中の定番。

〆は「北陸五貫盛り」(1500円)



本鮪大トロ、北陸寒ぶり、のど黒、北陸生甘海老、生うにの厳選5貫。
これは文句なく極上の寿司である。
値は張るが価値のあるセットメニューだ。
今日もいいお酒と寿司が食べられました。
ゴチです。

こうやって一品をつまみに冷酒を飲んで、〆に寿司をいただく、なんて楽しみ方が回転寿司店でも普通に出来るようになってきた。
回転寿司にもいろいろな楽しみ方があるということを是非、知っていただきたい。

※料理や寿司は季節により変わります。当ブログで紹介したものがないこともあります。


「金沢まいもん寿司」 たまプラーザ店
ジャンル:高級志向
神奈川県横浜市青葉区美しが丘2- 19-3
0120-106-195
月〜木/11:00〜15:00 17:00〜22:00
金〜日/11:00〜15:00 17:00〜22:30
土日祝/11:00〜22:30
無休

金沢まいもん寿司 たまプラーザ店 〜祝・成人式の5貫盛り〜

2010年01月09日(土) 15時56分
正月気分がようやく抜けた、と思ったら今日から3連休である。
例年、回転寿司業界にとっては正月というのは年間でも一、二を争う書き入れ時だが、今年は例年より休みが少なめなせいか、正月の賑わいももうひとつ……といったところなので、この3連休に期待している店舗は多いことだろう。

最近の成人式というのはニュースでみる限り、金髪に羽織袴の若者が荒れ狂う、といったイメージしかないが、中には「成人式は寿司で盛大にお祝いしようじゃないか!」というご家庭もあるのではないだろうか?
成人式にはお寿司を食べようキャンペーンというのをやっている回転寿司店はあまりないかと思うが、ハレの日の食事として寿司ほどふさわしいものはないのではないかと思う。

といったわけで、成人式特別メニューをやっているという、高級回転寿司店の代名詞、「金沢まいもん寿司 たまプラーザ店」へと訪れた。



まいもん寿司はホームページで「本日のおすすめ」が毎日更新されているので、ながめていると食べたくなってくる。



ホームページはこちらでチェック!
金沢まいもん寿司 ホームページ

また毎朝金沢市場で買い付けた魚をアップする「今朝の市場情報」など毎日更新しているコンテンツがあり、これらを見に来るだけでも楽しめる。
回転寿司業界のIT化は恐ろしく遅れているが、「まいもん寿司」のホームページへの取り組みは業界最先端といってもいいだろう。

本日は3連休初日だが、昼時の店内は家族連れで大いににぎわっていた。
で、席についてしばらくするといままでとは何か違うような……
うん、活気が違う!
なんというか職人たちの顔が溌剌としているんですね。
笑顔と明るさが以前にも増して、出てきたような気がする。
まだまだ進化していることが伺えた。

といったわけで、本日から11日までの限定3日間のメニュー「祝・成人5貫盛り」(1500円)をいただく。



中とろ、寒ぶり、たらば蟹、平目、焼うにという超豪華ネタが5貫揃ったスペシャルセットだ。
新成人なんかは「オレもついにこんな豪華な寿司を食べられるようになったのか……大人になったんだなぁ……」と思ってしまうことだろう。
実際、ハタチ前にこんな豪華な寿司を食べたことがある人はほんの一握りではないか。
そもそも私が十代の頃はこんな豪華なネタを出す回転寿司店がなかったですから。

寒ぶりあたりもいまの時期、たまらなくいいが、注目したのはこちらの焼ウニ



ほほぉ、焼ウニを寿司で出しますか。
ウニといえば生、という概念を覆す試みは回転寿司ならではのフレキシブルさ。
炙りすぎると焼きタラコのような食感になってしまうので難しいところだが、ウニの楽しみ方が広がるのはうれしいところだ。

ウニ料理というところでもう1点、「うにの浜焼き」(660円)もいただいてみよう。



ウニの浜焼きといえばハマグリだとかアワビの貝にウニをてんこ盛りにして網で焼いたものを青森の八戸の回転寿司店で食べたことがある。
東北回転寿司ツアー17 回転寿司 うお彩館 今日のテーマ「八戸名物寿司」参照
表面は香ばしく、中はレアというのが美味だと思うが、その点、こちらは物足りなさが残るところ。
がっつり食べた感が残るような盛りつけだとありがたい。

お椀には「ずわいがに汁」(420円)



この時期はカニ汁がとにかく旨い!

そして、まいもん寿司のお約束ともいえる「のど黒」(660円)もいただきましょう。



これを食べないとまいもんに来た気がしないと思えるくらいの看板ネタである。
皮ぎしを軽く炙ることで脂がじゅわっーととろけだして、これがもぅーってくらいのたまらなさ。
白身の大トロはこの時期さらに旨さを増している。

北陸ネタといえばこちらの「えび三昧」(660円)も押さえておきたい。



富山白海老、北陸甘海老、がす海老の3貫盛りだ。
北陸ならではのエビが首都圏で味わえるのがなんともうれしい。

〆には「大とろ三昧」(760円)で。



本鮪大とろ、はまちとろ、サーモントロのトロトロ3貫。
3貫盛りはどういった順番で食べようか?と考えるのも楽しい。
今回はオーソドックスにハマチ→サーモン→本マグロの順で攻めてみたが、予想通りにトロトロ感が増していく間違いのない食べ方だった。
ゴチでした。

さて、この3連休、成人式を迎える方はもちろん、かつて成人式を迎えた方も当時を思い出しながら回転寿司でお祝いするというのはいかがでしょうか?


「金沢まいもん寿司」 たまプラーザ店
ジャンル:高級志向
神奈川県横浜市青葉区美しが丘2- 19-3
0120-106-195
月〜木/11:00〜15:00 17:00〜22:00
金〜日/11:00〜15:00 17:00〜22:30
土日祝/11:00〜22:30
無休

皿の数 5皿
今日の一番皿 「祝成人5貫盛り」
今日のがっかりさん ナシ

回転寿司のランチは凄い!3 〜金沢まいもん寿司 たまプラーザ店〜

2009年11月18日(水) 11時20分
ここ2回は激安系回転寿司のランチを食べてきたが、今回は高級系の雄といってもいい「金沢まいもん寿司 たまプラーザ店」のランチを食べてみることにしよう。

まいもん寿司といえば、なんといっても建物の豪華絢爛さに目を奪われる。



外観などまさに華美なお屋敷といった感じだ。
初めて訪れたときに「本当にここが回転寿司店なのか……」と言葉を失ったときのイメージが強烈に焼きついている。

内観もおそろしいくらいに豪華である。



まさに加賀百万石の城といった風情だ。

たまプラーザといえば、古くは「金曜日の妻たち」(通称:「金妻」)の舞台になった場所でもある。
第二の田園調布と呼ばれる高級住宅地、という背景もあり、ランチ時には付近のマダムや老夫婦たちでにぎわっている。
特に目立つのが母親と娘、といった組み合わせ。
親子で優雅にランチとはさすがにたまプラだ。
高級感があり、ゆったりとした雰囲気がたまプラ族の心をガッチリとつかんだのだろう。

ランチは大人気の定番セット(1000円)もあるが、冬限定の「波の花ランチ」(1500円)をいただくことにしよう。



握り7貫」は赤身、ぶり・松前漬け・このしろ・かぶ千枚漬け・かに身軍艦、白身といった取り合わせ。(写真は白身食べた後です……)



冬のうまいもん八寸」はぶり照焼・金時草おひたし・獅子唐南蛮漬け・帆立山椒煮・信濃田巻・焼き麩・里芋・きんとんが。



さらに「豆腐蒸しきのこ餡かけ」と「青のり汁」がつく。



これは「まいもん寿司」ならではといった豪華なセットだ。
普通の店でこういった豪華ランチメニューがあったとしてもほとんど売れないだろう。
この雰囲気でなければ、優雅な気分でランチをとろうという気になどまずならないからだ。
回転寿司の次元を超えた「まいもん寿司」だから成立するランチではないかと思う。

追加で冬の旬、今月までの限定メニュー「白子天ぷら」(750円)をいただいた。



揚げたてのホクホク白子はプルンとしてとろける味わい。
生もいいが、このとろーりとした天ぷらは忘れられない味になる。

これだけでも十二分に満足したが、このメニューを見たら注文せずにはいられない。


香箱がに」(560円)
香箱がにとは雌のズワイガニのことで、北陸の冬の名物だ。
漁期が短く、11月6日から2ヶ月ほどしかないため、「冬の赤い宝石箱」ともいわれるこの時期だけのお楽しみである。
香箱ガニという名称には諸説あって、子(卵)を持っているから子箱、日本海の香りを秘めているから香箱というのが有力なところだ。
どちらにしろ香箱という名前にはロマンがあってよい。

内子、外子、カニ身の3貫セットがこの値段ならばお値打ちか。
なにせ首都圏の回転寿司店ではまずおめにかかれない。
内子とは一番人気がある卵巣の部分で外子とはお腹に抱えるプチプチの卵のことである。
濃厚なカニ味噌と共にいただく内子は、とにかく旨み凝縮といった感じでなんとも美味。
香箱ガニの旨さのすべてが集約されているといってもいいだろう。

そして外子は卵のプチプチの食感がたまらない。
甘みのあるカニ身もにも幸せを感じる。
ゴチでした。

これだけの内容のランチが1500円で食べられるのだから、やはり回転寿司価格といえよう。
高級感のあるランチはこういったゆったりとくつろげる雰囲気で食べてこそ、持ち味が発揮されると思った次第です。


「金沢まいもん寿司 たまプラーザ店」
ジャンル 高級志向系
神奈川県横浜市青葉区美しが丘2-19-3
0120-106-195
月〜木:11:00〜15:00
    17:00〜22:00 (L.O.21:45)
 金 :11:00〜15:00
    17:00〜22:30 (L.O.22:15)
土日祝:11:00〜22:30 (L.O.22:15)
無休

皿の数 波の花ランチ+2品
今日の一番皿 香箱がに
今日のがっかりさん ナシ

廻鮮ずし 松慶 「いける冷酒で刺身気分」

2009年06月17日(水) 13時06分
回転寿司店でも「飲んでつまんで」といった寿司屋気分が味わえるようになったが、旨い冷酒を揃えている店というのは数えるほどしかない。
せっかくの美味しい一品料理も醸造アルコールで作られたエセ日本酒なんかで食べなければいけないとなるとこれはもう、涙モンである。
確かに冷酒を保存するには大きな冷蔵庫が必要だし、管理も大変である。
大手の回転寿司店ではそこまでの余裕はなかなかないだろう。
なので、これまでは冷酒が飲みたくてもビールで我慢することが多かったのだが、美味な冷酒が飲める希少な店が川崎大師前にある。



廻鮮ずし 松慶」、地元のスーパーが経営する異色の回転寿司店である。



店も立ち寿司店の趣がある。
夜には商店街も閉まりひっそりとなるためか、地元の常連仕様の店となる。
まさに地元密着型の回転寿司店である。

そして、自慢の冷酒はご覧の通り。



しっかりとした温度管理をしないと冷酒はすぐにひねてしまう。

見るとなかなかにいいレーベルが揃っている。
中でも私のお薦めがこちらの3本。



松の司」、「磯自慢」、そして神奈川の地酒、いづみ橋酒造の「いづみ橋 夏ヤゴ」。
いづみ橋酒造は神奈川県という日本酒造りにそれほど向いているとは思えない土地で米作りからしっかりとしている注目の蔵である。
以前は「十四代」もあったが、これは入荷したときにこっそりと出されるようだ。
今日は「いける冷酒で刺身気分」という感じでいってみよう。

といったわけで、冷酒には刺し盛りが定番。
刺身もご覧のようにいろいろと揃っている。



グランドメニューの「お刺身盛り合わせ」(2100円)をチョイス。



まぁ、のんびりとつまみ飲みするのもまた楽し。
ちなみにこちらでは北陸の醤油を使用している。



刺身にはちょっと甘みのあるこちらの醤油の方が好きである。

自慢の「自家製茶わんむし」(315円)もいただいてみる。



ほぉ、具沢山な茶碗蒸しだ。
ダシも程よく中々の美味。

握りは「三崎づくし」(399円)



お店の名物三貫盛りは三崎で揚がった魚を使用している。
神奈川の地魚はいけると思っているので、もっともっとメジャーになって欲しい。

まぐろづくし」(599円)もいただきましょうか。



マグロのねっとりとした味わいは実に冷酒向きである。
ゴチでした。

こういった地元密着型の優良な回転寿司店がもっと増えてくれると楽しくなるなぁ、と思いながら帰路についた。


「廻鮮ずし 松慶」
ジャンル 居酒屋系
神奈川県 川崎市川崎区 大師駅前1-6-9
044-280-1180
11:30〜23:30
無休

地元密着型の回転寿司店
総合評価 3
味 3.5
雰囲気 3.5
サービス 2.5
コストパフォーマンス 2.5
エンタメ 2.5


刺し盛り+皿の数 2皿
今日の一番皿 まぐろづくし
今日のがっかりさん なし

金沢まいもん寿司 たまプラーザ店 ゆったり気分でランチ

2009年06月15日(月) 15時00分
回転寿司店のランチメニューは充実の一途をたどっており、ランチタイムの客層も大きく変わってきている。
かつては牛丼チェーン店のうように「早く・安く」を求めるビジネスマンの巣窟、という感じであったが、いまはゆったりとランチを楽しむ有閑マダムや家族連れ、OLの姿も見られる。
そんな光景を求めて「金沢まいもん寿司 たまプラーザ店」へ訪れた。



店の入り口にはこのようなカレンダーが貼ってあった。



毎日なにかしらのお得があるというのはうれしいところ。

時間はお昼ちょっと前といった時間だったが、店内を見てみるとこれがまぁーってくらいに上記の客層でほぼ満席という状態なのだ。



月曜日のランチタイムでこれなのだから恐れ入る。
しかも年代もバラエティに富んでおり、家族ぞれの小さな子供もいれば、若いカップルもいれば、OL風もいるし、ご高齢のご夫婦もいる。
この客層だを見ているととても回転寿司店とは思えず、デパートのレストランを彷彿する。

といったわけで、今日はランチメニューから「」(1800円)をチョイス。



なかなかに豪華なセットである。



マグロ、鯛、甘エビ、サーモンクリーム、芽ねぎ、玉子、穴子の握り七貫と味噌汁


れんこん饅頭


白海老の大根サラダ


天ぷら


デザート・コーヒー

といったフルセットの豪華ランチだ。

このランチを見ても回転寿司店が、ゆったりと楽しくランチができる場所になった、ということがおわかりいただけるだろう。
さすが加賀百万石の雰囲気上質なサービスが提供されている「金沢まいもん寿司」だと感心する。

他の客を見ていると食後のデザートを頼んでいる人が多かった。
ので、「能登大納言まっ茶プリン」をいただいてみる。


いかにもマダムウケしそうなネーミングのデザートだ。
大納言とは小豆の名前だが、これがなんとも食欲をそそる。
アリだと思います。

といったわけで、お昼から回転寿司店で長居をしてしまった。
実にいい時代になったものである。

お得情報
6/19〜6/22は「父の日スペシャル



父の日五貫盛り」1300円→1000円で提供されます
のど黒、中トロ、鯵、あおりいか、北海巻

「金沢まいもん寿司」 たまプラーザ店
ジャンル:高級志向
神奈川県横浜市青葉区美しが丘2- 19-3
0120-106-195
月〜木/11:00〜15:00 17:00〜22:00
金〜日/11:00〜15:00 17:00〜22:30
土日祝/11:00〜22:30
無休

2時っチャオ!春の地魚回転寿司特集3 いけす回転寿し いき魚亭 相模原店 今日のテーマ「ゴージャス北陸尽くし」

2009年03月01日(日) 17時00分
3/2放送の「2時っチャオ!」(TBS系14:00〜)のチャオ検定で紹介するのは、全国の地魚が味わえる回転寿司店特集
今回は北陸のゴージャス地魚が味わえる「いけす回転寿し いき魚亭 相模原店」へと。



なんといってもこちらは首都圏の回転寿司店の中でも一、二を争う豪華な作りの店。



いけす回転寿し」とあるように店の中央に回転寿司界でも日本有数の大きさを持ついけすがデーンと横たわっている。



中には大きな石鯛もいる。



そして、北陸魚のゴージャスな面々。



のど黒、桜マス、ガスエビ、アマエビ、赤西貝、さより、甘エビ、ゲンゲ、そしてえちおぴあ

なんだ、えちおぴあって?」と思われる方もいるだろう。



通常はシマガツオと呼ばれている魚だが、北陸の回転寿司店では「えちおぴあ」という方が通りがよい。
なぜ「えちおぴあ」になったのかというと、昭和初期に日本の女性がエチオピア皇太子のお妃候補になって話題になっていた頃に大磯で豊漁があったことからえちおぴあと呼ばれるようになったという説が有力だ。
冬が旬の魚で、脂ノリが良く濃厚のある旨みが楽しめる。

ガスエビも北陸に行ったら是非とも食べておきたい魚。



甘エビよりもコクのある甘さがなんともいえない。

これらの北陸地魚をどーんとまとめて味わうならば「氷見づくし」(1029円)がなんといってもお得。



のど黒、甘エビ、赤西貝、黒づくりなどなど(時期によってネタの変動アリ)
こういった北陸尽くしが食べられるというのもご当地回転寿司の良いところだ。

そして、富山の春といえば、やっぱり「桜マス」。



全国的に有名な富山の駅弁「ますのすし」の材料にも使われている魚で、昔は県内を流れる神通川で大漁に獲れていたが、最近は遡上している魚がかなり少なくなっており県内産の物は貴重である。

この時期、北陸で食べたい貝の筆頭は「梅貝」。



このゴツイ体に似合わぬ程よい歯ごたえと噛めば噛むほどに広がる甘みがなんとも良い。

さらに「白エビ」もいただいておきましょうか。



漁の解禁が4月ということで、新鮮なものは4月になってからいただきましょうか。

で、最近、相模原というか橋本地区も回転寿司激戦区となっており、人気の店がひしめきあっている。
といった背景からか、こちらの店でもうれしいサービスを今年になってから始めた。

それがこちら。



解体ショーが行われるときには当たり皿が出回り、皿の裏にご覧のようなサービス券が付いているのだ。
サービス券の種類は105円から525円まで。
高額な皿になればなるほど高いサービス券がついている可能性がある。

これならば700円以上もするかなり高めの皿でも手を出してみたくなる。
運良く当たれば半額以下で食べられる可能性があり、そのこと「食べてみたいけど高いからどうしよう…」と躊躇する背中を押してくれることになるのではないか。
激安系の店では当たり皿が無料になる、という店はあるが、高級店でこのようなシステムがあるのはなんともうれしい。
お店の方に聞いたところまとめてお皿を流すときがチャンスだそうです。

北陸直送の貴重なご当地魚が味わえる回転寿司店。
店もネタも豪華でじっくりと腰を落ち着けて楽しみたい店です。

この模様は3/2の「2時っチャオ!」でお楽しみください。


「いけす回転寿司 いき魚亭」 相模原店
ジャンル 高級志向・居酒屋系
神奈川県相模原市橋本2-21-2
TEL(042)775-7112
営業時間:11:00〜22:00
無休

回転寿司 寿司鷹 今日のテーマ「高級レア回転寿司」

2009年01月24日(土) 0時48分
回転寿司談義なんてものをしていると「あのくらいのレベルの寿司なら回す必要ないよね」なんてフレーズがよく出てくるものだ。
これは概ね、本格志向の高級回転寿司店に与えられるホメ言葉といってもよいのだが、「回転寿司=安い」という感覚の方には理解しがたい店でもあるようだ。

小田急線・新百合ヶ丘のエルミロード内にある「本格江戸前 回転寿司 寿司鷹」もそんな店のひとつである。



旬のメニューは300円から500円台が中心となっており、やはり結構、お高い。



だが、昼時の店内はご覧のようにほぼ満席といった状況だ。
おそらくリピーターの方が多いと思われるが、それだけ受け入れられている店ということだろう。

オリジナルのメニューも豊富で、回転寿司では滅多に見られないようなレアなネタも並んでいた。
今日のテーマは「高級レア回転寿司」ということでいってみよう。

椀物は「生青海苔味噌汁」(240円)をいただく。



高級回転寿司店では椀物は是非、頼んでおきたいところである。

握りはいきなりメイン級の「本マグロづくし」(780円)からいってみよう。



本格的な握り、という観点からすれば、もう少ししっかりと握ってほしいところだ。
同じく、シャリも気持ち冷たい感じがする。

そして、本日のおすすめから「天然寒ぶり」(330円)



赤身と腹身のコントラストが面白い。
この時期の寒ブリは最初の一口目のしっかりとした歯ごたえがなんともいい。

お次は『職人の仕事』とあった「自家製 こはだ」(210円)



回転寿司では「自家製」の文字がないと絶対に頼まないネタである。
もともと酢締めとは保存のための技法で、流通の発達した現在は酢締めにする必要はないのだが、コハダはやはり酢締めに限る。
このコハダもレアな味わいと酢加減がなかなかに良い。
しっかりと仕事がされている味だ。

変わったところで「自家製 本からすみ」(520円)を。



日本酒党としてはカラスミと聞くとどうも冷酒が欲しくなって困る。
高級志向の店だけあって、アルコールもなかなかに揃っている。
おぉ、九頭龍に森伊蔵、魔王なんかも置いてあるようだ。
九頭龍は黒龍の当代が燗酒用に作り出したお酒で、あれば、つい飲みたくなる銘酒である。
酒のつまみにカラスミ寿司なんていいだろうな、と思いながら待っているとこんな寿司が登場した。

シャリの上に炙ったカラスミが乗せられただけのいわゆるのっけ寿司であった。

こういう寿司は箸では食べにくい。
手でしっかりと握って食べないとボロリとネタが崩れ落ちるものである。
大根とカラスミの相性の良さは相思相愛、といった感じであるが、なぜかそこにシャリが横恋慕している、といった印象を受ける寿司であった。

そして、本日のメイン「鮭児」(980円)にいってみよう。



鮭児とは卵巣、精巣が未成熟な鮭のことである。
お値段もビッグであるが、それもそのはず、鮭児の中でも最高級とされる「羅臼産」のもので、本物の証である羅臼漁協のタグがついている鮭児だという。

鮭児といえば、『』という言葉がピッタリとくる超レアな魚で、羅臼では1日10万尾の鮭から5尾も揚がれば大漁、といわれるくらいである。
前進がトロのような脂ノリで、その脂が実に上品なのが特徴だ。

確かにトロリとした味わいは普通のサーモンとは似ても似つかない。
ほんのりとした甘みにもやはり上品さを感じる。

この幸せな気持ちのまま帰ろうかと思ったが、〆に「ホタテ磯辺焼風味」(330円)をいただくことにした。



炙ったホタテと醤油の相性がバッチリで、ノリとのマッチングもなかなかに良い。
〆にかなりいけるネタである。
ゴチでした。

高くても美味しいものを気軽に食べたい、という重要は今後も増えていくだろう。
高級志向の本格派回転寿司もどんどん出てきて欲しいものである。


「本格江戸前 回転寿司 寿司鷹」
ジャンル 高級志向・居酒屋系
神奈川県川崎市麻生区上麻生1-4-1 エルミロード5F
044-965-3064
11:00 〜22:00
無休

幻の鮭児もある高級回転寿司店
総合評価 3
味 3.5
雰囲気 2.5
サービス 2.5
コストパフォーマンス 2.5
エンタメ 2.5


皿の数 6皿
今日の一番皿 鮭児
今日のがっかりさん ナシ

金沢まいもん寿司 たまプラーザ店 今日のテーマ「夏の金沢寿司」

2008年07月31日(木) 23時20分
というわけで、握りタイムに入ったが、握りのテーマは「夏の金沢寿司」ということでいってみよう。
握りのトップバッターは「白山セット」(1000円)。



なに?白山セットって?」と普通の方は思うだろう。
普通セットメニューといえば、「夏の5貫盛り」とか「まいもん自慢盛り」なんて名前が付くモノである。
じゃ、なんで白山なのよ、となるわけだが、お店に来ている方の中でこのネーミングの意味がわかる方は相当な通である。

まいもん寿司グループは関連会社に「白山水産」という水産会社を所有しており、そちらのおすすめ5貫盛りということで「白山セット」という名前が付いているのだ。
知らないとなんのこっちゃさっぱりわからないと思うが、それでもあえて「白山」の名前を出すところにこだわりが伺える。
ちなみにこの「白山水産」は昨年、設立したばかりであるが、宮内庁御用になっているほどの会社である。
宮内庁御用」と「宮内庁御用達」というのはよく混同されているが、実際はちょっと違うのである。
「御用」の方は宮内庁から商品を納めてくれと言われた商品のみにつけていい冠であり、「御用達」は店側から宮内庁に収めた商品に自由につけていい冠ということらしい。
つまり「御用」の方が格が上なのである。
宮内庁からも信用されている水産会社を所持している回転寿司店があるということは、この業界にとっても誇らしいことではないかと思う。

五貫の内容は福岡産のアラ、三重産のコチ、佐世保産のイサキ、それとホウボウ、金目鯛の5貫となっている。
注目は高級魚の「アラ」ですね。
うーん、程よい身の締まり、そして上品な白身な味わい。
旬は冬ではあるがこの時期だからこそ安価でいただけるということもある。

お次は「生だこたたき」(280円)。



さっと炙った生タコはものすんごくトロリとした味わいとなり、驚かされる。
うーん、これはクセになる味だ。
お気に入りに追加。

夏ののど黒はどんな感じだろうということで「のど黒」(650円)もオーダー。



やはり冬の時期に比べると脂ノリはいまひとつだが、やはり白身の王様にふさわしい味わいである。

さらに夏の「白海老」(430円)にもいってみよう。



毎年、4月に漁が解禁される白えびも富山ではいまが旬を迎える。
うーん、たまらんですね、この甘さとなんとも上品な味わいは。
いやいや、冬の白エビよりもねっとり感がさらによいです。

ここで恒例のレーンチェックです。
さすが高級回転寿司店の最高峰の店だけあって、廻るる寿司も上品で豪華ですね。



〆には「焼穴子」(320円)で。



いやー、今日はのんびりとくつろぎながらいただきましたが、そうさせてくれる店造りをしていることも評価したいですね。
席がゆったりとしており、隣を気にすることなく過ごせるというのも高級回転寿司店には不可欠な要素。
どうしても店側は席間隔を詰めたがるモノだが、このゆとりこそが客への配慮をもっとも考えている部分でもある。
確かに値段設定が高めなため、どうしても客を選ぶ回転寿司店であることは間違いないが、それでも価値があると思ってくる客も多数いることも事実。
回転寿司店が高級寿司店を凌駕できる、最右翼の店であると思う。

さて、明日からは夏の房総半島ツアーに出かけてきます。
お楽しみに!


「金沢まいもん寿司」 たまプラーザ店
ジャンル 高級志向・居酒屋系
神奈川県横浜市青葉区美しが丘2-19-3
0120-106-195
11:00〜15:00 17:00〜22:00 (月〜木)
11:00〜15:00 17:00〜22:30(金)
11:00〜22:30(土日祝日)

握り寿司もやっぱり美味です
総合評価 4
味 4
雰囲気 4.5
サービス 4
コストパフォーマンス 3
エンタメ 4


皿の数 5貫盛り+3皿
今日の一番皿 白山セット
今日のがっかりさん ナシ

金沢まいもん寿司 たまプラーザ店 今日のテーマ「極上一品料理で酒宴」

2008年07月30日(水) 23時05分
久しぶりに客として「金沢まいもん寿司 たまプラーザ店」へと行った。



このところ2ヶ月に1回くらいテレビや雑誌の取材で訪れていたので、プライベートで来るのは久しぶり。
いつも混雑しているので、携帯電話から予約してみることにした。
epark』というシステムを使うのだが、これは便利。
家を出るときに予約するとすでに30分待ちとなっており、9組目ということだった。
ちょうど30分後に着くと店はすでに100分待ちという大混雑ぶり。
待っている人々をよそに予約番号を告げるとすぐに席に案内された。
このシステムを使わない手はないですね。
全国有名店の一部で導入されているようなので、お近くの人気店に訪れるときにはご利用してみてください。

というわけで、今日は本格的に飲みたい気分なのである。
「金沢まいもん寿司」は寿司も旨いが一品料理も極上の品が味わえる店舗であり、今日は自慢の料理と酒に舌鼓を打ってみたいと思う。
加賀百万石の豪華な雰囲気の中、本日のテーマは「極上一品料理で酒宴」ということでいってみよう!



まずはお約束のビールで喉を潤すことにする。
夏の一杯はビールからいきたいっすね。



エビスの生は喉ごしの苦みがなんともいえない。

まずは「御造り彩々盛り」(1000円)をつまんでみよう。



マグロをはじめ、ハマチ、甘エビ、金目鯛、アジ、イカなど9種類の刺身が盛られた豪華な一皿だ。
これだけの刺身が1000円ならばお得感は抜群である。
やっぱり寿司屋のつまみは刺身がないとはじまらない。

そして、本日おすすめの一品「万寿貝いしる醤油バター焼」(760円)。



北陸特産の万寿貝をいしる醤油とバターで焼いた一品。
いしる醤油とは大豆ではなく魚介類(イカの内臓)を原料とした醤油のことで、能登の伝統的な醤油である。
いしるにはアミノ酸やグルタミン酸が豊富に含まれているため、少量でも旨みをグッと感じることが出来る。
ぷっくりとした万寿貝もすごぶる美味でお酒もすすむ。

というわけで、2杯目は「加賀の逸品と吟醸酒のセット」(1600円)



冷酒は「菊姫」「天狗舞」など3種の中から「常きげん」をチョイス。
小鉢には「ホタルイカ沖漬け」「もずく」が並ぶ。
このあたりの小鉢も上品な味わいだ。
これだけで軽く一杯空いてしまう。

エンジンが掛かってきたので凍結酒「加賀の雪酒」をいただく。



シャーベット常に凍結している冷酒をスプーンで掻き出しながらいただくという酒だ。
夏にはひんやりとする凍結酒も飲みたくなる。

ひやひやの氷酒にはあつあつの天麩羅でいってみよう。
野菜天ぷら盛り合わせ」(750円)



アスパラ、茄子、ミョウガ、オクラなどが盛られた一品。
で、これが旨い!
衣のサクサク感と程よい揚げ加減が絶妙だった。
もちろん、塩でいただきます。
いやー、良い感じに酔っぱらってきた。

寿司屋でだらだらと飲んでるのは粋ではない、とよくいうが、たまにはだらだらと寿司屋で飲みたい時もある。
そんな時に旨いつまみが揃っている回転寿司屋はいいっすね。
いくら飲んでつまんでも板前さんの厳しい視線が飛んでこないし。
そんなことを思いながら〆に軽く握りをいただきましょうか。

さて、なにをいただこうか……(続く)


「金沢まいもん寿司」 たまプラーザ店
ジャンル 高級志向・居酒屋系
神奈川県横浜市青葉区美しが丘2-19-3
0120-106-195
11:00〜15:00 17:00〜22:00 (月〜木)
11:00〜15:00 17:00〜22:30(金)
11:00〜22:30(土日祝日)

一品料理も美味です
総合評価 4
味 4
雰囲気 4.5
サービス 4
コストパフォーマンス 3
エンタメ 4


皿の数 つまみ4皿
今日の一番皿 万寿貝いしる醤油バター焼
今日のがっかりさん ナシ

廻鮮ずし 松慶 今日のテーマ「休漁問題、どうなる三崎寿司?」

2008年07月15日(火) 15時01分
そんなわけで、15日には全国20万隻もの船が一斉休漁となった。
食卓から魚が消える、ということで、ニュースでは、いつもはセリでにぎわう漁港のガランとした様子や魚が手に入らずに困っている寿司屋などが映し出されていた。
回転寿司界においても、もちろんこの問題は深刻である。
特に活魚や朝獲れ魚を売りにしているお店などはこれらの魚がないのはちと痛い。
鮮魚が回転寿司から消える日、なんてのがこないように政府には燃料高騰問題にしっかりと取り組んでいただきたいと思う。

さて、今日訪れたのは川崎大師駅前にある「廻鮮ずし 松慶」。



こちらの店は地元で3店舗のスーパーを経営する店が、2年前にオープンさせた店である。水産問屋や普通の寿司屋が回転寿司に進出してくることは多いが、地元のスーパーというのはなかなか面白い。
スーパールートで提供される鮮魚は一斉休漁の影響をモロに受けているのか?
さて、なにが待ち受けているやら……

席に着くなり「お飲み物はいかがいたしますか?」と聞かれた。
居酒屋では当たり前の光景だが、回転寿司屋でいきなり飲み物を訪ねられることはまずない。
関西ではまず「お椀はどういたしますか?」と聞かれるが、お飲み物とは聞かれない。
つまり、こちらに来る客は居酒屋ノリで来る人が多いということだろう。
地元密着型の回転寿司店、のようである。

車で来ていなかったら冷酒をいただきたいところ。
なにせこちらの店には「磯自慢」「松の司」などの銘酒がある。
以前は「十四代」や「東一」もあったがそれはなくなったようだ。

ご覧のように焼酎もいい感じだ。



もちろん、一品料理も約30種類ほど揃っていた。
地元密着型の回転寿司店には飲みながらつまめる店、というのが多いが、この店は本格的に旨い酒を飲んでつまめる寿司屋使いの出来る店である。
今日のテーマは「休漁問題、どうなる三崎寿司?」ということで、いってみよう。

まず、名物の「三崎づくし」を注文してみるが、今日は仕入れられなかったとのことだった。
やはりですか……三崎港で獲れた金目鯛、女斗イカ、本カマスの三貫盛りなのだが、今日は三崎港ももちろん休漁、魚は揚がっていない。
鮮魚のない回転寿司店はジェットコースターのない遊園地みたいなモノである。

それではということで、「ひかりものづくし」(210円)を注文。



自家製のこはだ、〆サバにアジというラインアップ。

回転寿司店のコハダほどハズレの可能性が高いネタはない。
安価なモノは外国で適当に酢漬けにされたモノが多く、江戸前のコハダとは似ても似つかぬものであることが多いからだ。
パサパサの身で塩味だけがキツく、がっかりさんbPといってもいいだろう。

こちらのものは自家製ということで、期待してみると酢具合もなかなかに良く、コハダの生感も味わえた。
回転寿司店レベルなら十分にいける。

あら汁」(178円)をいただく。



なかなかに濃厚で好みの味だが、苦手な人もいそうな好みの別れる味かもしれない。

本日のおすすめ」から「金目鯛」(241円)をいただく。



この時期にしては身の厚み、旨みとも十分であった。
多くのスーパーでは休漁に備え、前日に多めの魚を仕入れていたようだ。
生け簀を有しているところではスーパーでも捌きたての魚が提供されていたようである。

続いても「おすすめ」から「生たこ」(210円)を。



柚子胡椒に塩という組み合わせでいただいたが、これがなかなかいい風味であった。
柚子胡椒もほんのちょっぴりならば、おもしろいアクセントになって良い。

メインには「まぐろづくし」(598円)で。



マグロの旨み、という点では全体的にうすーい感じがしたが、上品な味わいでまずまずか。
大トロも久しぶりに食べたが、これからは大トロなどは単品ではなく三貫盛りが一番、お得な食べ方になっていくんでしょうね。

それでは恒例のレーンチェックです。



〆には「なすにぎり」(105円)



夏らしくさっぱりと締めようかと思ったが、これがまたご覧のような身の厚み。



ナスのえぐみがドバドバっと口に広がり、さっぱり締めるというわけにはいきませんでした。

それにしても、漁業問題はこれからどう解決への道をたどっていくのか……
ホント、無駄なことに税金を使うなら漁師救済に本格的に取り組んでいただきたいと思う所存です。


「廻鮮ずし 松慶」
ジャンル 居酒屋系
神奈川県 川崎市川崎区 大師駅前1-6-9
044-280-1180
11:30〜23:30
無休

地元密着型の回転寿司店
総合評価 3
味 3.5
雰囲気 3
サービス 2.5
コストパフォーマンス 2.5
エンタメ 2.5


皿の数 5皿
今日の一番皿 金目鯛
今日のがっかりさん なし

金沢まいもん寿司 たまプラーザ店 今日のテーマ「やっぱり北陸といえば!」

2008年04月26日(土) 23時50分
まだまだ続く「2時っチャオ!」(4月28日放映)の旅。
続いては「金沢まいもん寿司 たまプラーザ店」へと訪れた。
回転寿司界では超のつく有名店だが、初めて訪れた人にとっては「これが本当に回転寿司なの?」と驚くこと必死の豪華絢爛な店である。



今回はこの店ならではの北陸ネタを味わおうという企画なので、今日のテーマも「やっぱり北陸といえば!」ということでいってみましょう。

まずは本場・富山産の「生ほたるいか」(420円)



ボイルものもいいが、この時期はやっぱり生に限る!
ボイルものはイカの目がどうにも口の中で引っかかってしまうが、生ホタルイカはそのままつるりと味わえ、しかも濃厚な味わいも楽しめるのがいい。

お次は「赤西貝」(640円)



白エビが『富山湾の真珠』ならばこちらは『北陸のルビー』と呼ばれる貝である。
真っ赤な色合いとコリッとした食感とほのかな甘みがなんともいえない貝だが、地元でも稀少といわれている。
鮮度の良いものは濃厚な磯の香りが漂い、貝好きにはたまらない味である。

北陸の貝といえば「バイ貝」(640円)は外せない。



北陸ものは身も大きく、引き締まっており、歯ごたえがたまらない。
貝の中でも一、二を争うお気に入りです。

さらにもうひと貝、「万寿貝」(640円)



貝が白っぽい入りをしてるところから別名、白貝ともいい、シャキっとした歯ごたえの中に磯の香りがほんのりと漂ってくる。
いやー、北陸は本当に貝が旨い!

平日限定のランチもいただいてみましょう。
加賀御前」(1680円)



握り7貫と巻物に、北陸ネタの唐揚げ小鉢、天麩羅、お碗、デザート、さらにコーヒーまでがつく豪勢なランチだ。
やはり、回転寿司のレベルを遙かに超越していますね、この店は。
今日も堪能させていただきました。

金沢でしか味わえないような北の海の幸が首都圏で味わえるのはなんともうれしい。
これからもまだまだ進化しそうな店だけに注目していきたいと思う。
この模様は来週、月曜日放映の「2時っチャオ!」(TBS系 関東のみ放映)でお楽しみください。


「金沢まいもん寿司」 たまプラーザ店
ジャンル 高級志向
神奈川県横浜市青葉区美しが丘2-19-3
0120-106-195
11:00〜15:00 17:00〜22:00(月〜木)
11:00〜15:00 17:00〜22:30 (金)
11:00〜22:30(土・日・祝日)

いついっても満足できる上質な寿司が味わえる店です
本日もロケのため、評価はなしということで

いき魚亭 相模原店 今日のテーマ「幻の北陸の味」

2008年03月21日(金) 23時05分
スーパーJチャンネル」の取材で訪れた2軒目は「いき魚亭 相模原店」。
ここの店は2008年のキーワードである、『脱・回転寿司』と『ご当地回転寿司』の2つのテイストが楽しめる店だ。
『脱・回転寿司』に関しては『いき魚亭 相模原店 今日のテーマ「江戸前vs北陸」』に詳しく書いてあるのでこちらをご参照いただければということで、今日は主に『ご当地回転寿司』の部分にスポットを当てたいと思う。
今日のテーマは「幻の北陸の味」でいってみましょう。

富山、金沢に店舗を構える同店の売りは、高級感漂う雰囲気と共に北陸の直送魚が味わえるという点だ。



店にはご覧のような巨大な生け簀があり、こちらに活きのいい魚が泳いでいる。



こちらの生け簀から取り出したカワハギをささっと捌いていただき、肝乗せでまずは一貫いただいてみる。
撮影があるのですぐに食べてしまったので写真はありませんが、グッドなお味です。
ネタの上にポンズゼリーが乗っているので、そのままいただけるのもいいです。
ネタの上にいろいろとのせてあるネタは醤油を漬けて食べるのが難しいので、こういう工夫がしてるとうれしいものだ。

続いては本日のメイン、「能登づくし」(1040円)をいただく。
これらの北陸ならではの魚介が一皿に盛られています。



のどぐろ、西貝、白エビ、ヤリイカ、甘エビなどが盛られた北陸の味が堪能できる一皿。
すみません、こちらの握りは撮影があったので、すぐにパクパクと食べてしまったので、写真はありません。
とても美しい盛り皿ですので、是非、番組にてご確認ください。
オンエアは4月7日、「スーパーJチャンネル」(テレビ朝日系)ですので。

で、ここでサプライズなネタを目の当たりにすることになった。
それがコイツだ!



みなさん、わかりますか水魚こと「ゲンゲ」です。
ゲンゲ……北陸の珍魚中の珍魚で、体は半透明で、ブヨブヨしていて寒天のように柔らかく、形は深海魚を思わせるやや細長い魚でグロテスクな面構えをしているという魚だ。
私はこの魚に幼少時代から深いこだわりを持っていて、「大人になったら絶対に食べるんだもんね」と思い続けていた。
なぜそんなことを思ったかいうと村松友視氏『当然、プロレスの味方です』という著書の中で、「プロレスとはゲンゲのようになんだかよくわからないオブラートにくるまれている」と評していたのを読んで興味を持ったからだ。
ゲンゲは身体の表面を寒天上のコラーゲンでくるまれており、その身の本質を覆っているところこそまさにプロレスの本質と見抜いた名言である。

大人になってついにゲンゲを目にすることが出来たが、鍋物や唐揚げでしか口にすることが出来ず、寒天状のゲンゲの本質に迫ることが出来ずにいた。
身体のほとんどが水分でできているため、新鮮でなければ食べられないのはもちろん、本場・北陸でも刺身はほとんど見かけない魚なのである。
いつかは刺身でゲンゲを食べてみたい…」
そんな思いを胸に日々、過ごしてきたのだが、その夢がついに叶うことになった。
店からのサプライズで握っていただいたのがこちらの「ゲンゲの昆布〆」です。



なんともプヨプヨした身がおわかりいただけるかと思う。
口に入れると未体験の新食感が待っていた!
こ、これがゲンゲの本質か……」
プヨッとした食感の中にも身の芯ともいえる歯ごたえを感じ、まさにオブラートにくるまれた魚を実感することが出来た。
冬が旬の魚のため、そろそろ獲れなくなると思うが、今年の冬は是非、メニューに加えて欲しいとお願いしてきた。
ゲンゲ寿司が食べられる回転寿司店は私が知る限り、全国でもここだけではないかと思う。

撮影の合間にちょっと握っていただく。
ボタンエビの一貫握り」(399円)



頭もからっと揚げてあるのでそのままいただけます。

いかの黒づくり」(273円)



大根おろしとシャリを巻いてあるキュウリのシャキッとした食感がとてもさわやかで、これがイカの黒作りととてもマッチしている。
添えられた柚子の風味も清々しさくて、好きなネタである。
ちなみにシャリをキュウリで巻くというアイディアは「いき魚亭」の総料理長・小嶋氏が10年ほど前に考えついたそうである。

〆には春を感じる「若竹の握り」(189円)を



タケノコのサクッとした歯ごたえが春らしい爽やかな風をもたらすかのようだ。
(一貫、食べてしまいました。もちろん、二貫盛りです。ちなみにな「菜の花握り」というのもあって、別々に出されていましたが、「若竹と菜の花を一貫ずつ乗せた皿の方がうれしいです」と言っておいたので、そちらの二貫盛りになっているかもしれません)

北陸の幻の魚が首都圏で味わえるとは思っていなかった。
これぞ「ご当地回転寿司」の醍醐味!
流通の発達したいま、全国の回転寿司店がどんどん首都圏に進出してきてくれることを願っています。


「いき魚亭」相模原店
ジャンル 高級志向・居酒屋系
神奈川県相模原市橋本2丁目21-2
TEL(042)775-7112
営業時間:11:30〜22:30
無休

北陸の幻の魚に出会えて感激しました
総合評価 3.5
味      4
雰囲気   4
サービス  3
楽しさ   3
コストパフォーマンス 2.5


皿の数 「能登づくし」+4皿
今日の一番皿 ゲンゲの昆布〆
今日のがっかりさん ナシ

酒肴亭皿鮨 百萬石 今日のテーマ「本格的変わり種炙りの世界」

2008年03月16日(日) 23時55分
高級寿司店のような雰囲気の回転寿司店、というのは見かけることがある。
清潔感が漂い気分良く過ごせる空間、職人が板場に立ちきびきびと注文を捌いていく様、上質な鮨ネタ……
普通の寿司屋では太刀打ちできないような回転寿司店が、次々と登場するようになった。
だが、世の中には回転寿司店のような雰囲気の普通の寿司店、というものがある。
川崎にある「酒肴亭皿鮨 百萬石」はまさにそんな店と言えるだろう。



ご覧のように店内は清潔感漂う街のお寿司屋さんそのもの、といった感じ。



板場には大将、ホールには大女将がいるという本格的寿司屋スタイルである。
だが、なぜか目の前には毎日毎日、目にしている回転寿司レーンがある。
日曜の夜、ということで客が3組ほどしかいなかったからかもしれないが、レーンは廻っていなかった。
会計はもちろん、回転寿司システムで、注文すると皿にのせてネタが出てくる。
こうなってくると回転寿司屋風の立ち寿司店、というしかない感じだ。
こういう店に出会うと「いったい回転寿司屋の定義とはなんなのか?」とちょっと考えたくなってしまう。
ま、この件は別の機会に考えるとして、今日は大将の握る本格的な寿司を味わうことにしよう。

さて、まずはメニューをじっくりと眺めてみる。
お店のボードにはズラリと酒のつまみや一品料理が並んでいる。
これはゆっくりとつまみながら飲みたいところだが、グッとこらえて寿司メニューを見る。
すると『炙りメニュー』がものすごく充実している。
そういえば店の看板にも『元祖あぶり鮨』と書いてあった。
ちなみにここの炙り寿司はぼうぼう焼きというらしい。
基本、なんでも炙るといった感じで、ただネタを炙るわけではなく、バター、ホワイトソース、煮つめマヨネーズ、めんたいマヨネーズなどの自家製ダレを付けたり、白髪ネギやゆずこしょうなどをトッピングして自分好みの味に仕上げてくれるという徹底ぶりだ。
今日のテーマは「本格的変わり種炙りの世界」ということでいってみよう。

早速自慢の炙り寿司からいってみますが、まずは定番中の定番「えんがわ」(200円)をお勧めの炙りで。
するとでてきたのがこちら。



シャリごと強力バーナーで炙られているのも面白いが、口に入れると「ムムム…」と思わず唸った。
ネタとシャリとの間にバターを入れてあるのか、シャリがバターライス上にとろけており、これが炙りえんがわの脂とさらにとろけ合う、といった感じなのだ。
炙り寿司というのはどうも脂のしつこさが残って、幾つも食べる気にはならないのだが、ここの炙りはこってりそうに見えて意外とすっきりしているので、まだまだいける。

とはいえ、お椀は必需品。
赤出しなめこ汁」(280円)をオーダー。



ちゃんとした赤出しは美味だなと思いつつ、お次は「つぶ貝」(200円)を炙ってもらいましょう。



炙る前に自家製ダレを付けており、これが香ばしさにつながっているようだ。

続いてはちょっと変わったところで「明太子」(200円)にいってみますか。



ほほぉー、こちらは明太握りの上にチーズをのせて炙っている。
チーズと寿司もこういう味付けをして出してくれるとしっかりとしたハーモニーを奏でてくれる。
炙りとチーズはこれから要チェックの組み合わせかもしれない。

ここでワンブレイク入れて「もりもりうなトロ玉おち」(260円)なるものにいってみましょう。



スタミナ系な一品ということで。

再び炙りネタに戻って、今度はわさびクリームを使った炙り寿司というのをリクエストしてみた。
するとでてきたのがこちらの「たい」(380円)。



わさびクリームソースがたっぷりとのっているが、クリームながらもったりとしていない。
ほのかに香るワサビ味も白身との相性も悪くない。

炙り寿司の〆には「ウニ」(480円)で。



まず一度ウニ握りを炙った後にバターをのせてさらに炙った一品。
こんがりとしているが、しっかりとウニ味が漂っていました。

〆にはあっさりいきたいなということで「白菜」(110円)を。



さっぱりといただけました。
ごちそうさまです。

炙りネタというのは回転寿司が全国に広めた文化のひとつであると思うが、これからはただ炙るだけの域を脱して、トッピングやソースと共に炙り味わう寿司へと進化していくのではないかと思っている。
さすが炙りにこだわるお店だけあって、いろいろと参考になるネタを味わうことが出来た。
本格的寿司屋風情を保つ回転寿司店で炙り寿司を満喫した一日でした。


「酒肴亭皿鮨 百萬石 貝塚店」
ジャンル 高級志向・居酒屋系
神奈川県川崎市川崎区貝塚1−4−16 
044-223-3915
11:00〜24:00
無休

ぼうぼう焼(炙り鮨)にこだわる本格的寿司屋風情を保つ回転寿司店(?)かな?
総合評価 3
味 3.5
雰囲気 3
サービス 3.5
コストパフォーマンス 3

皿の数 6皿
今日の一番皿 炙りたいのわさびソース
今日のがっかりさん なし

金沢まいもん寿司 今日のテーマ「究極の北陸の旬」

2007年12月08日(土) 16時42分
近々発売される「週刊現代」の回転寿司特集の取材で、「金沢まいもん寿司」を訪れた。
今回の特集では私が選ぶ、首都圏&大阪・名古屋のおすすめ回転寿司店ということで、30店舗程を紹介している。
最新回転寿司のキーワード」や「ジャンル別激うま回転寿司店」などを取り上げておりますので、興味のある方はご一読のほどを。

そんなわけで、まいもん寿司は「最新回転寿司のキーワード」の“ご当地回転寿司”の一つで取り上げさせていただいた。
このところ回転寿司業界では北海道、函館、金沢、沼津、三崎、玄界灘など各漁港の魚を売りにした回転寿司屋が地元から首都圏に進出してきているのが目立っている。
その先駆けともいえるのが2002年に金沢からたまプラーザに進出してきた「金沢まいもん寿司」である。
いまさら説明が不要なほどの有名店ではあるが、オープンした当初は本当にビックリしたのを覚えている。
まず、北陸のみで揚がる魚が食べられるということ。
2001年に金沢に本社を置くベルトコンベアメーカーの日本クレセントが池袋に「廻転鮨割烹 海幸の街」をオープンしており、こちらも北陸の魚を扱ってはいたが、ここはご当地回転寿司というよりは、高級割烹系回転寿司屋の先駆けともいえる店。
そういえば、小泉元首相が行ったとかで話題になったことがあった。

都内でも高級料理屋等でしかお目にかかれなかった、のど黒やガスエビなどレアな高級魚が、しかも回転寿司で食べられるというのはちょっとした衝撃だったが、店の造りも豪華絢爛、加賀百万石の雰囲気を意識したという店内には驚かされたものだ。



金沢といえば全国一の回転寿司激戦区であることは間違いなくレベルの高い店が軒を連ねているが、中でも1,2の人気を争う店が関東に上陸したのだからそりゃもうものすごいインパクトだったわけですよ。
というわけで、今回の取材では「金沢まいもん寿司」超おすすめの北陸高級魚を紹介することになった。

ラインナップがとにかくすごい。
いまや定番ともいえる、北陸の白身の王様・「のど黒」から始まり、



北陸ならではの希少な貝・「赤西貝」、



北陸の海の宝石・「白海老軍艦」、



脂ののりが最高の「飛騨牛握り」、



それから店のおすすめでブリの稚魚である「がんど」の5品をいただいた。



一言、うまいです。
特に初めて食べた「飛騨牛握り」はいままで食べたどの牛の握り寿司よりも美味だった。
牛握りを出す回転寿司屋はそこそこあるが、ここまで生っぽい状態をきっちりと保ち、脂がとろーりとろける感覚を味わせてくれる寿司は滅多にない。
北陸産の寿司の値段は確かに高いが、東京まで状態の良いまま輸送してくる手間を思えば、十分に納得できる。
高級志向の回転寿司屋ではいい値段になってしまうのは仕方ないが、
その分、他の形態の回転寿司屋では味わえない雰囲気やサービスに期待している。
普通の寿司屋と同じくらいの値段になったとしてもそれでも回転寿司屋ならではの楽しさを味わいにわざわざ行きたくなるような店が続々と出現してくれることを願う。


「金沢まいもん寿司」
ジャンル 高級志向・居酒屋系

北陸の高級魚を堪能。高級回転寿司店としてはトップレベルを維持している店だ。
総合評価 4
味 4
雰囲気 4.5
サービス 4
楽しさ 3.5
コストパフォーマンス 2.5


皿の数 5皿
今日の一番皿 飛騨牛握り
今日のがっかりさん ナシ

いき魚亭 相模原店 今日のテーマ「江戸前vs北陸」

2007年12月03日(月) 19時45分
日本一の回転寿司激戦地といえば、これはなんといっても金沢ではないかと思う。
とにかくレベルの高い店がわんさと集中しており、安さだけが売りだった渋谷だとか池袋だとかのマスコミが騒いでいたへたれ激戦区とはわけが違うのである。
氷見港から揚がる魚たちは北陸独特の味わいを持った貴重魚が多く、それが漁港直送で荷揚げから数時間後には店に届けられるわけだからこれはもう新鮮なんてもんじゃないわけですよ。
回転寿司発生期からベルトコンベア会社が石川県にある、という事情もあるのかもしれないが、寿司の美味さだけではなくいろいろなアイディアを持った店が多いのである。
と、北陸回転寿司をどどんと持ち上げたところで、今日は北陸から関東に進出してきた「いき魚亭」へと出陣。
「いき魚亭」は金沢に2店、名古屋に1店、横浜に1店(寿司割烹)を展開しており、相模原店は昨年11月にオープンした最新の店である。
全店に共通するコンセプトはいけす付き割烹店と高級回転寿司の融合ということで、どの店舗にも巨大ないけすがあるのが特徴だ。
内装も高級回転寿司屋らしく、清潔感があり明るく開放的な空間が広がっている。


(板場の中央に巨大な生け簀があるのが、面白い)

普通の回転寿司店と高級回転寿司店の大きな違いは、トータルな雰囲気が「安い感じがするか否か」である。
これは雰囲気を大切にする高級店ではとても大事な要素で、その点では文句がない店だ。

席に着き、例によって本日のおすすめとメニューをチェックする。
主力の皿が273円から399円とちと高めだが、高級回転寿司屋ではこれくらいが相場。美味しければまったくもって文句はない。
北陸づくしで攻める、という手もあったが、他のオーソドックスな寿司も味わいたかったので、今日のテーマは「北陸vs江戸前」でいくことにした。
先行は江戸前チーム、またもや最強の一番バッター、本マグロ赤身からいってみる。



うむ、美味です。あともう一皿食べたいくらいです。
このくらいのネタを出してくれるなら値段にも納得です。
後攻の北陸チームは北陸直送メニューから「いかの黒作り」をオーダー。
いかの黒作りと大量のだいこんおろしをシャリの上に載せ、海苔の代わりにきゅうりで巻くという軍艦系創作メニュー。



で、これがひさびさの大ヒット!
さっぱりしていてかなりイケる。
いかの黒作りと大根おろしの相性が良く、ゆずがアクセントになって、さっぱりいただける。
海苔に見立てたキュウリも秀逸で歯ごたえも楽しめるという逸品だ。
これはわたしのHPで主催している殿堂入りメニューに加えることにする。
「回転寿司PARADISE」回転寿司の殿堂

続いて江戸前チームも創作寿司を登場させてみる。
サーモンキャビア」だ。
こちらも軍艦系創作寿司でシャリをサーモンで巻いて、上にキャビアが乗っているというありがたい一品。



悪くはないんだが、いか黒の後ではかすんでしまうのは仕方がないところか。
北陸軍優勢のまま中盤戦へと突入(早)。
ぶりトロ、梅貝と北陸の旬にチャレンジ!うーん、いいですね、きてますよー。





巻き返しを図る江戸前軍からは生くらげ、こはだをチョイス。
生クラゲはコリコリ感を楽しむ寿司で、最近、回転寿司屋で見かけるようになった新興勢力。
貝のコリコリとは違ったぷにょんとしたコリ感が味わえて面白い。



回転寿司屋の多くではこはだは最も安い皿で出されれているが、ここでは273円と主力級の扱いを受けているところに注目した。
江戸前の仕事に自信があるというなのだろう。ふーむ、まずまずといったところか。



やはり北陸軍強し!といったところである。
このままでは江戸前軍がなんなんで、おもしろネーミングの「なっとろ」と見た目のインパクト大の「中落ち」をいってみた。





中落ちはあえて海苔で巻かないことで、あたらしい寿司に見えた。
普段の常識をあえて捨ててみるところに新ネタのヒントが隠されているのかもしれない。

これらにのり汁を頼んで、さてお会計となったが、さすがの高級回転寿司屋値段になってしまった。
3003円か…アルコールを飲んでたら5000円を越えていたことは必死だな。
とはいえ、北陸の旬が手軽に楽しめるのだからこれはとてもありがたい。
来年の回転寿司を語る上でのキーワードのひとつに「ご当地回転寿司」というものがくるとみているが、北陸軍は相当に強力だなと思った次第です。

「いき魚亭」相模原店
ジャンル 高級志向・居酒屋系
神奈川県相模原市橋本2丁目21-2
TEL(042)775-7112
営業時間:11:30〜22:0
無休

北陸の旬は魅力的だが、ちと高いのが玉に瑕。
産地直送名物盛りの「氷見づくし」「能登づくし」がおすすめだ
総合評価 3.5
味      4
雰囲気   4
サービス  3
楽しさ   3
コストパフォーマンス 2.5


皿の数 9皿
今日の一番皿 いかの黒作り
今日のがっかりさん ナシ
お知らせ
------------------------------- 回転寿司評論家・米川伸生
待望の新刊書!

回転寿司の経営学」
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「安住紳一郎の日曜天国」
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共同通信に取材された記事が 全国の新聞 で掲載されています。
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熱ケツ!仕事人
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10月28日
新刊.JP」の「新刊ラジオ」に出演しています

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DON!」(日テレ系列)の「アミューズメント系回転寿司第3弾:関西編」に出演します

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11月23日
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6月10日
ひるおび!」(TBS系列)の「すし銚子丸特集」に出演します

5月29日
ズームイン!!サタデー」(日本テレビ)の「上重は見た!」に出演します

4月16日
つながる7」(J・COMチャンネル 19:00〜)に出演します。

4月15日
宮川賢のおはよう!スプーン」(ラジオ日本 19:30頃)に出演します

3月5日
よんぱち48hour〜WEEKEND MEISTER〜」(FM東京13:00〜)に出演します

2月17日
第7回ジャパン・インターナショナル・シーフードショー大阪」 で
いま求められる回転寿司のサービスと商品価値について講演します

2月16日
関西ウォーカー 3/2号」の
「評論家が選ぶ3大チェーン必食寿司」の監修をしています

2月2日
東海ウォーカー 2/16号」の
「今、いきたい回転寿司店はココ!」の監修をしています

1月28日
小倉淳の早起きGood Day」(ニッポン放送)の電話インタビューに出演します

1月6日
食楽 2月号」(徳間書店)
「ラーメンランキング2010」の審査員をしています

12月28日
東北じゃらん 2月号」(リクルート)
「東北人が誇る回転寿司ベスト36」に登場しています

11月23日
小倉淳の早起きGood Day」(ニッポン放送)の電話インタビューに出演します

11月22日
安住紳一郎の日曜天国」(TBSラジオ)に出演します

11月12日
ひるおび!」(TBS系)に出演します

11月11日
ザ・ホットライン〜東京わがままモーニング〜
(ラジオ日本)に出演します

10月31日
じゃらん九州 12月号」(リクルート) の「南九州回転寿司なんでも大賞」にコメントています

10月22日
首都圏厳選 回転寿司激うまバイブル2010」(双葉社)
発売!

10月20日
まいにちいっしょ
(ソニープレイステーション)に出演しました

7月24日
第11回ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」 で
回転寿司のビジネスチャンスについて講演します

6月24日
UP!」 (名古屋テレビ18:17〜)の
回転寿司特集に出演しました

6月20日
mina 8月号」(主婦の友社)
「回転寿司占い」に登場しています

6月1日
すきっと」(道友社)
「回転寿司のトレンド事情」を執筆しています

5月2日
日経トレンディ 6月号」(日経BP社)の『B級グルメ大戦争 回転寿司編』の監修をしています