ちぎり絵 はじめの一歩

November 07 [Wed], 2012, 14:44


「和紙ちぎり絵」は、和紙を手でちぎり色紙や短冊などに糊で張って絵にするアートです。

和紙は繊維がからまりあってちぎりにくいものです。
しかし、切り口にでる”ケバ”がふんわりとした雰囲気をだします。
雑にちぎれば勢いが、ゆっくりちぎれば繊細さがでます。また、薄い和紙は重ねれば、奥行き感がでます。

ちぎったものは”のり”で貼りますが、貼り損なった時に剥がしやすいように”デンプン質”の”のり”を使用します。


ちぎり絵の制作方法

1.準備するもの

  手すき和紙、色紙(短冊)、写真などの作品手本、デンプン質ののり、ピンセット、細めの筆
  筆は2本用意し、和紙にのりをつけたり、張り損なった和紙を剥がすときに使います。

2.ちぎり絵の制作

  ・作品のお手本をみながら下絵を描く
  ・制作に必要な和紙を選ぶ
  ・和紙をちぎります
   この時作品の部分ごとにちぎり方が違います。
   例えば 、真直ぐ・湾曲をつける・強く(雑に)・弱く(ゆっくり)など
  ・ちっぎた和紙を色紙に張る
   ちっぎた和紙にのりをつけて色紙に貼っていきます。
   この時のりはあまりつけすぎないように注意します。
   また、のりは貼り損なったときに剥がしやすい用に「デンプン質」ののりを使います。
   張り損なった時は、筆に水をつけて和紙の上を濡らしてゆっくりと剥がします。

お伊勢さん参り。

September 05 [Sun], 2010, 18:53
  行って参りました お伊勢さん。


  今回の旅 伊勢神宮参りですが
  父島旅から帰ってまもなく 友人との会話にて
  3月に決めていた旅行です。

  庶民の旅行が制限されていた江戸時代でも
  伊勢神宮参りは別だったとか。
  日本一の神社に一度は行ってみたいと思っていました。

  はじめ とうぜん新幹線での旅を考えていました。

  その後、車を乗り換えた友人が 新しい車でペットもつれて行きたい!との要望で
  Σええっっ?! い、いいけど すっごいキツイと思うよ?! と、軽く警告。

  保険の問題で ドライバーは友人のみ。

  それでも友人は娘ちゃんと犬2匹でということもあり
  ウチはどうせ一人分だし そっちの方が負担軽くなるのならと
  不安ながらもチャレンジすることに。


  伊勢までは
  順調ならば480kmの距離。
  時間にすると6時間40分。

  じっさいは 距離はともかく時間はその倍はかかったでしょう。

  何かのせいにしてしまうのは かんたんなのですが

  何も悪くありません
  誰も悪くありません

  文字にすると200ページの本が一冊書けてしまいそうな大冒険でした。
  でも 何があったかは 聞かないでください(殴)


  伊勢市にあるペット可の旅館まつしんさんに着いたのは夕刻。
  部屋から見える景色です^^

  

  この景色を目にしてもまだ癒されることなく
  どこか ずたぼろに疲労していた面々。
  しかし伊勢で過ごす限られた時間におされてか
  一同 日暮れの散歩に出かけました。

  

  うしろをふり向くと きれいな夕陽です^^

  

  キレイだね〜^^ 若干回復(笑)

  旅館からさほど離れていない距離にある夫婦岩。

  

  旅館の仲居さんの話しによりますと、右が女岩で左が男岩だそうです。
  これを目にしてから 一同 早々に散歩終了(笑)
  6時半には旅館で部屋出しの夕食ですしね^^

  部屋に戻り とりあえず真っ先に給油(笑)

  

  見えづらいですけど何気に 伊勢仕様のラベルです^^

  間もなく部屋出しの準備にいそしむ仲居さんに
  大歓迎をするワンコ2匹もお待ちかねの準備整い夕飯です。

  

  さすが海近く!鯛のお造りですっ

  人物入っちゃっているので他の画像はNGですが
  煮魚あり天ぷらあり 焼き貝ありの海の幸ざんまい^^

  すっかり堪能してお風呂もいただき まったりモード突入です。

  車中、ずっと眠っていた娘ちゃんはとっても元気。
  布団を敷いてもらってからもしばらくお相手して眠りにつきました。



  二日目 朝 何度目かのワンコの襲撃に ついにすっかり目覚める。

  そうかそうか そんなに 俺の顔が美味しいのか…(T_T)

  起きた♪と さらにハイテンションになるワンコ。
  上機嫌でお腹の上を転がるワンコをあやしながら ふと気づく。


  ざざ〜ん… ざざ〜ん…


  やさしい潮の音が聴こえる

  そういえば 浴場前に書いてあった、日の出時刻は
  たしか5時。時計をみると5時少し前。
  日の出を見たい衝動にかられましたが 起きだすと
  きっと ワンコは大騒ぎ。

  みんな起きちゃうのであきらめ 切り替えてワンコをあやしていた。

  ところが げ。

  ゆうべ呑みすぎたのかな トイレに行きたくなってしまった><
  ふるふると 限界までガマンしましたが どうにもガマンの限界がきて
  起き出すこと朝の6時。

  案の定 腹の上にいた子ではない方のワンコが大騒ぎ^^; ひ〜

  ごめんよぉ〜 と、用を済まし 開き直って そのまま服に着替えて
  朝の散歩に 行くことにしました。

  その騒ぎで起きた娘ちゃんと なぜかワンコ2匹も行くことに。

  気づくと 部屋には友人ひとり^^;
  まぁ 我らがいない方がぐっすり休めるだろうとそっとして出かけました。


  やっぱ朝の空気はイイ♪

  旅館の裏手には海岸に沿って散歩道があります。

  そこでワンコのおトイレをすませ
  娘ちゃんの履いてきたサンダルに砂利が入って歩きづらそうなので
  小さい路地に入ることにしました。

  

  この辺りは風情ある建物もあり この路地もなんとなく情緒あってステキ。

  散歩中に見つけた小さい神社へ続く参道です。

  

  朝から セミさんが ワンワンと鳴いていました。

  

  音無山のふもとにある小さな小さな社でした。

  すっかり 散歩を満喫して帰りがけに 今日の水分を
  補充しとこうとコンビニへ寄ってから帰りました。

  旅館に着き 時刻は7時。

  30分ほど広縁にある椅子にて まったりしていると
  朝ご飯が来ました^^

  食事をすませ 支度をし 一同 いよいよ伊勢神宮へ!


  近頃では 内宮だけの参拝ですます人が増えているようですが
  自分は外宮の方がだんぜん好きです^^

  この日の気温はたしかに高かったのですが
  一同、まるでサウナにいるかのような 滝汗でまいりました。

  でも不思議なことに 冷水をあびたかのような全身鳥肌状態。

  おどろくほど ぼつぼつと肌に浮かび上がるサブイボ。

  どこか 神々しい空気を感じてなのか
  そんな肌もその場では なんか納得できてしまうほどの
  キビっとした空気に満ちています。

  そして 一番 感動したのは樹木です。

  まるで やたガラスや天狗でも居そうな雰囲気。

  あまりの雰囲気に社など撮影してはいけない気がして
  撮影を遠慮してましたが、そんな樹木の中で一番気になったものをパチリ。

  

  外宮の方はどこか静かな雰囲気で イメージは 夜 でした。

  どこの神様にも 一律して5円と 決めている俺。
  ご挨拶をして手を合わせ 剣祓を購入。


  そして内宮。

  

  駐車場から この暑い中 おかげ横丁をのぼり
  この鳥居まで来るの ハンパないエネルギー消費しました(汗)

  しかし、この地を目指した昔の人々は 遠方からも
  陸路はるばる 歩いてきたはず。

  時代を越し 文明の利器※を活用してちょんぼしてるんだから
  ふんばらねば!

 ※文明の利器
  それ無しではできないことができるようになる便利な道具のこと。
  その一方で、使い方を誤ると危ないとか、
  頼りっぱなしだと人間の能力が鍛えられなくなるものだ、
  という否定的なニュアンスもある。



  一の鳥居 二の鳥居 と、かのアマテラスオオミカミさんに
  お会いするまでの道のり これも長かった××
  さすがに 日本一の神社!

  こちらでも素晴らしい樹木に目がいきました。
  そして そこでもまた一本の樹木に惹かれパチリ。

  

  やっぱり内宮は 昼 のイメージですよね^^

  それにしても この樹木たち 似てる
  外宮 内宮 と、たしかに違う空気の中にいるのに
  印象が似ているのって 何かあるんですかね
  画像で見るとだいぶ違いますが 肉眼で見ると
  めちゃめちゃ存在感ばっちり迫力のある樹木さんたちでした。


  そして正宮。

  たいへん尊い神様なので
  一般の人は正面から直接 神殿を見ることができません。

  御帳(みとばり)という 白い布越しに参拝します。

  それでも やっぱり俺は5円(殴)
  日本一の神社参拝でも5円なのですから
  この先 どんな神社で5円を通しても もうこわくありません(笑)


  無事にお伊勢さん参りをすませた一同
  本当は摂社なども まわりたかったのですが
  猛暑にみまわれ残った体力なども考え苦渋の決断。
  帰路につくことになりました。

  旅館に着き ほっとした一行は給油(殴)

  すっかり根っこがはえてしまって 500ml缶を4本空けて
  友人は夢の中へ すっかりロックオンされていた俺は
  娘ちゃんにつきあい 学校で習っているという地図記号を
  iPhoneで呼出し 教育TVのごとく遊びながら楽しく出題。

  本当は 隙あれば横になりたかったんだけど いつの間にやら
  自分も夢中になり 気づいたら 夕飯を知らせに来た仲居さん登場。
  え もうそんな時間?! 2時間は勉強してたんだっっ(驚)
  そのまま夕飯になりました^^

  

  おぉ 久々のお肉発見(笑)

  

  今夜のお造りは 少しこぶりだけどヒラメさん^^
  ちゃんとエンガワまでありました♪

  二日目のご馳走もすっかり堪能し
  一日の汗を流し 明日はいよいよ最終日。

  友人が風呂へ行っている間、娘ちゃんと
  しばしトーク。

  末っ子の味噌っかすだった自分は、
  どういう大人になりたいのか子供の頃から決めていた。
  だからか子供とは会話がよく成り立つ。

  この時も話しははずみ 娘ちゃん
  将来、編集者になりたいという夢を告白してくれました^^

  自分が小学生の頃 そんな職業知りませんでした(笑)

  おもむろに 同じ目線になっている娘ちゃんが言いました。

  「おばちゃんって ピュアだよね〜」

  ガクッ o(_ _*)o

  「そっかなぁ〜 はははは…^^;」 ←心中複雑(笑)

  でも もしそう見えたのなら
  子供のころ思い描いた『大人』になれているのかもしれない
  と、ちょっとうれしくもなった。


  この夜は全員 見事 撃沈。

  深い深い 夜を ぐっすりと過ごしました。


  明けて 最終日。

  朝食をすませ 今日目指すのは 石神さん。
  益子直美さんなどが参拝してご結婚されたということで
  知る人ぞ知る?有名な? 神明神社  というところ。

  なんでも 女性の願いなら一つだけ叶えてくれるという
  いわれのあるところなのだそうです。

  が、

  行きと同じで 余裕をもって出発したのに
  順調なら旅館から50分で着く距離でした。
  たどり着いた時は昼過ぎ。
  これ以上は 聞かないでくださいっ (ノ◇≦。)


  叶い結びをほどこされている 海女さん御用達の
  ドウマンセイマンの御守り 海大好きなのでぜひ欲しかったのですが
  ひとつひとつ手作りのため個数はできないとのことで 午前中に完売。

  かなり ざんねん><

  次の機会があったら… と、おそらくないだろう希望を胸に
  未練を残し参拝だけして帰路へ。


  これまで移動はすべて時間を要してきました。
  帰りも不安を裏切らず時間を要しました。


  それでも 友人の健闘※の末、その『想い』が勝り
  皆 無事に帰宅することができました。

 ※健闘
  困難に屈せず、がんばって闘うこと。不利な条件があるのによく努力すること。



  到着したのは真夜中。

  本当に 本当に よく がんばった!

  記事をご覧の皆さんには まったく意味は通じないことですが
  云わずにはいられません。

  この試練のような道のりを越えた自信は必ず役に立つでしょう

  そして時間の経った今だから感じる何かも違ってきていることと思います。

  まぢで お疲れさまでしたーっっ(叫)


  皆さんも 機会があったら 目指してみてください
  2000年の時を越えてある 古代のたたずまいを。


  道のりが 苦難であればあるほど 感動しますよ(殴)




≪あとがきにかえて≫

March 17 [Wed], 2010, 0:27



  つたなく 思いつきの言葉を ただならべ
  大変恐縮するばかりなのですが
  もうひとことだけ お付き合いくださいませ。


  ある時から 日々の生活の中に
  たくさんの誤解があることに気がつきました。

  気がつきながらも現実に囚われ
  身動きがとれないまま時間を過ごしていました。

  ひとえに それは ゆとり というものが
  どれだけ 人の心に作用する大切なことなのかを示す
  合図のようにも感じられました。


  過去に 何度も何度も繰り返し
  思ってきたことでもあるのですが
  その都度 自分なりに消化してきつつも
  同じような感覚に陥る なにか落とし穴的な
  もののように 感じられました。


  先日 なにかの番組で言っていた言葉です。


  会社のため 家族のため
  そう言って がんばっているのが
  実は 一番ラクなんだ

  でも本当に それでいいのか?
  死ぬときにいい人生だったと思えるのか?


  もちろん その言葉だけでは背景はうすっぺらく
  ただ無責任なように聞こえます。
  ましてや いたずらに心情をかきたて 立場をかえりみず
  思うがままに行動をおこせと呼びかけているのではありません。

  ただ あと少しあと一歩を必要としている人に
  何かをかえるきっかけになる言葉を届けたい。

  なぜなら そういった生活の中で
  じょうずに喜びをみつけていける生き方なら
  いい人生だった と 逝けることでしょうから。

  言い換えれば 満足 できてきたか そうでなかったかなのです。

  生活のためにお仕事おつかれさまです。
  家族のため生活おつかれさまです。

  利己的すぎても いけません
  利他的すぎても いけません

  もし 今 目の前にある幸せを
  感じることが少なくなってきていたら
  ぜひ 2年後の自分に手紙を書いてみてください。

  2年後 その手紙をひらいたとき
  何も変わっていないかもしれません

  そうしたら また2年後の自分に手紙を書いてください。

  わたしは 10回書きました。

  人は とても欲張りです。
  それでも 現実的に 何かを叶えることは本当に少ない。

  物質的な欲は 案外たやすく手に入れられます。
  精神的なものは どうでしょう 充たされてますか?

  もし充分ではなかったら
  それを 何かのせいにしてしまわないように
  自分にも ご褒美 あげてくださいね。


  子供の頃 夢は叶わないから 夢なんだ と
  屁理屈を 言っていましたが
  信じなければ なにも叶いません。

  どうか 夢の途中を スキップで歩んでください

  がんばっている 皆さん

  本当に 本当に お疲れさまです!



父島旅を終えて〜エピローグ〜

March 16 [Tue], 2010, 20:06


  ピピピピピ ピピピピピ…


  目覚まし時計がなる

  もうそんな時間?
  どのくらいぶりに目覚ましの音を聞いただろう
  いつからか目覚ましよりも
  ずいぶん早く目覚めるようになっていたから
  ちょっと意外だった。


  …なんか違う

  なんかいつもと違う
  いつもの気分障害なんかじゃなく
  はっきりとした違和感がある

  枕元に常備してある体温計で熱を測った。

  うわぁ…
  覚悟していたダウンタイム
  熱は38度以上ある

  想像通り 足にムリをしたツケがきていた。
  長年 診ていただいている
  忙しい大学病院の整形外科医の
  先生とは 前もって診察の約束をしていた。


  予約時間に病院へ向かい
  いつものように 血液検査 レントゲン撮影をして
  診察を待つ 呼ばれた

  そこで 云われたのは
  この20年 一度もなかった奇跡だった

  骨髄炎となってしまっている一番ケガの深い部分
  このために 検査結果は必ず白血球の数値も高く
  明らかに炎症反応が出ていた。

  しかし この時に出た数値には白血球の数値は
  やや高いものの炎症反応は見られず 医者も首をかしげている。

  さすがに三ヵ月後に また同じ結果が出るとは思えないけど
  自分にとってこの大きな冒険を経験できたことは
  こんなカタチで その有意義さをうったえているように思えた。



  島からポストカードを送った人より
  ステキなメッセージが日々返信されてくる

  じつは 自分にも一枚 送っていた。


  「 この人生は一度きり
    不安や理由をつけて
    本当に望むものにフタをしない

    好きなことで 心を充たせば
    ステキな結果があふれてくる 」


  そんなに多くの言葉をもっていない俺だけど
  ほんの少し誰かの心に寄り添えたとしたら
  こんなに うれしいことはない

  みんな ありがとう


  そして やっぱり 今日も唱える

  みんな みんな しあわせに なぁ〜れ!



  鏡を 見ると 日焼けで真っ赤になった鼻に目がいく

  なんだかそれが とっても

  とっても 誇らしかった。



  



父島からの帰還H

March 15 [Mon], 2010, 0:03



  さてさて この旅も もうすぐ終わる
  最後の贅沢に行くことにした。


  やっぱり 〆は がっつりと肉料理だよね〜♪ ←無類の肉好き


  実は事故後の治療により 人より肝臓の機能が弱い
  この後遺症のためLDLの数値が高く 動脈硬化がはやい
  関連して心臓も弱くなっているので ふだんニトログリセリンを
  持ち歩いている。

  一応、体を思って 大好きな肉は 特別な時以外
  いつもは控えているのだけど
  こんな時には それも忘れたい(殴)

  でもどうせ 摂るなら ビタミンB群の多い豚さんがいいかな〜
  と いうわけで メニューはこれに決まりました^^

  

  霧島産豚ロースを使用したこだわりの一品!
  ポークジンジャー (*≧∀≦)

  ふと 隣を見ると 小笠原父島特産の島塩使用!
  島塩牛サーロインステーキ を食べている人がいた Σ(´▽`ノ)ノ
  ここに居る人達は さすがに みんな元気だなぁ〜(笑)

  小笠原の塩は 内地のこだわりシェフさん達も愛しているという
  天然ミネラルたっぷりの 美味しい塩です^^

  Σ(゚_゚;)ああっっ
  節約するあまり 自分用はカウントせず
  購入してきませんでした( ̄▽ ̄||)

  …奥の手です
  土産をくばったおうちに食べに行くことにしましょう(殴)


  ちなみに 内地という表現は通じるのかな?
  念のため 補足入れときます。

 ※第二次世界大戦後、内地の一部とともに外地を全て喪失したため、
  「内地」という語は意味が無くなったのではあるが、
  現在でも俗語として使用されることのある地域がある。
  それは北海道や、鹿児島県と沖縄県などの南西諸島の島々、
  伊豆・小笠原諸島、その他の離島などで、それぞれが本州、
  四国、九州を指して便宜上「内地」と呼ぶことがある。


父島からの帰還G

March 14 [Sun], 2010, 21:05



  眠れたんだか眠れていないんだか
  ぼんやりした状態で時間を過ごし

  よし!レストランがもうすぐ開く!

  と、よっこらせと起きだした。
  さぁ 資金は余裕ある♪
  ちゃんと朝飯 食べちゃおう^^

  勇んでレストランに向かう

  だいたい 早めに来て並ぶ面々は同じ(笑)
  そうだよね 楽しみっていったら食事だよね

  7時になり開店と同時にぞろぞろと列が進む

  おぼんを取ってカニ歩きで好きな物をチョイス。
  でも貧乏性の俺は やっぱり値段でチョイス(笑)

  会計をすませて空いている席に着く

  

  「 いっただっきまぁ〜す 」

  レストランの方々や いのちに感謝していただきました^^


  

父島からの帰還F

March 14 [Sun], 2010, 19:29


  さっき オムライスを撮った時に
  デジカメのバッテリーがなくなった。

  こういう時は充電式でもない
  安いデジカメはとっても便利。

  おがさわら丸内にある売店で
  単三電池を二本買いました。

  さぁ 腹も満たされたし 本当なら
  ちょっと 船尾にある軽食の店にでも行って
  一杯アルコールをひっかけたいところ。

  でも もしもそれで船酔い勃発したらと
  思うと 足は向かなかった。


  船は激しく ゆれている。


  船内放送では落とし物の携帯電話の持ち主を
  呼び出しながら 船内での移動の注意を呼びかけている。

  この揺れの中 出歩いている人も少なく
  甲板にも出られないように封鎖されていた。

  おとなしく 二等船室に戻ることにした。



父島からの帰還E

March 13 [Sat], 2010, 20:20



  沈んでいく太陽を見送ってからも
  しばらく その余韻に浸っていた。



  ぐるきゅきゅ〜



  やべ 感傷的になっていたけども
  腹がなってる(笑)

  どうしたもんだか この正直者の我がお腹!

  たっぷり 人生振り返ったし
  反省もしたご褒美だ!
  節約旅行で 用意しておいた旅費も
  わりとあまってる おが丸での食事はレストランでOK

  船酔いも克服したし なんだ けっこう快適じゃん
  船旅も 楽しいねっっ
  なんて ウキウキしながら食堂へ向かおうとすると
  まわりに居た人達からどよめきがおこる。

  指をさしている人がいた


  あっっ

  イルカの群れだった


  すげぇっっ
  ぴょんぴょんしてるーっっ

  


  船とは逆方向に進むその群れは
  あっという間に通り過ぎていきました。

  陽も落ち視界も悪かったので
  残念ながら記録には残せませんでしたが
  なんだかとっても 得した気持ち(笑)

  こういうハプニングも楽しい船旅です^^

  気持ちは満腹だったんだけど
  鳴りだして止まらない腹の虫をおさめに
  食堂へ 向かった。


父島からの帰還D

March 12 [Fri], 2010, 23:46



  


  とてもフレームに納まりきらないこの景色。
  無理やり写真に納めてしまいました。


  太陽がしずんでいくまでに ゆっくりと 光線の加減がかわり
  反射する水面のキラキラした一本の道のようにも見える筋や
  雲の色が 本当にきれいで それまで自分の中にちっちゃく
  抱えていた不満が 頼んでもいないのに 自然に洗われていくような
  そんな包容力のある清々しさが ここにはありました。

  なんでもそうだと思うんですが
  山ほどある こなさなきゃならないことも
  やらされている感があると その時間ってとても
  つらく 苦しい時間に思えるもんですよね。

  なんだか いつの間にか きめつけていて
  抜け落ちていた ゆとりが取り戻せたような気がした。

  きっかけって どこにあるかわからない。

  日常にある しあわせ探しができてる人
  すごいですね〜

  忘れていたよ こんな気持ち…


  しばらく そのゆっくりと変わる景色を眺めた。



父島からの帰還C

March 11 [Thu], 2010, 1:52



  部屋を出て あてもなく ふらふらと船内を歩いた。

  時刻は夕方の4時近い
  そういえば 島では一度も まともに
  夕陽を見られなかったんだよな〜…

  そう思い甲板に出てみた。

  Σおぉっ
  外に出るとけっこう人がいて驚いた。
  見ると一眼レフとかしっかりとしたカメラを
  持つ人が多い。

  そうだよなー 早くから場所とりしておかないと
  それだけの装備を持っていて後悔したくないよね

  それじゃぁ がんばって 俺も夕陽を撮ろう!

  と、安易に決めました。

  水しぶきは大きくあげて進んでいるおがさわら丸なのに
  景色には 大きな変化はない。
  変化があるのは 波と 太陽と 雲だけ

  ぼ〜っと、その光景を 甲板から見て過ごす。

  島で過ごした出来事だけではなく
  カゲからのメールのことだけではなく
  そんな記憶の新しい 出来事ではなく
  なんだか いっぱい その時間
  本当にたくさんの想いがよぎっていた。

  20年前、大きく運命が動いた 3月10日
  そもそも 今年のこの日を心静かに迎える想いで
  立ち上がった この 『心の旅』 だったけど
  それだけの旅にはなっていないことも実感していた。

  かといって 『 何 』 を得たのか
  うまく 『 言葉 』 にするのは難しい。

  記憶の中から ひとつの音楽が聴こえてきた。

  かりゆし58 の オワリはじまり という唄だった。

  きっと ぴたりと 自分の中で ピースがはまったんだと思う。
  歌詞をここに上げるとJASRACがうるさいので書けないのが残念無念
 ※JASRAC 日本音楽著作権協会



  それにしてもこの表現の場で この展開は
  あまりにも漠然としているので
  ちょっと ここで脳内の言葉を文章にしてみました。



  『 恩は心に刻め 怨みは水に流せ 』

  なんて言うけど、この世知辛い時代
  誰が恩をくばれているのだろうか…
  それだけにきっと この言葉を伝えても
  なにも心に響かない若者も多いんじゃないだろうか

  残念ながら 一歩 外に出るとわりと多くの人が
  隣の芝生が青く見えて自分が一番 苦労している
  なんて思っちゃっているような この世界。

  自己啓発なんて流行っちゃって
  猫も杓子も上を見ろ上を目指せと、
  逆に向上心が どろどろと欲にまみれて
  汚れているかのように見えるそんな時代

  アメリカの若者達が使う言葉で
  Frenemy フレネミーという造語がある。
 ※friend フレンド(友達) と、enemy エナミー(敵)
  をくっつけた言葉でそのままの通り、
  友達の顔をした敵という意味です。

  実際、日本でもいますよね
  足を引っ張ろうとしたり 人をうらやむあまり
  意地悪を思いついちゃう人もいたり
  笑顔で接していながら相手の情報だけを聞き出し
  自分の情報をあたえないようにしている、ある意味みえみえな人。
  どこから そんな意欲がわいてくるんでしょうか
  ものすごく自分(だけ)が好きなんでしょうね
  いつ孤独を感じて気づいてくれるんですかね

  また、混雑している通勤電車で
  ちょっとぶつかった人がいたら
  降りる寸前に仕返しして ちゃんとぶつかり返してから
  降りる人も見かけたことあります。
  勝手な解釈ですが通勤電車 けっこう人間性でる場所ですよね


  みんな 地球みたく ま〜るく なろぉ〜よ〜(爆)
  人の一生なんて 星からみたら ほんの一瞬なんですよっっ
  この時間を共有できてるなんて奇跡なんですよっ
  みんなで 手をつなぎましょうよぉぉぉーっっ(叫)

  そりゃ 時には嫌な思いもするでしょうけど…

  人なんて 少なからずとも
  迷惑をかけあって暮らしているわけなんですから
  そこは お互い様な 気持ち もちましょうよ


  あとぜひ相手を具体化せずともいいじゃないですかっ
  他人だとか 身内だとか あまりにも限定しすぎる気がします。
  古きよき時代には あったのかもしれませんが
  この時代 あまりにも『愛』と『想像力』が足りなさすぎじゃありませんか?

  もし損得から離れられないんでしたら
  もっと 広く範囲をとって見てみたらどうなんでしょ

  なぜか子供のいない俺に一番多い相談が子供がらみの付き合い云々。
  まぁ、いないからこそ見える部分もあるのかもしれませんが…

  何かと人のせいにしたがる気持ちはわからないでもないですが
  ここはひとつ、子供のためにも 自分にも厳しくなりましょうよ
  他人の子供だって 将来は国を経済を背負っていくんです
  ひいては巡り巡って 自分を養ってくれる存在でしょ

  腹の立つようなことを我が子にされたとしても
  出来事を相手の親に ただ まる投げしてぶつけても
  なんの解決にもならないと思います。

  他所の子に ちょっかいだされただのなんだの
  相手の家に乗り込む前に ちょっと考えて
  深い愛情で 会話しましょうよ…


  と まぁ、こんな風に 俗世間でありがちな
  葛藤が ぐるぐると脳内をめぐり
  自分の中にあった気づかないストレスが
  この空気に吐き出されていった。

  相談される側って けっこう相談できないもんで
  いつの間にか自分も同じように腐ってたんですね^^;

  20年前 入院中 病院で思っていたことは
  人の子の親になる という想いでした。

  それまで自分が末っ子っていうこともあり
  小さい子にふれる機会もなかったので
  子供って苦手で苦手で どちらかというと大嫌い。

  でも障害者としてこれから生きてくということを
  意識したとき 叶わないかもしれないことへの
  憧れを強く感じたんでしょうね

  反動で 子の親になる なんていう夢を抱きました。

  とうぜん結婚なんてあきらめましたし
  当時付き合っていた人には幸せになってもらいたくて
  会うのも拒んで1年も待っていてくれたのに
  結局 自分勝手に重荷になるのが嫌で別れました。

  20年後 やっぱり子供はいなかったけど
  いつか子供の親になるという想いは とても大切だったようで
  自分に資格があればその時は来るかもしれないと
  自分を律して来ることができました。

  結婚もしたし 持病の婦人病で自然妊娠はできないけども
  不妊治療も経験したし五つ子ちゃんの親になる気構えもして
  大好きな人と夢も見られました。

  子供は授からなかったけど
  気づくと かなり大きな子供達がまわりにいました(笑)

  あまり人からはそうは見られませんが
  けっこう自分って人付き合いがニガテなのに
  それでも慕ってくれる人がいます。

  たいてい 連絡がきてもグチや相談事で
  こちらも気分が滅入るようなことばかりで
  嫌になる時もあるけど そういう時はいつも同じ呪文をとなえます。

  「 この人も きっと誰かの大切な人 」

  そう思って 愛する努力をします。
  ちょっと口が悪くても 疲れていたりストレスためて
  イライラしているだけで 悪い人なんかいない

  みんな 子供だったんだからって。


  少し遠ざかっていた こんな気持ちも
  この空気の中では かんたんによみがえります。


  行きの航海のときには
  ただただ苦痛に感じた この時間と状況。

  こんなに大切な時間になろうとは夢にも思っていません。

  自分が望み 得ようとして欲したもの以上の強さが
  そこには感じられました。

  もがいて 四苦八苦してきた この20年
  やっぱり簡単に行き来できない場所ではありますが
  最初から この父島に向かって歩いてきたのかもしれない。

  人によって その場所は 違うんでしょうけど
  自分にとって この父島は 本当に ありがたい場所。

  目の前の太陽は もうすぐ沈もうとしています。

  そろそろ録画も準備しなくちゃ
  この光景を 忘れることはないけれど
  このしあわせを 大切な人に わけてあげたい



  その想いで鼻息まじりに カメラをかまえた。



 ※四苦八苦
  非常に苦しむこと。大変苦労すること。
  生老病死の四苦に、
  愛別離苦・怨憎会苦(おんぞうえく)
  求不得苦(ぐふとくく)・五陰盛苦(ごおんじようく)
  の四苦とを併せたもの。人間のあらゆる苦しみ。



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