Google、『Chrome』の安定バージョンをアップデート 

November 09 [Mon], 2009, 11:50
Google が、『Google Chrome』ブラウザの Stable (安定) バージョンを3.0.195.32にアップデートした。

新しいバージョンでは、セキュリティ問題2件を修正したほか、安定性の問題にもいくつか対応しており、その中には重要なクラッシュ問題1件、ユーザーの CPU を100%占有しかねない不具合1件を含む。

セキュリティ関連で修正となった問題の1件は、実行可能な JavaScript の警告に関する、厳密にいうと警告の欠如に関する問題だ。

Google Chrome のプログラム マネージャを務める Anthony Laforge 氏は、Blog で次のように記している。「ユーザーは、『SVG』『MHT』『XML』など、危険を招く可能性のある特定のファイルタイプについて警告を受けていなかった。一部のブラウザでは、これらのタイプのファイル内で JavaScript を実行することが可能だ。JavaScript はローカルコンテキストで実行されるため、ローカル リソースへのアクセスが可能になる場合がある」

最新バージョンで修正となったもう1つのセキュリティ問題は、ブラウザ用プラグイン『Gears』のメモリ破損だ。Gears (旧名称『Google Gears』) は、Web サイトの情報をオフラインで保存する手段を提供しようという Google の試みだ。

また最新バージョンでは、ユーザーの CPU を100%占有する可能性のある、私見では非常に深刻と思われるバグも修正している。

このバグは、Chrome における JavaScript の「setInterval」関数の使用に起因するものだ。

Google のある開発者は、バグレポートの中で次のように述べている。「この問題の根本的な原因は、(『Gmail』『New York Times』など) さまざまなサイトで報告されている CPU 占有問題の多くを引き起こしているものと同じだと思う。setInterval() ではメモリリークが非常に起きやすいからだ」