キューバ農業への投資歓迎 

April 11 [Fri], 2008, 16:57
キューバ政府のロマス外国投資相は八日、同国の農畜産分野に投資する資本家を
歓迎すると呼びかけた。食糧の自給は、ラウル政権にとって最重要案件の一つという。
同国は農業国でありながら年間、十六億ドルの食糧を輸入している。

現在キューバで本格的に資本投資を行い生産しているのは、

カナダのニッケル会社シェリット
ホテル・チェーンのスペイン企業ソール・メリアー
スイスのネッスル食品、ブラジルの煙草会社ソウザ・クルース
ビールのベルギー系インターブレウである。

ラウル政権の解放経済で、外国人の観光客が激増した。
一月には二十五万人の外国人が訪れた。昨年の観光客は二百十万人、
うちカナダ人が六十万人。カナダ人のお陰で、キューバは潤った。
キューバ人にもホテルを解放したため、どこもホテルは満席である。

キューバでは、国策である観光業が最も有望のようだ。
中国とスペインの出資で二〇〇八年、さらに三十戸の大型ホテルが建設される。
キューバのホテル事業には、スペインのソール・メリアーとフランスのアコールの
チェーンが覇を競っている。

ニッケイ新聞

カーラさんヌード写真に930万円 

April 10 [Thu], 2008, 13:50
サルコジ仏大統領と今年2月に結婚した元スーパーモデルで歌手のカーラ夫人(40)の
ヌード写真が10日、ニューヨークの競売商クリスティーズでオークションに掛けられ、
中国人収集家によって9万1000ドル(約930万円)で落札された。

写真は、モデル時代の1993年に撮影された白黒の一枚で、
カーラ夫人は両手を重ねて股間を隠すポーズを取っているもの。
競売前は3000〜4000ドルの値が付くと見積もられていたが、20倍以上の値で落札された。

ハイチ食糧価格高騰で生活困窮、抗議行動が暴動化 

April 08 [Tue], 2008, 8:36
八百五十万人の国民の八〇%が二米ドル以下で生活しているハイチで、
三日から始まった食糧価格高騰への抗議行動が暴動に発展。七日までに五人が死亡し、
八日には国連安全保障理事会が緊急対策の必要を訴えた。

三日に首都ポルト・プリンシピから百九十キロのレス・カジェス市で始まった
貧困と物価高を訴える抗議行動は、四日に三人の死者が出たのを境に国内全域に拡大、
暴動化している。

四日の死者は、同市にある国連事務所のあるビルへの攻撃が加えられ、
国連のハイチ駐留部隊が出動したことによるもの。

抗議行動は犯罪者組織が加担し始めてから暴動化し、国連車両二台が焼かれたほか、
道路封鎖や商店略奪など、日毎にエスカレート。少なくとも五人の死者も出ている。
八日には大統領宮殿が包囲され、国連軍兵士が群集を押し返す事態にまで発展している。

群集の中には武装した者もいて、反政府勢力や犯罪者組織が扇動している可能性が強く、
政治的な色合いを増しているという。

首都でのデモ行進で、「われわれは餓えている」、「物価を下げろ」と書いたプラカード
が掲げられていたほか、大統領辞任や国連軍の撤退要求も出されたと報道。
報道関係者への暴行もあったという。

ここ数日の新聞報道によれば、ハイチは世界的な食糧価格の高騰の影響をもろに受けて
いる国の一つで、米、穀物、果物、練乳などは昨年中に五〇%近く値上がりしたほか、
マカロニなどは二倍になっている。

ニッケイ新聞

IMFがブラジル高金利政策に警告(その1) 

April 06 [Sun], 2008, 15:57
ブラジル中央銀行が基本金利の引き上げを検討していることで国際通貨基金(IMF)は
米国の金融危機で途上国の虚弱体質が懸念されるからブラジルは他国との兼ね合いを
考慮する必要があると発表した。

ブラジルは現在のグローバルな経済情勢に対処できる体質を備えているが、
過当評価されたレアル通貨の為替率是正をまえに高金利政策は一考を要するという。
レアル通貨など一部の通貨は、高騰を続けている。不安定な通貨が限界に達するとき、
高金利政策はパニックの連鎖反応を引き起すと警告した。

レアル通貨の過当評価は、「ケリー・トレード」と呼ばれる取引が原因だと
IMFはいう。低金利の日本やスイスで融資を受け、高金利のブラジルへ回し、
金利差を儲ける取引である。この取引で投資家は、莫大な利益を得ている。

今度は、日本やスイスに政策金利二・二五%の米国も加わる。
基本金利一一・二五%のブラジルに持っていけば、笑いが止まらない。
それにレアルの過当評価で、さらに儲かる。

続く

IMFがブラジル高金利政策に警告(その2) 

April 06 [Sun], 2008, 15:53
続き

ブラジル中央銀行は今月、基本金利を一一・五%に引き上げるという。
年末には一一・七五%にするらしい。世界の金融業界で、同取引とレアル通貨が
目だっている。ブラジルの通貨政策は、ドル安とレアル高の流れをつくった。

この通貨政策は、輸出の減退と対外収支の悪化、産業の空洞化という副作用をもたらす。

この種の資金は、朝投資し昼に回収する。ブラジルに不安定経済をもたらすだけで、
何ら益することはないとIMFが警告した。米経済のパニックは長期にわたり、
ブラジルへもコモディティの下落で影響を及ぼす。

コモディティ輸出を得意とするブラジルは遠くない将来、貿易収支と経常収支で
高金利政策のツケを払わされると警告。

ブラジルは、米サブプライムの影響が軽微であった。
しかし、米経済の低迷でクレジットの落ち込みはブラジルなど途上国で特に顕著だ。
ブラジルの経済成長率は二〇〇八年、四・四%。
二〇〇九年は三・六%で五・五%以下に留まると見ている。

ニッケイ新聞