誕生日の日に

May 03 [Thu], 2012, 19:50
かごめの家は古い神社で、庭には現在使用していない井戸ある。
そして、明日が15才の誕生日である。誕生日プレゼントを祖父にねだっている。
  かごめ「明日が何の日か覚えている?」
じいちゃん「かわいい、孫の誕生日、忘れるわけがなかろう」
と、一日早くプレゼントももらった、かごめ。

  かごめ 「わぁっ、じいちゃん、ありがとう!」
大喜びで包みを開けると、中から出てきたのは河童の手。
かごめ 「………」
満面に笑みを浮かべていたかごめの表情が、一瞬にしてしらける。
そんな孫の気持ちも考えずに、河童の手のミイラを説明し出すじいちゃん。
かごめ 「お食べ、ブヨ。」
飼い猫・ブヨにその不気味な品を食べさせようとするかごめ。
こうしてやりたくなる気持ちも分からなくはない。

  じいちゃん「あっこら、もったいないっ。」
と、言ったときは既に遅し。
いいものをもらったばかりに、河童の手を食わえ井戸のそばいく、ぶよ。


  じいちゃん 「またんかぶよーっ!」

砂利を蹴飛ばしながら、河童の手をくわえた猫を追いかけるじいちゃん。
まったく大人げない。
あきれたかごめは、そのまま部屋へと帰ってしまった。


  そこへぬっと犬夜叉が現われた。
「かごめっ悪いっ。」
そういうなりいきなりかごめの唇を奪った。
「な、何すんのよ!」
  かごめは、顔がたちまち真っ赤になった。
  「へへっ。一度でいいからやってみたかったんだよな!こーゆうの!」
「なっ、そんなことでやったの?…」
「?どうした?かごめ」
「どうしたじゃないわよ!…おすわり!(怒)」
「ぐえっ」
地面にたたきつけられる犬夜叉。
「おすわり、おすわり、おすわり×10!」
「ぐああああああ」
「もう犬夜叉最低〜」
犬夜叉を井戸の中に押し込んで、
かごめは、自分の部屋に帰っていった。

「…腰が痛い(涙)」
あわれ、犬夜叉。

  「もう犬夜叉ったら!!」
かごめは瞳に一杯涙をためながらベッドにうずくまる
「かごめちゃん?」
「珊瑚ちゃん!?」
かごめはびっくりした
「どうしたの珊瑚ちゃん!!」
「いやぁ犬夜叉の奴なんか怒りながら戦国時代の方に戻って来たから・・・」
かごめはむすっとした
(何よ!!誕生日プレゼントもくれないわけ!?)
「あの〜かごめちゃん・・・わけがあったら聞かせてくれないかな?」
かごめは珊瑚に今までの事を全て話した


「あの犬夜叉がねぇ・・・・」
「何にも考えないで一度でいいからやってみたかったよ!!!!もう最低!!」
かごめは泣きながら珊瑚に飛びつく
「・・・でも犬夜叉本当に何も考えないでやったのかしら」
「へ?・・・・」
突然珊瑚が話し出す
「好きでも無い奴に普通キスなんかするかなぁ?」
珊瑚の言い分は最もだ
「でも・・・」
「とりあえず犬夜叉に会ってくれば?」
珊瑚の一言でかごめは決心した
「私もう一度桔梗の事好きか聞いてくる!!」
そう言ってかごめは井戸の中に飛び込んだ
「犬夜叉・・もう意地を張るのはやめなさい・・・」
「うるせぇ!弥勒みたいなナンパ男に言われてもなんともおもわねぇんだよ!!」
「でも犬夜叉も何も考えず人にキスをしたんだから人の事いえないと思いますが」
弥勒の言い分は最もだ
「・・・・・・」
犬夜叉は言葉を失ってしまった
「もとはといえばおめぇがキスするといい事があるって言ったんじゃねぇか!!」
「誰もかごめさんにしろとは言っていませんよ?」
犬夜叉ははっとした
(そうだ・・・かごめにキスしようとしたのはあくまで俺の意思だ)
弥勒はこう言った
「あなたは自然にかごめさんを好きになっているんじゃないんですか?」
「!?・・・・・」
その時かごめの声がした
「犬夜叉ー!!」
「じゃあ私は邪魔のようですね」
そう言って弥勒は消えてしまった
かごめは犬夜叉を見つけた
「犬夜叉・・・・」
「かごめ・・・・」
一瞬静かになったがかごめは喋りだした
「桔梗の事・・・」
「?」
「桔梗の事今でも好き?」
犬夜叉は分からなかった
今一番誰が好きか・・・・
「俺は・・・桔梗が好きだしかごめも好きだ」
前にも聞いた台詞
「どっちか1人なのよ!2人も好きな人が居るわけ無いじゃない!」
「うるせぇぇぇ!!!!」
かごめはびくっとした
「俺は初めから女なんか好きじゃなかったんだよ!!!」
「・・・・」
「でも桔梗にあってから女の優しさにも気付いた」
「じゃあ私の事が好きだって言ったのは桔梗に似ているから?」
「そうかもな!」
かごめは涙すら出てこなくなった
(私の好きな人は私を好きだといってくれたけどそれは自分の好きな人と私が似ているから・・・)
かごめはもう犬夜叉の顔も見たくないと思った
「そっか・・・・ごめんね無理やりあんたの好きな人聞き出しちゃって」
かごめは四魂の玉を犬夜叉に差し出した
「私もうここには二度と来ないから」
「はぁ!?お前がいないと四魂の玉誰が探すんだよ!!」
「桔梗に探してもらえば?」
「・・・・・・・」
「私もうあんたなんかに会いたくないのよ!」
そう言ってかごめは自分の帰るべき時代へと戻っていった
「はぁとんだ災難ですね・・・」
弥勒が突然出てきて犬夜叉に問い掛ける
「でもかごめは・・・・・」
「そういえば今日かごめちゃんの誕生日なんだってね」
またフッと珊瑚が出てくる
「ここで名誉挽回しないとあんたやばいんじゃない?」
「でも何あげたら喜ぶのか・・・・」
「やっぱ好きな人からの熱いくちづけでしょう」
弥勒がまじめな顔をして言う
「でも犬夜叉は桔梗の事が好き何だっけ・・・」
「まぁかごめちゃんの誕生日が終わるまであと5時間もありますし」
「それまでゆっくり悩みなさい」
そう言って2人は森の奥へと行ってしまった
「俺の好きな人は・・・・」
犬夜叉は悩んだ
だが犬夜叉はそのまま眠りについてしまった

「犬夜叉!」
(かごめ・・・・)
「犬夜叉何で元気ないの?」
(別に・・・・)
「あんたまだ自分が一人ぼっちだと思っているの!?」
犬夜叉は何の話をしているのか分けが分からなかった
「大丈夫」
かごめがやさしい顔をして犬夜叉を見つめる
「もう1人じゃないんだから」
そうだ・・・この言葉に俺は支えられてきたんだ
じゃあ俺の好きな人は!?
「犬夜叉・・・・」
かごめより少し大人びた声
その声の主は
(桔梗!!)
「犬夜叉・・・私は誰よりも犬夜叉の事を愛しているのよ?」
そうだ・・・桔梗のために俺は人間になろうと決意したんだ
「じゃあ私はもう帰るね・・・二度と会えなくなるけど・・・・バイバイ!!」
かごめが闇の奥へと走り去っていった
(かごめ!!行くなぁ!!)
そうだ・・俺は桔梗の事が好きだった・・・・・
でもかごめは俺を愛してくれた
愛すると好きとの違い・・・重みに犬夜叉はようやく気がついた
犬夜叉は目が覚めた
あと30分でかごめの誕生日は終わり・・・
犬夜叉はすぐさま井戸に飛び込んだ

一方かごめの家
誕生会も終わりベッドに座っているかごめ
「犬夜叉の・・・バカ・・・・」
そう言ってもう寝ようかとカーテンを閉めようとすると
窓に犬夜叉が映っている・・・
「犬夜叉!!!」
かごめはすぐに窓を開けた
「おいかごめ今から下に来い」
返事をする間もなくかごめは犬夜叉に持ち上げられ窓から飛び出た
「犬夜叉!!やめてよ!!もう二度と会わないって言ったでしょ!!」
「かごめに言わなきゃいけない事があるんだよ!!」
かごめはドキッとしたそして大きな木の上に着地
「犬夜叉・・・・早く用件だけ言ってよね」
犬夜叉はかごめに四魂の玉を差し出した
「犬夜叉・・・?」
「戻って来いかごめ・・・・」
「嫌よ!!」
犬夜叉は返事も聞かず話し出した
「俺は桔梗の事が好きだ・・・・」
「だから何よ!!」
「でもかごめは・・・・・」
「?」
「愛してる」
「犬夜叉」
「桔梗の事は好きだけど・・・かごめの事は愛してる」
「犬夜叉」
かごめは泣き出してしまった
「おい・・泣くなよ」
そう言って犬夜叉は頬につたっていく涙をふき取った
「あのさぁ誕生日プレゼント・・・無いからよ」
そう言って犬夜叉はかごめに顔を近づけた
今日二度目のくちづけ
でも二度目はとっても甘く2人の気持ちが通じ合っていた
「最高の誕生日プレゼントだよ」
そう言って2人は無事誕生日を終える事ができた・・・・






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