天然樹脂製品について

December 26 [Wed], 2012, 15:39
コント知識社会学の歴史的原理[#「歴史的原理」に傍点]はかくて、少くともその一部分をイェルザレムによって復原されたかのようである。併し復原は啻にこの点だけに止まらない。
 コントはみずから 〔voir pour pre'voir〕 をば実証的精神と定義している、彼にあっては真理とは単に見る[#「見る」に傍点]――理論――ためのものではなくて、正に予見[#「予見」に傍点]するためのものであり、そして予見は人間が実践[#「実践」に傍点]するためにこそ必要なのである。真理は実践のための方向線でなければならない。真理のこの実証的概念はそのままイェルザレムに移行するように見える*。真理概念をこのように実証主義的にする時、真理とは主観的相互の普遍的な合致を外にして、なお認識の客観的な規準となることが出来る。真理概念はかくて客観的なもの[#「客観的なもの」に傍点]に関して規定されることが出来る。処がこういう意味での客観的真理は、イェルザレムによれば一つの社会的凝結[#「社会的凝結」に傍点]に外ならない、ここでは知識の個人的要素が全く社会的要素に吸収されて了っているだろう。処でこの社会的凝結から次第に解き放されることによって個人化して行くことこそ、人間の知識の発達だったのだから――前を見よ――、真理のこの客観的な概念はやがてその主観的な概念をも産むようになる。カントの「思惟必然性」などは之に他ならない。併しながらこういう主観的な真理概念の危険は、結局世界の客観的存在の否定を結果する処に横たわる、それは一切のものとの一致を感受しようと欲する審美的[#「審美的」に傍点]・観念的[#「観念的」に傍点]な人格に適わしい真理概念ででもあろう。
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