石原知事「あのまま鈴木さんが知事だったら…」(産経新聞)

May 27 [Thu], 2010, 20:03
 東京都の石原慎太郎知事は21日の定例会見で、14日に亡くなった鈴木俊一元都知事について、「あのまま鈴木さんが知事だったら、私は知事になっていなかったかもしれない。(鈴木元知事は)挫折をバネに見事な都政運営をした」と述べ、故人をしのんだ。会見の詳報は以下の通り。

 「冒頭、私から一つ。去る5月14日、名誉都民でもありました鈴木俊一・元知事が逝去されました。地方自治の巨星であり、人々に末永く記憶される名知事のご逝去で、大変残念であります」

 「鈴木さんは今年9月の100歳訪問を楽しみにしておられまして。去年、1つ間違って伺おうと思ったら来年だということで。それでは私も来年ということで楽しみにしてたんですが。鈴木さんは久しぶりに私に会っていろいろお話があったと思うんですけども、楽しみにされていると聞いていたんですが、その寸前に亡くなって誠に残念です」

 「改めてご冥福(めいふく)をお祈り申し上げ、ご遺族の皆様にも心からお悔やみ申し上げます。すでにお知らせしているとおり、来る5月28日、港区の青山葬儀場で東京都葬を執り行います」

 「鈴木さんとは私、いろいろ個人的にもいわく、因縁があったというかな。佐藤(栄作)内閣のチョンボでね、あのころいつも洞ケ峠を決めていた民社党の存在が気になって、佐藤さんは春日一幸、当時の委員長から申し出てきた。これなら民社党も一緒に都知事選戦うぞというふうになってきた」

 「ずっと東さんの副知事もして、特に事務次官もした人ですからね。この人がなるのかと思ってたら、鈴木さんがそこで外されて、鈴木さんは非常に不本意な思いをされたと思うんですけど」

 「その後、結果として、松下正寿さんが美濃部(亮吉)さんに負けて、美濃部都政が始まったわけだけど。これは今度の鳩山内閣と同じ大ばらまきで、東京の財政は滅茶苦茶になった」

 「2度目か3度目か。とにかく私が参議院から衆議院に移って苦労して。参議院と衆議院は戦い方違いますからね。東京の第2区を選んでね、本当にどぶ板で戸別訪問もして地盤を作って暮れの12月選挙で当選したんですが」

 「そしたら、ついに私の支持者であった、本当は当人が地元からも衆議院に出ろという要望もあったんだけど、若い人に譲るということで、後には都議会の議長もされましたが、本当に気骨のある政治家ですね。若い人を育てるんだということで、私を後継者にしてくれて、私を擁立してくれましてね、衆議院に移ったんです」

 「数人の都議会議員が来てね、都知事の選挙に出てくれと。とんでもない。私は苦労して衆議院に移ったばかりなんでね、お断りしまして。10月ごろかな。三木内閣のころでしたけど、三木派の宇都宮徳馬さん、私とたまたま同じ選挙区だったんだけど、この人がここになってですね、よかったなと思っていたら、私は暗殺されたベニグノ・アキノと非常に親友だったんで、衆議院で予算上げちゃって、その後しばらく休みがありますから、家族ごと招待されてフィリピン行ってたんですよ」

 「いつ頃でしたかね、帰ってきたら宇都宮さんが突然、やめた。あと告示まで20日ぐらいしかない。私はいやな予感がしましてね。これ、私にまた回ってきたらえらいことになるな。もう20日ちょっとしかないんですから。余計なことが来なきゃいいなと思ってたら来た」

 「私が断ったら、美濃部さんが無投票で当選するんで、東京のためにも民主主義にもよくないと思って、私は必敗覚悟で出ましたよ。そしたら途中で美濃部さんが1回やめてね。やめたふりしてまた出てきて、変なプレーしたんだけども」

 「選挙始まったら途中でまた松下が出た。民社党に担がれて。彼らは20万票そこそこだったが、ちょうどその差だけ僕、負けたんです。負け惜しみじゃないが負けてよかったなと思うのは、あの時は本当に僕もあまのじゃくな人間だから、自分の選挙であんなに熱心にやったのないんだけれども。そして20万票ぐらいの差で負けましたかね。ちょうどその票だけ松下さんが取ったんだけど。それで良かったと思います」

 「あれで松下が出なかったら1000票くらいの差の際どい選挙になったと思うんだけども。やっぱり負けてよかった、当然だと思ったのは行政の経験がない人間が、国家予算の10分の1を持つ都政を預かって何ができるわけでもない。美濃部都政がそれを証明したし、残念ながら友人でもあった青島(幸男)君もあの体たらくだった。行政の経験がない人間がね、こんな所帯を知名度だけで預かったらえらいことになると改めて思いました」

 「鈴木さんがあの時、佐藤内閣のばかな選択で降ろされ、その後、オリンピックとか大阪万博の事務総長やって大成功させたんだけども。あのまま鈴木さんが知事になってたら、私も知事になってなかったかもしれない。いろんな思いがありますな」

 「それで鈴木さんの3度目の選挙ですか、4度目ですか。お台場の埋めたてがありましてね。これ、大変な利権構造を描いた自民党の…あえていっていいかな、金丸信と小沢一郎が幹事長で。とにかく鈴木さんはいうこと聞かないから、NHKの何とかというアナウンサー出した」

 「それで私はその時、そんなばかな話があるかと思って、鈴木さんに私はもちろん味方しましたが、一つ条件つけたんですよ。横田の基地をあなたどうするんですか。ごらんになったことあるかないか分からんけど、私はやっぱり取り戻すべきだと思うし、あれが日本のものになれば非常に便利なんでね」

 「埼玉県の畑(和)っていう知事も埼玉県に飛行場をつくるといってたり、神奈川県も非常に不便を囲ったんですが、これも社会党の知事だったか、私この2人に会って、横田の問題を東京都がイニシアチブをとって取り戻そうと思うんだけども。鈴木さんがそういい出したらあなたも賛成するだろうか。もちろんしますというんでね、その根回しをして、私、鈴木さんに会いました」

 「私、あなたを一生懸命支持しますが、条件の1つとして横田の問題考えてください。必ず公約にうたってください。鈴木さんは『よく分かりました』と公約に書き加えてね。おそらく都知事の選挙の中で横田の問題が初めて俎上にのった。鈴木さんがそれを選んでくれたんですけど、そんな思い出がありましてね」

 「ただやっぱりあの人、色んな意味で選挙にプランを持ったでしょうね。ああいう非常に口惜しい思いをした人っていうのはめったにいないんじゃないかな。才能がありながら。だから石坂泰三が…諸君知らないだろうけど、経済界の大ボスだった石坂さんが大阪の万博ですか。事務総長として鈴木さん使ってね。『君の面倒は徹底してみる』ということで、自民党が何といおうが、とにかく鈴木さんを非常に擁護した」

 「そんないきさつがありまして、鈴木さんは思いがけない挫折を味わわされ、それを一つのバネにして見事な行政をやられたと思います。いろんな点で非常にシブイ人でおとなしい人だったけども、しかし意志の強い人だなという感が今でも思ってますが」

 「そんなことで100歳という素晴らしい天寿を全うされるかなと思ったら、その寸前で亡くなられ、非常に感慨無量なものがあります。お葬式ではそんなこと話せませんから、皆さんにお話しして、鈴木さんの人物、評価を世間に伝えていただきたいと思います。私から申し上げるのはそれだけです」

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HP、ブログ解禁で合意へ=ネット選挙、衆院比例候補も対象―与野党(時事通信)

May 21 [Fri], 2010, 17:18
 インターネットを使った選挙運動の解禁を検討している与野党各党の代表者は21日午前、国会内で詰めの協議を行う。調整が残っていた衆院選比例代表単独の候補者の扱いについて、解禁の対象にすることで決着し、選挙期間中のホームページ(HP)やブログの更新解禁を柱とする公職選挙法改正案の内容で合意する見通しだ。
 改正案は、候補者本人と政党・政治団体に限ってウェブサイトを利用した選挙運動を解禁する内容。成り済ましなどの不正行為に対しては、現行法の虚偽表示罪を適用する。ただ、ツイッター(簡易ブログ)に関しては、今後策定するガイドラインに基づき当面、使用を自粛。電子メールの解禁も見送る。 

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「ただ風呂」入ろう…京大病院の患者用浴室に侵入(産経新聞)

May 17 [Mon], 2010, 19:28
 「ただ風呂」に入るため京都大医学部付属病院(京都市左京区)の患者用浴室に侵入し、勝手に入浴したとして京都府警川端署が建造物侵入容疑の現行犯で、京都市北区小山下総町の無職、友田潔志被告(56)を逮捕していたことが13日、わかった。すでに京都地検が同罪で起訴している。

 同署によると、友田被告は4月20日夕、京大病院の北病棟4階に侵入し、患者用の浴室を勝手に利用。入浴中に、専用のリストバンドをしていないことに気づいた患者が看護師に伝え、現行犯逮捕された。友田被告は「死んだ母親の遺産も使い果たし、お金がなかった。光熱費を少しでも節約したかった」などと供述しているという。

 知人から「大きな総合病院には患者用の風呂がある」と聞きつけ、犯行を計画。これまでにも京都府内の別の病院の患者用風呂を利用したことがあるという。

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皇太子さま、首都圏外郭放水路に(時事通信)

May 13 [Thu], 2010, 1:18
 皇太子さまは11日午後、埼玉県春日部市の首都圏外郭放水路を視察された。
 同放水路は地下50メートルに埋設された全長6.3キロのトンネルから成り、近くを流れる中小河川が増水した際、地下に取り込んで江戸川に流す仕組み。
 皇太子さまは同放水路管理支所で施設の概要について説明を受けた後、倉松川と中川の水を取り込む第3立坑(たてこう)などを視察。水問題に強い関心を持つ皇太子さまは、地下トンネルから流れる水の勢いを調整する調圧水槽内に実際に入って、「柱はどういう役目があるんですか」などと質問。白く巨大な柱が立ち並ぶ光景に「神秘的ですね」と感想を述べた。 

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