4月3日 

2005年06月16日(木) 21時26分
 今日は久々の雨だ。日の光を避けるようになってからそろそろ一ヶ
月が過ぎようとしている。惰眠をむさぼる日々。老いさらばえていく
肉体。考えてみると薬物中毒者よりひどい生活をしているのかもしれ
ない。
 ひどい口渇を感じ水を求め洗面所へ移動。ひどく体がしんどい。な
んとか喉を潤し、ふと顔を上げるとそこには情けない顔の男がいた。
「随分老けたな・・・・・・」俺は鏡にむかってつぶやいた。
 部屋に戻りまた惰眠をむさぼる。最近読んだマンガのせいか釣りの
夢をみた。鯉の醍醐味は鈴の音、そしてそれに気づいて竿を見上げた
瞬間大きくしなる竿先に始まり、手に伝わる魚の鼓動、ぶち上げた時
の快感。それに集約されたものだということを改めて思い出した。
 そういえばそろそろ初鯉もいいねぇ。去年は多い日で二十近くあが
ったものだがやはり今年はサイズにこだわりたいものですな。

4月1日 

2005年06月16日(木) 12時45分
 最近肺が痛い。そしてたまに吐血。すさみきった精神を持ち合わせ
ていると体まで腐敗していくようだ。朝起きて布団の中で一日を送る
日が多くなっている。かつて精液に血が混じっていたことがあったが
それが口からとなると大変滅入る。「末期だねぇこりゃぁ・・・・・・」な
どと呟いてみるもそれに反応するもの無し。病院行くのも面倒くさい
し無職だから大丈夫だろう・・・・・・。などと意味のわからない安心感を
かみ締めつつ就寝。

3月19日 

2005年06月15日(水) 23時04分
 俺が仕事を辞めてから何日がたつだろう……。
 まだ働いている時はこの日々がどんなに待ち遠しく思えたものだし、
想像の中ではすばらしい日々であった。毎日マラソンをし、勉強をし、
日記をつけ、酒を断ち、12時には寝る。
 ……最初の三日目くらいまではそうであっただろう。しかしいつし
か朝起きたらまずオナニー、そして無駄メシを喰らい、クリアーし終
わったゲームのレベルを上げ、低俗なお笑い番組を観、下劣なギャグ
マンガを読みながら酒を飲み、オナニーをし、明け方に就寝。
 両親も最初は怒ったりしたが今では諦めてしまったらしく家では会
話もない。リビングは家族が集まることがあってもただテレビからニ
ュースキャスターの声が冷たい壁に響くだけの空間になっている。
「○月×日神奈川県川崎市の女性殺害の事件で近くに住む無職の男が
捕まりました」
 テレビではありきたりのニュースがなれている。ふと祖母がこばす。
「最近無職の男がよく捕まるねぇ……」
 家族中の視線が俺を突き刺す。
 俺は黙って立ち上がりリビングを出た。自分の部屋に向かう途中で
「世界中の無職人間たちよ!あまり世間を騒がせないでくれ!」と心
の中で祈ったりもしたが面倒くさいのですぐにやめた。
 なんで人間て働かなくちゃいけないんだろうなぁ? そもそもなん
で人間は生きてるんだ? じゃあ死ね! って言われても困るけど…
…これも面倒くさいので考えるのやめた。今日は空が蒼い。仕事して
た頃なら逃げ出してどこか行きたくなるような天気だ。
しかし自分の部屋からのぞく空はどうしてあんなに無気力を誘うのだ
ろう。

怠慢、堕落そして腐敗。
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