17:遠い声・・・

March 21 [Wed], 2012, 2:06
必ずもう1度接触してくるはずだ。
寺島、桜田課長、山下、伊東の4人はおせんの座敷で会議をしていた。
香川卓也の自信ありげな態度から、ひょっとすると山室修一は死んでいるのかもしれないと思っていたが、そうではないな。
もし山室修一が死んでいたら尾行などつける意味はない。
それにメモなんか置いたりしない。
香川にも水上にも山室修一の行方は掴めていないんだ。
山室修一は確実に生きている。
そして何かをお前に伝えたいんだ。
チェルカ 出会いその時はすぐにやってきた。
次の晩、寺島が深夜0時過ぎにホテルに戻って間もなくすると、部屋のドアを叩く音が聞こえた。
尾行のやつらか、と思い寺島がドアの覗き穴から廊下を見ると女が1人立っていた。
用心の為に鎖の施錠をしドアを開けた。
女はサングラスを掛け顔を伏せていた。
何か寺島さんですねそうですが、貴女は町田妙子と云います町田妙子寺島の頭の中を電気が走った。
急いで施錠を外し、町田妙子を中に入れた。
カーテンはしているが、外には尾行がいます。
窓に近づかないほうがいい。
寺島は町田妙子をベッドの縁に座らせ、自分は窓から椅子を離して腰掛けた。
貴女は町田嘉子さんの妹ですね。
そうです。
まさか堂々とやってくるなんてテーブルにメモを置いたのは貴女ですかそうです。
山室修一は生きています。
何処に山室は、いや、どうやって私が警官をしてることが、いや俺に何をいや、いや、うん、何処から聞けばいいのか詳しい話しは彼に会ってからにしましょう。
町田妙子は山室修一が生きていることを伝え、山室修一の隠れ家に行く待ち合わせの約束をして早々に部屋を去ろうとした。
どうやってもう1週間このホテルに泊まってますの。
同じフロアの2つ奥の部屋ですわ。
明日チェックアウトします。
あっ、それから、あなたの自宅部屋めちゃくちゃにしてごめんなさい町田妙子は美しい微笑みを残しドアを開けて部屋を出た。
寺島は呆気にとられた続く。
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