障害学生への理解 

2005年05月27日(金) 11時15分
 大学の講義では、教科書が非常に速い速度で読み進められていたり、黒板を使わないで先生の話によって進められていたり、また、黒板を使っていても進めるのが早く板書が遅れてしまったりと耳の聞こえない・聞こえにくい学生(聴覚障害学生)、目が全く見えない・目が見えにくい学生(視覚障害学生)などにとって、前者の場合は音声、後者の場合は視覚によって伝えられる講義を受けることは非常に困難な状況にあります。

 福祉で言う平等は障害学生がただ一緒に授業を受け、溶け込むことではありません。サポートという土台を置き、みんなの背丈と同じに近づく、また、同じ状態になることであり、その平等が得られないのであれば教育権の侵害となります。すべての人間が同じ情報量を得るためにも、学生の協力、先生の協力が必要なのです。また、講義のだけではなく、情報保障として学校放送などで伝えられる緊急情報なども的確に伝えたり、テストの際の緊急事項を伝えたり、学校の中だけでもたくさんの情報が行きかっています。それを知らないで生活すること障害学生にとってつらいことです。身近な友達だけが伝えるには限界があります。その際に大学の協力が必要なのです。関西の大学などにはノートテイカーの登録制度もあり、進んでいます。そのような現状を理解し、障害学生が過ごしやすい意環境になるために私たちは活動しています。


☆情報保障グループ「サイン」☆

学生や一般の方が保障できる範囲 

2005年05月27日(金) 11時08分
    ノートテイク    先生の言葉を一字一句、文字
             で書いて伝える
    
    要約筆記     先生の言葉をまとめて書く
 
    手話通訳     先生の言葉を手話に変えて    
              伝える
   
    パソコン通訳   音声変換ソフトを用いる

    FM補聴器     先生の声をマイクに通し、
              直接補聴器に伝える
    磁気ループ      同上
    赤外線補聴器    同上


先生の配慮
@ 障害学生へのレジュメ作り。
A 視覚障害学生への拡大コピー。
B 黒板の板書の速さを障害学生に配慮した速さに。
C 聴覚障害学生のための板書(文字情報)
D 視覚障害学生への音声による情報。


大阪教育大学 講義保障活動部より一部抜粋    ☆情報保障グループ「サイン」☆

教育を受ける権利 

2005年05月27日(金) 11時04分
日本国憲法第26条

すべて国民は法律のさだめるところにより、その能力に応じて等しく教育をうける権利を有する。
とあります。

ここでは、すべての国民に教育をうける権利があることが保障されています。


■ 次に教育基本法第3条

すべて国民は、等しく、その能力に応ずる教育を受ける機会をあたえられなければならないものであって、人種、信条、性別、社会的身分、経済的地位または、門地によって、教育上差別されない。
とあります。


ここで、教育を受ける権利が差別されないことが、保障されています。


■ また、同10条で、

教育は不当な支配に服することなく、国民全体に対し直接責任を負って行われるべきものである。
とあり、


■ つづいて10条では、

教育行政は、この自覚のもとに、教育の目的を遂行するに必要な諸条件の整備確立を目標として行われなければならない。
とあります。


ここでは、教育について必要な諸条件の整備はおこなわれなければならず、その責任を教育行政は負っていることが記されています。

聴覚障害学生、視覚障害学生などの「講義を聞く権利」を保障することを、「講義保障」といいます


大阪教育大学 講義保障活動部より一部抜粋    ☆情報保障グループ「サイン」☆

☆聴覚障害学生の情報保障☆ 

2005年05月26日(木) 15時41分
大学には様々な障害を持つ方々が同じ講義を受けています。その中には聴覚に障害を持つ学生もいます。

 聴覚に障害があるかどうかは見た目では判断しにくいため、本人と接して初めてその障害を知ることが多いかもしれません。 聴覚に障害があるため、他の人とコミュニケーションが取りにくく、当然のことながら、聴者のように先生の講義をリアルタイムに聞くことは困難であり、勉強に対して遅れが出るまたは、先生の冗談を笑えないなど様々な人権に関わる問題があります。


 聴覚に障害を持つ方に授業の後、ノートを見せることは容易なことです。しかし、それでは授業に出ている意味がありません。他の学生と同じ時間に同じ内容で同じ言葉で先生がおっしゃることを理解することが学生の権利であり、私達はその権利を守るためにもノートテイクと言う形でサポートを始めました。 
 

 ノートテイクとはノートや手話通訳により、視覚情報で音声情報と同じまたは、近い情報を提供するサポート方法であり、これは様々な大学で取り入れられているサポート方法です。
 

 このサイトでは聴覚障害学生及び視覚障害学生が本大学にいるのでそのサポート方法を紹介していきたいと思います。上記の文章は一例であり、聴覚障害学生の場合のサポート方法を挙げてみました。


☆情報保障グループ「サイン」
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