涙のエンゼル/ザ・ジャイアンツ 

2007年04月17日(火) 20時29分
タイガースを書いたらジャイアンツもと言うことでザ・ジャイアンツです。
あのGS滅亡した理由の説である橋本淳先生が唱える「ビクター系による陰謀」説として滅亡への起爆剤として世に送り込まれたのがオックスやこのジャイアンツであったそうです。
デビュー曲「ケメ子の歌」はザ・ダーツと競作で完敗してしまったのではあるがアングラソング脱皮後にジャイアンツ本来の姿と思う良い曲を出しています。

それが「どうしても女に勝てなかった悲しい男の唄」のカップリング「涙のエンゼル」です。



この曲は68年らしいファズ歌謡です。

この曲はオリオンズ結成して初めて歌物のカバーを練習したのがこの曲でした。この曲はユニゾンコーラスの使い方、ファズの音、チョーキング一切無しのレロレロ弾き、ベースの強弱の付け方とドラムのリズムの取り方、すべてにおいてネオGSが出しえなかった何とも言いいようが無いグルーヴがここでは聞けます。これには凄く勉強になったし今でもよく聞いて再確認してるぐらいです。ドラムの叩き方はこの当時ならではのリズムの取り方です。

その他にも「遠い夏」など涙がでる曲があります。

青い鳥/ザ・タイガース 

2007年02月16日(金) 0時58分
言わずとも知れたGSと言えばザ・タイガース。
アマチュア時代はファニーズという名前でした。その前はサリーとプレイボーイズ。
66年11月9日に内田裕也氏に見出され京都から東京へ上京をし当時フジ”ザ・ヒット・パレード”のプロデューサーだった、すぎやまこういち先生がザ・タイガースと命名して11月22日同番組でTVに初登場、ザ・タイガースとしての始まりでした。
67年2月に「僕のマリー」でデビューして以降、作詞に橋本淳先生、作曲にすぎやまこういち先生という黄金コンビで数々のヒット曲をを打ち出してジュリーこと沢田研二というスターを生みGSブームが消滅する最後までトップに君臨するのです
やはりこういうトップGSになってくると専属の作詞作曲者がいるのは当たり前でしかも演奏もスタジオミュージシャンというプロがやっていたりと色々あるのですが。

”タイガースはオリジナルが作れない”
その非難に対抗するかのように出されたのが
68年12月1日発売の森本太郎氏作詞作曲
「青い鳥」でした

この曲はとてもシンプルですがメロディがとても美しいです。そしてイントロのギターが空を飛びかう小鳥を思わしそれに連鎖する歌詞がとても印象的です。ジュリーとタローが一緒に歌うこの曲がタイガースの中で一番好きです。またこの曲はライブ音源で聞けるのですがタイガースの演奏レベルの高さが伺えます。各パートの分担がキッチリされていて「青い鳥」というはかない恋物語を映画のように映し出していて凄く完成された曲でGSの名曲中の名曲です

サンセット・リバーサイド/テリーズ 

2007年02月15日(木) 22時52分
寺内タケシとバニーズの弟バンドとして結成されたGSで名前の由来はもちろん寺内先生のニックネームからです。
このルックスからしてあまり似合わないメルヘンチックなアイドル路線で突っ走ったんですがそれぞれの曲は凄く良いです。「二人だけの恋」や「恋する星空」は素晴らしいポップな曲です。メルヘンを除いたらね。
バニーズと弟バンドなだけあって「ストップ」や「思い出の星空」の競演、そしてお決まりの「テリーのテーマ」でショーが始まる構成が一緒というのもいいですね
このメルヘンチックにも関わらず移籍しようがなんだろうがビート精神を崩さなかったわけでその中でも
68年11月1日出された「森かげの小道」のカップリングの「サンセット・リバーサイド」はGS史に残るであろう驚異のガレージ曲です。


バニーズのように寺内先生に叩き込まれたような勢いと力強さがもの凄く感じます。
とにかく走りまくるベースが凄いです。銀色のグラス以上かも??曲は凄く単調なんですがその単調をなぎ倒す勢いで迫ってくるのはバニーズの「太陽の花」同様寺内先生の傘下のGSバンドらしいスカッとするバンドです

愛を探して/ザ・カーナビーツ 

2007年02月14日(水) 21時16分
最もファズの使用量が多かったとされ、いくつものアルバムの収録曲が海外のブートLPに取り上げられる程ワイルドでガレージ好きな人は大好きなGSバンドがザ・カーナビーツでしょう
英国で全く売れなかったゾンビーズの曲を日本語カバーした「好きさ好きさ好きさが日本で大ヒットして
アイ高野氏の「お前のすべて!」とシャウトしてスティックを突き出す姿は超有名です。
上でも書いたようにかなりワイルドな演奏で「お前に夢中さ」「すてきなサンディ」などガレージ曲もある中で「モニーモニー」といったR&Bやゲイリーウォーカーとの共演などしています
また劇中で見れるバンドの姿やLPに入っている「吹きすさぶ風」のガレージ・サイケな演奏も必聴であります。
しかしメジャーGSというのはそれだけでは終わらないのです。やはりいろんな楽曲をやっているのです。いまでは60’sガレージGSとして認識あるのですがそこにふっとクラシカルな曲やバラード曲が入ると逆にその曲が彼らを凄く際立てると言うかさらに存在が大きくなるのです
「泣かずにいてね」も紹介したいですがまた後日、
今回は68年5月25日に出された彼らの6枚目のシングル「愛を探して」です

これは「お前に夢中さ」でもソロをとったポンタ(臼井啓吉氏)を作詞の川内康範先生がカーナビーツを気に入りポンタの為に作詞して鈴木邦彦先生が作曲したもうGSにしか出来ないバロック調の曲で大変素晴らしいと思います。
カーナビーツが素晴らしいなと思うのは演奏やコーラスの使い分けとアクセントの付け方。
ストリングスが入っていても他のGSよりもバンド自体の演奏が聞こえやすいのはアクセントをつけ方が上手いんだと思います。
この「愛を探して」もそのアクセントの付け方が素晴らしくバンドの音が生きていてオーケストラで消されていません。そしてこの「アーアーアーめぐり逢うー」の所が最高にカッコよく鳥肌が立ちます。
ガレージばかりではないクラシカル、バラードも名曲揃いです

いつまでもスージー/ザ・ダーツ 

2007年02月13日(火) 21時42分
当時、日本にアングラブーム巻き起こったがそのブームのキーワードの一つが「ケメ子の歌」。
そのケメ子の歌のオリジネイターがこのザ・ダーツです。
ザ・ダーツは全て「ケメ子の歌」で括られてしまう程このケメ子の歌はあまりにも有名ですが実のところ彼らはコミックフォークバンドでは無く実体は学生っぽさが香るかなりセンスの良いフォークロックバンドであります。
このケメ子の歌のカップリング「ブーケにそえて」はGS屈指のフォークロック曲であります。
オリオンズもこの「ブーケにそえて」をカバーしていましてまだ演奏回数が少ないではありますがライブ会場でお見せできる日もあると思います。


今回お勧めするのは43年6月1日「ケメ子の歌」の次に出された「いつまでもスージー」です。
前作の「ブーケにそえて」は彼らの真の姿が前面に出されていましたが今回もそれに近いスタイルであると思います。ただこの曲にオーケストラが入っていて歌謡曲として扱われてしまい彼らの姿が霧に包まれたような感じですがそんな事はありません。逆にこのオーケストラがあるおかげで曲にメリハリが付いていて曲を際立てています。そして聞いてみれば彼らのスタイルを存分に楽しめるこれもフォークロックの佳曲であります。
まず何と言っても出だしのギターがカッコイイです。そのギターにブラスが加わる瞬間はとても好きであります。
そして一番彼らのスタイルが楽しめるのは歌詞とメロディの展開です。この展開とコーラスの被さりには脱帽しました。
この他、「君は恋の花」、新メンバーになってからムード歌謡路線に転換した「黄色いあめ玉」「遠い人」にも彼ららしい学生っぽさの香りが漂っています

海と女の子/バインズ 

2007年02月12日(月) 22時52分
ジャックス、早川義夫氏の曲です
今やオリオンズのオリジナル曲よりも演奏回数が高く絶対と言っていいほどオープニング曲として歌い続けている名曲です
このギターの煌びやかさの中にある女の子の悲しい心情を見事に映し出しています。それに等しい歌詞やコーラスが素晴らしいです。GSでしか出来ない雰囲気があります

これは66年9月1日から始まったニッポン放送「バイタリス・フォークビレッジ」というラジオ番組で、その番組内にコーナーとして設けられていたフォークビレッジ・オリジナル曲「今月の歌」というものを一般公募して聴取者が作った曲の中から楽譜審査をして月一曲を選出していたのです。これにはひと月に約200から300通の応募があったらしく入賞曲は局側が選んだアーティストに演奏されオンエアされたそうです。この早川義夫氏が作った「海と女の子」は第17回の時に見事に入賞して67年7月バインズというフォークグループによって演奏されました。そのオンエアで流されたバインズの演奏が残されています。
このバインズ、全くの詳細不明ですがブルーエンゼル/夕暮れの渚を歌っているGSバンドのポニーズという説があります。たしかにコーラスや歌い方が良く似ていますが謎に包まれています

一方ジャックスの方ですがこれは他人が歌う事を意識して作ったのかジャックスが「海と女の子」を歌ったという事は少なかったらしいです。ですが80年後半に出た「ジャックスCDBOX」でのジャックスショウに「海と女の子」が歌われています。貴重です。
その他、トライポット等がカバーしています
P R
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:名曲探訪
読者になる
最初は定期的に、後から不定期にアップしていきます。
2007年04月
« 前の月  |  次の月 »
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
Yapme!一覧
読者になる