tener el sueno del futuro es...
November 28 [Sat], 2009, 9:39
先日バイト先の上司とたまたま家の近辺で鉢合わせをして、
飲みに行く約束をした。
結構可愛がってもらっていた記憶もあったし、
何よりバイトをやめても声をかけてもらえたのが嬉しくて、
メアド交換をした。
通信中に、相手の手が震えていたことを微笑ましく思った。
まだ肌寒い季節には遠い、11月初旬。
メールをしたところ、正直若干引いてしまうような内容の時もあり、
高学歴を信じた自分は「・・・」状態でもあった。
ま、あのバイト先で生活を立てている時点で、
ああなってしまうのかなという思いもあり、
何となくで流してしまっていた。
前日になって、やっぱりだるくなってしまったが、
結局人とのコネクションは大事にすべきだろうと決め、
神楽坂へと向かった。
やはりお店は予約してあった。
「時間はいつでもいいよ」と言ってくれた割にはがっつりおさえてあるな、
ゼミの時間が変更になっていたら、予約も変更したのか。
などと無粋な推測をしながら階段を上がる。
非常に奥まった場所にそっと咲く和風の飲み屋は、
その佇まいからも程よく鄙びた田舎を思い出させた。
話をしているうちに、
3年以上も勤めていたバイト先で知り合ったのに、
お互いのことを何も知らなかったのだと思い知らされた。
相手の過去について、何も知らなかった。
知ろうともしていなかったのかもしれない。
これではいくらたくさんの人と接する機会があったとしても、
全ての時間を無駄に費やしているといっても過言ではないと感じた。
ひとつ、勉強になった。
優柔不断を前面に押し出すと、
迷った両者を頼んでくれた。
そういったやりかたも初めてだったので、心地よく感じられた。
やはり年上なのか、こちらが何も言わずとも、メニューも決めてくれる。
(ただ苦手な食べ物ばかりで少々辟易したが)
二度河岸を変え、飲みなおす。
今まで抱いていた印象と変わってゆく点も多かった。
40代の独身男性は、やはり年下に対して大人でありたいのだろう。
けれども私の今まで知り合った男性は、フリーの形で働いてる方ばかりだ。
これから社会人になり、曲がりなりにも大企業の正社員総合職で働く自分に対し、
無意識のうちにけん制する心だとか、
対抗意識を燃やしてしまっていたりだとか、
はたまた自分自身を正当化しようとしているのかもしれない。
最初に知り合った男性は、起業を現実のものにしようとしていた。
知り合ってから2年目、その夢はいつまでたっても砂上の楼閣のままだった。
20代の若輩者が言うことではないかもしれないが、
夢を口に出して他者に伝えるだけで満足しているように感じられた。
「やりたいとは思ってるんだけど、実際にやるのは大変なんだよ、思ってるより簡単じゃない」
泣きそうな顔をして言ったその言葉に、今まで抱いていた理想は音を立てて崩れ落ちていった。
そう思うならその年齢まで、一体何をしていたのか。
実家に住んでいるにも拘らず、お金を貯めている様子も全くなく、
ただ自分のファッションにつぎ込んでいるようにしか思えなかった。
今回相手をさせて頂いた男性は、
高校を卒業してから公務員の職に就き、その後大学へと編入した。
大学卒業後に現職にフリーとして入社。
資格を取っている姿勢もすばらしいと思う。
けれど、大学卒業から10年以上たった今、
国家試験に臨もうとしている。
口で言うのは容易い。
行うのは難しい。
身にしみて、分かっている。
自分自身が何よりもそう感じている。
人生設計において、その言葉が生きる例を、
40代男性に重ね合わせて見られたとき、
背筋に何か冷たいものが走るのを感じた。
生きることはこんなにも単純で、
儚くて、
容易い。
しかし人生を謳歌しようと決めた瞬間、
砂上の楼閣は崩れ落ちる。
欲望に塗れた言葉は、正当化のためだけに存在し、
自分自身を空虚で価値ないものへと貶めてしまう。
夢を語る人間は好きだ。
その夢に向かい、着実に歩を進めてゆく人間が好きだ。
そのための努力を惜しまない人間が好きだ。
誰よりも自分とその夢にストイックである人間が好きだ。
自分は?
今の自分はそうなれているのだろうか。
他者批判を繰り返し、
他者を一方的に蔑むことで、
自分を高い場所に置こうとしている自分は。
他者批判をする自分は、その他より遥かに劣っている。
「いいかげんに目を覚ませ!
王子が、みんなが、精一杯努力していることをなぜきみは認めようとしない!
彼らの真摯な走りを、なぜ否定する!
きみよりタイムが遅いからか。
きみの価値基準はスピードだけなのか。
だったら走る意味はない。
新幹線に乗れ!飛行機に乗れ!
そのほうが速いぞ!」
「気づけよ、走。
速さを求めるばかりじゃ駄目なんだ。
そんなのはむなしい。
俺を見れば分かるだろ?
いつか無理がくる…」
他者を認めよう。
他者を受け入れよう。
価値基準は、ひとつではない。
自分が持っている何かは、ある価値基準では誰かより優れているかもしれない。
けれども、他の価値において、自分は他者より遥かに劣っているのだ。
だから人間は平等なのかもしれない。
言葉も肌も意味を持たない世界まで、
自分の出来ることをやっていこう。
ただひたすらに。
飲みに行く約束をした。
結構可愛がってもらっていた記憶もあったし、
何よりバイトをやめても声をかけてもらえたのが嬉しくて、
メアド交換をした。
通信中に、相手の手が震えていたことを微笑ましく思った。
まだ肌寒い季節には遠い、11月初旬。
メールをしたところ、正直若干引いてしまうような内容の時もあり、
高学歴を信じた自分は「・・・」状態でもあった。
ま、あのバイト先で生活を立てている時点で、
ああなってしまうのかなという思いもあり、
何となくで流してしまっていた。
前日になって、やっぱりだるくなってしまったが、
結局人とのコネクションは大事にすべきだろうと決め、
神楽坂へと向かった。
やはりお店は予約してあった。
「時間はいつでもいいよ」と言ってくれた割にはがっつりおさえてあるな、
ゼミの時間が変更になっていたら、予約も変更したのか。
などと無粋な推測をしながら階段を上がる。
非常に奥まった場所にそっと咲く和風の飲み屋は、
その佇まいからも程よく鄙びた田舎を思い出させた。
話をしているうちに、
3年以上も勤めていたバイト先で知り合ったのに、
お互いのことを何も知らなかったのだと思い知らされた。
相手の過去について、何も知らなかった。
知ろうともしていなかったのかもしれない。
これではいくらたくさんの人と接する機会があったとしても、
全ての時間を無駄に費やしているといっても過言ではないと感じた。
ひとつ、勉強になった。
優柔不断を前面に押し出すと、
迷った両者を頼んでくれた。
そういったやりかたも初めてだったので、心地よく感じられた。
やはり年上なのか、こちらが何も言わずとも、メニューも決めてくれる。
(ただ苦手な食べ物ばかりで少々辟易したが)
二度河岸を変え、飲みなおす。
今まで抱いていた印象と変わってゆく点も多かった。
40代の独身男性は、やはり年下に対して大人でありたいのだろう。
けれども私の今まで知り合った男性は、フリーの形で働いてる方ばかりだ。
これから社会人になり、曲がりなりにも大企業の正社員総合職で働く自分に対し、
無意識のうちにけん制する心だとか、
対抗意識を燃やしてしまっていたりだとか、
はたまた自分自身を正当化しようとしているのかもしれない。
最初に知り合った男性は、起業を現実のものにしようとしていた。
知り合ってから2年目、その夢はいつまでたっても砂上の楼閣のままだった。
20代の若輩者が言うことではないかもしれないが、
夢を口に出して他者に伝えるだけで満足しているように感じられた。
「やりたいとは思ってるんだけど、実際にやるのは大変なんだよ、思ってるより簡単じゃない」
泣きそうな顔をして言ったその言葉に、今まで抱いていた理想は音を立てて崩れ落ちていった。
そう思うならその年齢まで、一体何をしていたのか。
実家に住んでいるにも拘らず、お金を貯めている様子も全くなく、
ただ自分のファッションにつぎ込んでいるようにしか思えなかった。
今回相手をさせて頂いた男性は、
高校を卒業してから公務員の職に就き、その後大学へと編入した。
大学卒業後に現職にフリーとして入社。
資格を取っている姿勢もすばらしいと思う。
けれど、大学卒業から10年以上たった今、
国家試験に臨もうとしている。
口で言うのは容易い。
行うのは難しい。
身にしみて、分かっている。
自分自身が何よりもそう感じている。
人生設計において、その言葉が生きる例を、
40代男性に重ね合わせて見られたとき、
背筋に何か冷たいものが走るのを感じた。
生きることはこんなにも単純で、
儚くて、
容易い。
しかし人生を謳歌しようと決めた瞬間、
砂上の楼閣は崩れ落ちる。
欲望に塗れた言葉は、正当化のためだけに存在し、
自分自身を空虚で価値ないものへと貶めてしまう。
夢を語る人間は好きだ。
その夢に向かい、着実に歩を進めてゆく人間が好きだ。
そのための努力を惜しまない人間が好きだ。
誰よりも自分とその夢にストイックである人間が好きだ。
自分は?
今の自分はそうなれているのだろうか。
他者批判を繰り返し、
他者を一方的に蔑むことで、
自分を高い場所に置こうとしている自分は。
他者批判をする自分は、その他より遥かに劣っている。
「いいかげんに目を覚ませ!
王子が、みんなが、精一杯努力していることをなぜきみは認めようとしない!
彼らの真摯な走りを、なぜ否定する!
きみよりタイムが遅いからか。
きみの価値基準はスピードだけなのか。
だったら走る意味はない。
新幹線に乗れ!飛行機に乗れ!
そのほうが速いぞ!」
「気づけよ、走。
速さを求めるばかりじゃ駄目なんだ。
そんなのはむなしい。
俺を見れば分かるだろ?
いつか無理がくる…」
他者を認めよう。
他者を受け入れよう。
価値基準は、ひとつではない。
自分が持っている何かは、ある価値基準では誰かより優れているかもしれない。
けれども、他の価値において、自分は他者より遥かに劣っているのだ。
だから人間は平等なのかもしれない。
言葉も肌も意味を持たない世界まで、
自分の出来ることをやっていこう。
ただひたすらに。
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