昨日の今日

February 22 [Thu], 2007, 1:38
唐突に別れがきた。
心の準備は出来ていなかった。

といってもまだ別れていない。
予定として、次いつ会うのかも決めていない。
でも、2人で逢って話をして、
そのときが別れのとき。




昨日のことから
一応それなりに連絡は取った。

もし奥さんがあたしに直接連絡を取りに来る事があれば、
あたしが話さなきゃいけない事をすり合わせた。

一応、日常メールも来る。

でも気が進まない。

メールを無視していたい。

あたしには、あまり連絡取る気がない。




彼から普通にメールが来るとき、
もちろん今まで通りではなくて平然を装っているのだろうけど、
あたしは絵文字付きのメールになんと返せば良いの??
告ぎあうときには、
あたしは別れを告げるつもりでいるのに。




昨日は本当に突然で、
でもこんな日が来ることはわかっていた。

今まで平穏に
2人の時間を持てていた事が、
ただ、奇跡に近かっただけのことだ。



彼の家でお昼ご飯を食べようとしていた。
上がり込んじゃいけなかったはずの場所で。
どこか感覚が麻痺してた。

突然帰ってきた奥さんに、
あたしは普通に挨拶する、
「職場でお世話になっている○○です、突然申し訳ありません。
長く借り物をしてしまって、お詫びにパンと一緒に届けにきたんです。」

奥さんは驚きながらも冷静だった。
「ちょっと調子が悪くなって帰ってきたんです、
ゆっくりしていってください。」

恐縮しながら返答する、
「いえ、そんな体調悪くて帰ってらっしゃったのに、
申し訳ないのでおいとまさせていただきます。」

「そんな悪いでしょう、何か差し上げる物ないの??」
と、彼に話しかけて2人で部屋をきょろきょろしてる。

「お構いできませんけど、ゆっくりしていってください。」
と奥にさがった奥さん。

あたしは仕事場の彼に接するように、
「じゃあ、突然申し訳ありませんでした。
それに長々とお借りしてしまって…。
よければパン、おふたりで召し上がってください。」

彼は
「いや、今日はわざわざありがとう。
また明日職場で。」

「はい、お邪魔しました。」
と、扉を閉めた。



こうやって書くと、
どこかの昼ドラみたいで馬鹿みたい。



あたしはとても滑稽だった。

プライドはもろく崩れて、
ただ、頭を下げるしか出来なかった。

悔しかったし、
初めて言葉を交わした彼女は綺麗だった。

そして、その態度は彼の奥さんだった。



扉を閉められて、
鍵がかかる音がすごく大きく響いた気がして、
それまで作っていた笑顔のまま泣いた。

自転車で走り出して、
雨が降り出して、
自転車を止めて友達に電話をかけた。

そのまま1人でコーヒーショップに入った。

電話がつながった親友に誘われて、
電車に乗って都内へ出て、
会うなり泣いた。
ただ、気付いたこと。

今まであたしは、
正直自分の気持ちを
半信半疑に思うところがあった。

それは好きじゃないとか、
恋に恋するとかそんなんじゃなくて、
いつまでこの気持ちが続くのかってこと。
どれだけ彼を大事に思ってるかってこと。
でもそんなの知りようも、図りようもなくて。

でもね、
あの時、奥さんに挨拶したとき、
あたしはプライドなんて捨てていた。

彼が守ろうとしているもの、
あたしは壊しちゃいけないと思った。

彼に守らせてあげたかった。

だからとっさに捨てた、
大きくもない、綺麗でもないプライドなんか。



プライド捨てるなんて出来ないと思ってた。
悔しさは何よりも嫌だと思ってた。

でも、
悔しくても、痛くても、自分自身が馬鹿みたいでも、
あたしは彼の幸せの一つは守らせてあげたかった。

悲劇のヒロインだと言われても良い。
そんな風に感じ取られても良い。
あたしにはそんなつもりは全くないから。

ただ、彼の築き上げた物を、
守らせてあげたかっただけ。

プライドを捨てても、
彼との時間を捨てても、
あたしのエゴも幸せも、
全て捨ててでも、
彼のことを守りたいと思った。

そして、
あたしには
こんな守り方しかない。



こんなに彼を愛していても、
叶わないこともある。

前の日記にも書いた、
彼の幸せのために、
2人のために、
あたしが出来ることの模索。

あたしの選択肢は
自分で決めるよりも先に、
必然的に決められてしまったけど、
あたしは、彼と別れることで、彼の人生を平穏にしてあげたい。

まだ、
疑われているだけの今なら、
きっとまだ大丈夫。

あたしはもう一生、
彼と逢わなければ良いだけ。

どんなにあたしが疑われても、
あたしが嘘を突き通せば良いだけ。



次はいつ逢うのか、
それはまだ未定。

彼も気持ちの整理をつけて、
冷静になる時間が必要。

きっとうろたえているから。



今、とても冷静でも、涙だけは枯れない。

次、彼の顔を見るときが、
永遠の別れのときなんだ。
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