落語って、むずかしい。・・・「タイガー&ドラゴン」
January 31 [Mon], 2005, 14:25
いまさら、1月9日放送の
「タイガー&ドラゴン」(脚本・宮藤官九郎)を観ました。
今は、いろんなものが映像化されてわかりやすくなってきてます。難しい書物は、コミック化されたり、ベストセラー作品などは映画化されたりドラマ化されたりします。
でもそーゆー、いわゆるファーストフード的なものばかりでは、自分の咀嚼力(読解力、想像力)が弱まっていく(=鍛えられない)。って思うことはないですか?
落語は、読書と似ている部分があるのでは?などと思ったりしたんですが、話を聞いて、自分の中で組み立てていく想像力がないと、おもしろいと思えないですよね。(かく言うわたしも、落語は全然、かじりかけですが。)
だから、
落語を自然におもしろい。って思える人は、
かなりレベルが高い気がします。
もちろんこのドラマは、ドラマですから、
落語の小噺が映像化され、わかりやすくなっています。
古典落語の場合、時代背景がわからないと理解する(=おもしろいと思える)のは、
なかなかツライわけですが、ちゃんと入り込みやすくなっています。
「起請」ってものがちゃんとわからなくても、見ていれば、
花魁が「あなただけ」という意味で書くものなんだなぁということがわかります。
落語の「三枚起請」をヒントに、
竜二(岡田准一)と虎児(長瀬智也)が話をつくっていく過程が楽しいです。
「おーっと、コレは三枚起請だ!?」と思ったら、
アレ、四枚?えっ?五枚じゃん。って。
調子にのって、竜二も便乗したりして。
また、大変だろうとなんだろうと、
完全オリジナルで脚本を書く宮藤官九郎はスゴイ!
「木更津キャッツアイ」や「マンハッタンラブストーリー」などもそうだけど、まったく別なところで起きてるそれぞれの出来事が、時間や空間を越えて、立体的にリンクしていくのが、
めっちゃ気持ちいいです。
で、1回観ただけでは、ちりばめられた洒落の全部が、わからない
(=非常に頭を使う)感じも、
わかりたい欲をかきたてる。
「タイガー&ドラゴン」(脚本・宮藤官九郎)を観ました。
今は、いろんなものが映像化されてわかりやすくなってきてます。難しい書物は、コミック化されたり、ベストセラー作品などは映画化されたりドラマ化されたりします。
でもそーゆー、いわゆるファーストフード的なものばかりでは、自分の咀嚼力(読解力、想像力)が弱まっていく(=鍛えられない)。って思うことはないですか?
落語は、読書と似ている部分があるのでは?などと思ったりしたんですが、話を聞いて、自分の中で組み立てていく想像力がないと、おもしろいと思えないですよね。(かく言うわたしも、落語は全然、かじりかけですが。)
だから、
落語を自然におもしろい。って思える人は、
かなりレベルが高い気がします。
もちろんこのドラマは、ドラマですから、
落語の小噺が映像化され、わかりやすくなっています。
古典落語の場合、時代背景がわからないと理解する(=おもしろいと思える)のは、
なかなかツライわけですが、ちゃんと入り込みやすくなっています。
「起請」ってものがちゃんとわからなくても、見ていれば、
花魁が「あなただけ」という意味で書くものなんだなぁということがわかります。
落語の「三枚起請」をヒントに、
竜二(岡田准一)と虎児(長瀬智也)が話をつくっていく過程が楽しいです。
「おーっと、コレは三枚起請だ!?」と思ったら、
アレ、四枚?えっ?五枚じゃん。って。
調子にのって、竜二も便乗したりして。
また、大変だろうとなんだろうと、
完全オリジナルで脚本を書く宮藤官九郎はスゴイ!
「木更津キャッツアイ」や「マンハッタンラブストーリー」などもそうだけど、まったく別なところで起きてるそれぞれの出来事が、時間や空間を越えて、立体的にリンクしていくのが、
めっちゃ気持ちいいです。
で、1回観ただけでは、ちりばめられた洒落の全部が、わからない
(=非常に頭を使う)感じも、
わかりたい欲をかきたてる。
ドラマの冒頭、喫茶店で遭遇した
デスロマンティックのヒロシの話を
それぞれがしてましたが、
竜二(岡田准一)は、具体性があっておもしろい。
対して、
虎児(長瀬智也)は、全然おもしろくない。
デスロマンティックって名前も思い出せないし、
ナンにサインしたってのがおもしれーんだよ。って
視点が違うし・・・
全然伝わらない。
落語ってのはそーゆーもんだ。と
暗示する場面でした。
どう話したら、おもしろいか?ちゃんと伝わるか?っていうような。
竜二ママの計らいで、
物語後半にやっと二人が出会い、
竜二が虎児を試す場面がおもしろい。
竜二がレコードショップをやってる友達のところへ
虎児を連れて行き、
メグミ(伊東美咲)に振られた話をしてもらう。
その間、竜二はトイレに行き、
出てきてから、虎児に
今聞いた話を俺に話してみろ。と言う。
虎児が話すと・・・はしょりすぎて全然つまんない話になってる・・・
「落語っつーのはさ、
おんなじ話を聞きに来てるんだよ。
誰が話しても、おんなじなら
CDとか聞いてればいーじゃん。ってことだよ。」
と、
竜二。
虎児の救いのない生い立ち、
ヤクザの世界の殺伐とした人間関係に対し、
落語の世界に生きている林屋亭どん兵衛(西田敏行)一家の
あったかい雰囲気が安心します。。。
竜二のお母さん(=どん兵衛の奥さん)の、
バカボンのママのような、
全体を包み込むようなやさしさがいいんだよなぁ。
ヤクザの友達に裏切られ、
山奥の大木に縛り付けられた虎児が
死にかけて意識が朦朧とする中、
林屋亭一門の人々を思い出し、
「おかぁちゃーん」と叫ぶのが泣けます・・・
(=自分のお母さんでなく、竜二のお母さんのこと)
尾身としのりは、宮藤官九郎ファミリー認定!って感じ。
もちろん、阿部サダヲや猫背椿もあいかわらずステキです。
・・・非常に続編大希望な気分になったところ、
4月から連続ドラマ化決定!!ですって。


スペシャルドラマを編集して2〜3話ぐらいに
作り直してくれても全然OKだと思います。
『タイガー&ドラゴン』が金曜ドラマ(金曜22時〜22時54分)枠で
連続ドラマ化することが決定。
http://www.tbs.co.jp/TandD/sp/news/index-j.html
連続ドラマ化にあたり、
今後も落語の小噺がテーマになることは必至で、
ドラマの作り方として、スペシャルみたいに、
古典の小噺みたいな出来事が
現代でも起こり、創作落語を作る。
ってのもアリそうなので、(それだけじゃあないと思うけど)
楽しみです。
「品川心中」もやってくれるかなぁ・・・
(どんな話か?知らないんだけど)
デスロマンティックのヒロシの話を
それぞれがしてましたが、
竜二(岡田准一)は、具体性があっておもしろい。
対して、
虎児(長瀬智也)は、全然おもしろくない。
デスロマンティックって名前も思い出せないし、
ナンにサインしたってのがおもしれーんだよ。って
視点が違うし・・・
全然伝わらない。
落語ってのはそーゆーもんだ。と
暗示する場面でした。
どう話したら、おもしろいか?ちゃんと伝わるか?っていうような。
竜二ママの計らいで、
物語後半にやっと二人が出会い、
竜二が虎児を試す場面がおもしろい。
竜二がレコードショップをやってる友達のところへ
虎児を連れて行き、
メグミ(伊東美咲)に振られた話をしてもらう。
その間、竜二はトイレに行き、
出てきてから、虎児に
今聞いた話を俺に話してみろ。と言う。
虎児が話すと・・・はしょりすぎて全然つまんない話になってる・・・
「落語っつーのはさ、
おんなじ話を聞きに来てるんだよ。
誰が話しても、おんなじなら
CDとか聞いてればいーじゃん。ってことだよ。」
と、
竜二。
虎児の救いのない生い立ち、
ヤクザの世界の殺伐とした人間関係に対し、
落語の世界に生きている林屋亭どん兵衛(西田敏行)一家の
あったかい雰囲気が安心します。。。
竜二のお母さん(=どん兵衛の奥さん)の、
バカボンのママのような、
全体を包み込むようなやさしさがいいんだよなぁ。
ヤクザの友達に裏切られ、
山奥の大木に縛り付けられた虎児が
死にかけて意識が朦朧とする中、
林屋亭一門の人々を思い出し、
「おかぁちゃーん」と叫ぶのが泣けます・・・
(=自分のお母さんでなく、竜二のお母さんのこと)
尾身としのりは、宮藤官九郎ファミリー認定!って感じ。
もちろん、阿部サダヲや猫背椿もあいかわらずステキです。
・・・非常に続編大希望な気分になったところ、
4月から連続ドラマ化決定!!ですって。



スペシャルドラマを編集して2〜3話ぐらいに
作り直してくれても全然OKだと思います。
『タイガー&ドラゴン』が金曜ドラマ(金曜22時〜22時54分)枠で
連続ドラマ化することが決定。
http://www.tbs.co.jp/TandD/sp/news/index-j.html
連続ドラマ化にあたり、
今後も落語の小噺がテーマになることは必至で、
ドラマの作り方として、スペシャルみたいに、
古典の小噺みたいな出来事が
現代でも起こり、創作落語を作る。
ってのもアリそうなので、(それだけじゃあないと思うけど)
楽しみです。
「品川心中」もやってくれるかなぁ・・・
(どんな話か?知らないんだけど)
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