路傍の犬 

December 15 [Fri], 2006, 4:14
躓く度に取り繕う訳の
ケチ臭さにはうんざりしている
俗な世評と受け売りの思想
得意げに掲げ苦悩を気取る
そつな暮らしと感傷に凭れ
垂れ流しの思い出口ずさむ

弱さも卑屈も惨めさも
この中に全部吐き出せばいい
私が歌って燃やして灰にしてあげる
軽薄で妥当な慰めに勝てない声を許してよ…


取り残されて追い付けないまま
取り返せなくてぼんやりしてる
成れの果てには何も無かったと
思い知らされてそれでも続く

君と笑って居られるなら
そんな恥くらい晒してやる
無難に並べた絵空事じゃ響かない
残飯に寄せた哀れみに媚びるのか唾を吐くのか…

七つ下がりの雨 

December 15 [Thu], 2005, 0:40
僕らの時代が衰えて逝くね
落ちぶれてゆく様よ
いつだって答も生物なんだ
委ねるのも一つの自由さ


交錯する期待と不安
相対する矛盾の摩擦
渦巻く闇をよそに開け放たれる空
説明のつかない感情
巧妙たる偽善の呵責
ならばその場凌ぎにもならぬ正しさよ
愛より先に人が死ねば永遠と呼べるのでしょうか


揺るぎないものに約束はいらないと覚りながら
この執着は淋しさからなのか否か
思い出の霞みゆく中
言葉だけを頼りに
君を探る程に濁って
もうこれ以上守ってゆく自信がないのなら
手放すべきなのでしょうか


どこにいきたくもなく
ここにいたくもなく
ただわびしさにつきます

メルシー 

December 08 [Thu], 2005, 19:45
今頃何してるのかな
たまには思い出したりしてくれてるのかなぁ

変わってなかったキスの味、掌の温度
強がりも嘘も全部溶けた

お互い違う道を歩き出したけど
愛し合った時間が消えるわけじゃないから
あの時見つけた君は居なくなったけど
もう大丈夫私は強くなったから


これで会うのも最後かな
思い出も荷物も重過ぎるよ

悲しく響く愛の歌、優し過ぎた声
閉じ込めてた気持ち溢れ出した

もう傍に居る事は出来ないけど
嫌い合って別れたわけじゃないから
出会った事も別れてしまった事も
後悔なんてしないよ
今までありがとう

ブラインドケープフィッシュ 

May 05 [Thu], 2005, 0:06
目の無い魚は泳ぎ続ける
光も無い洞窟の中で
おまえと水とプランクトンだけ
泳ぐのをやめると死んでしまうの?

「生きてる理由を欲しがるのは人間だけだ」

私はもう一度おまえに会いたかっただけなのに
それすら伝える術が無い



目の無い魚は泳ぎ続ける
ずっと一人ぼっちで
世界が存在することも退屈とゆう気持ちも知らないのね

「無駄に死にたがるのも殺しあうのも人間だけだ」

人はただ臆病なだけなのに
ただ幸せになりたいだけなのに
こんなつもりじゃなかったのに
これ以上何を犠牲にするの?

人は生きているだけじゃ満たされないの
一人では倒れてしまうの
一番強くて弱いの
だって一体何を信じればいいの?

五月雨 

May 05 [Thu], 2005, 0:05
久し振りに外に出てみたら空が泣いてた
地面では泥と水が跳ねる
傘なんて無いのに
出端を挫かれて引き返したら
急に部屋までジメジメしてきて
僕の脳にカビが生えた

何もする気になれなくてひたすら君を思い出してた

のどが渇いてるんだやっとわかったんだ
ただ傍に居たいんだやっとわかったんだ
こんな簡単な事に気付かなかったなんて


僕が歌うとママが笑った
あなたのパパもとても歌が上手だったのと懐かしそうに
ゴミ箱を漁ってやっと取り戻したのに
感じたままが浅はかなら何が真実なの?

バカにされるのが恐くてずっと押入れに隠してた

のどが渇いてるんだやっとわかったんだ
君が必要なんだやっとわかったんだ
こんな簡単な事に気付かなかったなんて
何かが違うとは感じてたけど
上手く言葉にならなくて
今までなんとなく歩いてきたのは
たいした事じゃなかったからかもしれないなぁ

Radio 

May 05 [Thu], 2005, 0:04
僕もやっと出会った頃の君と同じ年になりました
あれから6年わかった事もあるけど
やっぱり子供のままの僕でいます

随分時代も変わったね
僕等は変わっていけなかったけど
思い出の中の花はずっと枯れないよ

あの頃一緒に追い掛けてた夢は
もう君の目には映らなくなってしまったけど
約束の歌が車のラジオから届いたら思い出して笑ってね


時が過ぎてやっと君の写真も見れるようになりました
二人で過ごした長くて短い年月
どれも捨てられないものばかりです

色んな事があったよね
いつも喧嘩ばかりしてたけど
ずっと一緒に居れると思っていたよ

あの時君が置いて帰った夢は今でもこの中で生きてるから
僕の歌が車のラジオから聴こえたらバカだなって許してね
届いたら思い出して笑ってね

飽和 

May 05 [Thu], 2005, 0:03
遠い遠い目をしてたあなたに
少しでも認めてほしくて
何度も傷付いて気付いた
遠回りしてた明日に…


幼い夢が青空に浮かんで遊んでいたのに
誰かが拾って次の日朝早く市場で売れた

もう見えない 感じられない 何を思えばいい
愛しきれない 信じられない こんな涙は嘘だ!
心が言葉に過ぎなくて言えない


僕には守るべきものがあるのに寂しさに勝てない
変わる事も変わらない事も同じくらい恐いです

やりきれない でも死ねない どこまで行けばいい
もう逃げない 何もいらない ただ傍にいられれば
もう見えない 感じられない 何を思えばいい
愛しきれない 信じられない こんな涙は嘘だ!
心が言葉に過ぎなくて言えない

たけのこ 

May 05 [Thu], 2005, 0:00
しがらみの隙間からお日様を浴びて
今日も大好きなあの人を想う

無理やり剥がそうとしないで
抜くのならちゃんと食べてね
 
明日は良い日でありますように
あの人に会えますように
いつか想いが届きますように


寂しさと愛しさを体に刻んで
今日も仲良しのパンダと眠る

いきなり一人にしないでね
消えるなら消していってね

明日はきっと晴れますように
あの人が来ますように
すっと二人で居られますように

灰色子猫 

December 28 [Sun], 2003, 0:02
ぐうたら子猫がないた
あなたが居ないとないた
こんなみかん箱ひとつで
どうやって生きてゆくの?

優しさが責任に負けているから
みんな優しくしてくれないの
いつもおなかを空かせてるってゆうのに

ぐうたら子猫がないた
シャボン玉の中の夢
触れたら壊れて消えた
青い鳥もなつかないし

お金持ちの家の子に生まれたかったわ
あったかい家とパパとママ
腐っていないミルク

からっぽのおなか
泥だらけのこころ
凍えるからだひとつ
いたい・・いたい・・

どこにも行きたくないの
ぬくもりが欲しくても
ニャーニャー鳴いたり
撫でまわされるのはもうイヤ

ぐうたら子猫は夢の中
もう目覚めたくないの
あなたの腕の中で
白い子猫にもどるの
ずっとそばにおいてねと
小さくないた・・

ラスティーギター 

December 28 [Sun], 2003, 0:01
届かないものにばかり手を伸ばしてやり過ごしてきた日々
気が付けばこんな所に居てそして君を見つけたんだ
ただ生きてく事だけにすら追いつめられて無気力におちて
傍にいないと君の顔もろくに思い出せないんだ

やりたくないことはできないし
やりたいことも我慢できない

我侭でいつも駄目な僕だから約束もできない
凍える君にあげられるものはこんな歌しかない
これ以上近付くこともできずに過ぎ行く濡れた日々
脅える君を抱き締めることもできない不確かな愛


水を奪われた魚のように何処にも逃げ場がないんだ
現実が下らな過ぎて目を閉じても夢も見れない

死にたいわけじゃないけど
生きてたいわけでもないのに

体温のない君が悲しみを嘲笑う
出来るだけ今を感じないように息をしているみたい
温度のない部屋に響く乾いたアコギの音
泣いてる君を慰めることもできない無力な声
何一つ築くこともできずに暮れ行く錆びた日々
大切な君を守ることもできない無力な僕