空晴の公演

May 02 [Wed], 2018, 10:20
さあ空晴の公演がいよいよ迫ってきました。

新しくなっていく力と、変わろうとすることを止める力を思い切り加えていきながら、作品が圧縮されていくのを楽しんでいる毎日です。


空晴 第17回公演

「となりのところ」



作・演出・出演 

岡部尚子

出演 

上瀧昇一郎・小池裕之・古谷ちさ・南川泰規・駒野侃


ゲスト

山本ふじこ(劇団東京ヴォードヴィルショー)

孫高宏(兵庫県立ピッコロ劇団)


【会場・日時】
☆東京公演☆
下北沢ザ・スズナリ
〒155-0031
東京都世田谷区北沢1-45-15
TEL:03-3469-0511

2018年5月24日(木)〜5月27日(日)

24日(木)→19時30分
25日(金)→15時 / 19時30分
26日(土)→15時 / 19時(特割回)
27日(日)→14時 / 18時


☆大阪公演☆
梅田HEP HALL
〒530-0017
大阪市北区角田町5-15 HEP FIVE 8F
TEL:06-6366-3636

2018年6月7日(木)〜6月12日(火)

7日(木)→19時30分
8日(金)→19時30分
9日(土)→15時 / 19時
10日(日)→14時 / 18時(特割回)
11日(月)→19時30分
12日(火)→14時(特割回)/ 19時

◇◇◇◇◇◇◇◇◇


●チケット料金(日時指定・指定席)
【一般】
前売 3,500円  当日 3,800円

【U-22】(※22歳以下の方対象の割引です!)
前売 2,500円  当日 2,800円

【U-高校生】(※高校生以下の方対象の割引です!)
前売 1,500円 当日1,800円


★特別割引料金★
東京:26日(土)19時
大阪:10日(日)18時、12日(火)14時

【一般】
前売 3,000円  当日 3,300円

【U-22】(※22歳以下の方対象の割引です!)
前売 2,000円  当日 2,300円

【U-高校生】(※高校生以下の方対象の割引です!)
前売 1,000円  当日 1,300円

※U-22、U-高校生チケットは、劇団取扱のみとなっております。
当日、年齢がわかるものをお持ちください。


******************************************


今回の作品は、今までとはやはりすこし違います。

ここまで演劇を劇団でやってきたことが、ちゃんと実を結んでいるか


それはいつも試されていることですが、その試練は毎回厳しくなります。

そんな中、また強い味方が参戦してくださいます。



大先輩でたくさんの演劇を知る山本ふじこさんが、大阪のおばちゃ…もとい、オモロイ大人の女性を魅力たっぷりに演じてらっしゃいます。

そして同級生の孫高宏が、舞台の空間のほとんどをその体躯で埋め、空気を大きく揺らすように居てくれる、そんな感じです。


さらに今回も金佑龍の楽曲。

○○を使った歌が主題歌となるのは空晴初。

一緒に演じてくれている気がする強力な支えです。


劇団員も平本の留守をカバーしながらの劇創りを頑張っています。

すべてのことに優先して劇団の仕事をし、セリフを覚え、演技を組み立て、アイデアを出さなくてはなりません。
一周24時間という地球の自転の速さに腹が立ちます。



平本も心配ですが頑張っています。

回復を強く望みながら待つしかありません。



今回は応援してもらっている我々がありったけのチカラで唄う応援歌です。


どうぞご期待ください。






minori

March 28 [Wed], 2018, 22:24
演劇と出会って30年近く。

まだまだ新しく感じる。


自分が年齢と共に変化し、演劇もまたそれに伴い変化していく。


当たり前だけどそれが面白い。


またあとから演劇を始める、子供を含めた後輩たちを見るのも面白い。

彼らは、自分の出会った演劇でどんなふうに生きていくのか。

演劇はつかわないの?

いやもう利き腕が演劇になってるのに。


ある時、何かを掴んで急に飛躍しまた、頭を打つ。

自分と重ねてみたり手を貸してみたり。おっさんもまだまだやのに(笑)


岡山の公演は、頼りにされる存在でいると同時に一つの役として存在する面白さを、現実と現実でない世界の両方で味わうことがとても楽しかった。


普段役割が幾重にも重なってて現実だけだとしんどくなるのに、作品世界に生きることが加わると現実まで面白くなってくる。





まだまだだけど、これまで信じて鍛えてきてよかった。


この現場で力を発揮することが、大きな効果をもたらすと、最後まで信じることが出来た稀な現場だった。


そして出会い。


まだまだ信頼できる演劇人との出会いは続くと思うと、この世界に来てよかったと思える。


さてこの先。


危機を想定し、それへの備えに生きるのか。


生きているだけで十分と生きるのか。


どちらの欲が深いのか。


演劇を通してそれが見えるのか。

演劇以外で透かせるのか。



見つけるためにも、もっと演劇を、演技を知らなくては。


もっと勉強がしたいなあ。

書かない事

March 13 [Tue], 2018, 22:56

人が亡くなっていく。

永遠に生きられると思って、永遠に若いと思って生きていた。


衰えて初めて分かることや、いなくなることの本当の意味を知る。




自分だけの命も、かかわる人のための命でもある。


意思を貫く生き方も、大切な人を思ってこそ。



人は簡単に死んではいけない。


予定

January 27 [Sat], 2018, 14:42
前回の記事で444回目。


酔っぱらって書いたので記憶がなく、読み返してコーヒーを吹き出しそうになった。

酔っている時くらい楽しいこと考えたらいいのに。




演劇を続ける自分と、演劇の仕事を探す自分と、まだまだわからないことをわかろうとする自分と、全部一貫しているようでしていないために、酔うと普段考えないようにしているそんなことを思い出してしまうのかもしれない。





さてそんな分析が好きな自分が出演する舞台が三月にあります。



岡山子ども未来ミュージカル


「さよなら、ハロルド!〜花咲ける海原〜」

岡山駅前のイオンモールの未来ホールにて。

3/25日曜日15時開演です。


くわしくは、コチラ

メイシアターの時もそうでしたが主役は子供たちです。

音楽構成にはあの右近健一さんも。

そしてまた新しい出会いがあることを楽しみにしております。


飲んだり

January 21 [Sun], 2018, 0:22
後輩と飲みに。


芝居の話が好きな後輩。

話が長くなることにきをつかわなくてもいい飲みの席。


色んなことを考えて、やはり自分のことを根拠をもってより好きになることを試しているのだなあと、僕らの業界の人は。そんなことを考えて。



時代は

場所は限られるけど追いつけず変化して



それで空気が吸えなくなって初めて文句を言う羽目になる気がする。



いま生きている時代の顔を認識した時点でもはやそれは


腐った悪臭を放って



受け入れられる気はしない。




より本物が求められる時代が来るのか。



それともずっと過渡期でいるのか。


選んでいこう。行きましょうよ。


一年また一年!

January 01 [Mon], 2018, 17:06

明けましたね。2018年。

新しい年の到来に期待が膨らむのは個人的な話題だけで、生活を根底から覆されかねない不安な材料に囲まれていて実際には皆、息が詰まって仕方ないのではないかと思う。

昨年に書いた記事をアップするかどうか迷っている間に年が明けてしまったので添削して、ここにあげておきたいと思う。



2017年は早かった。

「歌うシャイロック」の稽古で始まり、すぐに映画の撮影、そして客演に本公演と、今年も新しい体験によってどんどん時間が縮まっていった気がする。


ついこの間、北九州芸術劇場にて10周年記念公演が終わってようやく時間の流れ方が元に戻ったような、そんな一年だった。


小倉は遠方からもお客さんが来てくださって、劇場や現地の方々のご尽力もあって大成功で終えることが出来た。

ともちゃんの命日が重なり、肩の力を抜くのが困難だったステージと、その後の大きな波が引いていったかのような余韻と、旗揚げ後にともちゃんが言ってたぽっかり感を感じながら、なんとなく忙しい日を過ごしている。



ひと月前に息子を亡くした父親。

これが新作での僕の役柄だった。



作家も演出も僕も、10年前に智ちゃんを亡くし、お互いにそれについて言いたいことも手にとるようにわかる、それを感じながら自分の中に閉じ込めていた叫び声でつくったような役となった。


そうは言っても、日々繰り返されるステージはまるで別物。

作った役と、日々のステージで出来る時間とには、イメージに差異がある。


それに苦しんだのは初めてではないが、やはり日々出来上がっていくステージ上での時間は、個人的に納得できるものだけではなく、未だその対処法を模索している情けない状況だ。



役が自分の感覚を通してお客さんと繋がったと確信できて初めて、「表現」の域に入れたと実感する。



どんなコンディションであれ一人で頑張っても駄目だし、キャスト同士繋がったって独りよがりになりうるし、お客さんとだけとうまくやったって駄目だ。

日々生まれ変わるステージ。

役は作ったら終わりじゃないと、改めて思い知る公演だった。


また同時に、平生生きている自分のご都合や、怠惰や、諦めなんかも見えてきて、常に目の前がチカチカしているような感覚。


俳優などといい気になっておきながら、自分のできることのなんと少ないことかと途方にも暮れて、なかなかの心の危機に晒された。


それの元凶は当然、自分の中で安定しない日々のステージに追い込まれていることにあった。


「完成」はあり得ない事かもしれないが、やれること全部やってみたかというと、全然そうじゃない。

振り返ってみて足りなかったことが見えて来て歯がゆい思いにとらわれる。


でもこれはやっぱり防げない。

後で思うことに今思うことは勝てない。


叫び声だけで創ってる場合じゃないけど叫び声が止まらない。


だから対処法は今のところなるべく、「いいものを創りたい」、という「想い」だけにとらわれず、冷静に進むことしかない。



2018年、ふんどしをきつめに締めなおして。



今年もよろしくお願いします。







楽しくやれるか

October 21 [Sat], 2017, 16:51
さて、いよいよ秋から冬に変わる季節の変わり目。

そんな時期に我々は九州公演を行います。


北九州芸術劇場にて新作と再演の同時上演です。

劇団員川下智子の命日とこの公演が重なったのは、偶然ですが同時に意思の力が働いていると想像して取り組んでいます。


だから最初からこの作品たちは、彼女にも捧げられるべきものと思っています。





10年の節目を迎えた我が劇団「空晴」。


個人的に20年以上も劇団にこだわったわけではありませんが、結果今こうして劇団を主体に生活を送っています。俳優をやることと劇団をやることは実は全く違うことに早くから気づいている人は、こんなにも長く劇団をやらないかもしれない。

でもヨーロッパでもロシアでも韓国でも劇団に籍を置きながら活動する俳優たちは沢山います。

その理由は何でしょうか。


劇団の公演だけで劇団員全員が暮らしていける劇団では理由はハッキリしているでしょうが、そうでない劇団ではその理由はさらに多様になると思います。


「惰性」。気づいたら年数が経ってしまっていた。これは悲劇かもしれません。

でもこんな人も多いと思います。


「妥協せず作品が創れるから」というのが理想だなあ。

やはり仕事と劇団活動は根本からして違う、ということですよね。





こんなことを今、再確認しているのはなぜか。


それは変化を嫌う劇団をちゃんと変化させていくためです。

新しい人が入ってくれば出ていく人もいる。


劇団は劇団員の人生に責任は持てない。


そんな中でちゃんと面倒を見る上で僕ら旗揚げメンバーがよくわかっていないと大変なことになる。


必ず変わっていく劇団にどんな力を加えていくか。

つまり劇団員たちにどんなことを伝えていくか。




役者には作品が二つあって、私はそれを「役」と「劇」だとしています。



ならばみんなの「劇」を一部の劇団員の想いだけで創ることは「押しつけ」になるということ。



同時に「役」を個人のものでもあるとするならなおさらです。


それに気を付けながら「妥協しない作品創り」を目指すことはとても難しい。



だから、自分たちはどんな類のエンターテイメントを創作しているのかをちゃんと自覚する必要があります。


それから目を離さずに劇作を続ければ必ず確かなものが出来るはず。



そう思って川下を知らない劇団員たちと共に歩みたいと思っています。






あまあま

October 21 [Sat], 2017, 15:49
いつもこのブログを見てくださってる人が、お会いした時に更新を楽しみにされていると聞いて、というより「早く更新して」とお願いされてしまってやっとのことで更新しているこの私のだらしなさ。


我ながらブログをやっている人間として恥ずかしい更新頻度だと思います


夏休みの絵日記も最終日にまとめて嫌々手を抜いて書く子供時代でしたから、全くもってそこは変わっていないということですね。それも恥ずかしいなあ。


大人になって変われたことってどんなところなのか、母親に聞いてみようかと思いましたが、「?んなもんありゃせん。」と言われてしまうのが目に見えているのでやめときます。



さて、10周年を迎えた我が劇団、「空晴」。


初めての二本立てで、なんと稽古日数72日!


もう最後の方は飲み疲れ(笑)


いや冗談ですが、再演の方は早くお客さんの前でやって結果が知りたくて仕方ありませんでした。しかし同時に新作の方はお客さんの反応がまったくもって予測が出来ず、これまでで最も不安でした。・・・これいつも言うてる気がしますが(笑)


だから注意深く若手の演技をチェックしながら進んでいき、センシティブなシーンでは何度も苦しい稽古を繰り返してようやく今の原型にたどり着きました。

これには72日の稽古期間があって本当によかったなあと思いました。


東京で蓋を開けてみれば大変な好評。

10年の我々の想いは初めて見に来た人々にも届いたと思いました。


鮮度を保ちながら四日市、大阪、北九州の公演へと準備に入ります。


そして東京から帰って三日後、またもや東京で撮るドラマへの出演。またお知らせできる日が来れば放送日をお知らせしたいと思います。

四月もそうでしたが一流の現場に入って一緒に仕事をさせてもらうと、本当にいろんなことが分かります。俳優業をやる人にとって大変な重要な情報や答えが詰まっています。

大阪に居ながらそこに顔を出すことは極めて難しいことであり、そこから繋いでいくことはまさに至難の業です。こういったチャンスをくださったすべての方に心から感謝します。


この経験、決して無駄にしません。


劇団と共に進んできた自分の俳優人生。

何かしらの結果をずっと追い求めてきましたが、自分の中身がどんなふうに熟成されるかが演技においても人生においても大切で、今ある自分を認めながらまだまだ厳しく生きたいと思います。

・・・まあブログ更新は甘々ですが。

ね。





公演近づく!

September 18 [Mon], 2017, 11:30
涼しくなってきました好きな季節です。

でも近頃心配なのは、日本の四季が変わるかもしれないということ。


四季があるから節目や区切りを大切にし、ひいては礼節を重んじる国民性たりえたのかもしれません。この国で好きなところはもうだいぶ無くなってきている。四季と共に失わないようにしたいなあ。


大阪は台風18号が去りました。

近づいてきた公演のご案内です。


空晴第16回公演

「遠くの花火」(新作)

「もう一回の、乾杯。」(再演)



東 京/駅前劇場
2017年10月11日(水)〜16日(月)

大 阪/インディペンデントシアター2nd
2017年10月31日(火)〜11月9日(木)

北九州/北九州芸術劇場
2017年11月25日(土)・26日(日)

作・演出・出演
岡部尚子

出演 
上瀧昇一郎・小池裕之・古谷ちさ・南川泰規・駒野侃

ゲスト
太田清伸


●チケット料金(日時指定・指定席)
前売 3,500円 当日 3,800円/二本立て6,000円 (日時指定・指定席)

U-22 (22歳以下の方対象の割引です!)
前売 2,500円 当日 2,800円/二本立て4,000円

U-高校生 (高校生以下の方対象の割引です!)
前売 1,500円 当日 1,800円/二本立て2,000円


●チケット取り扱い
 劇団ホームページ http://www.karappare.com/
 電子チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード:480-246)




●三重公演/四日市市文化会館【四日市市安島2-5-3】


2017年10月28日/29日

※新作のみの上演です

●チケット料金(日時指定・自由席・先着順)
前売 3,000円 当日 3,500円

学生
前売 1,500円 当日 1,800円


●チケット取り扱い
 劇団ホームページ http://www.karappare.com/
 電子チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード:480-140)
 ローソンチケット 0570-084-004(Lコード:41802)
 イープラス http://eplus.jp/
 四日市市文化会館 販売窓口(9:00〜19:00) 059-354-4501(8月29日以降)

※お問い合わせ 059-354-4501(四日市市文化会館)


三重公演は料金も違うし、新作のみの公演なのでご注意ください



どうぞよろしくお願いします。





今回劇団10周年ですが、10年を目指したことはありません。


では続けることを目指すのか?


それもちがうかな。


僕らは集団でありながら、みんな違うことも考えています。




「方向性の違い」で解散するバンドみたいにみんなはっきりとした方向性を持ってるわけではありませんが、それぞれにちがうことは考えてるみたいです。

それは外部出演によって確実に新しい情報を手に入れ、それに影響を受けて帰って来るからだと思います。

文学座の鵜山仁さんは、それをいいことだとおっしゃってました。


風通しのいい劇団。


つまり外部の情報にちゃんと影響を受けていく人員がいることで、劇作が新鮮に保たれ、内部での停滞が防げるのだと。


そうやって方向性が各自はっきりしていくと、バンドの解散になるのか?


「音楽」と「自分の音楽」と「バンドの音楽」は最初から違うもののはずです。


劇団の演劇の為に自分の演劇があるわけではないのは最初から分かっていることだと思います。



だからどんどん自分の演劇を磨いて、劇団で全部出せるとは思いません。

なぜなら劇団の演劇は演劇の一部だから。


ただ演劇はジャンルから関わり方まで宇宙のように広がっているけど、劇団にいる以上、磨いた演劇を存分に発揮することで作品がよくなることは当然。

みんなその上で力を出し合っていることを忘れてはならないと思います。



だからバンドの解散理由は本当ではないんでしょうかね。

いや結論はそっちじゃない(笑)


だから風通しのいい劇団であり続けようと思います。




一般前売り開始!!

August 27 [Sun], 2017, 11:00
「韋駄天」が無事に終わって、空晴の稽古に勤しむ毎日。



まずは本日より空晴16回公演の前売りが開始されました。


今も続々とチケット予約のメールが劇団メールに入ってきております


受付はコチラです。


今回は10周年記念公演で二本立てのどでかい企画。

映画の二本立てとは意味が違います。同じ役者が違う役を一度に二本やるのですからね。





で、この間出演させてもらった「韋駄天」。

期待値が高く、能楽師の方々と協力して出来上がった作品はそれを大きく上回った結果となりました。


作演出の林さんが、「舎利」という能の演目を深く考察してひらめいた「韋駄天」。お能を見て、持った感想から芝居を一本ひねり出すのにどんな苦労があったかは、クールな林さんからはうかがい知ることすらできないけど、自分がもつに至った現代人の視点を少しもブレさせずに表現したこの作品に僕はまた、新しい演劇を体験した気分です。

能楽師の方々との触れ合いも濃密でした。今回のシテである林本先生が、僕ら現代演劇チームと能楽師の間を取り持って下さいました。そのおかげで飲みの席でも随分親しくさせていただき、時には能楽の勉強に、そして時には演劇そのものについて対等にお話くださったことは驚きでもありました。能楽師皆さんが芸の向上に貪欲であり、垣根を越えて会話することに何の抵抗も違和感も感じなかったほどでした。


またこのような演劇の開拓に協力できる機会がありますように。




こうやって経験を重ねてくれば少しずつ分かることも出てきました。

人の気持ちも出来事の本質も意味も。


今まで自分の心が動いていること、身体が何らかの反応をしていることに気づかないことが多かった。無意識な時間が多いからでしょうか。歳だって知らぬ間にとっている。


自分が思っていることにも鈍感である状態が長く続くと、人生や世の中自体が無意味に思えて来はしないでしょうかね。


そんな自分がまだ自分を保っているのは、間違いなく演劇のおかげです。


次から次に「作業」ではなく「表現」を要求される演劇は、今や僕に必要不可欠なものとなりました。演劇での頭や体の使い方が好きです。何よりイメージや言葉自体に身体を揺さぶられるのが好きなのかもしれません。


自分という人間そのものが評価されるこの世界は、ジャンルは多々あれど性に合う気がします。

そこが逃げ場所や隠れ家にならないよう、この世の中とちゃんと関係を結びながら、晒されたり嫌われたりすることを覚悟して進みます。




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