スター・トレック

May 21 [Thu], 2009, 20:38
これは、今年の映画の中でもかなり注目度の高い作品だった。
J・J・エイブラムス監督が、かの名作をどのようにアレンジして、新シリーズと呼べる作品に仕立て上げるのか、注目の若手俳優をしっかりと活かして、名作を現代にいかにしてよみがえらせるのか、本気で気合を入れて見に行ってきた。

その感想は……スゴイ!!の一言。
新世代のブラピとも呼び名の高いクリス・パインのやんちゃな雰囲気を生かしきった新しいカーク船長。
ヒーローズのサイラーとしても名高いザッカリー・クイントが演じるスポック。
表面だけでなく、登場人物の内面にまで深く切り込んで描かれた、ドラマ「スター・トレック」の前章部分とも呼べる作品。
なるほど、スポックの悩める人物像の拠点はここにあったのか、とか、カークたちの友情がどのように築かれ、固い絆がいかにして生み出されたのか、など、うなるしかない演出。
そして、素晴らしいCGの世界。
リアリティ溢れる宇宙でのシーン。
戦いにはスリルが溢れており、人間的成長を見せるシーンでは、思わずジーンと来たり……。
全く一瞬たりとも見逃すことのできないシーンが立て続けに襲ってくる作品。
そして、サイモン・ペッグを起用したあたりでしっかりと笑いも与えてくれる。
息つぐ間もない緊張感とスリル、迫力ある映画なのだが、笑いとユーモアを交えることにより、見ていてしんどさが全くないのだ。

原作に忠実なところも残しており、チェコフのロシア語なまりの英語で笑いとユーモアを交えたり、粋な演出でレナード・ニモイを登場させたりと、ドラマシリーズへのオマージュも十分に感じさせられる作品。

見た瞬間に、思わずその感動を残さずにはいられない。
USSエンタープライズ号の新たなる旅立ちを描いた本作、是非ともこれ一作に終わるのではなく、しっかりシリーズ化して、かつてからのスター・トレックファンはもちろん、平成のスター・トレックファンを大いに生み出す名シリーズにしてほしいものである。

久々に参加した試写会ではあったが、作品があまりに期待を超えていたので、再び試写会熱も増しつつある。
こういう映画に出会える幸せ、やっぱり映画の世界は素晴らしい。
そして、スター・トレック。
宇宙へ我々をいざなってくれる夢と希望と、スリルとロマンが溢れる世界。
見終わった後には鳥肌が立ってしまった。。。
それほどの感動作。

大ヒットを飛ばして、再びこの世界にはまりこませてもらえることを今後期待したいものである。
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