ゆめ 

2006年06月01日(木) 0時27分
人混みの中、僕は君を見つけられない。

誰をとっても君より素敵な人はいない気がした。

僕は綺麗にセットされた髪をした人や
真新しそうな服を着た人を見て小さく息を吐いた。



君を夢に見る。

夢の中で僕はこれは夢なんだよ、と君に言っていた。

夢の中の君は、躊躇った笑顔で僕に近づいて
そっと触れて抱きしめて困ったように笑った。
「     」
君の口が今にも僕に何かを告げようと形をかたどっている。
(これは夢なんだ)

離れた僕を君は哀しそうな目で見て、僕は慌てて告げた。
「これは夢なんだ」
聞こえてない君に僕は夢だとわかっていながらも酔いそうになる。
唇を重ねた僕と君は確かにつながっていると感じたのに、
君から離れた瞬間やっぱり夢だと認識していた。

君はまだ僕に、何かを告げようとしているから僕は。
「これは僕の願望なのかも知れない」

君を見ると、僕の言葉に君は薄く笑っていた。



(こんな夢を見た日は君を思い出す。ただの夢だと思いたいのに。)





君のヒーロー 

2006年05月26日(金) 0時07分
I think that I can do anything if you are mine.

君がさよならを告げないから。 

2006年05月22日(月) 1時40分
君と僕との境は、いつだって酷く曖昧で
君と付き合ってるときも、別れてからも、いつだって不透明

君は僕に「愛している」何て言わなかった
僕も君に「ずっと一緒だ」何て言わなかった

君だって僕だって、変わらないものがないことを知ってる程度には大人で
僕も君もずっとずっと臆病で
手探りで、3年後より今目の前の僕らを確認することに忙しい

君が僕に「好きだ」と言わなくなったのも
僕が君に「好きだ」と言わなくなったのも
僕たちの不透明な関係が少しゆがんでいることも
お互いわかっていたはずだ

君がさよならを告げないから、カタチを変えた僕らの関係もやっぱり曖昧で
新しい彼女といても曖昧な君への気持ちが、ゆらゆらと
ゆらゆらと僕に。

(君と決別できない僕を君は女々しいと言うだろうか。)


この曖昧さが恋ではないと知りながら、僕は君に焦がれるのだ。


ライラック 

2006年05月12日(金) 0時21分
君の好きだという花の匂いがしたような気がした。

どこまでも駆けてゆけそうな空は、ただひたすらに青く
似つかわしいぬけるような晴れた笑顔で振り返り、空に手をかざしている君を見た。

手の影から覗く君はお世辞にもキレイと言えないしかめ面だったけど
口元は上昇気味

だから僕の気分も更に上昇。
君の好きだという花を僕も好きになりそうだ。
何て愛しい薄紫の花。

いい香りだね、僕も好きだなと君の横の薄紫を見ていった。
君は細めていた目を少し丸くして、また目を細めて微笑を浮かべていった。
「ライラックね?」

僕が好きだと思った花は君の好きな花とは違う「ライラック」
君は思い出したように話を続け
「ライラックってね、片恋の花って言われてるんだって」
今日の空のような笑顔で僕に言い、眩しげに空を見上げた。

僕の気持ち、君知らず
僕の心はライラック











夏色の君 

2006年05月11日(木) 14時43分
しぼりだした声が半音高く響いた。

僕の前方おおよそ30cm、傾斜は45度くらいに早口で♯を3つつけたような言葉が浮遊する。
右の耳からはブンブン飛び回る虫の音が一定の間隔で僕の脳にシグナルをおくる。
左の耳から遠く聞こえてくるのは、せわしなく話し続ける声。
(それが僕の声だと気づくのに僕はたっぷり30秒はかかったんだ)

強く瞬きしてみたら、目の前に君はいなくて
右耳から伝わるシグナルの変わりに、冷たい風が頬をなでたんだ。

重い頭を右に回したら、窓をに手をかけた君が居て
眩しそうに君が空を見上げるから、僕は
「今日は暑いね」
と今度はハッキリと口にした。

その声は確かに僕の声で、遠いどこか窓の向こうで人の声まで聞こえた。

「日焼けしそう」
と気づいたら目の前にいた君がため息混じりに呟くものだから
さっきまでの話がまるで夢のように感じたんだ。

僕が搾り出した切ない思い出を紡ぐ言葉も
君が虫とともに外へ、空へと追い出したから
僕には夏がやってきた。
(僕の冬も春も、虫だって君には敵わない)


愛を注ぐ。 

2006年04月25日(火) 14時47分
あなたのどんなところが好きかと問われたら何と答えるだろう。

声が好き
(その声で名前を呼ばれるだけで、あたしの中の空気は震える)

眸が好き
(透き通るようなその眸で直視されたら、あたしは紅くやけてしまう)

手が好き
(あつく冷たいその手に触れたら、息が止まってしまう)

髪が好き
(男のくせに柔らかなきれいな髪にあたしは目を奪われる)


例えたらキリなんてないから一ついだけ伝えよう。


あなたが好き。

君へ。 

2006年04月25日(火) 2時33分
だって、それでも君が好きだから。


君が憎くて、憎くて仕方がない。
(だから君には会いたくない)

君の言葉が許せなくて大嫌いでもう聴きたくもない。
(だから留守電のメッセージも消した)

君の全ての優しさが正しく見えないから、忘れてしまおう。
(だから君の全てを放棄したよ)


それでも。

やっぱり君が好きだから

僕はこれからもずっと君を想うよ。




救助船 

2006年04月21日(金) 13時02分
あたしが一粒の雨を降らしたら

君は走って逃げていった
君も、彼も、彼も!

「うまく泳げないの」
そう言ったあたしに君は言う

僕が助けてあげるよ、と。


あたしが降らした雨であたしはショッパイ海の底
泳げないって言っているのに
見えるのはゆらゆら光る黒い海

くすんだ色の君の空 

2006年04月21日(金) 12時51分
君が消えてしまいたいというから
僕は「そうだね」と目を伏せた

君は知らないだろうけど僕は君が好きじゃない
僕はずっと君にそう思っていたんだ

君が苦しいと泣くから
僕は「弱虫」と罵ろうと軽く息を吸ったんだ


君を嫌いな僕と弱い弱い君


君が上手く息を出来ないと呟くから
僕は

僕は「ふぅん」と言おうと思ったんだ!


なのに、僕から飛び出した気持ちときたら!!

(僕と君は同じなのだ。僕は君を嫌いじゃない。)




僕の君 

2006年04月21日(金) 12時40分
僕の中で君がぐるぐるまわる

僕は君が好きだから
僕がいない君を見たくはないんだ

僕が好きなのは僕を好きだった頃の君で
知らない話題に笑う君ではないんだ

僕の思い出の景色の中に確かに君は存在するのに
僕のレンズを通した景色には僕が好きな君はどこにもいないんだ


大好きな大好きな、僕の記憶の中の君を
汚して壊してしまわないように

僕は君を見たくない

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