ウイングマン・電影少女・SHADOW LADY
2006.10.16 [Mon] 19:54
ちょっと前にウィングマンのことを書いたら読みたくなったので、
ヤフオクで桂正和の中古本一式が安く出ていたので落札してみました。
ウイングマンだけでなくタイトルの3作品が全巻揃っているのですが、
土日に読破したのでちょっと感想を書こうと思います。
ウイングマン 全13巻

私は親父がマンガを悪として買うことを許してくれない家庭だったので、
ジャンプやサンデーを買って読んだのは生涯で5度あるかないかです。
なのでジョジョやドラゴンボール、キャプ翼など同世代が親しんだマンガにやや疎い所があります。
(アニメはこっそり見ていたので分かるのですが、TVアニメ化されていないジョジョなどは本当に分からないです)
なので当時の知っているマンガの多くは通っていた病院の待合室にあったものか、
大学以降に単行本を買って読んだものが主だったりします。
ウイングマンは実家にもあるのですが、こういう事情のためアニメを見たほうが先でした。
アニメは原作ファンの間では「許されざる駄作」として通っているようですが、
アニメから入った私はむしろアニメが正でマンガが雰囲気の違う別作品といった感じでした。
しかしぶっちゃけ、どちらも面白い。
主人公の健太が親しみのあるお調子者として描かれているアニメ版と対照的に、
マンガ版はまさにヒーローになる夢を掴んだ少年が、ヒーローとして成長していく様が描かれています。
特にアニメ放映時、原作の進行が追いつかず映像化が見送られたライエル編は実に面白い。
ソーラーガーダーとヒートショック、それにウルトラマンのように巨大化したウイングマンは、
出切ればなんらかの形で映像化してもらいたい所です。カッコイイ!
ただラストがドリムノートの力とはいえ、夢オチに近い終わり方なのが残念でした。
同じ切ないラストでも、ここはアニメ版の方が好きかもしれません。
最後にこの作品の満足度ですが、90点としたいと思います。
電影少女 全15巻 (AI編13巻+REN編2巻)

ウイングマンは元々好きな作品でしたが、電影少女は当時嫌いな作品でした。
少年誌にしてはきつめの性描写がPTAの槍玉に上がって半エロ本のイメージもありましたが、
延々と三角関係だけを描き続けるストーリーは子供が読んで面白いものではありませんでした。
ところがどっこい、今読むとこれが意外に面白い。
性描写も昨今のマンガやゲームに比べるとかなりソフトです。
(つか当時のPTAってよくこんなもんで騒いだよなあ・・・)
物語はビデオガールという人造人間の女の子「あいちゃん」(ちゃんをつけないとならんぽい)と、
主人公の「弄内洋太」、その他2,3名の男女が延々と三角関係で苦しんでいくというお話。
ちょっぴりSF要素も絡みますが、本当にこれがメインです。というか全てです。
別に本筋があって恋愛要素が絡む作品は面白いのですが、三角関係で誰と誰がくっついて誰がフラれて、
その成就した恋が上手くいかず破局してまた新たな三角関係になって・・・と延々やるのはいかがなものかと。
やってる事は昨今のエロゲに近いのですが、とにかく主人公の恋愛対象が次々に変わるため感情移入が出来ません。
むしろ最初結ばれかけたのに、終盤まで気持ちを抑えてずっと苦しんでいるヒロインに感情移入するというヘンテコ仕様。
実際、15巻中13巻を占めるあい編の終盤はヒロインが主人公的な立ち位置になったりします。
じゃあこのマンガの魅力はなんじゃ?というと、キャラクター描写に尽きると思います。
登場人物はみな個性的で活き活きと描かれ、1人1人の感情を本当に細かく描いています。
こういう展開にも関わらず暗くならないのは各々の悩み・不安だけでなく喜び・希望もきっちり書いているからかと。
あと、あい編のメインヒロイン「あいちゃん」がぶっとんだ性格で、明るく、凶暴なのも大きいのかな。
満足度ですが、あいちゃんに免じて5点オマケで70点としたいと思います。
SHADOW LADY 全3巻

ウイングマンが元々好き、電影少女が嫌いなら、SHADOW LADYは知らない作品でした。
内容はよくある怪盗モノで、魔法のアイシャドーでシャドウレディに変身する「アイミ」と、
彼女を追う警察の「本田ブライト」の対決や恋がメインでしょうか。
途中から魔族や魔人が出て雰囲気が変わりますが、短い巻数で軽快に突っ走った感じの作品で実に面白い。
特に長々と人間関係を描いた電影少女の後に読んだので、変身したアイミのはじけっぷりが気持ちよかったです。
アイミは普段おとなしい地味な女の子ですが、シャドウレディになると心からはじけて性格が正反対になるという設定。
アイシャドーの色によって何種類か変身があるのも面白いと思いました。
電影少女や別の代表作「I'S」で可愛い女の子の登場する恋愛物語の評価が高い桂正和氏ですが、
個人的にはウイングマンやシャドウレディのようなスピード感のある作品をもっと描いて欲しいと思いました。
今連載している「ZETMAN」はまだ読んだことがないのですが、アメコミヒーローモノっぽいので期待していたり。
後はオールスターで「ウイングマン vs シャドウレディ vs ZETMAN」なんて描いて貰えると嬉しいんだけどな。
今の絵でウイングマンのキャラを描くのは辛いでしょうけど。
シャドウレディの満足度ですが、85点としたいと思います。
追記:こち亀30周年で描かれたウイングマン、ウイングガールズの4人と両さん
ヤフオクで桂正和の中古本一式が安く出ていたので落札してみました。
ウイングマンだけでなくタイトルの3作品が全巻揃っているのですが、
土日に読破したのでちょっと感想を書こうと思います。
ウイングマン 全13巻

私は親父がマンガを悪として買うことを許してくれない家庭だったので、
ジャンプやサンデーを買って読んだのは生涯で5度あるかないかです。
なのでジョジョやドラゴンボール、キャプ翼など同世代が親しんだマンガにやや疎い所があります。
(アニメはこっそり見ていたので分かるのですが、TVアニメ化されていないジョジョなどは本当に分からないです)
なので当時の知っているマンガの多くは通っていた病院の待合室にあったものか、
大学以降に単行本を買って読んだものが主だったりします。
ウイングマンは実家にもあるのですが、こういう事情のためアニメを見たほうが先でした。
アニメは原作ファンの間では「許されざる駄作」として通っているようですが、
アニメから入った私はむしろアニメが正でマンガが雰囲気の違う別作品といった感じでした。
しかしぶっちゃけ、どちらも面白い。
主人公の健太が親しみのあるお調子者として描かれているアニメ版と対照的に、
マンガ版はまさにヒーローになる夢を掴んだ少年が、ヒーローとして成長していく様が描かれています。
特にアニメ放映時、原作の進行が追いつかず映像化が見送られたライエル編は実に面白い。
ソーラーガーダーとヒートショック、それにウルトラマンのように巨大化したウイングマンは、
出切ればなんらかの形で映像化してもらいたい所です。カッコイイ!
ただラストがドリムノートの力とはいえ、夢オチに近い終わり方なのが残念でした。
同じ切ないラストでも、ここはアニメ版の方が好きかもしれません。
最後にこの作品の満足度ですが、90点としたいと思います。
電影少女 全15巻 (AI編13巻+REN編2巻)

ウイングマンは元々好きな作品でしたが、電影少女は当時嫌いな作品でした。
少年誌にしてはきつめの性描写がPTAの槍玉に上がって半エロ本のイメージもありましたが、
延々と三角関係だけを描き続けるストーリーは子供が読んで面白いものではありませんでした。
ところがどっこい、今読むとこれが意外に面白い。
性描写も昨今のマンガやゲームに比べるとかなりソフトです。
(つか当時のPTAってよくこんなもんで騒いだよなあ・・・)
物語はビデオガールという人造人間の女の子「あいちゃん」(ちゃんをつけないとならんぽい)と、
主人公の「弄内洋太」、その他2,3名の男女が延々と三角関係で苦しんでいくというお話。
ちょっぴりSF要素も絡みますが、本当にこれがメインです。というか全てです。
別に本筋があって恋愛要素が絡む作品は面白いのですが、三角関係で誰と誰がくっついて誰がフラれて、
その成就した恋が上手くいかず破局してまた新たな三角関係になって・・・と延々やるのはいかがなものかと。
やってる事は昨今のエロゲに近いのですが、とにかく主人公の恋愛対象が次々に変わるため感情移入が出来ません。
むしろ最初結ばれかけたのに、終盤まで気持ちを抑えてずっと苦しんでいるヒロインに感情移入するというヘンテコ仕様。
実際、15巻中13巻を占めるあい編の終盤はヒロインが主人公的な立ち位置になったりします。
じゃあこのマンガの魅力はなんじゃ?というと、キャラクター描写に尽きると思います。
登場人物はみな個性的で活き活きと描かれ、1人1人の感情を本当に細かく描いています。
こういう展開にも関わらず暗くならないのは各々の悩み・不安だけでなく喜び・希望もきっちり書いているからかと。
あと、あい編のメインヒロイン「あいちゃん」がぶっとんだ性格で、明るく、凶暴なのも大きいのかな。
満足度ですが、あいちゃんに免じて5点オマケで70点としたいと思います。
SHADOW LADY 全3巻

ウイングマンが元々好き、電影少女が嫌いなら、SHADOW LADYは知らない作品でした。
内容はよくある怪盗モノで、魔法のアイシャドーでシャドウレディに変身する「アイミ」と、
彼女を追う警察の「本田ブライト」の対決や恋がメインでしょうか。
途中から魔族や魔人が出て雰囲気が変わりますが、短い巻数で軽快に突っ走った感じの作品で実に面白い。
特に長々と人間関係を描いた電影少女の後に読んだので、変身したアイミのはじけっぷりが気持ちよかったです。
アイミは普段おとなしい地味な女の子ですが、シャドウレディになると心からはじけて性格が正反対になるという設定。
アイシャドーの色によって何種類か変身があるのも面白いと思いました。
電影少女や別の代表作「I'S」で可愛い女の子の登場する恋愛物語の評価が高い桂正和氏ですが、
個人的にはウイングマンやシャドウレディのようなスピード感のある作品をもっと描いて欲しいと思いました。
今連載している「ZETMAN」はまだ読んだことがないのですが、アメコミヒーローモノっぽいので期待していたり。
後はオールスターで「ウイングマン vs シャドウレディ vs ZETMAN」なんて描いて貰えると嬉しいんだけどな。
今の絵でウイングマンのキャラを描くのは辛いでしょうけど。
シャドウレディの満足度ですが、85点としたいと思います。
追記:こち亀30周年で描かれたウイングマン、ウイングガールズの4人と両さん
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