6/17「ウィキッド」マチネ(初日)

June 17 [Sun], 2007, 19:23
祝!「ウィキッド」開幕〜!!
というわけでまたもや海劇場に行って参りました。さっすが初日!!という盛り上がりっぷりで、濱田エルファバの登場シーンで拍手が起きてました。宝塚のトップさんですか(笑)?記念公演ではいつもの事ですがホワイエ激混みでして、パンフを買うのにも長蛇の列が出来ていました。

開場と当時に劇場入りし、ミーハー根性丸出しで芸能人ウォッチに励んでいた私ですが、TVでお見かけするようないわゆる芸能人の皆さんは、今日の初日ではなくプレビューにいらしてたみたいですね。どこかで写真を見た事があるような評論家のセンセイっぽい方は何人か見かけました。その代わり四季の俳優さんが1階最後列にズラーーーッと並んでました。

その中には福井さんの姿もーー!!!
忽然と猫屋敷から姿を消されてから全く以って消息不明だったので、どこか怪我でもされたんじゃなかろーかとか、まさかそんなはずはないよね退●なんて事は…そんなバカなワハハ(壊)とか、思っていたのでもの凄く舞い上がってしまい超至近距離ですれ違ったにも関わらず握手を求めることすら出来なかった勇気の無い自分にちょっと凹む…。
それにしても猛烈カッコよかったです、生・福井さん!!いや元々福井さんはかなり大好きなのですが、それは猫の福井さんに惚れたっていうか板の上限定っていうか、やはりちとオデコが気になるなー(汗)とか、えーととにかく四季の役者さんはとかく地味だとか言われていますけど、ご本人を目の前にしたらさすが舞台に立つ人は違うというカッコよさでした。ハイ。チョイ悪系なあごヒゲを蓄えてこれがお似合いで!
…でも待てよ。ヒゲって事は猫屋敷にはお戻りにならないという事なのでしょうか。今月末マンカス堪能席なのになあ(涙)。ヒゲといえばやはりラダメスでしょうか。そ、それともまさかチェの稽古なんて事はっ…!!
すれ違った福井さんの後ろ姿をずっと目で追ってたら(ストーカーかい…)、フツーにお客さん用のお手洗いに入っていかれました(笑)。いやートイレで隣に福井さんがいたらうろたえるよなあとつい下品な想像を(笑)。そういえば猫ってる福井さんは非常に大柄でガタイ良く見えますが、実際にはそこまで「大きいなあ!」という感じではなかったです。180cmはないんじゃないかなあ。猫の時は身のこなしやその存在感とかで実物より大きく見えるのでしょうね。

その他田代さん、吉谷さん、道口さん、西さん、佐渡さん、スンラさん、日下さんは確認出来ました。周りのお客さんの話を小耳に挟んだ所、田邊さんや菊池さんもいらしていたみたいです。あと花代ちゃんっぽい女の人もいたかなあ。田代さん、普通のサラリーマンが通勤に使う様なカバンを持って、一般客に混じってキャスボを眺めていらしたのが可愛らしくてなんだか可笑しかったです。

今日の私の席はS1席9列端っこの方でしたが、開演前に2階に上がってみました。心配していた手摺による見切れ(←汎用的な意味での)は大丈夫そうでしたし、2階後方でも死角はない様に感じました。ただ2階席の手摺の外側についているモニターが場合によっては邪魔になるかもしれません。ただこれは本当に微妙な角度なので具体的にどの位置が危険かはわかりかねますが…。
それよりA1席上手前方席はかなり大事なシーンが見えないと思います。リピーターには良いと思うのですが、初見でこの位置だとちょっと???になってしまう気がしました。

で、本編の方ですがプレビューの時に較べて素晴しく良かったです!!ストーリー知ってるのに感動は前回の倍でした。もしかしたら前回の席が余程音響的に問題のある位置だったのでしょうか。鬼門だった金管もさほど気になりませんでしたし、前回は「No One Mourns The Wicked」の歌いだし直前の音階が駆け上がっていくところがズレまくっている様に聞こえてオーイ!と思ったのも今日は大丈夫でした。ただ音量が全体的に小さいのは改善されていませんでした。せっかくの生オケだし、歌唱力のある主役2人が揃っているのだからもっとガンガン聞かせて欲しいです。9列目でこれなら後方席はさぞ物足りない物と…。濱田エルファバは今日は地声でガンガンに歌い上げてて素晴しかったです。

これから観に行かれる方には
・BW盤CDは観劇まで封印する事
・「オズの魔法使い」の原作(or映画)を読み直す事
をオススメしたいです。「オズ〜」のストーリーは公演プログラムにも掲載されていましたが、出来れば詳しく復習した方がより楽しめると思います。

長くなりましたので一端切りまして、詳細の感想は後程追記します。
------追記
公式HPに早速初日のカテコの模様がアップされております。この写真を見てもわかるように、この作品の舞台美術の豪華で精緻な事といったら本当に素晴しいです。でもそれと同じ位作品の持つテーマも良いなあと思った本日の観劇でした。
公式には「この作品は真実とは何かを問いかける」とありますが、それ以外にも「幸せとは何か」「悪の象徴を作り上げる事で自身を善と見做す人の愚かさ」等々沢山のテーマがあると思います。勿論1つの作品が複数のテーマ性を有している事自体は珍しい事ではないのですが、その複数のテーマがどれも非常に解り易く感情移入し易いという点で、間口の広い作品だなあと感じました。

私はかなり単純思考なのでエルファバとグリンダ、2人の関係性が一番好きな部分です。2人の女性が抱く価値観は、等身大の私達が日々の生活の中で悩み考える事に通じる何かがあって、しかも対照的な人物として描かれていながらもどちらか1人に肩入れするのではなく2人それぞれに共感出来るのが素晴しいなあと思います。同じアルファベットを持つ2人の女性を描きながらもどちらにもイマイチ共感できなかった某作品をふと思い出したり…。
なのでCDで聞いてた時は歌い上げ系の「Defying Gravity」「No Good Deed」がダントツに好きだったのですが、実際に観たらラスト間近でエルファバとグリンダが歌う「For Good」で大号泣。日本語の歌詞も何やら(←正確にはあまり覚えていないらしい)非常に美しいし、濱田エルファバと沼尾グリンダの歌声の相性が抜群に良いし、互いを理解し思いやる様な表情は思い出しても胸が痛くなります。
あと動物モノに弱い私はディラモンド先生が出てくる場面は悉く涙腺がヤバイです。

というわけで周りが笑っているシーンでも1人ウルウルとしていた私です。1幕の「Dancing Through Life」で既に泣いてましたからね。あー最近どうも涙腺が弱くて…歳ですかねえ。
でも泣かせる演技より笑わせる演技の方がより難しいですよね。笑いを担当するのは主に沼尾グリンダの方ですが、正直まだ若干スベリがちな箇所がないとは言えない…というかもっと思いっきりハジケちゃっても良いんじゃないかなあと思うところがありました。その辺りは観客の反応を見ながら徐々に変化していくのかなと期待したいです。

前回は地声とファルセットの切替の時に声が裏返りそうになったりしていて「ええっあの濱田さんが!?」とプチショックだったのですが、今日はもう素晴しかったです!!特に「No Good Deed」での感情表現と歌唱力はもの凄くドラマティック。惜しむらくは音量が非常に控えめな事です…。殆ど生声に近いんじゃないの?って程物足りないです。
音量の小ささと、1幕が長くて中だるみ感が漂う(四季のミュージカルにしては珍しく1幕で90分あります)のは前回と変わりませんでした。上演時間が長いのはともかく、音響面は曲やフレーズによって微調整をかける等して欲しいものです。

濱田エルファバ&沼尾グリンダに較べると、やはり李フィエロ&小粥ネッサは演技にまだ(良くない意味での)四季っぽい固さがあるのが気になります。
小粥ネッサはシングルですが、じゃあ北澤フィエロはどうなんだろう?と想像すると…ビジュアルとか演技とか歌とかは想定範囲ですけど、やっぱりダンスが想像できないぃ(爆)。李フィエロは身軽にサラリこなしていますが、よく見たらピルエットでクルクルと回っていたり、パ・ドゥ・シャで高く飛んでみたり、アチコチ登ったり飛び降りたりと…。それにラダメスばりのザ・外人テイストなラブシーンもあるしなあ。いやはや新しい北澤さんが観られそうで非常に楽しみではあります。

実はもう「ウィキッド」手持ちチケはないんですよねえ。8月末までは24653と神様でいっぱいいっぱいなので、9月以降にキャスト変更を見守りながら前予で観に行きたいと思います。それまでは他の皆様のレポを楽しみにしています〜。
  • URL:http://yaplog.jp/jmialyla/archive/918
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じる
>かるきんさん

TB&コメントありがとうございます。かるきんさんの書かれた記事を拝見し、深い洞察で素晴しい記事の中で私の稚拙なブログを引用していただいてしまって大丈夫なのかと逆に恐縮しています(汗)。

私は初見の作品を観る時には、全く何もかもが初めてだと受け止めきれないタイプなのである程度予習する派なのですが、それも程々にしないとダメだなあと今回は痛感しました。せめて公演1ヶ月前から封印しておくべきだったかなと思っています。
BWオリジナルキャストと日本オリジナルキャストと、歌唱力や表現力の巧拙を問うつもりはなくとも、聞きなれた歌い方と違うというだけでどうしても違和感を覚えてしまいますよね。逆に公演を観た後では「生の威力が勝つ」とでも言うのか、余り気にならなくなるのですが。

私も次の観劇予定は立っていないのですが、Wでキャスティングされている方達が他劇場に移られたので暫くはオリジナルのお2人で観られそうですよね。何とか都合をつけてまた観に行きたいです。
July 01 [Sun], 2007, 21:13
こんにちは。かるきんです。再びのコメントです。

初日以降、次の観劇機会が定まらないまま、BW版CDを聴いてます。聴きながらじるさんのblog中の「BW盤CDは観劇まで封印する事」を思い出し、私なりに納得しました。かってながら、私のBlogに引用させていただいちゃいました。問題があったら、ご指摘ください。

ついでに、CDを聴いての楽曲の感想のBlogからTBお願いさせていだいちゃいましたm(__)m よろしくお願いします。
June 30 [Sat], 2007, 10:42
じる
>かるきんさん
初めまして。TB&コメントありがとうございます。
初日ご一緒だったのですね。ホワイエはカメラを携えた一般のお客さんが沢山いらっしゃいましたよねえ。私も開場と同時に劇場入りし、開演5分前のベルが鳴るまで粘ってました(笑)。

エルファバとグリンダの関係性とそれぞれの成長の描き方は素晴しいですよね。反発から始まった2人が親友となりそして別々の人生を選んでいく…非常に普遍的なストーリーですが、主演お2人の相性の良さも合って2幕後半辺りではすっかり感情移入してしまいました。

私も今の所手元にチケットはありませんが、濱田エルファバ&沼尾グリンダの組み合わせが他にはちょっと想像出来ないほど良かったので。キャス変がある前に是非もう一度観たなあとお財布とスケジュール帳を付け合せて悩み中です。
June 21 [Thu], 2007, 23:39
はじめまして!かるきんといいます。
私も、初日に見てまいりました。ホワイエでの観客ウォッチは私も同列でやっておりました(^^;

私もかなり単純思考なのでエルファバとグリンダ、2人の関係性が一番好きな部分です。自分はオヤジなんですけどね(笑)

観劇後、次のチケットもたぬまま、いろんな方の感想を読み、フムフム(u_u)と思い返しているところです。

そんなこんなで、TBお願いしてしまいましたm(__)m よろしくお願いします。
June 20 [Wed], 2007, 0:47
じる
「ウィキッド」に関しては不思議とチケット運に恵まれまして、日本上演初日の場の空気を味わう事ができて幸せでした!

私も「オズ〜」の原作はドロシーと旅の仲間の顔ぶれをボンヤリと覚えていた程度だったですが、上演が決まってから子供用の文庫本を買って復習しました。「ウィキッド」の伏線になっている部分が凄く多いですし、大人になってみると意外とドロシーを「残酷だなコイツ…」と感じたりして(汗)面白かったです。

さすが四季だけあって初日からクオリティは高いですが、お芝居のシーンが多いので開幕から1ヶ月位立った頃が丁度良い時期かもしれませんね。私のレポ、一応ネタバレには気をつけたつもりなのですが大丈夫でしたでしょうか?あ、そういえばプログラムの演出家の対談記事は思いっきりネタバレてますのでご注意を〜。
個人的な好みもあると思いますが、「オペラ座」や「CATS」の様に「観終わったらまたすぐ次が観たくなる!」という作品ではない気がしますが、結構あとからじわっと来ます。舞台美術が本当にキレイなので、視覚的なイメージが頭の中に残るような気がします。

福井さんは確か週途中で突然姿を消されましたよねえ?マンカスもタガーもラダメスも人手不足なのに何故っ?と要らぬ心配をアレコレしていたのでご本人を見かけて興奮してしまいました。

勇気というよりも「何て話しかけるべきか」という機転が利かなくてダメな私です。「応援してます!」とか「頑張って下さい!」とかで良いのでしょうか。それとも思いの丈をこめて「す…好きデス!!」とか(←ただの怪しいヒト)。四季の場合は役者さんを特別扱いしちゃいけないのかなあという遠慮もあったりするのですが、よく考えたら私の様に物陰から物欲しげにジットリ見つめている(汗)よりは、素直にサラリと「握手して下さい〜!」と言った方が役者さんも嬉しいのかなあと思ったり。ホント猫の握手の醍醐味というか貴重さを改めて実感ですね。

智恵さんが明らかに「エビータ」抜けと思われる今日のキャス変でしたが、芝さんがまだJCSなのでチェは気になりますよね。福井さんのヒゲ1つで色々と想像が膨らみます(笑)。
June 18 [Mon], 2007, 23:55
purely
こんばんは。
プレビューに引き続き初日も観劇なんて、本当にいいですね〜。
アドバイスをありがとうございます。「オズの魔法使い」は、はるか昔に子ども向けの本を読んだきりなので、DVDを借りるか、原作を読んで、より楽しく観劇できたらなあと思います。
マイ初日は1ヵ月後なのですが、それまであまり前知識を入れすぎず、固定観念を植え付けすぎないようにしておきたいなあと思っております。・・・なんて言いながら、本当は我慢できず、じるさんのプレビューのレポや追記部分もちょっとだけのぞかせていただきました。さらっと読ませていただいただけでも、本当にワクワクドキドキ。期待が膨らみます。マイ初日が終わったら、改めてじっくりレポを読ませてください。

さて、ミーハーな私は、福井さん情報にくいついてしまいました。
お元気だったんですね。私も福井さんは、好きな俳優さんの一人です。ここ数ヶ月舞台に立ってみえなかったので、密かに心配しておりました。髭姿ですか!ラダメスが近いのかなあ。「エビータ」は京都後、全国公演だから、確かにチェもあるかもしれませんね。勝手に想像してテンションあがってきました。
きっと同じ状況に私が置かれても、握手を求めること出来ないと思います。ああ、「キャッツ」って本当にいいですよね。向こうから手を差し出してくださるなんて・・・。青山マンカスも長くなってきたので、エジプト(もしくはアルゼンチン)に行く前に、ネコ屋敷に立ち寄るという可能性も0というわけではない気がしますが。
June 18 [Mon], 2007, 0:02
Profile
Name:じる
趣味はミュージカル鑑賞。劇団四季と東宝系の作品を中心に観ています。コメント・TB歓迎です。ただし不適切と思われるコメント・TBは、予告無く削除させて頂く場合がありますのでご了承下さい。
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