自閉症児の学習法、京都大学が試み

March 06 [Sat], 2010, 19:49
東京、小金井市、発達障害児の「療育」「学習支援」「フリースクール」、2歳児〜成人、「スプラウツ

自閉症、学習障がいを持つお子さんの学習法:京大が試み

  京都大霊長類研究所(犬山市)の正高信男教授(53)(比較行動学)のグループが、名古屋市と協力して、自閉症や学習障害など発達障害の子どもたちの学習を支援するモデル事業を、6月からスタートさせる。
 正高教授は、ヒトの赤ちゃんが言葉を覚えるプロセスを探るなど、霊長類のコミュニケーション研究が専門。脳の発達を促すパソコン教材を独自に開発し、2004年から2年間、犬山市で発達障害の小中学生4人を対象に、読み書き、計算の学習指導をしたところ、子どもの言語機能をつかさどる脳の機能が2〜3か月で活性化。半年で改善することが確認されている。
 発達障害支援に取り組んでいる名古屋市からの要請で、正高教授は6月から同市児童福祉センターにスタッフ3人を派遣する。2日から毎週1回、同市内の小学生9人を対象に学習指導を行う。
 指導の内容は、パソコンに短いひらがなの文章を入力させながら読み書きに習熟させたり、「7足す□は13」などの計算式の空欄に入る数字を即答させたりといったもので、教材はメールで子どものパソコンに送り、自宅でも学習を続けてもらうことにしている。
 モデル事業は3年間の予定で、子どもの能力や個性に応じて、教材やカリキュラムの内容を調整していくことにしている。
 正高教授は「いじめや不登校の問題に追われるなどして、発達障害に対する学校の理解は必ずしも高いとはいえない。発達障害の子どもはやる気があっても手助けしてやらないとうまくいかない。名古屋市と協力して、成果を上げていきたい」と話している。
(2008年5月28日 読売新聞)

古い記事になってしまいましたが、現在、スプラウツではこの研究に関連して関係部署と連絡をとり、最新の情報を入手するとともに場合によっては共同研究ができればと考えております。 再度、この記事に関連しての情報は掲載いたします。

  スプラウツでも設立当初より、ダウン症のお子さんのパソコンを取り入れて学習を試みた結果なかなかの成果がみられました。また、現在でもお子さんの特性を踏まえながら自閉症をはじめとしPDDなど多くのケースでパソコンは積極的に取り入れています。学習のツールとしてはとても評価できる一つであると考えておりますが、パソコンで何もかもが解決できるという訳ではありませんので、その辺は指導する側の経験に依るところ大だと考えております
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