本当は、国字に関する定義からやったほうがいいのかもしれないが、堅苦しいので、皆さんご存知の「畑」の字と関連で「畠」の字を取り上げることにした。
国字に関しては、中国などにない字を日本で作ったというレベルの知識でかまわない。
「畑」は、常用漢字にあり、小学4年生で習うので、皆さんよくご存知ですね。「畠」については、去年の人名用漢字の改定で、新しく人名用漢字になったので、だんだん親しみがもてるようになると思います。
実は、「畠」の方が古い字で、「はたけ」と読み、水がない乾いた「田」の意で、今、普通に言う「はたけ」のことでした。
「畑」は、焼畑のことを「火田」といったのを、「火」を上に「田」を下にして作られました。この国字を「火」を左に「田」を右に置いたのが、今の「畑」という字なのです。この字は、「はた」と読み、焼畑のことを表しました。
その後、二つの字が混同して使われるようになり、「畑」が優勢になり、現在にいたりました。
なお、「畠」は、日本の古い辞書(9世紀末)が、中国の文献を引く中にありますので、国字でない可能性が高いのですが、この中国の文献が、現在に残っていないので、確定的なことは、いえません。
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