和製漢字(国字)に関するブログ。国字説のあるものの多くに誤りがあり、また多くの国字が漢和辞典に採用されていない現状があり、「和製漢字の辞典」というホームページを作ったが、かなり難しい内容でもあり、また5年以上改訂していないため、現時点での研究成果を素人の方にもわかりやすく説明したいと思い、ブログの形式をとることにした。 サーチエンジン最適化

2006年04月
« 前の月    |    次の月 »
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30
メールフォーム
タイトル

内容
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:jitenfeti
読者になる
Yapme!一覧
読者になる
(22)「国構えに皇」は、「国・國」の異体字ではないのか / 2006年04月22日(土)
22回。



 「国・國」の音は「コク」、訓は「くに」である。「国構えに皇帝」も同じである。


 それなら、異体字ではないかといわれる方もいるだろう。


 確かに、音訓は同じだが、「国構えに皇」は、単なる「くに」ではなく、「天皇陛下が治められる国」、皇国の意であり、民主主義国家を言うのには、「国・國」などを使うべきであって、「国構えに皇」を使うことは適切でない。



 異体字であれば、形音義のうち、音・義が違うのだが、「国構えに皇」は、「国・國」と音訓とも読みは同じで、義は同じ部分もあるが、異なっている部分もあるので異体字ではなく、日本でできた字なので、国字である。



長く更新していなかったので、25位に落ちました。

ホームページランキング


こちらもクリックして応援してください。

人気blogランキング


こちらもクリックして応援してください。

 
   
Posted at 11:52 / 部首3画 / この記事のURL
(21)国字の定義その1-4 / 2006年03月12日(日)
21回。


 長くなるので、いくつかに分けた今日の分の4回目(本日分の最後)である。



 現実には、異体字・方言文字・個人文字の問題があるが、難しくなるので、後日別の話題とすることにする。


 なお、この日本人が作った漢字体の文字という意味での国字という用語を、和製漢字という場合があるが、この場合も広義にとらえるか狭義にとらえるかという問題はある。


 私の場合、国字は最狭義に、和製漢字は、その場合よりやや広義に使っている。



長く更新していなかったので、10位に落ちました。

ホームページランキング


こちらもクリックして応援してください。

人気blogランキング


こちらもクリックして応援してください。

 
   
Posted at 12:11 / 定義関係 / この記事のURL
(20)国字の定義その1-3 / 2006年03月12日(日)
20回。


 長くなるので、いくつかに分けた今日の分の3回目である。



 実は、日本人が作ったが中国などにある漢字の字形と一致してしまったという場合と、中国などにあることが分かっているが、意味を追加するのに都合がいい字なのでそうしたと言う場合の区別が付かない場合が多いのである。


 これを別の視点から言うと、同じ漢字を作っても既にあることを知っている人が作ると国訓、漢字にあることを知らない不勉強な人が作ると国字ということになってしまうと、理論的整合性が取れないと言うことになる。


 よって、第一段階として、それまでの漢字圏諸国のいずれにも同形の文字がなかったもので、日本人が漢字に倣って作った漢字体の文字ということにしたい。



長く更新していなかったので、10位に落ちました。

ホームページランキング


こちらもクリックして応援してください。

人気blogランキング


こちらもクリックして応援してください。

 
   
Posted at 11:57 / 定義関係 / この記事のURL
(19)国字の定義その1-2 / 2006年03月12日(日)
19回。


 長くなるので、いくつかに分けた今日の分の2回目である。



 では、日本人が作った漢字ならすべて国字と言えるだろうか。


 そうだとする立場の方もいるにはいるのだが、その説は、ここでは採用しない。


 例えば「椿」は、「春の木」ということで、日本人が「つばき」の意の字として作ったと言われるが、中国では、「ちゃんちん」という木の名前などに既に使っていた。


 このような字を国字とすると、「沖(おき)」・「森(もり)」なども国字としなければならなくなる。これらの字のことを国訓と言うが、既にある漢字に日本人が新たな意味を付け加えたことをあらわす用語である。



長く更新していなかったので、10位に落ちました。

ホームページランキング


こちらもクリックして応援してください。

人気blogランキング


こちらもクリックして応援してください。

 
   
Posted at 11:48 / 定義関係 / この記事のURL
コメント(3)
(18)国字の定義その1-1 / 2006年03月12日(日)
18回。


 長くなるので、いくつかに分ける。



 本日は、国字の定義その1の範囲のみであるが、素人が理解しておけば良い範囲は、はいっていると思う。



 素人むきの国字のブログという考えなので、あまりがっちりした定義めいたことを書かずに、こんなことだろうと感じ取っていただくのでいいかなと思っていたので、あえて定義を書かなかった。


 しかし、このブログを見ていただいている方の中に、書くようにといわれる方もあるので、あまり硬くならない程度に書いてみようと思う。


 ここで言う国字は、日本人が漢字に倣って作った漢字体の文字ということである。


 その他色々な場合に国字という用語を使うのだが、そういった場合を含めての定義は、私のホームページ「日本語を読むための漢字辞典」を見ていただきたい。


 このブログでの国字の用法は、他の場合の用法は、含まないので、ここの話にも取り上げない。



長く更新していなかったので、10位に落ちました。

ホームページランキング


こちらもクリックして応援してください。

人気blogランキング


こちらもクリックして応援してください。

 
   
Posted at 11:28 / 定義関係 / この記事のURL
コメント(6)
(17)「国」は、国字か / 2006年02月25日(土)
17回


 『国字の字典』に国字とあるので、あるいは、そう思っている方がいるかもしれない。


 しかし、このことは、二つの点で否定できる。


 第一に、「国」は「コク・くに」と読み、読みも意味も「國」と同じであり、「國」と異体字関係にあるということである。


 もうひとつは、『簡化字源』にあるように、「国」の字は、南北朝時代の中国で使われだしたということである。


 このような誤りは、『国字の字典』のみならず、漢和辞典においても、往々に見られることであるので、取り上げた。


 前回更新後に3位になりましたが、長く更新していなかったので、7位に落ちました。

ホームページランキング


こちらもクリックして応援してください。

人気blogランキング (5位21位・23位も私のブログです。)


こちらもクリックして応援してください。

サーチエンジン最適化

 
   
Posted at 13:38 / 部首3画 / この記事のURL
(16)象棋の駒に書かれた「俥」は、漢字ではないか / 2006年02月06日(月)
16回


人力車の意の国字とされる「俥」は、明治時代に人力車が発明されてから使われだしたのは、当然のことである。


それに対し、象棋の駒に書かれたのは、13世紀ごろからであることが確認されている。


また、使用開始時期が明確ではなく、日中いずれで使われだしたかわからないが、人力車の意よりは、早いものとして、仏教の省字がある。


これらの情報を漢和辞典の編集部の多くに送っているが、いまだに人力車の意の国字であると漢和辞典には書かれている。


それで、漢和辞典の編者たちは、中国の象棋の駒に書かれてある「俥」を漢字と考えていないのではないかと思ってしまう。


「俥」以外にも「車・仕・砲・馬」などが記されているのだが、いずれも漢字でないというのだろうか。


また、中国の象棋の駒に書かれているこれらは、漢字でないが、日本の将棋に書かれている「飛車・金・銀・桂馬」などは、漢字であると、首尾一貫しないことを言うつもりであろうか。


長く更新していなかったので、8位に落ちました。

ホームページランキング


こちらもクリックして応援してください。

人気blogランキング (5位21位・23位も私のブログです。)


こちらもクリックして応援してください。

 
   
Posted at 18:45 / 部首1画・2画 / この記事のURL
(15)「雪」という字が含まれる国字 / 2006年01月21日(土)
15回


以前、他のブログに書いたものを、改訂したものであることを、事前にお断りしておく。


「昨日は、全国的に雪のところが多かったようですが、朝起きると、今年初の雪でした。おかげで、交通機関も遅れていましたが、ということで、今日は、雪を取りあげます。と言って、どこかから出ていた本のように、雪のつくことばの紹介をするわけではありません。「雪」という字が含まれている漢字(和製漢字を含む)についての話です。」と昨年2月2日に書きましたが、今年は既に降雪があったものの、夜1cmほど降った雪が、次の日にはなくなっていたというレベルでした。


ところで、皆さんは「雪」という字が含まれる漢字をどのぐらいご存知でしょうか。と言うか、ほとんどが和製漢字(国字)です。まず、JIS漢字からです。「鱈」は、ご存知魚の名前、「タラ」です。私のサイトに来られる方でしたら、「橇(ソリ)」の意の「艝・轌」も知っているぞと言われるでしょう。国字に興味がある方でしたら、木の名「(たら)」や地名用字「膤(ゆき:熊本県水俣市に膤割(ゆきわり)がある。)」もご存知かも知れませんね。この6文字の内、「雪」のみが漢字です。


JIS漢字外に目を向けると、秋田県の地名に使われる「米偏に雪」、吹雪の意の「風構えに雪・門構えに雪」、ミゾレの意の「雨冠に雪」、あられの意の「九の下に雪」・「丸の下に雪」、雪の異体字「三水に雪」などがあります。


このうち、「門構えに雪」の字が読めるか、角川書店の俳句大賞の担当の方に聞いてみました。「風構えに雪」も同じ意味だというと、「ふぶき」ですかという返答があった。「凩」などからの類推か、ヒントが簡単すぎたのか、あっさりと読まれてしまったわけである。


長く更新していなかったのに、3位です。

ホームページランキング


こちらもクリックして応援してください。

 
   
Posted at 16:28 / 部首8画 / この記事のURL
コメント(11)
(14)「杁」は、国字か / 2006年01月09日(月)
14回


ホームページ「和製漢字の辞典」には、次のように書いてある。これは、地名例以外は、省略していない全文である。


ホームページは、5年以上更新しておらず、その間に国字の定義も精密化した。当然、国字か否かの判断が変わっているものも幾つかある。


「杁」についても再検討してみた。その結果は、ホームページ版の解説の次に入れてあるので、ホームページ版を読んでから、見ていただきたい。


『新撰字鏡天治本』(農業調度)に「江夫利」、『名義抄(観智院本)』に「[村−寸+旦]正(中略)杁俗」、『色葉字類抄(永禄八年写二巻本)』に「エフリ ハツ」、『玉篇要略集』に「ヱフリ シウ」、『弘治二年本倭玉篇』に「ハツ エフリ [村−寸+(豚−月)]同」、『増刊下学集』・『永禄二年本節用集』・『易林本小山板節用集』などに「エブリ」、『堯空本節用集』に「エブリ [村−寸+八]歟」、『天正十七年本節用集』に「杁入(こみいる)」とある。[村−寸+八]の異体字として発生した文字が「圦」・「込」の影響を受け、訓義・用法を広げていったものか。国字とするのは疑問がある。


「杁」が「木偏に八」の異体字としてできたことには、異論がないだろう。形音義のうち、形が違うだけで、音義が同じなのであるから、そう判断できる。


その後、「圦」・「込」等の影響を受けて、訓義を広げていったのである。


異体字は、音義が同じであることが、条件であるから、人名・地名の特殊訓は、判断の埒外とするにしても、異体字とすることができなくなっている。


 よって、「杁」と同形の文字が、中国などにない限り、国字とすべきであろうと考える。


長く更新していなかったのに、3位争いをしております。引き続きクリックして応援をお願いします。

ホームページランキング


こちらは、5位です。クリックして応援してください。

 
   
Posted at 13:34 / 部首4画 / この記事のURL
(13)「々」は、国字ではない / 2006年01月06日(金)
13回


「々」の字源は,大別して二つある。


中国の繰り返し記号である「二の字点」が変化したものという説と,「同」の異体字とされる「仝」が変化したものという説である。


あとの説だと、その途中経過があと付けできないが,前者ではそれが出来るので,私は前者の説を取っている。


しかし、いずれが正しいにしても,「々」は和製漢字とほぼ同義の意味での国字ではない。


漢字というには,形音義が無ければならないが,「々」には、特定の読みも意味もない。


前に来る漢字を繰り返すという意味の記号に過ぎないからである。


より難しくなってもいいから,もっと詳しいことが知りたいという方は,私のホームページ「日本語を読むための漢字辞典」のコンテンツ「和製漢字の小辞典」の親字番号1を見ていただきたい。


長く更新していなかったのに、3位争いをしております。引き続きクリックして応援をお願いします。

ホームページランキング


こちらは、8位です。クリックして応援してください。

 
   
Posted at 18:37 / 部首1画・2画 / この記事のURL
  | 前へ  
 
Powered by yaplog!