【名勝負VTR】浦和?G大阪の05?14年

November 20 [Thu], 2014, 12:32


05年11月12日、浦和を突き放すゴールを決めて「一番」はちまきを巻くG大阪FWアラウージョ






 22日のJ1第32節の首位・浦和?2位・G大阪(埼玉)の直接対決は、浦和が勝てば8年ぶりのリーグ優勝となる。00年代後半は両クラブで覇権を争ったが、その後ともに低迷を経験。しかし、見事に復活を遂げてまたタイトル争いを繰り広げている。すでにチケットが完売した一戦を前に、05年以降の両クラブ名勝負を振り返る。



 ▼2005年シーズン

 ◆11月12日 J1第30節 G大阪2?1浦和(万博)

 G大阪=首位、浦和=3位(4差)で対戦,ボッテガヴェネタ靴スーパーコピー。前半29分にFWアラウージョとMFフェルナンジーニョの個人技で先制。後半は浦和が主導権を握るが、GK藤ケ谷が好セーブを連発。耐えるホームのG大阪は後半38分にFWアラウージョがカウンターから追加点。アラウージョは「一番」のはちまきを巻くゴールパフォーマンスをした。直後の同40分に浦和DF三都主が直接FKを決め1点差に迫るが、反撃もここまで。G大阪はこの後3連敗で首位から転落するが、最終節で劇的な逆転優勝を果たした。



 ▼2006年シーズン

 ◆12月2日 J1最終節 浦和3?2G大阪(埼玉)

 浦和=首位、G大阪=2位(3差)で対戦。浦和は2点差以内の敗戦なら優勝が決まる有利な状態だったが、前半21分にG大阪FWマグノ・アウベスのゴールで先制を許す。しかし、浦和は同27分FWがポンテが同点弾を奪うと、同44分に勝ち越し。後半14分に再びワシントンがゴールを決めた。浦和は1年間ホーム無敗(17試合)というJ初の快挙で、リーグ優勝に花を添えた。G大阪はウイルス性肝炎で長期離脱していたMF遠藤が、後半9分から途中出場を果たした。



 ◆07年1月1日 天皇杯決勝 浦和1?0G大阪(国立)

 リーグ最終節から約1か月を経て、タイトルをかけた再戦。シュート数では6?21とG大阪が圧倒したが、浦和の堅守の前に1点が奪えず。焦るG大阪を尻目に浦和は後半42分にFW永井が決勝ゴールを決めた。この試合で浦和・ブッフバルト監督は退任。一方のG大阪もクラブの象徴・宮本が「ジグソーパズルでいえば『最後の1ピースがどこに行ったのかな』という気持ち」「ずっと勝ち続けられる強いチームであってほしい」との言葉を残し、海外へ移籍した。



 ▼2007年シーズン

 ◆7月14日 ナビスコ杯準々決勝第2戦 G大阪5?2浦和(万博)

 台風4号が接近し豪雨の中、第1戦を1?1のドローで終えた両雄が激突。G大阪はMF家長が存在感を見せつけ、1ゴール1アシストの活躍。またU?20W杯から帰国したばかりのDF安田がフル出場と、代表組抜きでも強さを見せつけた。G大阪はこの年、ナビスコ杯初制覇を果たす。



 ◆8月15日 J1第20節 G大阪0?1浦和(万博)

 首位G大阪は、リーグ戦ホーム連続無敗記録更新を狙い勝ち点4差で2位の宿敵と激突。ゼロックス杯、リーグ戦、ナビスコ杯とこのシーズン5度目の対戦で、1か月前のようなゴールラッシュを狙ったが、再三の決定機を生かせず。浦和は後半17分にFWポンテのFKを永井が右足で決め、敵地での逃げ切り勝ち。浦和はこの年、アジアCL制覇を果たすが、J1では最終節に最下位・横浜Cにまさかの敗戦で連覇を逃した。



 ▼08年シーズン

 ◆5月17日 J1第13節 浦和2?3G大阪(埼玉)

 両サポーターが衝突し、制裁金が課された。試合前にG大阪サポーターが水風船などを浦和サポーター席に投げ込んだことに端を発した。試合後、勝利したG大阪が円陣を組んで喜びを表したことで選手同士がもみ合いになり、スタンドも混乱。約5000人の浦和サポーターがアウェー席出口に集結したため、G大阪サポーター約800人は最長3時間半、スタンドでの待機を余儀なくされた。事態を重く見たJリーグは、浦和に2000万円、G大阪に1000万円の制裁金を科した。鬼武チェアマンは「G大阪サポーターの挑発行為が問題の起因。しかし、ホームに重大な責任がある」と断じた。また、このゲームの後半では、G大阪・明神がいないまま試合が始まる珍事もあった。



 ◆10月22日 アジアCL準決勝第2戦 浦和1?3G大阪(埼玉)

 アジアの舞台で対戦。第1戦は1?1で引き分けて迎えた決戦で、ホームの浦和はFW高原のゴールで先制。しかし、G大阪は後半6分にCKから山口が得意のヘディング弾を決め流れを変える。同27分に再びCKから明神がゴールを決めて勝ち越すと、同31分に遠藤が3点目を流し込み、試合を決定づけた。勢いに乗ったG大阪は、前年の浦和に続きアジアを制覇した。



 ▼09年シーズン

 ◆8月15日 J1第21節 G大阪1?0浦和(万博)

 ロスタイムの劇的なゴールでホームのG大阪が勝利した。後半41分に投入されたG大阪FW播戸は、スルーパスに抜け出しループシュート。DF阿部にゴール寸前で阻まれたが、こぼれ球をすぐさま拾い、GK都築の股間を抜いた。播戸の決勝ゴールは万博競技場通算500ゴールとなるメモリアル弾だった。



 ▼10年シーズン

 ◆7月18日 J1第13節 G大阪3?2浦和(万博)

 再びロスタイムに試合が大きく動く試合だった。G大阪が1点リードの後半48分、浦和がセットプレーからエジミウソンのゴールで土壇場に追いつく。しかし、W杯16強から凱旋したG大阪の背番号「7」はあきらめなかった。ペナルティーエリア外から、MF遠藤が美しい軌道を描く決勝弾をゴール左上に突き刺した。「寄せてきたDFの位置も分かっていた。コースにさえ飛べば入るなと思った。そんなに難しくない」との冷静さが呼んだゴールだった。



 ◆12月25日 天皇杯準々決勝 G大阪2?1浦和(万博)

 1?1で延長戦にもつれた試合を決めたのは、野心あふれるG大阪・宇佐美だった。延長前半13分、DF下平からのロングボールをFWルーカスが受け、宇佐美へパス。「トラップした瞬間にスペースがあったので、入る確信があった」。右足を振り抜くと、浦和のDF山田とGK山岸に当たりながらも、ゴールマウスに吸い込まれた。この年、久々に両クラブとも無冠となった。



 ▼11年シーズン

 ◆10月2日 J1第28節 G大阪1?0浦和(万博)

 降格の危機に瀕する浦和が、クラブ創設20周年を祝うライバルの記念試合で敗れた,ボッテガヴェネタ靴スーパーコピー。前半28分にMF遠藤はセンターサークル付近でパスを受けると、相手DFラインの裏に抜け出したFWイ・グノに、浮き球で約40メートルのパス。韓国代表FWが冷静に決めて先制して、J通算300勝を挙げた。浦和は降格ライン付近をさまよったが、最後に踏ん張って最終節でJ1残留を決めた。この年、G大阪を10年間率いた西野監督が退任。ガンバの一時代が区切りを迎えた。



 ▼12年シーズン

 ◆6月16日 J1第14節 G大阪1?2浦和(万博)

 またしてもロスタイムに試合が決まった。前半29分にリーグ100試合出場となる原口が同点ゴールを決めて追いつくと、1?1の後半47分、柏木からのパスに反応した梅崎がゴール。07年8月となる対G大阪戦の勝利をつかんだ,ボッテガヴェネタ靴スーパーコピー。G大阪は2試合連続で後半ロスタイムに失点して敗戦。14試合を終えてたった2勝と、西の雄のどん底状態を象徴する試合となった。



 ◆9月22日 J1第26節 浦和0?5G大阪(埼玉)

 シーズン不調の16位・G大阪が突然輝きをみせ5発大勝した。前半にMF阿部とFWレアンドロのゴールで折り返すと、後半15分に再びレアンドロ。さらに同42分と同47分にFWパウリーニョが2得点した。試合前は3位だった浦和はホームでのリーグG大阪戦で6年連続勝ちなし。なおこのシーズン、G大阪は最後まで低迷。他会場次第ながら勝てばJ1残留の可能性があった最終節で磐田に敗れ、クラブ史上初のJ2降格となった。



 ▼14年シーズン

 ◆3月1日 J1第1節 G大阪0?1浦和(万博)

 FW佐藤と遠藤の2トップで挑んだG大阪のJ1復帰初戦。しかし、13年J1最多の66得点を誇る浦和の前に、前半は押し込まれ、守備に奔走。後半は運動量の豊富なMF大森を投入し、29分からは遠藤を本来のボランチに戻して主導権は奪ったが、最後までゴールを割ることはできなかった。浦和は前半43分にDF槙野が混戦からゴール。ブラジルをイメージした情熱的なダンスを披露。クラブにとって21シーズン目のJ1で初の開幕戦完封勝利となった。