プロゲステロン注射液

February 23 [Thu], 2012, 19:30
プロゲステロンは通常の経口投与などでは代謝分解されやすく、医療現場ではめったに使用されることはなかった。プロゲステロンクリームのメーカーや、これを推奨する一部の医師は、クリームを肌に塗布することがこの問題点を克服する方法であると主張する。

日本薬局方収載品は、プロゲステロン(結晶性の粉末)、プロゲステロン注射液(油性の注射液)の2品。 生殖補助医療(ART)のホルモン補充療法(Hormone Replacement Therapy; HRT)に用いられる。これまでは天然型プロゲステロンの筋注製剤を用いたり、ウトロゲスタン膣坐剤などの海外製品を医師が個人輸入の形で入手、あるいは院内製剤として自作していたが、2014年9月26日に「ルティナス膣剤」(フェリング・ファーマ)の製造販売が承認された。ARTにおける黄体補充の適応を有した日本初の膣内投与製剤となる[15]。専用のアプリケータ(使い捨て)を用いて膣内に挿入する。同年12月販売開始となったが、薬価未収載である。
塗布後の血中プロゲステロン濃度の上昇であるが、実際に2-5 ng/ml程度の血清濃度の増加があるという報告がある。
http://men.eye-s.com/
近年になってからも骨粗鬆症の予防や治療、更年期障害の緩和の効果が検討されたが、偽薬との差を見出すことは出来なかった。
以上のように、市販のプロゲステロンクリームの薬理作用、治療効果は現状では立証されていない点が多く、特にメーカー側の説明は誇大ともいえる状況にある。実際に2007年10月には、米国連邦取引委員会(FTC)は、プロゲステロンクリーム販売の7社に対し、「骨粗鬆症の予防および治療」「子宮内膜がんの予防」「(通常はプロゲステロンの重大な副作用である)乳がんの発症リスクがない/むしろ予防効果がある」の3点に関しては科学的根拠がなく、虚偽広告がなされていると告発している。
http://maracine.be/

近年、医療の現場ではプロゲステロンを膣座薬や膣ジェルなどに加工したものが使用されており、一定の効果を上げているが、「自然なプロゲステロンを使用している」いうキーワードで自らの製品を関連付けて宣伝するメーカーも散見される。
しかしながら、プロゲステロンは健康な女性の生理周期のピーク時で30-45 ng/ml、妊娠中にはさらに大量の分泌がなされるものであり、クリームによるプロゲステロンの補充が、メーカーによって宣伝される更年期、生理前後の不調の緩和には不十分ではないかと懸念されている。
http://www.tobiasostlund.se/edubiyaku/konnponn.html
また多数のメーカーが生産しており、医薬品のホルモン製剤に比べてFDAの監視も緩やかとなるため、品質やホルモンの含有量に必ずしも信頼が置けないという問題もある。
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