ウォーキングのためのJAZZの2枚目はジョン・ピザレリ。
名前からわかるようにイタリア系のアメリカ人で、父もJAZZギタリスト。
タイトルのミスター・コールとはコール・ポーターではなくナット・キング・コール。ボーカルの名手のナット・キング・コールのナンバーに挑んだ作品だ。ギターとピアノ、ベースというドラムレスの構成はナット・キング・コール・トリオの編成と同じ。
甘いマスクに甘い声といえばチェット・ベーカーを思い出すが、演奏する楽器が違うと歌い方も楽器に似てくる。ナット・キング・コールはピアノのようにチェット・ベーカーはトランペットのように、そしてジョン・ピザレリはギターのように歌う。JAZZの特色のひとつに「楽器が歌声をまねる」ということがあるとレナート・バーンスタインはJ「AZZとは何か」というCDの中で語っていたが、まさにそのことがよくわかる。ナット・キング・コールが歌ってヒットしたJAZZスタンダードをピザレリの解釈で歌うという感じで、ナット・キング・コールのものまねではないところがいい。18曲も入っているが、有名なところでは「ルート66」「アンフォーゲタブル」「ペイパームーン」など。
ギターがこ気味よくコード刻む音は足取りが軽くなるのでウォーキングにはぴったりの一枚だ。
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