犬のマーキングとは 

March 12 [Thu], 2015, 12:31
犬にとって散歩は欠かせない運動です。散歩をオシッコやウンチをさせるために外に連れ出すのだと思っている人もいます。でも散歩はトイレのためではありません。お日様にあたたっり、外の空気を吸ったり、犬が健康にを保つために必要なことなのです。
散歩に連れ出したときに、オス犬は電柱や車道のフェンス、ときにはお店の看板にまでオシッコをかけます。オシッコをかける前に立ち止まって、オシッコをしようとしている電柱の臭いをクンクン嗅ぐこともあります。犬たちの散歩道にあたる家の垣根に「オシッコをさせないいで」と札が掛かっている家があります。確かに自分の家の垣根が、犬にかわるがわるオシッコされたらたまりません。
ですが散歩中にするオシッコは、やめさせることがかなり難しいオス犬の習性です。これはオシッコがたまったから出しているのではないからです。このオシッコは犬が野生だった頃の本能に基づく「マーキング」と呼ばれる習性なのです。、犬は野生だった頃、群れで狩猟生活を送っていました。そのとき群れごとに、狩をする縄張りが決まっていました。自分たちのテリトリーであることを示すために、犬の祖先は縄張り内のあちこちにオシッコをかけて臭いづけをしたのです。これがマーキングです。散歩の途中でチョロッとかけていたのは、散歩コースが自分の縄張りなんだと主張するためです。
オシッコをかけようとしている電柱などの臭いを、オシッコをかける前に嗅ぐしぐさは、そこに残されている別な犬がマーキングを残した臭いを確かめるためです。どんな犬が通っていったのか、犬はマーキングに臭いから分かるのです。オス犬は、生後7〜8ヶ月ごろからマーキンングし始めます。これは、その子が思春期を迎えて大人に近づいたことを示しています。マーキングは「ここに強いオす犬がいるぞ」という、メス犬に対する性的なアピールでもあるのです。片足こそ上げませんが、実はメス犬もマーキングをします。普段メス犬は、散歩に出ても溜まった尿を出すために一度か二度、しゃがんでオシッコをする程度です。ところが、発情期を迎えると、あちこちにしゃがみ込みチョロリ、チョロリとマーキングします。「ここに成熟したメス犬がいるわよ」と臭いでオス犬に教えるのです。
マーキングを完全にやめさせることは難しいでしょう。とはいえ他所のお宅門柱や塀などでやたらとマーキングさせるのはトラブルの元です。他所のお宅の門柱などに近寄ったりしたときには、リードを強く引いて「ダメ」と引き離せば、迷惑をかけずに済みます。ただときには許されるものにマーキングさせあげ、犬の本能を満たしてあげましょう。



ウンチの後に土をかけようとするのは? 

January 28 [Wed], 2015, 9:27
散歩に連れ出した飼い犬がフンをするとき、
大抵は歩道の脇の植え込みの陰や空き地の草むらなど、
舗装されていない土のある場所を選ぶはずです。
そこで気持ち良さそうに踏ん張ってウンチをした犬は、
後足で少し離れた場所の土を勢いよく跳ね飛ばします。

ウンチの後に、後ろ足で土をかくしぐさは、オス犬がフンを
した後に見せる行動です。土をフンにかけて、フンを埋めようと
しているようにも見えます。ただ地面を後ろ足で引っかくのは
確かなようですが、猫のように砂をていねいにかけているのでは
ないようです。
実は、犬はフンを隠そうとして土をかけているわけではありません。
猫がウンチに砂をかけるのはニオイを消して自分の存在を
隠そうとするためですが、犬の場合は全くの逆なのです。

猫は狩猟のためには獲物に自分の気配を悟られないように
することが必要なため、フンを丁寧に埋めて隠します。
けれど犬にとっては自分の縄張りを他の群れに示すことが、
獲物をゲットする最初の一歩になります。
そこで、その主張のひとつとしてフンを堂々とさらしておくのです。
しかも、それだけでなく、足の裏にある汗腺から出るニオイを土に
こすりつけて周囲に撒き散らします。自分の存在を巨大に見せ
「ここはオレ様の縄張りだ」と主張しようとしているのです。
さらに、フンの周囲を引っかけば、その周辺の草が飛び散ったり
枯れ草が撒き散らされたりして、ニオイばかりか視覚的にも
自分の存在をアピールできます。

犬がウンチの後に土をかけようとするしぐさは、ウンチを隠すため
ではないどころか、ウンチを目立たせるための行動なのです。
しつけで直そうとしても本能に基づく行為ですからやめさせるのは
難しいでしょう。

ひたすら穴を掘るときの気持ちは? 

January 28 [Wed], 2015, 8:41
都会で飼われている犬にとって憧れの贅沢な環境って
庭で放し飼いにして遊ばせてもらうことです。
ところが、庭で自由に動き回らせてあげていると、芝生を
掘り返してみたり花壇のの土を前足で掻きだしてしまったりと、
いたずらをする犬がいます。
犬は余った食事やオヤツを土に埋めて隠します。
野生時代は、次にいつ獲物が手に入るか分かりません。
そのため狩猟で得た獲物を一度に食べきれないとき、
穴を掘って保存しておきました。この習性が今でも残っているのです。
犬は、余った食べ物を埋めるために、よく庭を掘ります。

現代のペットの獲物は、必ずしも食べ物ばかりではありません。
お気に入りのオモチャだったり、飼い主の庭用サンダル、落ちていた
洗濯バサミだったりもします。
けれど、そんな隠すものが何もないときでも、犬は土を掘り返す
ことがあります。飼い犬がこうした行動を見せるのは大抵
退屈しのぎです。庭に出してもらうと、先ずはひとしきりあちこちの
ニオイを嗅いだり、オシッコでマーキングしてみたりします。
他に何もすることがなくなると、「退屈だなぁ、ちょっと穴でも掘って
みよう」という気になるようです。
そのうち、掘ることそのものに夢中になってしまう、犬も少なくありません。
そうすると、花壇を前足で引っかいて、植えたばかりのチューリップの
球根を掘り出してしまうというイタズラにつながるのです。

もともと室内で飼われていて、たまに外に出してもらう程度ならば、
庭は刺激に満ちた空間でしょう。でも戸外に犬小屋が置かれている犬の
場合、庭は見慣れた光景で遊びなれた縄張りです。そこでは退屈する
時間も多くなり、しょっちゅう庭のあちこちを掘り返すことになってしまいます。

犬に掘るなといって聞かせるのは、まず無理です。掘られてもかまわない
柔らかい土盛りなどを作っておき、大切な花壇は柵で囲って入れなくする
など、飼い主の側で防御策をとるしかありません。





P R
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