中国各地の気候と準備する服装

May 17 [Sat], 2014, 18:03
中国はご存知の通り、日本より遥かに広大で、北と南、西と東でも大きく気候が異なります。まずは目的地や経由地の気候と気温を把握して、最適な服装や準備をしましょう。

東北方面 (ハルビン、瀋陽、大連、フフホトなど)
緯度は北海道とほぼ同じで、四季もはっきりしています。夏の時期は短いですが非常に過ごしやすく、避暑地としては最適です。冬の寒さは厳しく、厳寒期にはマイナス20度近くまで下がります。旅行に行くなら、夏か秋がお勧めです。冬場行くのならば、スキー場へ行く以上の重装備を用意(厚手のセーター、オーバー、手袋など)してください。春先は季節風の影響で、乾燥した風が非常に強いので、あまり旅行には適しません。

華北方面 (北京、天津など)
華北方面は、日本の東北地方とほぼ同緯度ですが、夏と冬の気温差が大きく、日本より四季がはっきりしています。冬場は最低気温がマイナス10度近くなる日もありますし、逆に夏場は最高気温が35度近くになる時もあります。最も旅行に適しているのは8月末から10月にかけてで、雨が少なく安定した晴天が続きます。秋は日中と夜間の温度差も大きくなりますので、1枚余分に長袖を用意するとよいかと思います。

西北方面 (ウイグル、ウルムチなど)
このあたりは四季があるものの、内陸の砂漠地帯になるため、1日の寒暖の差が非常に大きくなります。真夏でも日中は25度くらいまで温度が上がりますが、夜になると10度台まで気温が下がります。夏でも長袖やセーターなどを必ず準備しましょう。お勧めは春から秋にかけてです。冬場はかなり寒くなりますので、旅行にはあまり向きません。

華東方面 (上海、蘇州、杭州、南京など)
緯度的には九州と同じです。春(4〜6月)と秋(9〜11月)に訪れるのが雨も少なく、最も適しています。冬場は大きく冷え込むこともなく、雪も滅多に降りません(2008年は、例外的に大雪になりましたが)。夏の暑さは非常に厳しく、日中35度以上になる日も多く、真夏は旅行に適しません。日本の東京や大阪など、本州中央部の装備で十分対応できます。

華中方面 (西安、武漢、重慶など)
ちょうど中国大陸の真ん中くらいにある地域で、南側ほど夏の暑さが厳しいです。特に武漢は中国でも有数の高温地帯で、夏の旅行はお勧めできません。北側にある西安になると、乾燥した天気が多いので、夏の暑さは南側ほどではありません。春は黄砂の影響をモロに受けるので、旅行としては秋が適しています。冬も気温さえ気にしなければ晴天が続き観光には適しています。

西南方面 (ラサ、成都、昆明など)
南側ほど、夏は暑くなり四季がはっきりしています。ラサ方面は高原性気候のため、夏は涼しく、冬も厳しくありません。訪れるならば春か秋が一番適しています。夏場でも日本の春くらいの格好をすればいいでしょう。成都など南側はかなり蒸し暑くなるので、日本の真夏の格好で十分です。

華南方面 (海口、広州、桂林、香港など)
緯度的には沖縄より南の熱帯なので、夏の暑さは厳しく、また湿度も高いため、夏の観光はあまりお勧めできません。また春先も雨が多く、不適切です。9〜11月の秋に訪れるのが最適です。沿岸部では冬の寒さの影響は少ないですが、桂林など内陸部では冬も寒くなります。長袖などは必ず用意しましょう。中国で唯一常夏と呼ばれる島「海南島」は香港よりもさらに南に位置し、島南部では熱帯地方に属しているため、年中海水浴も楽しめます。

もっと詳しい中国旅行との関連情報は下のサイトをクリック下さい。

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