
最近の記事はダイビングや音楽の事ばかりですが、もともと私の趣味の中心はモータースポーツ観戦で、写真を撮る事でした。
1980年頃から自分のカメラを持って本格的に撮り始めていますので、すでにストックは膨大な量になります。(あくまでストックですよ)
その中からお気に入りの写真を撮った時のエピソードを交えて綴っていきたいと思います。
写真は全てフィルムで撮ったもの(80年代だからあたりまえ)をスキャンしたものなのでオリジナルとはちょっと色合いが異なります。
最初の写真は当然のごとくアイルトン・セナ。
この写真は1988年の鈴鹿での日本GPの時にヘアピンの立ち上がりで撮ったものです。
ヘアピンですので当然速度は100km以下。それをスローシャッターで流し撮りしています。多分1/30以下のシャッタースピードです。ホンとはセナのヘルメットにピントを合わせたかったのですが、実際にはリアカウルの「Marlboro」にピントがずれてしまいました。でもかえってセナがヘアピンのイン側に首を傾けている様子が強調されて良かったかなとも思っています。
このレースでセナは優勝して初めてのワールドチャンピオンに輝きました。マシンはマクラーレンMP4/4ホンダでターボエンジン時代の最後の車です。
この年はセナ・プロ時代と騒がれた最初の年で、マクラーレンはこの二人で16戦15勝と圧倒的な強さを見せた年です。最近のフェラーリとの違いはどちらがNo.1ドライバーという事はなく二人が常にコース上で争っていて、しかもそれが常に優勝争いになっていたところです。この年の二人はまだまだ仲良さそうに見えました。
ちなみに唯一マクラーレンの完全優勝に土をつけたのがフェラーリ。しかもエンツオ・フェラーリが亡くなった直後のイタリアGP。またまたよりによってセナをリタイアに追い込んだのが第一期ホンダF-1時代にホンダF-1で事故死したジョー・シュレッサーの甥のジャン・ルイ・シュレッサー(しかもウィリアムズでの代役出走)。何か因縁めいたものが当時の話題になりました。