
ザ・ビートルズが来日して来年でちょうど40年になります。1966年の武道館公演はさまざまなメディアで紹介されてきましたが、今回発売された NON PLUS ULTRA の「TOKYO HIGHWAY 1966」は、過去に紹介された日本公演ものの中でも最高の一枚です。
過去には前座を含めて演奏の全てが収録されたアイテムはありませんでした。前座が紹介されたのは7月1日の公演のみでしたが、ついにこのCDで6月30日の前座も全て紹介されています。
収録時間はおそらく過去最高。6月30日、7月1日共に開演を告げるブザーから始まり、演奏中の注意事項に関する事務的なアナウンス、そして前座の演奏に入ります。
前座のメンバーはジャッキー吉川とブルーコメッツ、ブルージーンズ、尾藤イサオ、内田裕也、望月ヒロシそしてザ・ドリフターズです。
ザ・ドリフターズ以外はセッション的な演奏を聞かせてくれます。ただ緊張のためかアップテンポになったり歌詞を間違えたりと当時の様子がそのまま伝わってくるのが楽しいです。
でも尾藤イサオや内田裕也は今聞いても結構カッコ良い演奏をしてます。
ちなみにザ・ドリフターズの場面でカトちゃんが「バカみたい」って言った後にいかりやさんが「逃げろ!」と言っていたら6月30日、「解散!」と言っていたら7月1日です。(有名な話ですが)
この公演の前座については最近ではマスコミに取り上げられるのはちょっと場違いな感じのザ・ドリフターズの場面ばかりで、他の前座の演奏については知らない人が多いのではないでしょうか。それが39年目にして初めて2日間とも全貌が明らかになったのです。
本編のビートルズの演奏部分についても過去最高と言われる音質でオープニングのアナウンス(故E・H・エリック氏)から完全収録されています。それにしても観客の黄色い声援は凄いものがあります。(まるでジャニーズ系のコンサート並みですね)
そして興味深いのが2枚のボーナス(?)ディスク。
まず1枚目は帝国ホテルの真珠の間で行なわれた記者会見の模様が完全収録されています。
もう一枚は当時の日本公演関係のレア音源で、関係者の中のインタビューでいかりや長介さんがステージ脇で見ていたビートルズの様子を語っている部分は興味深いですよ。
とりあえずビートルズ物では日本人にとっては過去最高のアイテムかもしれません。