欲求

July 09 [Mon], 2012, 3:19





不本意だったかもしれない。
でも本当は家を出た瞬間に、もう覚悟していた。
心のどこかでは、覚悟していたんだ。
あれだけピュアを貫いていた私の思考回路は
オトナの香りに一瞬にしてかき乱された。


たくさんのなにかを失ったと同時に
なにかが私のなかで満たされた気がした。

あの人は私の純潔を奪って、「男が求めるいい女」という自信をくれた、そんな気がする。

なんでもいいから、誰でもいいから、求められたくて
それがさも自分だけとか、自分だからとか、自分の価値を認められたかのように。
求められた分与えたその先に、自分を味わうオトコの顔を見て、安心し、酔いしれる。

それでいい、それがいい。


あの人に、彼に、体が会いたがっている。


落日

July 07 [Sat], 2012, 3:57






独りきり置いて行かれたって
サヨナラを言うのは可笑しいさ
丁度太陽が去っただけだろう
僕は偶然君に出遭って
ごく当たり前に慈しんで 夕陽を迎えた

さあ もう笑うよ





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