国防費

November 06 [Tue], 2012, 20:40
昨日に引き続き、尖閣諸島問題関連なんですけど尖閣諸島付近での領海侵犯とその後の中国の対応は、単なる中国の領土エロマンガ 無料的野心の表れだけなどではないでしょう。
1982年に劉華清中国海軍提督は中国の将来の長期海洋戦略を策定しました曰く2010年までに第一列島線に防衛線を引き、その内側への米国海軍の侵入を抑止する。
2020年までに複数の空母部隊を建設し、第二列島線の内側の制空権を支配する。
2040年までに西太平洋とインド洋におけるアメリカ海軍の独占状態を阻止する。
しかし、1996年の台湾海峡危機において、アメリカは空母2隻を台湾海峡に難なく送り込み、米中の軍事格差を見せつけられ。
その後、中国は22年間連続で、国防費を二桁以上の成長率で伸ばし、国防予算は公表値で784億ドル、非公表分を推計すると1500億ドルの規模に成長しましたその間、1991年までは存在しなかった新型潜水艦、新型駆逐艦フリゲート艦、第4世代戦闘機を、2009年にはそれぞれ31隻、33隻、347機まで増やしてきました。
かつて中国は、台湾の独立を阻止するために、米海軍の接近を拒否する能力を配備しようとしているといわれましたが、今やその能力をはるかに上回りつつあります。
中国は、南シナ海は中国の核心的利益武力を行使してでも守らなければならないもの。
台湾やチベットを指して使ってきたであると発言をはじめ、フィリピンやベトナムとの西沙群島や南沙群島をめぐる領土問題は2か国間で解決すべきものと主張それに対して、オバマ政権のクリントン国務長官がアセアン地域フォーラムで、南シナ海は公共の空間であり、国際的な枠組みで問題解決することが必要だと発言。
中国は、南シナ海で、ベトナムやフィリピンなどとの領土をめぐる問題で、軍事力の差を見せつけることにより、武力に訴えずとも主張を通すことができるようになりつつあり、危機感を抱いたアセアン諸国はアメリカの軍事プレゼンスの維持、強化を望んでいます。
これまで西沙群島や南沙群島では、まず中国海軍による海洋観測が始まり、その後、漁船がその海域に進出、島に構造物が建造され、最後にそれを守るという名目で軍が上陸して実効支配ということが行われきました。
おそらく中国は、日米間のごたごたと民主党政権の混迷の隙をついて、日本の対応を試しています。
さらには南シナ海沿岸の東南アジア各国に対して、中国は、中国の核心的利益にかかわることなら、いざとなったら日本とさえも対立するんだぞというメッセージを送っているのかもしれません。
また、資源輸入国に転じた中国は、自らの石油や資源のためのシーレーンがアメリカの力によって維持されている状況に依存することは危険であると考え、自らのシーレーンを自らの海軍力で守ることができるようにしようと海軍力の増強に走り、米中の西太平洋やインド洋での力を均衡させようとしています。
その結果、中国は東シナ海、南シナ海、インド洋において、日本、韓国や台湾などのシーレーンで、その気になれば他国の船の交通を妨害することができるようになりつつあります。
中国の軍拡の意図が不明確であることが、近隣諸国の疑念を増すことにつながり、日本以外の各国が国防費を増やし、アジアでの軍拡につながっていっていると思われます。
この10年間に、中国の国防費は約5倍になり、アメリカが25倍、韓国やインドが2倍、オーストラリアが3倍に国防予算を増やす中で、日本の国防予算は横ばいを続けてきました。
国防費を今後どうしていくか、兵器の共同開発をどう進めていくかなど防衛議フ問題は山積みですね。
そして、今回の事件で、政府は毅然とした対応を、国民は冷静な反応をしなければならないでしょううんでも、自分はやはり、日本も本格的に防衛を考えていかなければいけないと思いますけどね
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