掃除の注意点

May 02 [Fri], 2014, 23:40
管理区域の状態を復元し、ちり・ほこり・しみ等を集約・除去し、拡散しないよう固定化ないし減容・改質し、場合によっては再利用するか管理保管し、あるいは管理区域外に移動させる。備品や什器類は最適な収納計画をたて、収納位置へ移動させる。また一般に総表面積を減少させる方向で収納計画を立案する。

ちり・ほこり・しみの原因は人間やペット、観葉植物などやその活動が主要な汚染源であり、衣服・カーテン・カーペット類の劣化による繊維ごみ、体毛や皮脂、汗や糞尿、食品残滓やハネ、インク類のハネこぼれや子供の落書き、区域外から持ち込まれた土ほこり、粉塵、花粉などである。また開放された窓などから外部粉塵が流入していることもある。

ちり・ほこり・しみ等はダニ、ノミや雑菌類の繁殖培地となり虫刺され、かぶれ、喘息などの気管支障害や、各種炎症・感染症の原因となるほか、カビの発生、腐敗等により悪臭の原因や什器類の劣化の原因となる。地方によっては蚊の発生がマラリアなどの深刻な感染症の原因となるため、観葉植物用の潅水容器、屋外の雨どいや排水設備、防火水槽、エアコン室外機などに溜まった雨水などにボウフラが発生しないよう、とりわけ注意が必要である。

電気まわりや火気まわりの汚れ、粉塵などは絶縁不良や火災など重大な災害の原因となる。コンピュータやテレビ、換気扇など電気製品、作業機械や工作機械などが粉塵に汚染された状態で放置されていると排熱不良や稼動部の消耗、咬合不良などにより故障の原因となる。

日常的に管理区域と考えている領域外に汚染源がある場合がある。たとえば天井裏や床下などに侵入したネズミ、昆虫等の糞尿や死骸、腐敗など。これら目視で確認できない区域を生み出すことは設計の段階でなるべく回避すべきであり、掃除の必要によっては天井、床の一部を破壊するなどして内部に侵入し、汚染源を除去する。自動車や農作業機、室外発動機などの機関部(エンジンルーム)にはしばしばネズミや昆虫が侵入し、捕食した昆虫の残骸や残飯などを放置している場合がある。これらは熱源や電源部、稼動部に接触する事で異常発熱やショート、故障などの原因となるので、定期的に点検し必要に応じて除去する。

一般生活においては目視で発見できる程度の汚れを除去する程度の管理でまず問題は発生しないが、病院や食品工場、半導体工場など高度に衛生、粉塵管理をもとめられる区域では、清掃作業者や清掃活動そのものが新たな汚染源となっていることもあるため、綿密な区域管理と清掃計画を立てる必要がある。

掃除によって回収されたゴミの処理は重要な問題である。一般に家庭では自治体等のゴミ収集や下水道へ放流するなどによっているが、ある掃除活動は自己の管理区域から非管理区域にゴミを分別なく投棄している場合が多く、投棄されたゴミが新たな汚染源や悪臭元となって管理区域を汚染している場合がある。たとえば下水管の詰まり、ゴミ置き場の悪臭、地中に埋めたゴミ類の腐敗、焼却処理による粉塵、悪臭などである。
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