アジカン 

September 29 [Mon], 2008, 6:39
アジカンが好きなんでよね。
「転がる岩、君に朝が降る」とか。



まず、タイトルが粋ですね。転がる岩、つまりロックンロール。
このタイトルを付けるというのは
アジカンにとってもやはり特別な曲だからでしょう。
それは歌詞にも言えます。


これまでアジカンは抽象的で
斜に構えたような歌詞を描いていましたが、
この曲をリリースした時期から、
音作りの変化と共にメッセージ性が凄く増しています。


以前から一貫してメッセージとしては同じですが、
より分かりやすく、伝わって欲しい、
理解して欲しいという思いがあるように思います


アルペジオでの美しいイントロからの歌い出し、
出来れば世界を僕は塗り替えたい
戦争をなくすような大逸れた事じゃない
だけどちょっとそれもあるよな


この世界で生きていく上で
必ず感じるであろう無力感、運命感、
それらに足掻きたいという強い願いが込められていて、
聴くものを切なくさせます。


そしてそれは、俳優や映画スターには成れない
それどころか君の前でさえも上手に笑えない
そんな僕に術はないよな
というより近い感覚に結びつきます。


さらに引き込まれるようなギター音と共にサビへ。
アジカンはサビへの展開が素晴らしいのですが、
この曲も例に漏れずですね。


何を間違った?
それさえもわからないんだ
ローリング ローリング
初めから持ってないのに胸が痛んだ


僕らははきっとこの先も心絡まって
ローリング ローリング
凍てつく地面を転がるように走り出した


切なる想いをギターと共に掻き鳴らすゴッチの声は
胸を打たずにはいられません。
コードやメロディー自体はシンプルかつポップでも、
メッセージ性があればロックンロールになるのだということを、
アジカンは証明しているのです。


サビからの転調ももはや定番のアジカンですが、
より切なく、優しく歌い上げ、またコーラスも絶妙です。


この曲で一貫して言えるのは、
凄く切ない歌詞にも関わらず、優しいメロディーをつけることにより、
むしろ励まされる感覚を味わうことです。
シンプルなドラムもベース音も、全てはその為なのです。
少しでも気になった方、どうか聴いてみて下さい。



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