呼吸器を付けたまま、声が出るかもしれない

今まで自発がないと声が出ないと思っていたけど・・・
スピーキングバルブを付けて練習すれば・・・
スピーキングバルブの原理:
スピーキングバルブは気管カニューレと呼吸器のジャバラのホースの間に挟んで取り付けます。呼吸器から送り込まれた空気は吸気時にはこのバルブを通過して、肺の方に流れますが、呼気時にはバルブが排気の圧力で閉鎖する仕組みのために呼気は気管内カニューレの周囲を通り(そのために予めカフの空気を抜いておく)、口、鼻の方に流れて声となります。
今日はサイドチューブから酸素をいれてみたけど、声は出なかった。
スピーキングバルブを使う前に、サイドチューブから酸素をいれて声が出ないと、
スピーキングバルブを使っても、発声は難しいらしい

スピーキングバルブを使ったら、欠点が色々ある。
欠点(危険性):
取り付け、取り外しの手順を間違えると危険である。
カニューレのカフの空気を抜いておくために誤嚥の危険がある。
呼吸器の低圧アラームの設定が難しく、呼吸器がはずれてもアラームがならない危険がある。
舌の麻痺、萎縮、あるいは顔面の麻痺が強いと、スピーキングバルブを付けても声が出ない。
肺炎になりやすくなるし、命にも危険があるかもしれない

それでも試してみたい。
思いっきり声を出して笑いたい

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