ルリカケスのオカピ

December 22 [Thu], 2016, 0:20
1年近くもかけてインプラントを定着させ、やっと歯のある日常が戻ってきたと思っても、やれやれこれで一段落だ、と気を抜くわけにはいきません。ずっと使い続けられるかは、定着後の口内ケアにかかっているといえます。口腔内ケアの仕方を病院で教えてもらえる筈ですので、それを守って、常に歯を綺麗にしましょう。結局、自分の歯は自分で守らなければならないのです。さらに、インプラントの場合、歯の神経がないので、口の中で何か異変が起きていても、なかなか気付きづらくなっています。治療後も定期的に歯科に通い、検診を受けるようにしてください。
インプラントの利用を考える際に、口腔内が腫れて痛んでくるんじゃないかと不安な人もいると思います。この点は、歯科医の技量や、本人の体調、口腔内の状態なども影響してくるため、誰にでも当てはまることではなく、腫れるか腫れないかは人それぞれとしか言いようがありません。歯科で鎮痛剤の処方を受け、腫れた部位を冷やすなどしても、なお数日にわたって痛みが続いているなどの場合は、担当の歯科医にすぐに相談しましょう。
年々進化を続けるインプラントの技術。近頃では、インプラント手術を特に専門とする歯科医もおり、トラブルは減りましたが、確率は低いながら、今でも不具合の起こることはあります。上部構造(義歯)が人工歯根にしっかり接続されておらず、食事の際にグラグラと動いてしまうなどの事例もあります。これは、インプラント手術の経験が浅い歯科医が担当していることの影響が多分にあります。技術が高く、インプラント手術に慣れている歯科医を選ぶことが大事だといえるでしょう。
最近話題になることも多いのがインプラントです。しかし、留意すべき点もあるのです。それは何より、インプラント治療を受けることができないケースもあるということです。インプラント治療をご検討の方は知っておいて下さい。いくつか例を挙げると、ガンで治療を受けている方や、糖尿病、心臓病などの持病をお持ちの方、骨粗しょう症に罹患していたり、顎の骨がなくなったりしている場合にも、残念ながらインプラントは利用できないとの判断になるかもしれません。
一度埋め込んだインプラントの使用可能年数は、普通にしていれば一生物などと言われますが、無論ただ施術すればいいというものではなく、その後のメンテナンスや担当医の技量によっても変わるようです。口腔内のセルフケアがおろそかになっていると、わずか数年で使い物にならなくなることもあるのです。口内ケアをおろそかにすると歯槽膿漏などのリスクもあり、こうなるとあごの骨が浸食されてしまう場合もあり、人工歯が役に立たないどころか、インプラントの寿命も短くなり、最悪の場合はインプラント自体を埋め直す必要が出てきます。
歯科治療の新たな形として注目されているインプラント。その人工歯には、いくつかタイプがありますが、基本的にはセラミック製です。陶器で人工歯を形成するので、変色や腐食がない利点がありますが、自前の歯と遜色ない見た目を実現できるかどうかは、実際に義歯を作る歯科技工士の技術によるのです。人工歯の製作には、高い技術と美的センスを持ち合わせていなければなりません。患者さん一人一人に合わせて時間を掛けて作るので、技術的なコストもかかり、一本あたり数万円から十数万円という高い費用がかかるのです。
人工歯根と上部構造(義歯)を繋ぐ金具をアバットメントと呼びます。インプラントは、各パーツがどのように繋がっているかによって、複数のタイプに分類することができます。アバットメントが人工歯根から分かれておらず、一体化している「1ピース・インプラント」、あるいは1ピースタイプと呼ばれるものと、これらが歯根部と支台部に分かれている2ピースタイプがあります。二回法の施術には必ず2ピースタイプが用いられるわけですが、これはさらにパーツ同士の結合部の形によって、二つのタイプ(エクスターナル・コネクション、インターナルタイプ・コネクション)があり、接続が簡単なインターナルタイプの方がシェアが多くなっています。
入れ歯や差し歯に代わる技術として注目されているインプラント。その手術とは、歯の土台となるアゴの骨に穴をあけ、「インプラント体」と呼ばれる人工の歯根を埋め込んで、その上から人工歯を装着する施術です。その他の手段、例えば入れ歯と比較すると、自然に食べ物を噛むことができますし、見た目の美しさにも優れています。インプラントの施術には、歯科医師に加えて、義歯を作る歯科技工士の極めて高い医療スキルが必要不可欠と言っても過言ではありません。それだけの技術が惜しげもなくつぎ込まれた高度な治療法であり、医療費は高額ですが効果はそれに見合ったものです。
「インプラントって差し歯とは何が違うの?」という質問はよく訊かれます。まず、差し歯というのは、歯の上半分だけが無くなった場合に、残った下半分を利用して義歯を付けるものなのです。ですから、抜歯してしまって歯がない場合は埋め込む所がないので使えません。それに対して、インプラントというのは、歯の土台となるあごの骨の中に、フィクスチャーなどと呼ばれる人工の歯根を埋め込み、そこに義歯を被せるという手順で施術が行われます。自前の歯がなくなってしまい、差し歯が利用できない場合でも、義歯を作れるのが、インプラントの利点なのです。
最近はインプラントを利用される方も多くなってきましたが、治療後に口の臭いが気になるようになったケースが歯科医院ではよくきかれます。これはなぜでしょうか。一つには、インプラントと隣の歯の間などに詰まった食べカスが磨ききれずに残ってしまったり、インプラント粘膜周囲炎や、それがさらに悪化したインプラント周囲炎になっているという可能性もあるのです。自分もそうかも、と思った方は、すぐに歯医者さんに診てもらいましょう。
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