今年で8年目、8回目を迎えた美ぎ島ミュージックコンベンションin宮古島が終了した。個人的には21日の竹原ピストルとの2マンライブから始まり、宮古島での本編、islaも使った夜の部、2日目には旧友、元ちゃんにドラムを叩いてもらって出演し、そして最終日へとなだれ込む怒濤の一週間だった。毎年この時期にしか会えない人たちに再会したり、新しい出会いもあったりして、今年もまた充実した日々を送れたこと、二年ぶりにこのイベントで歌えたことも嬉しかった。毎年言っているけれど、ミュージックコンベンションと全ての関係者の方々、集まってくれた皆様とゲンタさんに最大限の感謝を。

そして今、祭りのあとの感傷なのか、はたまた歳のせいなのか、ちょっとしんみりしながら色々と思いを巡らせている。いや、すでに最終日、時折晴れ間も覗く柔らかな曇り空が蒼い夜へと移ろっていく頃、大トリのオルケスタ・デ・ラ・ルスのステージに盛り上がりながらこみあげていた思いがあって、それを書いてみようとしているのだけれど、うまくまとまるかどうか。
あれは9年前だったか、birdのライブの仕事で来島したゲンタさんが、イスラのラテンナイトのフライヤーを見つけて遊びに来てくれたことが全ての始まりだった。いや、それは言い過ぎだな。それを言うなら、birdの宮古島ライブを企画した人たちだっていたはずだし、イスラのラテンナイトはその当時ですでに何回かやっていたから、始まりがどこかなんてあまり意味がない。ゲンタさんがステージで言っていたように、宮古島がなければ出来なかった、ということに尽きるのもしれない。
まぁ、始まりはさておき、ゆっくりと枝葉を広げていった人と人との繋がりがあって続けてこられたことは確かで、微力ながらそこに関わってこれたことは幸せだった。
昔僕は、人というのは複雑に積み上げられた石垣の石で、無駄な石などひとつもないと思っていた。でも今は、本当は石垣なんてないんじゃないか、と疑っている。皆が繋がって、組合わさって、出来上がっているものなど共同幻想に過ぎない。そういう意味では、ミュージックコンベンションという石垣は、極上の、大人たちが本気で作り上げる最高の幻だ。一年で三日間だけの夢。それでいい。そして本当の石垣は、自分のたちの、それぞれの内面に積み上げられていく。そんな気がしている。僕やあなたのなかに、これまで関わった人や物や出来事が全て石垣の石となって積み上げられている。無駄なものなどない。ひとつなかったことにすれば、全部崩れてしまうかもしれない。そうして僕らの「今」が出来上がっている。僕のなかにあなたの石があり、あなたのなかにも僕という石がある。そういうものなんじゃないかと。
ミュージックコンベンションという幻は、それぞれの心の石垣の大きな石となって積み上げられていくんじゃないかと。

そして今、祭りのあとの感傷なのか、はたまた歳のせいなのか、ちょっとしんみりしながら色々と思いを巡らせている。いや、すでに最終日、時折晴れ間も覗く柔らかな曇り空が蒼い夜へと移ろっていく頃、大トリのオルケスタ・デ・ラ・ルスのステージに盛り上がりながらこみあげていた思いがあって、それを書いてみようとしているのだけれど、うまくまとまるかどうか。
あれは9年前だったか、birdのライブの仕事で来島したゲンタさんが、イスラのラテンナイトのフライヤーを見つけて遊びに来てくれたことが全ての始まりだった。いや、それは言い過ぎだな。それを言うなら、birdの宮古島ライブを企画した人たちだっていたはずだし、イスラのラテンナイトはその当時ですでに何回かやっていたから、始まりがどこかなんてあまり意味がない。ゲンタさんがステージで言っていたように、宮古島がなければ出来なかった、ということに尽きるのもしれない。
まぁ、始まりはさておき、ゆっくりと枝葉を広げていった人と人との繋がりがあって続けてこられたことは確かで、微力ながらそこに関わってこれたことは幸せだった。
昔僕は、人というのは複雑に積み上げられた石垣の石で、無駄な石などひとつもないと思っていた。でも今は、本当は石垣なんてないんじゃないか、と疑っている。皆が繋がって、組合わさって、出来上がっているものなど共同幻想に過ぎない。そういう意味では、ミュージックコンベンションという石垣は、極上の、大人たちが本気で作り上げる最高の幻だ。一年で三日間だけの夢。それでいい。そして本当の石垣は、自分のたちの、それぞれの内面に積み上げられていく。そんな気がしている。僕やあなたのなかに、これまで関わった人や物や出来事が全て石垣の石となって積み上げられている。無駄なものなどない。ひとつなかったことにすれば、全部崩れてしまうかもしれない。そうして僕らの「今」が出来上がっている。僕のなかにあなたの石があり、あなたのなかにも僕という石がある。そういうものなんじゃないかと。
ミュージックコンベンションという幻は、それぞれの心の石垣の大きな石となって積み上げられていくんじゃないかと。
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