涙色と桜色 

2005年07月10日(日) 1時13分
ねえどうして僕のそばにいるの?
ねえどうして僕のしてほしいことをしてくれるの?
僕はお前に何もしていないのに
どうしてお前は僕のしてほしいことをしてくれるの?

僕がいなかったら、君はもっともっと楽になるのに。

どうしてみんな僕のわがままを許すの?
僕はわがままをいって、それでも離れていかない人たちをみて安心しているのに
それでもどうして僕のわがままを聞いてくれるの?

僕がいる理由はなんなの?
何もしていないのに閉じ込められて、それから逃げ出したのにどうしてみんな僕を許してくれるの?
暗闇しか知らなかった僕に、どうして光を教えたの?
ほら、もう暗闇には戻れない。

僕の事なんか、ぜんぜんわかってないくせに
どうしてわかっているの?
僕のしたいことを、どうしてわかるの?
僕すらわかっていないのに、どうしてお前がわかるの?

僕はねぇ、何がしたいんだろう?
暗闇には戻りたくないけど、光の中にずっといられないことだってわかっているんだ。


桜夜氏の視点で。
柚の中では桜夜氏はこんなです。ごめんね空ちゃん。

藍色赤色 

2005年07月08日(金) 23時46分
二人でいても
愛の言葉をささやいても
あなたは私を見はしないのですね。

こんな

こんなに
あなたに近い存在なのに
一番あなたに遠いんですね。

あなたが見てるのは、たった一人の人。
私が見てるのは、あなた。

愛の言葉を紡がれても
それを喜んでいる私と
後ろで嘘ばかり、と笑う私がいる。

あなたを一途に信じたいのに
あなたは信じることをさせてすらくれない

あなたに愛をささやくことを
あなたはさせてすらくれない

嘘の優しさより、本当の怖さがほしい。
一度で良いから、見せてみてほしい。
いつか、私が死ぬときが着たら
そのときは、悲しんでくれるでしょうか。
いいえ、あなたは悲しみすらしない。

けれど、私の眼はあなただけを見ている。




しゃっくら兄さんの婚約者さん視点。
なんか視点が別のばっかりだけど、次は普通にその人視点!
空姉さんが一番好きな桜夜ちゃんですよー(笑)

lost song 

2005年07月06日(水) 23時50分
昨日はあんなに笑っていたのに。
今日はもういつでも笑っていて、人の痛みを一番わかってくれるあなたがいない。

輪郭も、鼻の形も、その手もタバコのにおいも全て
ありありとこの体にしみこんでいるのに

名前をよんでくれた声も
優しく抱締めてくれた腕も
頭を撫でてくれた手すら

今はもうない。

私はこの世界で
一人ウタをウタう

あなたがいないのならもうただただひとり

空っぽの世界でウタう。

大切なものをなくしたウタを
ただ一人、死ぬまで
声が枯れても、涙が枯れても

あなたをなくした悲しみを忘れぬために
あなたを殺した人へのウラみを忘れぬために
ウタをウタい続ける。




えーっと、空家で展開されているオリジっ子の一人、十(つなし)さんに当てた詩みたいな。
いや、ね、カラオケで十さんを語ってたわけですよ。あと同じオリジの子とか。
ソレっぽいうたとか歌いまくってたわけですよ。
ついでにそのあとびっくりなドンキーさんに持ち越して語ってたわけですよ。
ってことで、なんだかすごく萌えたんでUP。
次は赤烙兄さんかな。

革命と正義2 

2005年07月05日(火) 0時13分
国民はみな沸いた。ある者は彼を称える歌を歌った。ある者は英雄と彼を称した。
ある者は彼の絵を描いた。ある者は子供に彼の名をつけた。

みな、彼を正義の代行者だと褒め称えた。

彼は、罪悪感を忘れた。
自分こそが正義、と思うようになった。
彼は国民を豊かにしようと思った。
そのためには領土が必要だと思った。

彼は隣の国に戦争を仕掛けようと思った。隣の国の領土を自分の領土にすればいいと思っていた。
けれど革命が起こった彼の国には、少しのお金しかなかった。

彼は税率をあげよう、といった。仕方がないと思った。
彼は国民のことを思ってやっているのだから、それは当たり前だと思っていた。

そのまま、何年かが過ぎた。
彼の国は裕福になったが、彼はさらに国民を豊かにしようと税率を上げた。

ある日、革命が起こった。
真っ白な服を着た少年が、剣を持って彼の前へ来た。

騎乗隊は拘束された。
彼は、数年前の王の姿を思い出し、目を閉じた。

少年は、切っ先を自分に向けた。
後ろから少年を囃し立てる声が聞こえた。

少年が、固唾を飲むのが見えた。
玉座がきらきら光っている。きっと、彼もこんなものは始めてみたのだろう。


数十年前の自分が、そこにいた。

彼の意識はそこで途絶えた。


歴史は繰り返す。正義の代行者と革命によって。

革命と正義 

2005年07月04日(月) 23時43分
彼は言った。
「国王はダメだ。僕らを虐げることしかしない!僕らが立ち上がらねばいけないんだ!」

彼の声にみんなは立ち上がった。
「そうだ、僕らは僕らで新しくみんなが幸せになれる国を作るんだ!」

国王は言った。
「豊かな国を作りたかったんだ。そのためには金が必要だったんだ。
領土もたくさん必要だったんだ。そのためには、厳しくするしかなかったんだ。」

国王は自分の事を考えていなかった。国民が豊かに、幸せに暮らせることを願っていた。

歯車が狂ったのはいつだったのだろう?


鍬を剣へと持ち替えた彼が、たくさんの血を浴び、国王のもとにまでたどりついたときは、国王の威厳はすでになかった。

立派に蓄えていた顎鬚はぼさぼさで、王冠もずれかけていた。

彼は剣の切っ先を国王に向けた。
国王は、全てを悟ったかのように目を閉じた。

彼の心は叫んだ。
「此処で王を殺す必要はあるのか?投獄すればいいだけじゃないのか?彼は戦う気がないのに、僕に王を殺す権利はあるのか?」

そのとき、仲間が後ろから叫んだ。
「早く首を落としてしまえ!そいつには散々酷い目にあったじゃないか!」
「そうだそうだ!死んで当然なんだそんなやつは!そいつを殺してお前が王になればいいんだ!」

彼はふと顔を上げた。そこには、未だ威厳を失わない玉座があった。
きらきらと光る金!真っ赤な布!それらは農民だった彼には知りえないものだった。

彼の剣は王を切った。威厳を失った、戦う気のない老人の血は、彼の剣と、そして顔に散った。


ずる 

2005年06月16日(木) 23時54分
その声はずるい

私をあまくとかす

その瞳はずるい

私をとらえてはなさない

そのしぐさはずるい

私の心臓を高鳴らせる

あなたの存在自体が

私にとってはずるい

ふつりあい 

2005年05月30日(月) 14時50分
空が青くて
雲が白くて
お祖母ちゃんが、椅子に座っている
そんなありふれた、日常。午前中の風景に
つりあわないのは、わたし?

制服を着て
学生カバンを肩にかけて
お祖母ちゃんの隣で 小説を読む
わたし?

わかっているよ。
わかっているから、つらいんだよ。
みんなが当たり前にできていることが、できない自分。

薄い肌に、生々しい注射跡
薬漬けの体
それは、女子高生の殻を被った
病人?

薬で繋ぎ止める日常生活
鎖で繋ぎ止めた健康の殻。
所詮、人間人に迷惑をかけねば生きていけないのだけれど
それは、わかっているけど
自分もそうしてあげればいいとは、思っているのだけど
ちょっと

つらい

うれしいこと 

2005年05月30日(月) 6時06分
この世に生まれてきて嬉しいです。
あなたのおかげで、ココまで成長してこれました。
ありがとう。
いま、大好きな人たちとたくさんお話できるのも
こうやって、いろいろな人と遊べるのも
ぜんぶ、ぜんぶ

あなたが いてくれたからなんだよね。


普段は照れくさくて言えないから


ここで、言ってみるよ。

ありがとう。

私は、あなたに生んでもらって、育ててもらって幸せです。
いやなこともあるけど
傷つけることもあるかもしれないけど
これからも、見守ってください。

HAPPY BIRTHDAY!

共鳴ということ 

2005年05月29日(日) 3時10分

共に鳴る、と書く。
同じモノをすきになるということ
それは、とてもステキなこと
とても危険なこと

それは、その人の中に自分と同じモノを見出すこと。
何が危険って、一緒になりすぎること。

自分をなくしてしまうということ。

それは、あまりよくない。

自分をなくさず、好きになれるといいね。
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