ここだけの話。(続) 

2004年08月13日(金) 11時05分
 サムエル博士は外国に逃げた。しかし警察はワールドワイドに彼を追った。とうとう逃げる国がなくなったサムエル博士、43歳の時に北極にで暮らす事になった。まわりにはもちろん誰もいない。本当に一人だ。聞こえる雪が吹雪く音だけだ。吹雪がやむと耳鳴りがするほどの静寂だ。
 生活をはじめた当初はその静けさと孤独感に蝕まれて、よく発狂した。嘔吐した。泣いた。しかし時間が過ぎる感覚を失っていくと彼はある意味の正常を取り戻した。人と接する事ができないという静寂に慣れたのだ。会話をしたくなったら一人で会話をした。人肌恋しくなったらマスターベーションをした。
 サムエル博士は人間が嫌いになり、一人で生きていける人間になったのだ。そして北極での楽とは言えない生活をほどよく楽しんで147歳で息をひきとった。
 
 147歳!?ギネス?
 人と人とのコミュニケーションによって生じるストレスはこれほど命を擦り減らすという事は誰も知らない。この事実を知った人間は僕達が決して踏み込めない土地でひっそりと一人で暮らすのである。「長生きしたいか?」と言う人間でさえも。
 だからってあなたは僕の前から消えないでよ。僕はその事実を知ってでさえあなたを求む。 

ここだけの話。 

2004年08月13日(金) 11時04分
 サムエル博士、36歳。
 彼は「人間が嫌い」と言う奴が嫌いだった。また、「一人で生きていける」と思っている奴が嫌いだった。だから「人間が嫌い」と言って「一人で生きていける」と思っている人間を情報屋のデータからリストアップして「精神医療の実験だ。こちらの用意する部屋に7日間過ごしてくれたら謝礼として20万払う」と言って集めた。
 集まった被験者を人と一切接することができない部屋に閉じ込める。もちろん食事はつける。人によってだが、だいたい2〜3日間過ぎると独り言が増える。5〜6日間過ぎると「出してくれませんか?もう謝礼はいいです」と言って扉を叩く。しかし彼は被験者を決して部屋から出さない。そして約束の7日間を過ぎると被験者は髪の毛が抜けるほど頭をかいたり、泣き喚いて発狂したりする。
 サムエル博士はそんな被験者を監視カメラごしに観察する事が生きがいになっている。被験者はもちろん10日あたりで解放する。お金も払う。しかし被験者は精神的におかしくなっており、社会に対応できなくなっているのが殆どだ。人間は意外にもろいものだ。
 そんな実験を繰り返すうちにアシスタントが実験のすべてをマスコミに密告した。実験の内容は安っぽい週刊誌の記事になった。その記事を見た家族が彼のもとを去った。サムエル博士は少し孤独感じたが自分のエゴのためその実験をやめなかった。そのうち実験の事がスポーツ新聞の一面を飾るようになると警察も動き出し、彼に逮捕状を出した。
 

あのう… 

2004年08月08日(日) 2時51分
 僕は物理的には踊らないんだ。むしろ踊れないないんだ。踊るのは僕の中身。本質。それらを躍らせると僕は動けるんだ。行動するんだ。

情熱 

2004年08月07日(土) 3時22分
 ダンスイベントへ行った。正直あまり楽しめなかったけど、そこに若者達の情熱があることはわかった。やはり若いうち(思春期)は情熱を持って取り込むことがあるべきだと思った。それは勉強でもいい。スポーツでもいい。勉強やスポーツが嫌いな(気恥ずかしい)奴は路上でダンスを踊れ。バンドを組め。家でゴロゴロしながらゲームなんてやってるな。アホ。架空の世界で生きるな。現実逃避するな。不器用ながらもダンスステップを踏むのだ。

Loop junktion 

2004年08月05日(木) 1時20分
気付いた頃はもう遅かった 俺の人生終わった
腐れた洗脳でそう教わった 死兆星 zoom up 時は止まった
一限目人生という授業、修行、見つけた感無量の友情、苦労、
悪魔が優勝、職業、無情、感情込めて曲紹介、無謀
俺は二十歳そこらで答え出そうとした死生観 浮き沈みの激しいBost
ソレ 本気で至って立って情緒不安定、不安で、浮かんで、今日もあなたの素を思う
微腫む秒射drow 1人事 悩みって仕事 悪魔の入れ知恵天使がこの場をもろフォロー

踊low お前の舞 お前の間

以下省略…


Loop Junktionの「舞Life」。悪くない。
実は僕はLoop Junktionのメンバーのドラム担当のシゲさんと少し話をしたことがあるのだ。「俺シゲ。よろしく」などと言っていた。すごく気さくな人で好感を持ったことを憶えている。

OFF 

2004年08月01日(日) 14時28分
 部屋の中。クーラーは28℃設定。Crystal Watersの「Gypsy woman(La Da Dee La Da da)」が流れている。床にはフレンチブルドックのロッキーが寝ている。腹はネギラーメンで満たされている。昨日の余韻を薄ら笑いを浮かべながら噛み締め、僕は休めているなと思った。人間にはこーゆう時間が週に三度は必要なのだ。
 踊ることは体力をすり減らす。そのために休憩はいくらでもとってもかまわない。ああ。これから親の仕事も手伝いだ。夏休みを狙って「どーせ暇でしょ?」と。まったくわかっていない。僕の愛しい時間の過ごし方を。暇なんかじゃない。面倒だが羊男の言葉をコダマさせて、動き出そうと服を着替えることにした。

そして僕は踊り出す 

2004年07月31日(土) 1時11分
 僕は半袖で過ごせた今年の5月頃に村上春樹の「ダンス・ダンス・ダンス」を読んだ。その中で羊男が言った。
「音楽の鳴っている間はとにかく踊るんだ。おいらの言ってることわかるかい?踊るんだ。踊り続けるんだ。何故踊るなんて考えちゃいけない。意味なんて考えちゃいけない。意味なんてもともとないんだ」
 僕はそれからコンクリートが固まるように固まってしまった時に頭の中に羊男の言葉をコダマさせる。そうすると体が軽くなり、自然とダンス・ステップを踏むようになる。孤独なダンス・ステップの始まりだ。今日も夏休み前にコンクリートにならないように羊男の言葉をコダマさせた。
「オドルンダヨ。オンガクガツヅクカギリ」
 僕は部屋の掃除を始めた。掃除を始めるとどんどんエスカレートして止まらなくなった。制御不能だ。掃除だけではなく机の位置を変えて、ターンテーブルの位置を変えて、テレビの位置を変えた。そして机やターンテーブル、テレビの下から両手一杯の埃が出てきた。僕は内臓の中に溜まる石ような埃を振り払うように外へ捨てた。処理した。
 僕は血液がサラサラになったような気持ちになった。そして最後の夏休みだ。踊りつづけてやる。しかも誰よりも綺麗なステップで。
 
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