銭ゲバ 

January 15 [Thu], 2009, 10:08
ドラマ化だそうで・・・。




ドラマ「銭ゲバ」公式HP

過去に同作者の「アシュラ」をブログで扱った身としては、触れずにはおれません(w

知ったときの率直な感想としては

「民放、思い切ったな・・・。」

というのと

「なぜにドラマ化??」

という2点でした。

この「銭ゲバ」は、ジョージ秋山先生が1970年に発表した作品ですが、当時としては衝撃的な内容だった為、「悪書」として扱われた作品でもありました。
とはいえ、「アシュラ」に比べれば、ライト(?)な作品だった為、愛蔵版のような形で普通に書店でも扱われており、それほど入手困難な作品というわけではありませんでした。

それでも、値の張る愛蔵版では、「本気で読みたい」と思う人以外は手に取らないのもたしか。
「アシュラ」の文庫本発売に合わせて、安価な文庫本の上下巻で発売されたことが効を奏したのか、多くの人の目に入るようになったことが、この再評価に繋がったのやもしれません。

それにしても、ドラマ化は驚きです。
本作は「金」をテーマに、それしか信用できない主人公の悲哀を描いた作品ですが、「エグイ」表現や描写が非常に多い

言葉や直接的な暴力、差別描写もありますし、殺人をはじめ主人公の取る行動は「反社会的」の枠を平然と踏み越えています。

こいつを「民放」というスポンサーが付く番組枠でしっかりと再現するのは、不可能に近いと思います(映画ならまだチャンスはあったと思いますけど)。

だから、ある程度の設定の変更、描写の軟化は致し方ないのかなと思います。。

・・・・それにしても、主演が松山ケンイチは無いと思いますけど(w

「デス・ノート」「デトロイトメタルシティ」以降、彼は「何でもこなせる役者」という見られ方なのかもしれませんが。

これと


これでしょ?


全然似て・・・ってあれ?
こうして見ると、以外と似てるな・・(w



それでも個人的には

サダヲさんとか



演技力込みで
香川さんなんか



良い気がしますけどね。

まぁ、数字が取れないわな、この二人じゃ・・・。

〜妄想はとりあえず〜

さて、後はどのくらい表現を変えながら、物語の主題を描き切れるか、ですよね。

原作は「本当に卑しい人間とはどういうものか」を主人公・風太郎を通して告発した作品だった、と僕は考えていますが、この難しいテーマをテレビドラマという枠でどれほど表現できるのか。

主人公の設定が「派遣社員」になっているように、設定を「現代」にシフトしている以上、原作のままの展開はありえないでしょう。
それだけに、この主題をずらさずに描き切れるのかが一番の不安点。

下手に主人公に対する共感が集まるような「感動物」にすりかえる事だけはなんとか避けて欲しいところです・・・。

ただ、公式サイト内のスタッフブログを読むと、プロデューサー氏も非常に苦心しながら、このドラマを作ってるんだな、ということは伝わってきます。
表には出せないけど、色々な所で目に見えない綱引きがあるんだろうなぁ・・・。
そんな苦心と努力の結晶なのですから、基本的には応援しますよ!

まぁ、ケチつけるところはつけますけど(w



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